×

スターアライアンスで世界一周するおすすめコース8選!一時帰国できるコースも!

スターアライアンスで世界一周するおすすめコース8選!一時帰国できるコースも!

世界一周するならスターアライアンスの世界一周チケットがおすすめ!どんなコースで周るのがよいのかを徹底取材。スターアライアンスで世界一周する際のおすすめコースからルール、料金などについてご紹介するサイトです。一時帰国できるコースもあるので参考になります。

目次 [表示]

スターアライアンスとは?

1997年に設立された世界最大の航空連合です。日本を代表する航空会社「全日空」をはじめユナイテッド航空、エアカナダ、タイ国際航空、シンガポール航空、ドイツのルフトハンザ、オーストリア航空など世界各国の名だたる航空会社が名を連ねています。現在では27社が加盟。世界193ヵ国、1,300以上への目的地、1日あたり18,000便以上を運航しています。

スターアライアンス世界一周チケットの料金

スターアライアンスの世界一周航空券の料金は、35万円台から購入可能!予約座席クラス、移動距離により料金が大きく変わってきます。例えばエコノミークラスで29,000マイル以内の移動距離なら35万円台ですが、34,000マイル以内なら42万円台、39,000マイル以内なら49万円台になっているのです。

スターアライアンスの場合、座席クラスがエコノミーのほかプレエコ、ビジネス、ファーストがありますがビジネスの29,000マイル以内なら70万円台、ファーストなら114万円台と大幅に料金が上がるのです。

マイルを使って世界一周特典チケットも買える

スターアライアンスの世界一周航空券は、それなりの料金になることがわかりました。しかし、航空券代を支払わずに世界一周航空券を手に入れる方法があります。それがマイレージで特典航空券を入手する方法になります。

飛行機に搭乗すればマイルがつくほか、クレジットカードで貯めたポイントをマイルに変更したり、ポイントサイトで貯めたポイントをマイルに変更したりも可能。世界一周航空券に必要なマイルはエコノミーで65,000マイル、ビジネスで105,000マイル、ファーストで160,000マイルになります。

世界一周航空券の料金は値上がりしない

通常の航空券は購入シーズンや出発日などにより原則として価格変動しますので注意しましょう。基本的に出発日まで日数があるものは安く、日数が短いものは高くなります。

しかし、世界一周航空券の場合は価格変動せず一律の料金設定になっています。これならゴールデンウィークやお盆シーズン、年末年始に世界一周したとしても航空券の値段が高騰して買えなかった・・・なんてことにはならず安心ですね。

スターアライアンスで世界一周するにあたってのルール

世界一周航空券を買うにあたって注意しなければならないルールがあります。主な注意事項をお教えしますので、チェックしてみましょう。

ルール①出発地と最終帰着地が同一国である必要がある

例えば、東京出発の場合は最終帰着地が東京でなければなりません。しかし、東京出発よりもソウルやバンコク発着の方が少ないマイル数で特典航空券をゲットできることも。

日本から発着地までは別で航空券取っても日本出発より料金が安い場合があります。海外発券も視野に入れてお得な世界一周航空券を狙ってみましょう。

ルール②最低2ヵ所4時間以上の滞在が必要

24時間以下の滞在になるケースは少ないかもしれませんが、最低2ヵ所で24時間以上滞在しないといけません。単なる乗り継ぎで訪問都市を稼ぐのは不可です。

ルール③最大8回の途中降機が可能

世界一周航空券の場合、途中降機(ストップオーバー)は最大で8回までです。途中降機とは24時間以上滞在のことを指します。それが8回までできるということ。できればフルに活用して各都市の滞在を楽しみたいところですね。

ルール④最大で12フライトを組み込むことが可能

世界一周航空券では最大で12フライトを組み込むことが可能。そのうちの8ヵ所で途中降機できるんです。ただし通常の特典航空券の場合、最大区間数や途中降機の回数に制限があります。

しかし、世界一周航空券ですと回数が増え小回りがきくのです。南米やアフリカなどいくつもの都市を飛行機で移動したい場合などには世界一周航空券はぴったりですね。

ルール⑤太平洋・大西洋をそれぞれ1回はフライトで横断する必要がある

太平洋・大西洋を飛行機で越えなければならず、その区間は地上移動できません。東周り、西回りどちらから周ってもOKです。ただし、大幅にルートを逆走することは不可です。

