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冬の富山観光でおすすめスポット18選!人気の見どころをご紹介!

冬の富山観光でおすすめスポット18選!人気の見どころをご紹介!

富山県内の個性豊かな博物館・美術館を巡ったり、冬に美味しい富山湾グルメを味わったり、雪景色や温泉など冬の富山観光はバラエティーに富んでいます。冬のおすすめスポットや見どころ散策のヒントなど富山観光を楽しめるプランをご紹介します。

目次 [表示]

はじめに

冬の富山観光を楽しみませんか?

Photo by Masashige MOTOE

3,000メートル級の立山連峰から肥沃な富山平野、そして富山湾と豊かな自然や大地に恵まれた富山県には、たくさんの名所や観光地があります。日本海側なので冬は雪や雨の日が多く、観光には不向きな季節と思われがちですが、雪景色やグルメなど冬ならではの楽しみ方、さらに冬でも楽しめる屋内スポット巡りやほっこり癒やされる旅行ができます。

富山湾の冬グルメが美味しい

富山湾は陸地から一気に深海まで沈み込む海域を持つため、日本国内でも屈指の漁場であり、獲れる魚介類の種類が多いことで知られています。冬の海の幸を代表する寒ブリやベニズワイガニをはじめ、寒さで脂が乗り、身が引き締まった魚の美味しさは格別です。

寒ブリ

富山湾と言えば寒ブリを思い浮かべる人も多いでしょう。とくに氷見漁港に水揚げされる「ひみ寒ブリ」はブランドとしても有名で、脂がたっぷりのった寒ブリを味わうためにわざわざ訪れる人も多いです。

ベニズワイガニ

冬の日本海の味覚の王者ズワイガニよりも早く漁期を迎えるベニズワイガニは、富山では「高志の紅カニ」の名でブランド化されています。富山湾で獲れるため、より、新鮮なカニが水揚げされるのが特徴です。

ウマヅラハギ

カワハギの仲間で冬の水揚げが多いウマヅラハギは、肝醤油で食べる刺身が絶品だと人気が高まっています。魚津市では「魚津寒ハギ」と銘打ったブランド化を進めています。刺身のほか、干物や鍋物も絶品です。

ゲンゲ

富山湾の深海部に生息するゲンゲは見た目とゼラチン質のヌメヌメ感から、かつては「下の下」と卑下されていました。近年では美味しい魚として評価され「幻魚」の文字を充てています。ゲンゲも冬の旬として人気です。

冬のおすすめ富山観光:屋内のスポットに出かける

屋内見どころスポット①富山市ガラス美術館

Photo by chinnian

富山市は長年、ガラスの街づくりを進めてきましたが、その拠点の一つとして現代グラスアートを一堂に展示しているのがガラス美術館です。建築家の隈研吾さんが手掛けた建物の外観が斬新で訪れる人の目を引きます。館内にはグラス・アート・ガーデンや富山ゆかりの作家の作品が常設展示され、見どころ満載の人気スポットです。

富山市ガラス美術館のデータ・アクセス

  • 館内:常設展のほか、企画展も行われています。また、カフェやミュージアムショップもあります
  • 常設展観覧料:一般・大学生200円
  • 休館日:第1・3水曜日、年末年始
  • アクセス:富山駅から市電で約12分のグランドプラザ前か西町で下車

富山市ガラス美術館 – ホームページ
富山市ガラス美術館のホームページです。

屋内見どころスポット②廣貫堂資料館

「富山の薬売り」は江戸時代から全国にその名が広がり、今も置き薬の越中売薬として根強い人気があります。富山市にある廣貫堂(こうかんどう)は1876年創業の製薬会社で、昔懐かしい貴重な資料や道具などを一般に公開しています。映像やジオラマを通して、薬売りの歴史や文化に触れてみましょう。

廣貫堂資料館のデータ・アクセス

  • 館内:廣貫堂シアター、売薬展示室、売薬版画、ジオラマがあります
  • 入館料:無料 10人を超える団体の場合は申し込みが必要です
  • 休館日:年末年始
  • アクセス:富山駅から市電で約15分の広貫堂前で下車

株式会社広貫堂|医薬品、医薬部外品等を製造する「広貫堂」はくすりの富山を代表する製薬会社です。
医薬品、医薬部外品等を製造する「広貫堂」はくすりの富山を代表する製薬会社です。

