済州島のおすすめ観光スポット10選！人気＆穴場の見どころをご紹介！

日本から一番近い海外リゾート済州島（チェジュ）は、韓国のハワイと呼ばれているリゾートアイランドです。最近になっておしゃれなカフェなどが多くできて、若い女性だけでなく、色々な年代にも人気があります。済州島には世界遺産も多く、美しい海や景色が綺麗な観光スポットがたくさんあるリゾートアイランドです。おすすめの済州島の観光スポットや穴場のスポットを紹介します。

済州島はチェジュドとも呼ばれ、韓国の南にある大きな島です。今でも昔と変わらない自然が残る島で綺麗な海と滝があり、世界遺産に登録された観光スポットも、たくさんあります。また、ハンラサンや城山日出峰などの観光スポットが、ユネスコの世界ジオパークにも登録されました。オルレと呼ばれるトレッキングのできる小道も多数あって、近年済州島はネイチャーアイランドとして人気があります。

済州島の気候は亜熱帯性気候で、島の中央にそびえるハルラサンと海流が影響し合い、済州島独得の気候になっています。モンスーンなどの影響も受けやすく、海に囲まれているので、海洋性の気候にもなりやすいです。済州島は韓国でも温暖なところにあり、日本と同じように4～5月、9～10月は暖かい日が続くのでこの時期が観光シーズンになります。

韓国首都ソウルからは、金浦空港から国内線の飛行機で、1時間で済州島に到着します。韓国主要都市大邱空港や清州空港、光州空港からも、国内線で1時間ほどで済州島に到着です。金浦空港からは、一番済州島に行く便が多く、釜山からは金海空港から国内線で、また済州島へは船で行くことができ、週3便で12時間20分で済州島に到着します。

済州島には電車が通っていないので、移動方法としてはバスかタクシーでの移動となります。済州島での移動手段としておすすめなのが、バスでの移動です。済州島では、バス路線が改変されて、効率よくバスでの移動ができるようになりました。バスの車内では、英語と日本語のアナウンスが流れるので、降りる停留所を乗り越す心配もなく、近くにある観光スポットも紹介してくれます。

済州島の東側にある、大きな王冠のような形をした火山です。標高182メートルの海底噴火でできた山で、ユネスコの世界遺産にも登録されています。西北側は斜面がなだらかなになっているので、山頂まで登ることができますが、東側は断崖絶壁の山です。山頂からの眺めも素晴らしく、北に牛島、西側には城山里を望むことができます。

城山日出峰の見どころは、下からでも上からでも景色が美しいところです。往復1時間で山頂までハイキングができます。途中、階段のきついところや、坂道はありますが、小さな子供も上れるくらいのコースです。見晴らしの良い場所に休憩スポットもあるので、ゆっくり景色を楽しみながら、無理なく頂上を目指すことができます。

洞窟の長さは8,928メートル、幅2～23メートル、天井の高さは2～30メートルもある溶岩洞窟です。洞窟内の温度は、年間を通じて11～21度を維持しています。数10年前の火山活動によって、流れ出た溶岩が、地下を通り抜けていき、通り道が空洞となって洞窟は、できました。洞窟の壁には、溶岩の流れていた流線がはっきりと残っています。

萬丈窟の見どころは、溶岩流線と溶岩鍾乳が見られることです。溶岩流線は溶岩が流れた後で、線の数が洞窟内をどれだけの溶岩が流れていたのかが分かります。溶岩鍾乳は、溶岩の高温の熱で天井の岩の部分が溶けることでできた鍾乳です。天井から落ちた溶岩が固まってできた、高さ7.6メートルの溶岩石柱は人気の撮影スポットになっています。

約2000年前、噴出して流れ出た溶岩が固まってできたもので、高さ10メートルで長さは30メートルの大きな岩です。龍の頭のように見えるので、龍頭岩と名前が付けられました。薄暗い夕暮れ時になると、龍が動いているように見えるといいます。またこの岩には、天に昇ろうとした龍の伝説が残されている場所です。

龍頭岩の見どころは、波が荒れて波しぶきがかかると、今にも動き出して天に昇るように見えます。いつかの雷によって龍頭岩の頭の部分が損傷してしまい、体だけが残されました。龍頭岩から少し離れたところに龍の蓮池というのがあり、龍がこの池で遊んだという伝説残されています。池の水は、とても澄んでいて綺麗です。

済州島の漢拏山（ハルラサン）は海抜1950メートルある、韓国で一番高い山になります。漢拏山の火山活動が活発だったのは、今から約2万5千年前で、長い年月をかけて現在の景観になりました。1970年に国立公園になり、2002年ユネスコ生物圏保全地域に指定、2010年世界ジオパークとして認証されています。

漢拏山（ハルラサン）の見どころは、白鹿譚と呼ばれる火口湖周辺には1800種類の植物の生息地です。周辺には360ものオルム（側火山）と呼ばれるものがあります。漢拏山の5つある登山コースは、四季折々の花が咲き、秋は紅葉、冬には雪に覆われた、さまざまなハルラサンの姿を見ることができる美しい観光地です。