ルール⑥ヨーロッパでの途中降機は最大3回まで

ヨーロッパへ渡る場合、ヨーロッパ内では3回までと制限があるので注意が必要。ヨーロッパの各都市は電車での移動も景色が楽しめますしおすすめです。

また、ヨーロッパには各都市にLCCが就航しており片道1万円以内で航空券を買える機会も多いので、別途航空券を抑えてもよいでしょう。

ルール⑦出発国に戻る最後の国際線搭乗は、最初の国際線搭乗から10日目以降

世界一周する場合、出発日から帰国する便まで10日間以上あいていないといけません。長期のお休みが取りにくい環境の人には少々ハードルが上がるルールといえるでしょう。

ルール⑧分割・一時帰国もOK

先ほど述べた通り、世界一周する場合、出発日から帰国する便まで10日間以上あいていないといけませんから、一時帰国して、世界一周を途中で分割しやめることもできます。

働いている人など長期の休みが取りにくい人は世界一周航空券を分割する方法もあります。夏休みは北半球へ旅行へ行って一時帰国。一時帰国後に再開し、年末年始の休みで南半球へ旅行、など分割して旅行してもいいですよ。

ルール⑨ファーストクラス・ビジネスクラス・エコノミークラスが選択可能

座席クラスを選べるのが世界一周航空券の特徴です。世界一周するにもハードな旅はいやだ、優雅にのんびり旅したいという方はファーストクラスやビジネスクラスがおすすめです。また、航空会社にもよりますがANA(全日空)はプレミアムエコノミーという座席クラスもあります。

座席も広々しており、食事メニューがエコノミークラスと違う、優先チェックイン・優先搭乗がある、ラウンジが使える点など通常のエコノミークラスとは異なる点が多々あります。

ルール⑩電話予約する必要がある

世界一周航空券はホームページでオンライン購入することはできません。電話予約する必要があります。事前に乗りたい便や空席情報を事前に確認しておくとよいでしょう。

電話で発券する場合、2,000円の手数料が別途かかりますので注意しましょう。また、燃油サーチャージやそのほか税金がかかります。

ルール⑪有効期限は1年間

世界一周航空券の有効期限は旅行開始から1年間です。搭乗日の変更は可能ですが、航空会社や区間、座席クラスの変更は不可。便を変更する場合、出発の96時間前までに手続きする必要があります。空席があれば無料で変更できますが、ない場合は別途手数料がかかるので注意が必要。

ルール⑫総移動距離により世界一周に必要なマイルが変わる

出発便~帰国便までの全旅程の区間マイルから必要マイルが決まります。地上移動区間はマイルに含まれません。日本から出発する場合、北半球から順に周り、なるべく南北ぶれずに世界を周ると必要マイル数が抑えられます。

スターアライアンスで世界一周するおすすめコース①

最初にご紹介する世界一周のおすすめルートは日本→バンコク(タイ)→シンガポール→チューリッヒ(スイス)→フランクフルト(ドイツ)→ニューヨーク(アメリカ)→バンクーバー(ヵナダ)→日本です。総移動距離は約21,000マイルで必要マイルはエコノミー85,000マイル、ビジネス125,000マイル、ファースト200,000マイルになります。

このルートですと、ファーストクラスを設置している路線が多く、ファーストクラスで優雅に世界一周した方におすすめのルートです。シンガポーツ航空A380なら最新のスイート・ビジネスクラスが搭載されています。

スターアライアンスで世界一周するおすすめコース②

次にご紹介する世界一周のおすすめルートは日本→バンクーバー(カナダ)→コペンハーゲン(デンマーク)→日本です。総移動距離は15,600マイルほどで最短距離のプランといえます。しかし、世界一周航空券を買うにあたっての必要マイル数は14,001〜18,000マイルの区分となっているので、もったいないです。できればもう少し区間を伸ばしたいところです。