屋内見どころスポット③八尾おわら資料館

Photo by akikoyanagawa

富山市八尾町で江戸時代から伝わる越中おわら節を夜通し踊る「おわら風の盆」は毎年9月に行われ、多くの観光客でにぎわう人気の行事となりました。その祭りの様子を紹介しているのが、八尾おわら資料館です。衣装などの展示や大型スクリーンでの映像を通し、八尾の人々に愛されてきた風の盆の雰囲気を少しでも味わいたいですね。

八尾おわら資料館のデータ・アクセス

  • 館内:映像展示室、資料展示室、休憩室があります
  • 入館料:大人210円、高校生以下無料
  • 休館日:年末年始
  • アクセス:JR富山駅から高山本線で越中八尾駅下車、コミュニティーバスを利用

富山市 八尾おわら資料館

屋内見どころスポット④ほたるいかミュージアム

富山湾を代表する魚介類の一つがホタルイカです。春が旬ですが、その生態を1年中見て学べることができるのが、滑川市の「ほたるいかミュージアム」です。道の駅ウェーブパークなめりかわの中にあり、春のシーズンにはホタルイカの発光ショーが見られます。冬は深海性プランクトンの発光ショーに変わり、見ごたえがあります。

ほたるいかミュージアムのデータ・アクセス

  • 館内:ミュージアムのほか、レストラン、おみやげマーケット、温浴施設があります
  • 入館料:大人600円、小人300円(ホタルイカが見られる時期は料金が変わります)
  • 休館日:火曜日、年末年始
  • アクセス:あいの風とやま鉄道の滑川駅から徒歩8分

道の駅 ウェーブパークなめりかわ [富山県滑川市]
道の駅 ウェーブパークなめりかわ [富山県滑川市]

屋内見どころスポット⑤魚津埋没林博物館

2,000年前の片貝川の氾濫で流れた土砂によって埋められた杉の原生林が、今も残されている「魚津埋没林」です。「魚津埋没林」は国の特別天然記念物に指定されています。埋没林そのものを見て学ぶことができる魚津埋没林博物館では、魚津市のもう一つの不思議な自然現象である蜃気楼のコーナーもあり、見どころ豊富な施設です。

魚津埋没林博物館のデータ・アクセス

  • 館内:テーマ館、企画展示室、ハイビジョンホール、展望台などがあります
  • 入館料:大人530円、小中学生260円 無料で入れるエリアもあります
  • 休館日:冬場は木曜日、年末年始
  • アクセス:あいの風とやま鉄道の魚津駅、富山地方鉄道の新魚津駅からタクシーで5分

特別天然記念物 魚津埋没林博物館

屋内見どころスポット⑥高岡市万葉館

万葉集の代表的歌人である大伴家持が高岡の国守に在任したことが縁で平成2年に開館した万葉歴史館は、万葉集に親しんだり、学んだりする人たちが大勢訪れています。万葉集は元号「令和」の原典として注目されており、いま一番ホットなスポットです。敷地内には春夏秋冬それぞれの庭園があり、歴史館の見どころにもなっています。

高岡市万葉館のデータ・アクセス

  • 館内:常設展示室、企画展示室、四季の庭があります
  • 入館料:一般300円、中学生以下無料、65歳以上240円
  • 休館日:火曜日、年末年始
  • アクセス:JR氷見線の伏木駅からタクシーで5分

高岡市万葉歴史館|大伴家持が来た越の国[富山県高岡市]
越中国守大伴家持ゆかりの富山県高岡市にある万葉集の博物館。企画展示以外に上代文学関連の五万件近い図書や論文を公開。行事・刊行物・観光情報やデータライブラリーなどがあります。

屋内見どころスポット⑦となみ散居村ミュージアム

富山県西部の砺波平野には、田園地帯に農家が点在する「散居村」と呼ばれる独特の農村風景があり、富山を代表する名所になっています。この農村文化を伝えているのが、となみ散居村ミュージアムです。歴史や民俗資料の展示を通して、砺波平野に散居村が根付いた背景などを知ることができます。天気が良ければ、ミュージアムの敷地内を散策するのも楽しいですよ。

となみ散居村ミュージアムのデータ・アクセス

  • 館内:民具館、情報館、伝統館、交流館の4つの施設があります
  • 入館料:民具館のみ大人100円 ほかは無料です
  • 休館日:水曜日、第3木曜日
  • アクセス:高岡駅及び新高岡駅からJR城端線で砺波駅下車、車で7分

