草津温泉の旅館コスパランキング6選！安くて満足度の高い旅館をご紹介！

湯畑から西の河原通りを進んですぐのところにある「奈良屋」は、140年の歴史がある人気旅館。最古源泉の1つである「白旗源泉」をかけ流しで満喫でき、おしゃれで快適な湯船で楽しめます。温泉を管理する伝統職人の「湯守」が江戸時代から継承されていることでも有名です。毎日変わる天気や気温に合わせて湯温や湯量を調整することで、気持ちよく入浴できます。奈良屋は、伝統文化のおもてなしを受けられる旅館です。

2人の湯守が心を込めて管理した温泉は最高です。特に、源泉かけ流しの「徳川将軍御汲上の湯」、風流な「花の湯」がおすすめ。湯もみが丁寧なので刺激が抑えられ、肌触りが良いなめらかで優しいのが特徴です。大浴場は午前と午後で、男湯と女湯が入れ替わります。夜と朝で2つの違ったお風呂を堪能できるのも人気ポイント。檜や信楽焼の湯船は、お座敷部屋が付いた貸し切りプランで利用できます。

奈良屋の客室は、大きく分けて和室、洋室、泉游亭の3種。和室は10畳ほどの広さで、和の空間が広がる中に現代風のインテリアがあります。洋室は一人旅でも利用でき、おしゃれな雰囲気になっていますが窓はありません。広々とした泉游亭は、内装の色味や家具にこだわったかなり贅沢な客室。泉游亭には和室タイプと洋室タイプの両方があるので、気に入った部屋を探して宿泊するのをおすすめします。

温泉で癒された後は、群馬の食材をたっぷり味わえる、すてきな料理をいただきます。旬の新鮮な食材を盛り込んでいるため、献立は毎月変更。先付からデザートまで、机いっぱいに並べられ、30種類以上の逸品ぞろいです。宿泊する部屋で空腹を満たせますが、個室になっている趣ある食事処を利用するのもおすすめ。特に、上州牛のステーキは絶品グルメです。

草津温泉の有名スポット湯畑の目の前に構える「ホテル一井」は、300年を超える歴史を誇るホテルです。湯畑を上から見物できる本館の25部屋が大人気で、予約が殺到しています。おもてなしの心であふれている名物女将がいることでも有名で、一度は会いたい人物として話題になりました。立地、歴史、女将、温泉、料理にたくさんの魅力があるホテルです。

温泉の特色は、大浴場に「白旗源泉」、露天風呂に「万代鉱源泉」と2つの源泉を引いていることです。大浴場の湯船はインドで採れた砂岩と御影石を用いた「石殿」で、男湯は赤色、女湯は白色になっています。庭園をイメージした露天風呂はおしゃれな六角屋根があり、和を感じる雰囲気が人気です。万代鉱源泉は草津温泉で一番酸性度が高いため、お風呂上りは非常にスッキリします。独特の硫黄臭さも無いので、露天風呂はおすすめ。

本館、西館、別館に合わせて124室の和室部屋が用意され、それぞれ違った特徴があります。湯畑を眺められるのは本館のたった25部屋だけ。本館と別館にある通常和室と特別室はかなり落ち着いた雰囲気で、和をたっぷり感じられます。湯畑から離れたところにある西館は、距離があるためリーズナブルに宿泊できる人気のプランです。訳ありだけど低価格ということで、家族連れや学生の利用に向いています。

ホテル一井は、自分の部屋でいただく「お部屋食」、食事処で味わう「四季彩」、たくさんの創作料理を楽しめる「ビュッフェ」の3種類の食事形式があることで有名です。部屋や食事処のメニューは、魚・肉・鍋・煮物などに群馬名物がふんだんに使われています。ビュッフェ会場はおしゃれな内装で、和食と洋食合わせて40種類がラインナップ。目の前の鉄板でメインの肉や魚を焼いてくれるサービスも有名です。

和室がキーとなる「大東館」は、湯畑のおしゃれな夜景を見ながら宿泊できる旅館です。100台のスペースがある無料駐車場があるため車でのアクセスも便利。この専用駐車場は離れたところにありますが、ホテルまで20分おきに無料のシャトルバスを運行しています。姉妹館である「草津温泉ホテルリゾート」の露天風呂も無料で入浴できるので、とてもコスパが良いです。

大東館は、ペットと一緒に楽しく宿泊できることで有名な旅館です。ペット利用客のための専用フロアがあるため、遠慮することなく安心して楽しめます。10畳ほどの和室に、ゲージや食器などを用意。段差のある浅い湯船もあり、ペットも温かいお風呂を利用できるうれしいサービスです。小型犬・中型犬は2匹まで、大型犬は1匹まで連れていけます。かわいい愛犬と草津旅を満喫したい方にはおすすめです。

客室の和室は7.5畳、10畳、18畳などさまざまあり、仕切りの障子戸や廊下の御影石で落ち着いた雰囲気を醸し出します。湯畑源泉から専用管を通している大浴場は、内湯も外湯も開放感があり居心地よし。特に、水車や石灯籠が置かれた外湯が人気で、朝日を浴びながらの入浴は格別です。時間帯によって男湯と女湯が「壱之湯」と「弐之湯」で入れ替わります。お風呂で旅の疲れを癒やして和室でしっかりくつろげば、大満足間違いなし。

夕食は、レストランや最上階の食事処で会席料理を味わうか、レストランのビュッフェをいただくかを選べます。会席料理は四季を感じられる本格料理で、料理長が趣向を凝らした逸品ばかり。ビュッフェは約50種類から好きなものを食べられ、色とりどりの料理を存分に堪能できます。食材には地元産の野菜・きのこ・こんにゃく・山菜などを取り入れているので、群馬の味覚を味わうのにぴったりです。