200メートル～300メートルほどの普通の道路で上り坂なのに、なぜかペットボトルを置くと不思議とスルスルと上がって行く不思議な現象が起こっています。記念撮影をするのにタクシーを止めていると、撮影している間に車が上り坂を上がって行く現象を見つけて以来、マスコミに取りあげられ、世界中に知られるようになりました。

トッケビ道路の見どころは、不思議な現象を体験できることです。ここを訪れる観光客は、思い思いに不思議な現象をカメラで収めようとしています。この不思議な現象は、この地に住むトッケビと呼ばれる小鬼の仕業だと考えたのかわからないですが、韓国語で「トッケビ（小鬼）」と名付けられて有名な観光スポットです。

天と地が出会う池という意味のある滝で、雷のような轟音がする流れは天から降ってくるような勢いがある滝です。滝の周辺には天然記念物のホロトノ木、マツバラン、ツバキ、クストイゲなどが自生しています。夜にはライトアップされ、昼間とは違い、ロマンティックな雰囲気です。

天地淵の見どころは、滝つぼの近くまで行くことができ、写真の撮影ポイントです。天気の良いになど、水しぶきで時折、滝に虹の姿を見ることができます。地淵には仙女たちが、天から舞い降りて滝つぼで水浴びをして楽しんだという伝地です。

世界でも珍しいタイプの海に落ちる滝で、自然の溢れるパアーを感じるスピチュアルスポットです。正方滝は、韓国国内で死ぬまでに行きたい国内旅行100選にも選らばれました。断崖絶壁の海に落ちる滝の高さは23メートルあり、しぶきが風に乗って遠くまで飛んでいきます。良く晴れた日には、滝のしぶきに虹がかかり、太陽に輝いて見えとても綺麗です。

正方滝の見どころは、間近でダイナミックに落ちる滝の、すぐ近くまで行くことができます。滝のすぐ近くまで歩いて行けますが、石がゴロゴロとした岩場を歩くので、足元にはご注意ください。海と滝を一緒に見る眺めは、とても素晴らしい景観です。ただ18時以降は滝へは危険になるため、入ることができません。

済州島漢拏山の麓にあり、今でも済州島の伝統が息づいている村です。昔ながらの暮らしの様子が、そのまま残されています。ここには15世紀の済州島の行政区のひとつ、旌義(チョンイ)県のお城がありました。1984年に重要民俗資料の指定を受け、現在でもこの村には人が生活をしています。

城邑民俗村の見どころは、溶岩を積み上げた作った石垣や家に直接強い風が入るのを防ぐように、曲がりくねった狭い路地が作られたり、済州島ならではの生活の工夫を見たりできます。トルハルバン石像は、済州島の民族文化財です。無形文化財伝習館では、済州島の伝統民謡など無料で公演が観ることができます。

済州石文化公園は、済州島の象徴ともいわれている石をテーマにした公園です。石は済州島の人々の生活に欠かせないものでした。公園では、石と済州島の人々の関わりを紹介しています。石博物館は、トルハルバンなどの石文化や済州島の火山地形について詳しく展示している博物館です。済州島の歴史と伝統文化などが体験できます。

見どころは、野外展示場にある48もあるトルハルバンと防邪塔、童子石、定柱石が展示されています。定柱石は済州島には泥棒がいないので、門はいらない代わりに置かれた石です。亡くなった人の恨みを鎮めるために、墓の周りに建てた童子石はここでしか見ることができない穴場スポットになります。

済州島西側にある龍頭海岸は、綺麗な海と崖の間を歩いて一周できる観光スポットです。上から見ると、龍が海に飛び込むような形をしているように見えるので、名前が付けられました。海岸線の崖には、何千万年にもかけて積もった地層を見ることができる絶景スポットです。

龍頭海岸の見どころは、漢拏山の噴火で流れ出た溶岩の地層の岩壁を、手で触れることができます。右回りと左廻で海岸に出ることができますが、おすすめは「左廻り」です。行く方が楽に海岸を回ることができ、ぐるっと一周するのに1時間はかかります。風が強いは、ゲートは閉鎖されるのでご注意ください。

インスタ映えする可愛いカフェで、口コミが広がり女子に人気のある穴場のスポットを紹介します。フォトジェニックなカフェで、アフタヌーンティーはいかがですか。今日の気分に合わせえてカップとポットを選べます。

済州島西側にある穴場的存在のカフェ・マノロブランでは、アフタヌーンティーを味わうことができるカフェです。紅茶を注文すると、たくさんあるティーポットとカップを自分の好きなものを選ぶことができます。穴場的スポットで、秋ごろになると大きな庭一面に、ピンク色のススキが広がり、キュートで可愛いスポットに変身です。フォトジェニックな写真がたくさん撮れます。
 

済州島は、韓国国内からも訪れるくらい人気があり、今では世界中から済州島に観光客が訪れるまでになっています。豊かな自然を満喫でき、美味しい海鮮料理を思う存分味合うことができる魅力あるリゾートアイランドです。まだ地元の人しか知らない穴場的な観光スポットもあります。大人も子供も楽しめる済州島で楽しい時間を過ごしてください。