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那覇から宮古島の移動方法は?飛行機などの移動手段をご紹介!

那覇から宮古島の移動方法は?飛行機などの移動手段をご紹介!

那覇から南西約300キロメートルに位置する宮古島は、沖縄本島とはまた違った魅力のある美しい島です。那覇から宮古島に行くにはどういった交通手段があるのでしょうか。どうやったら安く行けるのか、またおすすめ観光スポットについても徹底チェックしてみました!

目次 [表示]

那覇から宮古島までの距離

宮古島は、那覇から与那国島にかけて、「琉球弧」と呼ばれる諸島群のほぼ中央に位置する島。那覇から南西に向かって、約326キロメートルの位置にあります。東京から名古屋、もしくは東京から仙台までの距離が約350キロメートルであることを考えると、それよりはやや距離的に短いものの、おおよその距離感はつかめるのではないでしょうか?

那覇から宮古島への移動手段は飛行機だけ!

那覇から宮古島に行くのには、どういった交通手段があるのでしょう。ひと昔前までは、那覇から宮古島まで、貨客フェリーが出ていましたが、2008年に廃止されてしまいました。時間はかかるものの安い運賃で移動できるフェリーは若者を中心に人気があったので残念です。フェリーが廃止されたため、那覇から宮古島までの移動手段は、現在飛行機のみとなっています。

那覇から宮古島まで飛行機を飛ばしている航空会社

那覇空港から宮古島空港までは、2019年現在、ANAとJTAの二社のみの運行となっています。LCCのPeachやスカイマークが那覇空港から宮古空港間を、安い運賃で飛ばしていたこともありましたが、廃止されてしまったのが残念です。那覇を経由するなら、ANAもしくはJTAを利用しましょう。

那覇から宮古島まで飛行機でかかる時間

那覇空港から宮古島空港までの移動距離は、フライトマイルで約180マイル。フライト時間は約45分ほどです。那覇空港を離陸して、一息ついたらドリンクのサービスが始まり、少しくつろいでいる間に着陸のアナウンスが始まります。あっという間の時間に感じますが、さすがに350キロも南に離れていると、飛行機を降りると那覇とは天気も気温も全く違い、驚くこともしばしばです。

那覇から宮古島までの飛行機の運賃

那覇から宮古島までの航空運賃は、シーズンによって大きく変わります。オフシーズンの閑散期で片道5千円を切るくらいですが、オンシーズンになると片道1万円を超えることも。那覇までの航空運賃と比較すると、那覇空港から宮古島空港まではかなり割高に感じます。那覇観光も楽しむのでなければ、関西空港や成田空港からの直行便を利用するほうが安くなることが多いので、そちらも検討してみてください。

那覇から宮古島まで安く行くには

那覇から宮古島までの飛行機がかなり割高になることがわかりました。フェリーやLCCが使えなくなったため、飛行機しか交通手段がない中で、なにか安い手段はないものでしょうか。調べてみたところいくつか方法があったので、こちらでご紹介します!

ホテルパックを利用する

那覇から宮古島に行き宿泊するなら、那覇発のホテルパックを利用すると、自分で飛行機とホテルを探して予約するよりも安くなることが。特に沖縄発のツアーを中心に取り扱っている沖縄ツーリストや、中央ツーリスト は安いホテルパックを多く出しているので要チェックです。2泊3日で航空券込の2万円台で宮古島に行けることも。泊まりたいホテルとの安い組み合わせがないか、調べてみてください。

飛行機の早割で予約する

確実に那覇から宮古島に行くことが決まっているなら、ANAやJTAの先得や早割などの安い運賃でチケットを押さえてしまいましょう。シーズンによっては、片道5千円を切ることも。ただし先得や早割は安いのがメリットですが、利用日の変更などがきかず、キャンセルする場合も半額など高額なキャンセル料金がかかるので、確実に旅行日程が決まってからチケットをおさえるようにしてください。

株主優待チケットを手に入れる

株主優待チケットは、株主だけが利用できると思っている方も多いですが、旅行代理店などを経由して、安い割引価格でチケットを押さえられます。株主優待を利用すると、正規航空運賃の半額ほどで航空券を予約できるうえ、お盆や正月といった繁忙期でも利用できるという利点も。早割や先得の運賃ほどには安くなりませんが、株主優待を利用することも、候補に入れてはいかがでしょうか。

宮古島のおすすめ観光スポット10選!

