アイスランドの面積ってどのぐらい？日本と比較して大きさをわかりやすく解説！

「アイスランド」という国名は耳にしますが、どこにある国で、どのぐらいの大きさなのか、パッと浮かぶでしょうか。アイスランドは、北アメリカとヨーロッパの間の北大西洋に浮かぶ島国で、北極圏すれすれに位置する北欧の一国です。

アイスランドは首都が世界最北ですが、島国であるためほかの北欧諸国よりあたたかく、平均気温は7月に11度、12月でも0度前後です。日本よりも活火山が多い一方で、氷河が国土の1割以上を覆っており、「火と氷の国」とも呼ばれます。

水産物や自然エネルギーなどの資源が豊かで、生活水準が高く、治安の良さは世界トップです。

アイスランドの面積は10.3万平方キロメートルで、世界196の国のなかでは105位です。ヨーロッパ54か国では21位、北欧5か国（アイスランド・ノルウェー・スウェーデン・フィンランド・デンマーク）では下から2番目に数えられます。

37.8万平方キロメートルの日本とくらべると、アイスランドはおよそ4分の1です。

アイスランドの人口は約34.8万人であり、世界196の国のなかでは171位です。ヨーロッパ54か国のなかでは49位で、北欧5か国では最下位であり、群を抜いています。日本（約1億2744万人）とくらべると、アイスランドの人口は300分の1にも届きません。

アイスランドの人口密度は3人／平方キロメートルで、世界196の国のなかでは下から4番目です。ヨーロッパ54か国では最下位で、53位のカザフスタン（7人）の約2分の1、日本（337人）とくらべると、約100倍の差があります。

アイスランドの面積は10.3万平方キロメートルで、北海道（8.3万平方キロメートル）の約1.2倍です。アイスランドの国土は、北海道より少しだけ大きく、北海道と四国をあわせた大きさ（約10.2万）とほぼ一致します。

アイスランドの人口は約34.8万人で、北海道（約530万人）の約15分の1倍です。アイスランドの人口は、北海道で3番目に人口が多い函館市（約26.6万人）よりも多く、2番目の旭川市（約34万人）とほぼ一致します。

アイスランドの人口密度は3人／平方キロメートルで、北海道（64人／平方キロメートル）の約19分の1倍です。日本の8地方・47都道府県どちらにおいても最下位の北海道を、国であるアイスランドは大幅に下回っており、密度の低さがよくわかります。

アイスランドの面積は10.3万平方キロメートルで、本州（23.1万平方キロメートル）の半分にも届きません。アイスランドの面積は、東北・関東の2地方に山梨県をあわせた広さ（10.4万）とほぼ一致します。

アイスランドの人口は約34.8万人で、本州（1億381万人）の約300分の1倍です。アイスランドの人口は、日本の中核都市（30万人以上）と同程度であり、福島県いわき市・埼玉県川越市・大阪府大槻市などとほぼ一致します。

アイスランドの人口密度は3人／平方キロメートルで、本州（449人／平方キロメートル）の約130分の1倍です。本州の人口密度をアイスランドと同じにすると、人口は約69.4万人（島根県とほぼ同じ）のみに減ります。アイスランドの人口密度は、日本の過疎村と同程度であり、町村の下から20番以内に入る低さです。

アイスランドの面積は10.3万平方キロメートルで、九州（4.2万平方キロメートル）の約2.5倍です。アイスランドの大きさは、九州・沖縄・四国・中国に兵庫県をあわせた広さ（約10.4万）とほぼ一致します。

アイスランドの人口は約34.8万人で、九州（約1301.3万人）の約35分の1倍です。アイスランドの人口は、福岡県の久留米市（約30.5万人）・福岡市東区（約30.6万人）の人口とだいたい一致します。

アイスランドの人口密度は3人／平方キロメートルで、九州（308人／平方キロメートル）の約90分の1倍です。九州の人口密度をアイスランドと同じにすると、約12.7万人（九州で中ぐらいの市1個分）のみに減ります。

首都レイキャビクの面積は275平方キロメートルで、東京23区（627平方キロメートル）の半分もありません。レイキャビクは、千代田・中央・港・新宿・文京・台東・墨田・江東・品川・目黒・大田・世田谷の12区の広さとほぼ同じです。

首都レイキャビクの人口は約12.3万人で、東京23区（約920.6万人）の約75分の1倍です。レイキャビクには高層ビル群も大混雑もありませんが、全人口の3割以上が住んでいます。東京23区（全人口の0.7割）とくらべると、アイスランドの人口の少なさが歴然です。

レイキャビクの人口密度は448人／平方キロメートルで、東京23区（14,689人／平方キロメートル）の約30分の1倍です。東京23区の人口密度をレイキャビクと同じにすると、人口は約28万人（目黒区とほぼ同じ）に減ります。

アイスランドの面積（10.3万平方キロメートル）は、オーストラリア（769.2万平方キロメートル）の約75分の1倍です。国土の中央に広大な砂漠がつづくオーストラリアと人口密度が同じだと考えると、アイスランドの人口密度の低さがよくわかります。

アイスランドの面積（10.3万平方キロメートル）は、ナミビア（82.4万平方キロメートル）の約8分の1倍です。アイスランドの国土は、南北で温帯と寒帯に二分されますが、アフリカ大陸南西岸にあるナミビアはすべて乾燥帯であり、草原と砂漠でおおわれています。

アイスランドの面積（10.3万平方キロメートル）は、モンゴル（156.4万平方キロメートル）の約15分の1倍です。首都をくらべると、緯度はアイスランド64度・モンゴル47度ですが、冬の平均気温はアイスランドは0度前後に対し、モンゴルは氷点下20度ぐらいまで冷え込みます。

アイスランドの面積は北海道より少し大きく、北海道と四国をあわせた広さとほぼ同じです。火山や寒さにより農耕に向かない土地なので人口は少なく、なんと日本の中核都市とならびます。人口密度が低いことで、豊かな資源の恩恵を得やすく、治安は世界トップクラスで、壮大な自然もそのまま残っているのが魅力です。