沖縄本島中部エリアの穴場観光スポット2選
沖縄本島中部エリアには、琉球王国の歴史を体感できる「座喜味城跡」があります。貴重な歴史的城壁が残されているにも関わらず、観光客が少なく静かな時を過ごせる秘密の場所です。泡瀬漁港は、市場に並べられた沖縄ならではの色とりどりの魚を見れます。
漁港直営の食堂があり、リーズナブルに沖縄の海産物を楽しめる穴場スポットです。
①座喜味城跡
座喜味城跡は、沖縄本島中部読村村にある15世紀初頭に建てられた城跡です。沖縄には200~300の城があり、マニアックな城跡をめぐるマイナーな旅プランが立てられます。座喜味城跡は、沖縄の城の中でも沖縄最古のアーチ門を拝めます。
アーチ門から空を見上げると一瞬タイムスリップでもしたかのような不思議な感情がこみ上げてくるでしょう。
開場と閉場時間がない世界遺産
座喜味城跡は2000年に「琉球王国グスク及び関連遺産群」として登録された世界遺産です。開場や閉場時間がなく見学は自由で、城跡と朝焼けや夕日の美しい光景を目にできます。世界遺産という名所でありながらも、観光客が比較的少ないので、ゆっくり城跡を散策できるでしょう。
歴史が学べるユンタンザミュージアム
ユンタンザミュージアムは平成30年にリニューアルオープンした歴史民俗資料館と美術館が融合した施設です。座喜味城跡の歴史を学べ、読谷村の民族文化や工芸などを展示物を鑑賞できます。スマートフォンを利用した読谷村の歴史観光ガイドが利用できるので、歴史が苦手でも気楽に楽しめるでしょう。
住所 | 〒904-0301 沖縄県中頭郡読谷村座喜味708-6 |
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公式サイトURL | http://www.yuntanza-museum.jp/ |
FacebookページURL | https://www.facebook.com/yuntanzamuseum/ |
電話番号 | 098-958-3141 |
アクセス | バス:(那覇からの場合)読谷線29・62番(喜名経由)座喜味バス停・上地バス停より徒歩約10分 (名護からの場合)名護線20・120番 喜名バス停より徒歩約30分国道58号線 喜名交差点から約5... |
駐車場 | あり 無料 |
営業時間 | 午前9時~午後6時(入館は午後5時30分まで) |
定休日 | 水曜日・年末年始 |
②泡瀬漁港
沖縄本島中部エリアで、新鮮な沖縄の海の幸を味わうなら、泡瀬漁港は外せません。泡瀬漁港は、安くて沖縄ならではの海の幸が味わえますが、あまり観光客には知られていない秘密のグルメスポットです。泡瀬漁港は釣りのスポットとして有名なので、沖縄旅行で釣りを楽しむマニアックなプランを立ててみるのもいいでしょう。
沖縄の海の幸グルメが豊富
泡瀬漁港には漁港直営の「パヤオ直売店」がおすすめです。漁港直営なので、いつ訪れても新鮮な海の幸グルメに出会えます。食堂以外にも、テイクアウトができるので、丼を片手に海を眺めながらのランチタイムが楽しめるでしょう。テイクアウトはリーズナブルな値段なので、地元住民の買い物客で賑わっています。
海ぶどうが食べられる
泡瀬漁港では沖縄名物の海ぶどう丼があります。観光スポットよりリーズナブルな値段で、しかも漁港に近いため新鮮な海ぶどうを堪能できるでしょう。海ぶどう以外にも、伊勢エビやウニも漁港ならではの値段で食べられるので、マイナーな場所ですが訪れる価値はあります。
沖縄本島南部エリアの穴場観光スポット2選
沖縄本島南部エリアには、話題のSNS映えスポットの「港川ステイツサイドタウン」があります。色とりどりの個性あふれる店舗に、思わず長居したくなるでしょう。住宅地に群生している「首里金城の大アカギ」も、首里城から歩いていける場所にある隠れた名所があります。
①港川ステイツサイドタウン
港川ステイツサイドタウンは、那覇市から車で20分の浦添市にあります。通称、港川外人住宅と呼ばれており、地元住民以外にも徐々に観光客に知られるようになったスポットです。
60年代に外国人向け住宅としてつくられた住宅地ですが、2000年ぐらいに管理会社が「港川ステイツサイドタウン」と名付けました。リノベーションがすすみ、住宅から店舗へ変わった歴史があります。
SNS映え間違いなしの外人住宅リノベーション街
港川ステイツサイドタウンは、まるでアメリカにいるかのような街並みです。通りの入り口にはアメリカの州の名前がつけられた看板も立っています。エリア内の建物は、カラフルで70年代のレトロさが漂い、タイムスリップしたかのような気分を味わえるでしょう。
内装だけでなく、外装も可愛らしく、SNS映え間違いなしのスポットです。
レトロなカフェや雑貨店が充実
港川ステイツサイドタウンは、カフェや雑貨店が充実しており、一軒一軒立ち寄って、お気に入りの一品を探してみることをおすすめします。雑貨店では、沖縄県内で活躍している作家の商品を取り扱っている店舗も多く、沖縄独特のテイストに心奪われるでしょう。
②首里金城大アカギ
首里城跡から南へ向かうと那覇市指定有形民俗文化財の内金城獄があります。石垣で丸く囲まれた内金城獄内に神聖である大アカギの大木が6本まつられている場所です。沖縄にある拝所の中でもアクセスがよく、隠れた名所ですが、スピリチュアルなパワーを感じられるでしょう。
国の天然記念物の大アカギ
大アカギは、昭和47年復帰の日に国指定の天然記念物に指定されました。地元住民らによって大切に守られています。樹齢は推定200年以上とされており、沖縄県内において原生林以外に大アカギ群がみられるのは内金城獄だけです。
神が降り立つ大アカギの伝説
内金城地獄の大アカギには、年に一度だけ神が降りたって、願いごとを聞いてくれるという伝説があります。神々の霊気あふれる神聖な大アカギは、戦火にも耐えてきました。旧暦の6月15日に神が降り立つとされ、願いごとを1つだけ伝えに地元住民や観光客が訪れます。
住所 | 〒903-0815 沖縄県那覇市金城町3-18,3-20 付近 |
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電話番号 | 098-917-3501 那覇市文化財課 |
アクセス | 那覇空港から「ゆいレール」に乗車。首里駅で下車徒歩19分。路線バス(4番15番)石畳入り口バス停下車徒歩2分。 |
営業時間 | 特になし |
定休日 | 特になし |