となみ散居村ミュージアム

冬のおすすめ富山観光:観光地・名所を歩く

おすすめ観光地・名所散策①冬の五箇山

Photo by sun_summer

世界文化遺産の五箇山は日本の木造建築文化を代表する合掌造りの集落があり、どの季節でも多くの観光客を楽しませている名所です。岐阜県白川郷が大規模集落であるのに対し、五箇山の相倉は中規模、菅沼は小規模の集落で形成されています。山々に囲まれた相倉と秘境の雰囲気が漂う菅沼の両集落を訪ね歩いてみましょう。

雪景色が美しい

合掌造りを最も美しく見せてくれるのが冬の雪景色です。豪雪地帯だからこそ昔から人々が生活の知恵を結集させ合掌造りの家々を築いてきました。しんしんと雪が降り積もる見事な景観はインスタ映えするため、冬の観光地として人気があります。アクセスは新高岡駅もしくは城端駅から世界遺産バスを利用するのが便利です。

【公式】世界遺産五箇山 観光情報サイト~五箇山彩歳~

おすすめ観光地・名所散策②港町・岩瀬

富山市の神通川河口にあり、北前船が入港する港町としてにぎわった岩瀬は、今も当時の面影を残す町並みが旧北国街道沿いに残っています。国指定文化財の廻船問屋やレトロな商店など見どころが多い観光地ですが、雪をかぶった立山連峰や富山湾を一望できる富山湾展望台は人気のスポットで、天気のいい日にはぜひ立ち寄りたいですね。

ポートラムでアクセス

岩瀬へは、富山駅北口から岩瀬浜駅を結ぶ富山ライトレール「ポートラム」で訪れるのが一番便利です。赤字ローカル線だったJR富山港線を地元の熱意で新しい交通体系として誕生させたのがライトレールで、本数増など利便性がアップしました。路面電車とローカル線の良さを併せ持った電車にのんびり揺られる鉄道の旅も冬にはおすすめです。

富山ライトレール

おすすめ観光地・名所散策③鋳物のまち・高岡

江戸時代から高岡を代表する産業が鋳物業で、市内の金屋町を中心に栄えました。金屋町にある小さな博物館の高岡市鋳物資料館では、鋳物業の歴史や技術を紹介しています。また金屋町には往時の雰囲気を残す格子の家が連なり、鋳物工芸を体験できる工房に立ち寄ったり、散策をして歩くだけでも楽しい観光地です。

技を駆使した高岡大仏も名所

鋳物業の技を駆使した高岡銅器を象徴するのが、高岡市のシンボルで日本三大大仏の高岡大仏です。もともと木造だった大仏を青銅製で再建したものです。高岡駅から商店街を抜けて住宅街に入ったところに、青銅製の高さ約16メートルの大仏が鎮座しています。大仏の台座の下は回廊になっており、仏画を見学することができます。

高岡大仏
高岡大仏は、富山県高岡市(北陸新幹線で金沢〜新高岡間 約14分)にある高さ約16メートルの阿弥陀如来坐像で、奈良・鎌倉の大仏と並び「日本三大仏」とも称されています。

おすすめ観光地・名所散策④歴史のまち・高岡

高岡は加賀前田家の2代藩主・前田利長が築いた城下町です。高岡城はその後の一国一城令で廃城となりましたが、その遺構は古城公園となり、今は散策に訪れる人たちの憩いの場になっています。公園内には無料で見学できる市立博物館や越中総鎮守一宮の射水神社があり、訪ね歩くことをおすすめします。

富山県唯一の国宝を持つ瑞龍寺

高岡駅から南に15分ほど歩いたところにある瑞龍寺は、利長公を弔うために3代藩主の利常が約20年の歳月をかけて創建しました。江戸時代初期の禅宗寺院建築である仏殿、法堂、山門は富山県唯一の国宝に指定されており、そのほかの建物も国重要文化財ぞろいで、境内の荘厳な雰囲気は冬の凛とした厳しい寒さにもマッチしています。

瑞龍寺モバイル版公式サイト

冬のおすすめ富山観光:ほっこり観光を楽しむ

ほっこり観光①宇奈月温泉で雪見風呂

富山県内で人気の高い温泉郷といえば黒部の宇奈月温泉です。「つべつべ美肌の湯」として知られ、シーズンには黒部渓谷を訪れる観光客が立ち寄り、疲れを癒やしていきます。観光地を結ぶ黒部峡谷鉄道が冬季休業となる冬は温泉郷が雪景色に包まれ、のんびりと雪見風呂を楽しもうという湯治客が訪れています。