湯畑から2分歩いたところにある「佳乃や」は、素泊まりを基本プランとしている旅館です。朝食は無料サービスで提供されますが、夕食はありません。フロントで食べたいものを相談すれば、近くにある有名店や一押しの居酒屋などを紹介してくれます。夕食の時間に縛られることがないので、遅くまで草津観光をしたいときには有効。リーズナブルで快適に宿泊したい方におすすめです。

木目調のおしゃれな空間に包まれたラウンジは、無料サービスが充実しています。コーヒー・紅茶・ハーブティーなどのホットドリンク、アイスキャンディーが準備され、24時間利用可能。思い思いの時間をここで過ごすことができ、他の観光客との交流の場ともなっています。ベッドや布団で寝られる和室は1名からの利用ができ、一人旅や家族旅行にも最適です。セミダブルでゆとりがあるので、快適な一夜を過ごせます。

佳乃やには、効能抜群の内湯があります。男湯は宿の雰囲気を大切に、女湯は明るい印象を大切にしました。草津温泉は共同浴場が有名なので、近くにある入浴施設を訪ねるのもおすすめ。地蔵の湯・白旗の湯・千代の湯の3か所は、無料で利用できます。佳乃やからは、いずれも徒歩5分以内で行くことができるので、湯めぐりをしてみるのもいいかもしれません。違いを楽しむのも、魅力の1つです。

朝食を無料でいただけるサービスが有名です。おしゃれなロビーラウンジで味わう朝食は格別で、1日の始まりにぴったり。バイキングスタイルになっているので、好きなものを食べられます。人気の朝ごはんでエネルギーをチャージし、草津散策に出かけましょう。

大正2年（1913）に創業した「草津ホテル」は、当時と変わらない3階建ての木造建築で営業を続けている老舗ホテルです。湯畑から西の河原通りを奥へ入った高台に立地し、和の趣を大切にしたおもてなしを受けられます。夏は緑、秋は紅葉に囲まれ、姿が変わる庭の景色とともに楽しめるのが人気のポイント。昭和27年（1952）頃に改装が行われ、現在のような純和風の館内に生まれ変わりました。外国人旅行客の評価も高いホテルです。

西の河原源泉を利用している旅館は6軒のみ。pHの数値が2.1と強い酸性であることが特徴で、肌触りがとてもやわらかいと好評を得ています。内湯、露天風呂、足湯があるので、各自の好みのスタイルで温泉を満喫。チェックインをした後に、「壱の湯」と「弐の湯」の貸し切りを予約できます。事前に予約をしておけば、タオルを貸してもらえる日帰り入浴も可能です。

全44室ある和室は、天井が高くゆとりのあるお部屋です。改装したときにおしゃれな現代風要素を取り入れつつも、創業当時の面影もしっかり残しました。歴史ある木造建築のため至るところで木を見られ、温もりを感じます。注意点としては、遮音性が低いこと。大声で話したり館内を走ったりすると、音が響いてしまいます。過ごし方には配慮が必要ですが、12畳の和室はかなり快適です。

夕食は胃にやさしい食材を用いた、季節のメニューを月替わりでいただけます。旬の味を新鮮な状態で食べてもらうため、食材も調味料も地場産品を使うこだわりです。お米は地元農家が生産したコシヒカリで、食欲をそそります。上州牛の鍋、群馬野菜の煮物、榛名産たまごのプリンなど、先付からデザートまでどれも人気料理です。地域食を大切にしたスローフード朝食も有名。料理をゆっくり心ゆくまで味わいたい方におすすめです。

「桐島屋旅館」は、江戸時代から続く伝統入浴法である「尻焼き風呂」を楽しめる有名人気旅館です。お寺に囲まれた静かな場所に佇んでおり、温泉街散策の終わりに立ち寄るのにぴったり。スタッフは英語を話せるので、日本語に不安な外国人観光客の宿泊には、かなりおすすめ。草津温泉の本物を体験したい方に一押しの老舗旅館です。

桐島屋旅館では、江戸時代から続いている温泉療法である「尻焼き風呂」で入浴できます。湯治の効き目を高く得るために考えられた伝統的な入浴法で、現在ではここでしか体験できません。難しいことはなく、湯船に噴き出ているお湯に3分間お尻を当てるだけ。草津温泉にある入浴施設の中で最小露天風呂と言われている湯船も注目です。尻焼き風呂も露天風呂も、実際に入ることで味わえる感覚がたまりません。

和室は8畳と10畳があり、どこも南向きなのでとても明るくなっています。障子戸や座椅子があるおしゃれな和の雰囲気があり、お茶を飲みながらのんびりする一休みにちょうど良いです。注意点は、10畳和室にはトイレがないこと、入浴は大浴場のみであることの2つ。8畳和室は、部屋の中にトイレがあります。桐島屋旅館は、カップル、夫婦、家族での利用におすすめです。

コスパを重要視し、低価格で宿泊できるプランを設定しています。そのため、桐島屋旅館では夕食をいただけません。食事なしの素泊まりか、朝食付きの2つから選んで予約できます。草津旅に出発するための腹ごしらえができる簡単な和食や洋食です。費用を安く抑えたい方におすすめします。

草津温泉のコスパが良い有名人気旅館をランキング形式で紹介しました。おしゃれな客室、絶品ばかりの夕食、心地よい露天風呂など、魅力ポイントが盛りだくさんです。それぞれの旅館には違った良さがあるので、目的を決めて気に入ったところに泊まるのがおすすめ。安くて満足度の高い人気旅館ばかりなので、どこを利用しても、すてきな時間を過ごせます。興味がある旅館がありましたら、チェックしてみてくださいね。