青い海と白い砂浜が思い浮かぶ宮古島。那覇のような都会ではなく、石垣島ほど観光地化されてもおらず、まだなんとなく素朴な沖縄らしさを残している、そんな雰囲気のある島です。宮古島は大きな川がなく、島から海に土が流れ込まないため、海の美しさは折り紙つき。宮古島のおすすめ観光スポットをご紹介します!

①伊良部大橋

2015年に、無料で渡れる橋としては日本で一番長い橋として開通したのが伊良部大橋。その長さはなんと3,540メートル!この橋を渡りたくて、宮古島に来たという人が多いのも頷けるほどの絶景が広がります。

伊良部大橋の見どころ

伊良部大橋の途中は、残念ながら駐停車禁止です。渡った先に、無料の駐車スペースがあるので、そちらからゆっくり見られます。宮古島側の駐車場に車を停めて、歩いて渡ることも可能。往復の移動時間はおよそ2時間半〜3時間ぐらい。途中まででも歩いてみると楽しいです。

②東平安名崎

宮古空港から東平安名崎までは、車で40分ほど。東平安名崎は、日本の都市公園百選にも選ばれている、国指定の名勝地です。リーフ内に6〜8メートルほどもある巨岩がゴロゴロ転がっていて、これは1771年にあった、「明和の大津波」で打ち上げられたものと言われています。海風が心地よい岬です。

東平安名岬のみどころ

東平安名崎を訪れるなら、春がおすすめ!真っ白なテッポウユリが咲き乱れているのが見られます。岬の先端には平安名崎灯台が堂々とそびえ立っていて、入場料200円で見学可能。ぜひ97段の階段を登って、目の前に広がる絶景をご覧ください。

③池間大橋

1992年に開通したのが、宮古島と池間島を結ぶ「池間大橋」。長さ1,425メートルあるこの橋がかかる場所は、浅瀬の海の色が「宮古ブルー」と呼ばれるほどの美しさでひときわ有名。宮古島にかかる橋の中では比較的距離が短いので、歩いて渡っている方も多いのが特徴です。

池間大橋の見どころ

池間大橋には、宮古島側と池間島側の両方に、駐車スペースが設けられています。特に池間島側の橋のたもとには、展望台がある売店もあるためいつも車でいっぱい。展望台から眺める景色はまさに絶景!宮古ブルーを堪能しましょう。

④八重干瀬

八重干瀬と書いて、「やびじ」と読みます。八重干瀬とは宮古島の北に位置する、周囲が25キロメートルにも及ぶ日本最大のサンゴ礁のこと。ダイビングはもちろん、お手軽なシュノーケリングで美しいサンゴを見るツアーが人気。サンゴ礁に囲まれた海は穏やかなので、子どもでも楽しめます。

八重干瀬のみどころ

色とりどりのサンゴが見事な八重干瀬ですが、サンゴ礁にはカラフルな熱帯魚もたくさん集まってきます。宮古島の海の青さに負けないコバルトルリスズメをはじめとして、赤や黄色のかわいい熱帯魚がたくさん。シュノーケリングは半日から楽しめるので、せっかく宮古島に行くのなら、ぜひ海も体験してみましょう!

