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ハリボーのタイヤ型グミがまずくてヤバい?味の原因成分は?

ハリボーのタイヤ型グミがまずくてヤバい?味の原因成分は?

ハリボーは日本でも人気のドイツ生まれのグミですが、中でもタイヤ型グミ「シュネッケン」がまずすぎると話題を呼んでいます。世界一まずいと言われるほどのハリボーのタイヤ型グミは一体どんなお菓子なのか、どんな味なのか、詳しくご紹介します。

目次 [表示]

ハリボーのタイヤ型グミの味は?

Photo by Spider.Dog

シュネッケンは口に入れた瞬間から独特な味が広がります。最初は甘みと薬っぽい風味が広がり、噛めば噛むほど薬っぽさと苦みが徐々に増していきます。多くの人にとって馴染みのない味なので、おいしいと感じる人は少ないようです。シュネッケンの味は「タイヤやゴムのよう」とよく表現されています。

主原料はリコリス

Photo bysti300p

主成分はリコリスという甘草の一種で、根から抽出された成分が使われています。リコリスはシュネッケンのようなお菓子の他にも、スパイスや薬用として使われることもあります。古くから治療薬としても知られており、現在も咳止めシロップなどに使用されています。

リコリスは健康にいいとされていますが、リコリス菓子には甘味料も多く含まれているため、食べすぎには注意が必要です。

日本人には馴染みのない味

日本にはリコリスを使った食品がなく、日本人にとっては馴染みのない味なので、まずいと感じる人が多いようです。普通に食べるお菓子としては不人気ですが、「日本にはない珍しいお菓子」ということで、海外旅行のお土産としては人気があります。

欧州では子供からお年寄りまで人気

Photo by Leonard Bentley

リコリス菓子は欧州や北アメリカなどでは子供からお年寄りまで人気があります。特に北欧諸国では昔からある国民的なお菓子として親しまれており、スーパーの一角にはリコリス菓子がずらりと並んでいます。

とはいえ、リコリス菓子の人気国でも全員がおいしいと感じるわけではなく、好き嫌いがはっきりとわかれるようです。

欧州のリコリス菓子

Photo by Angelbattle bros

ハリボーのシュネッケンの他にも、欧州にはさまざまなリコリス菓子があります。リコリス菓子は大きく2つのタイプの味に分けられ、1つはシュネッケンのように甘いタイプ、もう1つは塩味のあるタイプです。味も見た目もシュネッケンとは少し違うリコリス菓子を2つご紹介します。

北欧の「サルミアッキ」

Photo by Whenleavesfall

リコリス菓子の中で一番有名と言っても過言ではないのが北欧諸国で大人気の「サルミアッキ」です。

サルミアッキにはリコリスに加えて塩化アンモニウムが入っているのが特徴です。口に入れると強いアンモニア臭と塩味を感じ、シュネッケンなどの甘いリコリス菓子とはまた違った味が感じられます。キャンディータイプが一番有名ですが、グミやチョコレートもあります。

オランダの「ドロップ」

Photo by verchmarco

オランダの「ドロップ」はサルミアッキと同じく、リコリスと塩化アンモニウムを主成分としたお菓子です。オランダでは昔ながらの国民的お菓子として長年愛され続けています。一般的にキャンディーのことをドロップと呼ぶようになったのはオランダのドロップが語源とも言われています。

ハリボーのタイヤ型グミはヤバかった!

出典: https://www.instagram.com/p/B4hZqSzHFkZ/

ハリボーのタイヤ型グミ「シュネッケン」が世界一まずいと言われる理由は、主原料のリコリスにあります。真っ黒でタイヤのように渦巻く見た目と独特な味のシュネッケンは一度食べたら忘れられない印象的なお菓子です。

味の感じ方は人それぞれなので、おいしいと感じるか、まずいと感じるか、ぜひご自身で試してみてください。

りなこ
ライター

りなこ

ドイツ在住。国内海外問わず旅行が大好きで、今の目標はヨーロッパ制覇です!今まで訪れた場所を中心に、旅のお役立ち情報をお届けしていきます。

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