都内にいながら静岡気分！アンテナショップで静岡の名物が買えちゃう！

都内にも静岡名物が買えるお店がアンテナショップをはじめとして数店舗あり、静岡を感じたいときにおすすめです。アンテナショップはとくに品ぞろえが豊富であり、店内に入るだけで静岡に来た気分を楽しめます。静岡旅行の予習としておいしい名物や土産を探すのも楽しく、おすすめです。

都内で静岡名物を常時販売しているお店は秋葉原にある静岡アンテナショップと豊洲にあるスーパーです。売り場は小規模ですが、東京駅・浅草・羽田空港などにある全国の土産物を扱うショップでも静岡名物の取り扱いがあります。

静岡アンテナショップは物産館が集まる銀座・有楽町エリアにある交通会館にも入っていましたが、2020年に閉店しました。 

ふじのくに おいしい処静岡「おいしず」は、秋葉原駅の高架下の「ちゃばら」というビルに入っているアンテナショップです。ちゃばら内にある「日本百貨店しょくひんかん」という全国の各地方の物産館が並ぶなかの1区画にあります。

取扱商品はお茶・銘菓・地酒・缶詰など多岐にわたり、静岡県外のお店や通販では手に入れにくい名物もあります。

ふじのくにおいしい処静岡と同じフロアには、静岡おでんが食べられる飲食店「駿河屋賀兵衛」もあります。駿河屋賀兵衛は静岡県に本店がある海鮮バルで、ちゃばら秋葉原店では静岡おでんや静岡食材を使った定食が人気です。静岡おでんは黒いおつゆが染みたおでんで、白米にもお酒にもよくあいます。

「フードストアあおき」は静岡県東部や伊豆半島のローカルスーパーで、東京豊洲店は都内で唯一の店舗です。都内のスーパーではあまり見かけない静岡県産食材や、黒はんぺん・富士宮焼きそばなどのご当地グルメなども取り扱っています。

「諸国ご当地プラザ」は全国の土産をそろえた物産館で、東京店は東京駅地下にある「東京駅一番街」に入っています。静岡土産はつねに3～6種類の取り扱いがあり、こっこや安倍川もちをはじめとする土産菓子が中心です。

デパート「高島屋」では食料品フロアにある「銘菓百選」というコーナーで、全国の銘菓を取り扱っています。静岡の銘菓は店舗や曜日別に2～5種類の取り扱いがあり、とくに新宿高島屋の品ぞろえが豊富です。丁葛（ちょうくず）・追分羊羹（おいわけようかん）などの和菓子が中心で、うなぎパイの取り扱いもあります。

秋葉原のちゃばらにある静岡アンテナショップでは静岡県を代表する土産菓子がとくに人気です。店頭には手に取りやすい少量パックを中心に取り揃えてあるため、気になった商品をいろいろと買ってみるのもおすすめです。

うなぎパイは浜松市の銘菓で、静岡県を代表するお土産の1つです。うなぎエキスやガーリックなどが配合されたユニークでおいしいパイで、県内外で広く愛されています。うなぎパイは割れやすいため正規品は通販できないこともあり、アンテナショップにわざわざ買いに来る人も多いです。

安倍川もちは静岡市発祥の銘菓で、江戸時代から東海で愛されています。一説では徳川家康が安倍川沿いの金山に視察に来た際に献上されたきなこもちを気に入り、「安倍川もち」と名付けたそうです。静岡名物の安倍川もちはきなこもち・あんこもちのセットで販売しており、2種類のモチモチなおもちが楽しめます。

こっこは静岡市の名物で、静岡県内では定番土産として老若男女から愛されています。中にミルククリームが入った小ぶりの蒸しケーキで、たまごが香るやさしい味わいです。アンテナショップではプレーン味を常時販売しており、不定期で濃い抹茶味・いちご味・バナナ味なども販売しています。

バリ勝男クンは焼津市の人気土産で、焼津産カツオを使ったかつお節チップスです。味が濃くておつまみやおやつにぴったりで、バリッパリッとした薄いチップスとピーナツの食感が癖になります。アンテナショップで取り扱っているのは静岡限定のお土産シリーズで、しょうがしょうゆ・わさびマヨ・辛口の3種類です。

富士山サイダーは静岡県のご当地サイダーで、さわやかな色味とレトロなラベルがかわいいと人気です。サイダーは富士山頂の澄んだ空気をイメージして、甘さを抑えてスッキリと爽快なのど越しに仕上げてあります。富士山サイダーと同じメーカーで製造されているしずおか茶コーラもおすすめです。

秋葉原にあるアンテナショップでは静岡県内で愛されている名物グルメもおすすめです。アンテナショップでは黒はんぺん・わさビーズ・あげ潮・あじろなど全国的にはマイナーな名物も取り扱っています。県内でとくに人気な名物や全国的にめずらしい名物は、静岡名物に縁がなかった人にもおすすめです。

あげ潮は浜松市の老舗洋菓子店が手掛けるクッキーで、静岡県内ではおやつや手土産として広く愛されています。一口サイズの軽い食感のクッキーで、表面のコーンフレークがサクサクと心地よいです。味わいはユニークで、レーズン・オレンジピール・くるみの風味がよく、癖になります。

お茶羊羹（ようかん）は茶葉を練り込んだようかんで、静岡県内のお茶産地を中心にお茶うけとして愛されています。三浦製菓のお茶羊羹は静岡茶のなかでも高級茶の川根茶を使っており、甘さとともにお茶の苦みや渋みもあって深い味わいです。

1個30グラムの食べきりサイズで筒状容器に入っているため、気軽に手も汚さずに食べられます。

黒はんぺんは焼津市・清水市が発祥のご当地グルメで、近年はB級グルメとしても注目されています。一般的な白はんぺんとは異なり青魚を骨ごと使っているため、色は灰色で食感はつみれに近いです。食べ方は焼き・フライ・おでんなどが定番ですが、多くはゆでた状態で売られているためそのままでも食べられます。

亀まんじゅうは御前崎市の名物まんじゅうで、静岡県内では縁起物の手土産やお茶うけとして愛されています。亀の形のまんじゅうは全国でも珍しいですし、かわいらしいため、お土産にも人気です。サイズは箱入りの中・大・特大と袋入りのミニがあり、アンテナショップではミニ・小・中を中心に不定期で入荷しています。

ハリスさんの牛乳あんパンは下田市のご当地パンで、静岡県内外で注目され、アンテナショップでは金曜限定で入荷されています。キノコ型の小ぶりなパンで、自家製こしあんとソフトバターの2層に仕立ててあります。あんは甘さが控えめでバターとともに口当たりがよく、牛乳入りの生地はしっとりとおいしいです。

都内のアンテナショップでも静岡気分を味わえますので、訪れてみてはいかがでしょうか。アンテナショップではうなぎパイ・こっこ・安倍川もちなどの有名な静岡土産が人気です。あげ潮・黒はんぺん・ハリスさんの牛乳あんパンなど、都内のお店ではあまり見かけないローカルグルメも取り扱っています。