目次 [表示]
- JALが作ったZIPAIRとは?
- JALが出資する新しいLCC
- JALが設立を決意したLCCの業界事情
- 2020年のコロナ渦で貨物便として運行
- 旅客向けは10月16日に運行開始
- JAL系ならではの機内サービス
- 大きめの機体とゆとりのあるシート
- 機内エンターテイメントは自分のスマホで
- 機内食はスマホで注文可
- その他機内サービス
- 一般的なLCCとの比較
- 料金はLCCらしくJALより格安
- ソウル便は片道8000円から
- 手荷物にかかる追加料金
- 預け入れ手荷物の料金
- 座席指定の料金
- JALが得意な海外路線から就航
- ソウル
- バンコク
- ホノルル
- 将来の路線拡大の見通し
- JALマイレージプログラムとの連携
- JALとのマイレージは貯まるか
- 空港ラウンジは使えるか
- JALとのコードシェアの可能性
- 格安だけどJALらしさの生きたLCC
JALマイレージプログラムとの連携
残念ながら、2020年11月時点でJALのマイレージプログラムとの互換性はありません。ですがLCC業界を見渡すと、独自のマイレージプログラムを用意したり、大手の航空会社と提携している例は少なくありません。
同じJAL系のジェットスターでも、JALと一定の互換性が担保されてます。いずれは、ZIPAIRも足並みを合わせることは十分ありえます。
JALとのマイレージは貯まるか
2020年11月時点では、ZIPAIRに搭乗しても貯まりません。しかし、ジェットスターでは、基本運賃に手荷物や座席指定料金などがセットになったオプション付の運賃を選択すると、区間マイルの25%がJALのマイルとして貯まります。JALのマイルを使ってジェットスターに搭乗することも可能です。
いずれZIPAIRも同様の扱いになる可能性は十分ありえます。
空港ラウンジは使えるか
空港ラウンジのサービスも2020年11月時点では提供はありません。しかし、エアアジアやジェットスターなどのLCCでも、上級クラスなどチケットの種類によってはラウンジ特典が付いています。
ZIPAIRは、成田空港ではラウンジのないLCC用の第3ターミナルでなく、JALと同じ第1ターミナル発着なので、いずれJALのサクララウンジが使えるようになる可能性があります。
JALとのコードシェアの可能性
ZIPAIRでJALマイレージの恩恵を受けられる他の可能性として、JALとコードシェアをする場合があります。例えば、ジェットスターの航空券はJAL便としても販売されています。
成田⇔ソウル(仁川)便は、JALはアライアンスの異なる大韓航空とコードシェアをしていますが、提携先がZIPAIRに変わる可能性はあり得るでしょう。
格安だけどJALらしさの生きたLCC
ZIPAIRは一見すると、最低限のサービスを格安の運賃で提供する従来のLCCと同じように見えます。しかし、コストを抑えながらも、JAL系の名に恥じない高品質なサービスを提供しようという工夫が多数見られます。
コロナで渡航制限が厳しい間は、すぐ旅行で乗れる状況ではありませんが、自由に旅行できるようになった暁には、ZIPAIRの実力のほどを体感してみてください。
出典:ライター撮影