冬の花火大会も

宇奈月温泉に来たら日帰り湯でゆっくりするのもいいですが、旅館やホテルに宿泊することをおすすめします。例年、冬には雪上花火大会が催されるからです。ぐっと冷え込んだ夜空に色とりどりの大輪が開くようすは雪景色とも相まって、夏の花火とは違った感動が味わえます。花火見物で冷えたら温泉で温まりましょう。

黒部渓谷 宇奈月温泉 公式サイト

ほっこり観光②「べるもんた」に乗ろう

Photo by Juratone

高岡駅を起点にしたJRローカル線の城端線と氷見線で、観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称・べるもんた)が運行されています。田園風景や富山湾などの車窓が楽しめるのはもちろんですが、すし職人が乗車しており、予約をすれば富山湾鮨や飲み比べセットなど海の幸や地酒が味わえるプランも用意されています。

雨晴海岸の絶景を車窓から眺める

日曜に運行する氷見線では、一番の見どころが雨晴海岸沿いの車窓です。晴れていれば、富山湾の向こうに雪をかぶった立山連峰が見られ、圧巻の景観に思わずため息がもれてしまうほどです。土曜は城端線を運行します。城端駅は五箇山の入り口にあり、駅から10分ほど歩くと越中の小京都と呼ばれる観光地の町並みを楽しむことができます。

富山県の観光列車「べるもんた」 | 富山湾鮨グルメと絶景を観光列車で楽しもう
2015年10月よりJR西日本の城端線・氷見線で観光列車「ベル・モンターニュ・エ・メール」が運転を開始しました。

ほっこり観光③スタバでコーヒーを飲もう

富山市に来たら絶対立ち寄りたいカフェがスターバックスコーヒー富山環水公園店です。「世界一美しいスタバ」として一躍注目され、多くの人でにぎわう人気店です。ガラス張りの店内からは富岩運河を生かした環水公園を一望し、冬は立山を眺める雪景色など四季折々の楽しみ方ができる名所になっています。

散策スポットの環水公園

スタバのある環水公園は運河の名残を今に伝える「富岩運河環水公園」として整備されました。港と工業地帯を結ぶ水運の歴史を物語るとともに、今は市民や観光客の憩いの場になっています。公園周辺にはスタバのほか、レストランや富山県美術館があって散策も楽しめます。シーズンには運河を往復する遊覧船も運航されています。

富山環水公園店|スターバックス コーヒー ジャパン

ほっこり観光④富山ぶりかにバスで市場巡り

富山湾の豊かな海の幸などを味わったり、お土産にしたいという観光客に便利なのが、JR富山駅と市場や漁港のある新湊、氷見を結んでいる「富山ぶりかにバス」です。新湊では昼せりも見学できる観光名所の「きっときと市場」を経由。寒ブリや高志のカニといった富山湾のブランド水産物をぜひ買い求めましょう。

ひみ番屋街には温泉も

ぶりかにバスのもう一方の起点が氷見市にある場外市場「ひみ番屋街」です。富山湾で水揚げした新鮮な水産物をお土産に買ったり、フードコートや飲食店、回転ずしでのグルメを味わうこともできます。氷見温泉郷の日帰り天然温泉「総湯」も併設しており、冷えた体を温める温泉が地元住民や観光客に人気です。

新湊きっときと市場|新湊うまいもん株式会社
とやまの真ん中に、待望のフィッシャーマンズワーフ誕生!! とやまの自慢、きっときとな新湊の魚を直送しています。また、日本海、海王丸、立山連峰の眺望が楽しめるレストランや、色々なイベントを開催しています。
氷見漁港場外市場 ひみ番屋街
氷見の寒ブリ」で知られる海辺の街、氷見市。中でも富山湾越しにそびえる立山連峰と、氷見市沖に浮かぶ唐島(からしま)を一望できる海岸沿いのこの上ないロケーションに「氷見漁港場外市場 ひみ番屋街」と「氷見温泉郷 総湯」はオープンしました。

ほっこり観光⑤海王丸パークで遊ぼう

Photo by kushii

射水市にある海王丸パークは、商船学校の練習船だった帆船「海王丸」の一般公開をはじめ、日本海交流センターやバードパークなど一日ゆっくりと遊べるゾーンになっています。海王丸では操縦室や機関室など見たり、甲板に立って船員気分に浸ったりと、家族連れで訪れたいですね。

海王丸パークは恋人の聖地にも

海王丸が進水式を行ったのがバレンタインデーだったことにちなみ、海王丸パークは「恋人の聖地」にも選ばれており、「幸せ」にちなんだグッズ販売やイベントも行われています。イルミネーションに彩られた海王丸への夜のデートもいいですね。