⑤来間島

宮古空港から車で移動すること約20分。全長およそ1,690メートルの来間大橋を渡り、来間島に行ってみましょう。宮古島周辺の島は、どこに行っても海が美しいですが、来間島の長間浜海岸やムスヌン浜は、比較的人も少ないのでおすすめです。

来間島の見どころ

来間島に行ったら、ぜひ訪れて頂きたいのが「竜宮城展望台」。おとぎ話に出てくる竜宮城そっくりな造りでできた、この展望台からの眺めはなかなかに絶景です。来間大橋や与那覇前浜ビーチをのんびり眺められますよ。

⑥砂山ビーチ

日本のビーチランキングでトップ10に入るほど、その美しさが評判なのが砂山ビーチ。30台ほど停められる駐車スペースがありますが、シーズンともなると常に満車の人気っぷりです。砂山ビーチの真っ白な砂浜と透き通る青のコントラストには、もはや言葉を失うほど。宮古島だけでなく、沖縄屈指のビーチと言えるでしょう。

砂山ビーチのみどころ

砂山ビーチと言えば、まず思い浮かぶのが天然岩のアーチです。宮古島への旅行ガイドブックには必ずと言っていいほど掲載されているこのアーチ。暗い岩穴からのぞく目にも眩しい海と空のコントラストは、どう写真を撮っても絵になります。宮古島を訪れるなら、外すことのできないスポットです。

⑦下地島

パイロットの訓練用滑走路があることで有名だった下地島。2019年にLCCのジェットスターが成田からの直行便を飛ばすようになり、実際の空港として使用されるようになりました。また通り池という、海と繋がる池があり、ダイバーに大人気。池を眺めていると、ときどきダイバーがポコっと顔を出すのが楽しいです。

下地島の見どころ

飛行機が飛ぶ日にあたったら、離着陸するのをぜひ見に行きましょう!下地島には17エンドと35エンドと呼ばれる、2つの航空機見学スポットがあります。17エンドは南風のとき、35エンドは北風のときに飛行機が降りてくるので、風向きがどちらかによって向かうスポットを決めましょう!

⑧フナウサギバナタ

「フナウサギバナタ」とは、宮古島の方言で「船を見送る岬」という意味。巨大な「サシバ」の展望台が印象的な観光スポットです。沖縄本島に向かうには船しかなかった時代、島に残る人々が本島に向けて船を出す家族を見送った姿に重ねていると言われています。

フナウサギバナタの見どころ

フナウサギバナタの展望台は巨大な翼を広げた「サシバ」という鷹の一種の姿がモチーフとされています。サシバは宮古島市の市鳥。壮大な渡りをする渡り鳥として知られている鳥です。展望台から景色を眺めると同時に、展望台の姿も写真に収めましょう。

⑨吉野海岸

色とりどりのサンゴと熱帯魚が見られる吉野海岸は絶好のシュノーケリングスポットです。まわりを自然の防波堤と言われるサンゴ礁に囲まれているため波が穏やかで、シュノーケリングが初めてという方でも安心して海水浴を楽しめます。

吉野海岸の見どころ

吉野海岸は海岸から比較的近くにサンゴ礁が広がっているため、干潮で潮が引いているときには、歩いてサンゴ礁に近づけます。潮溜まりには青や黄色の熱帯魚が取り残されて泳いでいる姿が見られることも。サンゴの岩礁はところどころ鋭利になっていて危険なので、転ばないように注意しましょう。

⑩宮古島海中公園

池間大橋の手前に2011年にオープンしたのが「宮古島海中公園」です。エントランスから入り長い階段を下っていくと、広々とした海中展望室に到着。縦に長い窓が並び、海中の様子を覗いて見られます。その日の透明度によって、海の様子は違いますが、水族館と違って、自然な海中の姿を見られるのはなかなか貴重です。

宮古島海中公園の見どころ

沖縄の海で見られる魚の名前や写真、またその解説が窓の横に並んで掲示されていて、沖縄の海について学べるようになっています。併設のカフェは宮古そばが美味しいと評判。カフェから眺める入り江の眺望も見逃せません。

まとめ

那覇から宮古島への移動手段は、2019年現在飛行機のみとなっています。飛行時間は約45分と短いですが、空港から出ると那覇とは全く違う風景がひろがっていて驚くでしょう。次の沖縄旅行は、那覇から宮古島まで足をのばして、ご紹介した観光スポットをぜひまわってみてください!

佐藤 カイ
ライター

佐藤 カイ

大阪出身、アメリカ留学・イタリア滞在を経て、現在沖縄県在住。海・空・そしてネコが大好きです!

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