スターアライアンスで世界一周するおすすめコース③

次にご紹介する世界一周のおすすめルートは日本→台北(台湾)→ロンドン(イギリス)→NY(アメリカ)→日本です。総移動距離は17,600マイルほどです。日本人に人気の王道ルートで、世界一周航空券で設定されている一番マイルが少ない区間の制限18,000マイルをギリギリ下回る距離です。少ないマイルでとりあえず世界一周をしたい方におすすめのプランです。

スターアライアンスで世界一周するおすすめコース④

次にご紹介する世界一周のおすすめルートは東京→LA→ラスベガス→シカゴ→NY→フランクフルト(ドイツ)→東京です。アメリカの都市を周るこちらのプラン。総移動距離は17,600マイルほどでこちらも制限の18,000マイルを下回ります。アメリカだけに絞って各都市を訪れたい方におすすめです。

スターアライアンスで世界一周するおすすめコース⑤

次にご紹介する世界一周のおすすめルートは成田→ワルシャワ→ミュンヘン→ボゴタ→クスコ→グアヤキル→ガラパゴス→キト→パナマ→メキシコシティ→成田です。総移動距離は25,000マイルです。はじめにヨーロッパをいくつか訪れたあと、中南米を重点的に周るプランです。中南米は各都市間の航空券もそれほど安くないので世界一周航空券で周るのはお得。

スターアライアンスで世界一周するおすすめコース⑥

次にご紹介する世界一周のおすすめルートは東京→イスタンブール(トルコ)→カイロ(エジプト)→アディスアベバ(エチオピア)→ヨハネスブルグ(南アフリカ)→サンパウロ(ブラジル)→ブエノスアイレス(アルゼンチン)→オークランド(ニュージーランド)→シドニー(オーストラリア)→東京です。総移動距離は28,888マイルです。

上限の29,000ギリギリのマイル数になります。南半球中心に周るプランでこれぞ世界一周!といったルートですね。通常の航空券ですと高くなりがちなルートですので、世界一周航空券で行くことによりお得感が増します。

スターアライアンスで世界一周するおすすめコース⑦

次にご紹介する世界一周のおすすめルートは日本→アディスアベバ→サンパウロ(ブラジル)→リマ(ペルー)→メキシコ→日本です。総移動距離は24,461マイルです。

リマではマチュピチュやウユニ塩湖、ブラジルではイグアスの滝など絶景を見たい方におすすめのルートです。イグアスの滝の最寄りの空港・フォス・ド・イグアスへの直行便はないのでサンパウロからは別途航空券を手配する形になります。

スターアライアンスで世界一周するおすすめコース⑧

最後にご紹介する世界一周のおすすめルートは日本→台北(台湾)→バンコク(タイ)→ミュンヘン(ドイツ)→ローマ(イタリア)→カイロ(エジプト)→ヨハネスブルグ(南アフリカ)→サンパウロ(ブラジル)→ニューヨーク(アメリカ)→ロサンゼルス(アメリカ)→オークランド(ニュージーランド)→シドニー(オーストラリア)→日本です。総移動距離は38,602マイルとなります。

世界一周チケットの上限である39,000マイルギリギリのこのプラン。5大陸すべてを訪れ、文字通り「世界一周」を思う存分堪能したい欲張りさんにおすすめしたいプランです。

特典航空券で取った場合、エコノミークラスだと160,000マイル、ビジネスクラスだと220,000マイルになります。これだけでの移動距離でありながら20万マイルちょっとで取れます。コツコツマイルを貯めれば手の届きやすいマイル数といえるのではないでしょうか。

一時帰国する分割コース

先ほど述べた通り、世界一周チケットを分割して一時帰国するパターンも可能です。例えば、日本からアジア→オセアニアを周り一時帰国し一度分割します。またそこから日本→アメリカ→ヨーロッパと分割して周遊します。長い休みが取れない方はこの方法がよいでしょう。

まとめ

就業中で長期の休みが取れない人は世界一周中に一時帰国して、世界一周航空券を分割するアイデアもあることがわかりました。自分にぴったりのプランは見つかりましたでしょうか。

Saori
ライター

Saori

月1で海外旅行に行っています。弾丸旅行も長期で周遊もします。今まで訪れた国の数は50ヵ国以上。旅人ならではの目線で役立てる情報をお伝えします。

今、あなたにオススメの記事

関連記事

人気ランキング