海王丸のデータ・アクセス

  • 入館料:高校生以上400円、小中学生200円、ファミリー券もあります
  • 休館日:水曜日、年末年始
  • アクセス:高岡駅から万葉線で海王丸駅下車、徒歩10分、富山駅からぶりかにバスで海王丸パーク下車

海王丸パーク | 公式ホームページ
帆船海王丸を中心とした憩いのベイエリア。船と港と海を安全に体験、広い敷地でのびのび遊べます。イベント、総帆展帆、海洋教室など感動がいっぱいです。ぜひ、遊びに来てね!

冬のおすすめ富山観光:藤子不二雄に出会う

出会いの場①高岡ふるさとギャラリー

漫画「ドラえもん」の作者である藤子・F・不二雄(藤本弘)さんの故郷・高岡市の市美術館ふるさとギャラリーには、藤子・F・不二雄さんが手掛けた「ドラえもん」「パーマン」「チンプイ」などの原画やデビュー前の漫画原稿などが展示されています。オリジナルのショートムービーの上映や企画展、ミュージアムショップも人気です。

万葉線ドラえもんトラム

高岡駅前から射水市新湊の越ノ潟駅を結ぶ万葉線には「ドラえもんトラム」と呼ばれる車両が運行されています。ドラえもんカラーの青を基軸に、ドラえもんや仲間たちのイラストが描かれ、車両の天井にはタケコプターで空を飛ぶキャラクターがイメージされています。乗っているだけで大人でも楽しい雰囲気にしてくれます。

高岡ふるさとギャラリーのデータ・アクセス

  • 入館料:大人500円、シニア(65歳以上)400円、高校生・中学生300円、小学生・幼児200円、3歳以下無料
  • 休館日:月曜日、年末年始
  • アクセス:万葉線の志貴野中学校前駅から徒歩10分

高岡市 藤子・F・不二雄 ふるさとギャラリー
富山県高岡市美術館内の藤子・F・不二雄ふるさとギャラリーは、藤子・F・不二雄の「まんが」の原点に触れると共に、作品の楽しさ、おもしろさの数々に触れることができるギャラリーです。
万葉線株式会社
会社情報、時刻表、運賃案内、沿線マップ、観光施設案内、ロケ地、万葉線を愛する会、特典協力店舗

出会いの場②氷見潮風ギャラリー

Photo by Juratone

漫画「忍者ハットリ君」や「笑ウせぇるすまん」の作者である藤子不二雄(A)(安孫子素雄)さんの故郷・氷見市には、潮風ギャラリー「藤子不二雄(A)アートコレクション」があります。藤子不二雄(A)さんが手掛けた漫画の原画などが展示されているほか、デジタルまんがスクリーンの体験や青春時代を過ごしたトキワ荘の再現コーナーも人気です。

ラッピング列車やバスも

JR氷見線には「忍者ハットリ君」のラッピング列車、氷見市街地周遊バスには「怪物くん」のラッピングバスが運行されており、観光地を移動しながら藤子不二雄(A)さんの漫画ワールドを楽しむことができます。冬は休止していますが、氷見市内の湊川リバーウオークにある忍者ハットリ君のカラクリ時計も名所の一つになっています。

氷見潮風ギャラリーのデータ・アクセス

  • 入館料:大人200円、高校生以下無料
  • 休館日:年末年始
  • アクセス:JR氷見駅からバス6分、ひみ番屋街から徒歩10分

氷見市藤子不二雄(A)まんがワールド
『氷見市 藤子不二雄(A)まんがワールド』 -藤子不二雄(A)先生のふるさと・氷見市- 忍者ハットリくんや怪物くんに会えるまち。

まとめ

北陸新幹線の開業で首都圏からのアクセスが便利になり、冬でも気軽に訪れることができるようになった富山県。雪や雨の心配がない屋内の施設や観光列車でのんびりするのもいいですし、脂がのった「きときと」の富山湾の海の幸グルメを味わい歩くのもいいでしょう。冬ならではの名所がそろう富山観光を、ぜひ、楽しんでみてください。

マイケルオズ
ライター

マイケルオズ

全都道府県にひとり旅に出かけた道楽オヤジです。旅先は楽しいことや感動すること、ハプニング、アクシデントの連続!。そんな経験を生かし、メジャースポットからマイナーな見どころまで、楽しくご紹介できればと思ってます。

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