高松のおいしい名物グルメが食べられるお店18選！ご当地料理のお店をご紹介！

四国高松の名物グルメと言えば！いやでも「うどん」となります。たしかに、うどん一人当たりの消費量は香川県が間違いなくダントツ1位です。しかし、高松にはうどんだけではありません。瀬戸内をひかえた高松には旨い新鮮な魚介が揚がります。「醤油」や「和三盆」に、ご当地グルメとして有名な「骨付鳥」や「べえすけ鍋」の他、うどんバーガーなどのB級グルメも名物です。

高松の名物グルメを食べられるお店を、余すなくことなく紹介していきます。やはり高松の名物料理からうどんは外せません。ランチや夜の食事においしいうどんの有名店や、魚介が人気のおすすめ王道料理店などを厳選して探ってみます。B級グルメを含めた個性的な店もたくさんありそうです。それらをジャンル別にして全部でおすすめ18選紹介！

高松の名物は何と言っても、うどんです。高松の人の中には朝・昼・夜、どの食事も「うどん」ということも珍しくありません。高松のうどんが「総じて安い」と人気なのはセルフ方式が多いから。しかし、セルフだからと素材や出汁に手を抜くことをしないのが名物たる所以です。「コンビニの数よりうどん店が多い」と言われる高松で、人気のおすすめうどん店を厳選して紹介します。

高松の名物グルメの中で一番にこの「うどん一福」を推す理由はひとつです。値段がどうのとかの副次的な要素はすべてカットしても、「うどんとツユがシンプルにおいしい」ことに尽きます。セルフ方式である一福の「かけうどん」は200円です。「安い！」と言いたくなるのですが、強調したいのはそこではなく、「細めのうどんのコシ」と「炒りこの出汁が利いたツユ」になります。

こちらの手打十段うどんバカ一代も先に紹介した一福同様、3年連続で「百名店」に輝く有名店です。一福とは対照的に、「うどんバカ一代」の一番人気は「釜バターうどん」（490円）になります。釜揚げされた熱々のうどんにバターと生卵のトッピング。ここへブラックペッパーを振り混ぜ合わせていただくと、うどんがカルボナーラに変身するという仕掛けです。「誰もが旨い！」と、うなります。

高松の名物グルメで紹介するのは「うどんさか枝」で2019年秋にリニューアルオープンしたお店です。「掛けうどん」が180円で「天ぷら」は、どれも90円になります。うどんは、やや平打ちの太麺ですが、コシもあり、ツルツルもっちり感もあって、のど越し抜群です。炒りこの出汁も、きれいにとられていて、ほとんどのお客さんが飲み干して帰るおいしいツユとなっています。

「高松のうどん竹清本店」も3年連続「百名店」に輝く老舗の有名店です。竹清でも「天ぷらは各種」がすべて90円で、しかも揚げ立てを提供してくれます。半熟卵の天ぷらも、竹清が発祥です。うどんは中細の丸打麺で、口当たりはソフトですがコシはしっかりとあるうどんになります。卵天を割ると黄身が流れ出てきて出汁ツユに溶けた味も絶品です。

高松の名物グルメ手打うどん麦蔵。こちらも、3年連続「百名店」受賞の人気の有名うどん店です。高松では多い早朝からの営業ではなく、麦蔵では11時開店と珍しい存在となっています。名物の「かしわざるうどん」が580円です。もっちりとした食べ応え十分の角打麺をざるで食べるのもおすすめですが、麦蔵名物の「かしわ天」をトッピングすれば、さらにおいしくなります。

うどんやB級グルメばかりではありません。高松には正統派のグルメ店もひしめいています。瀬戸内の新鮮な魚介類を活かしたいろいろな名物グルメが存在するはずです。そんな高松の和洋中にわたるグルメ店を探って8箇所選んでみました。

高松の「御食事処しるの店おふくろ」は割烹料理屋さんです。昼にはランチもいただけます。店名に恥じず、10種類近くある汁物の中で一番人気の豚汁などは絶品です。料理メニューは瀬戸内で獲れた新鮮な魚介の造りをはじめ、焼物や煮物の魚料理が中心になります。いずれのメニューもリーズナブルな値段に加えておいしいことで、昼夜とも地元民や観光客で人気の有名店です。

高松の名物グルメ「骨付鳥」をいただける一鶴高松店です。「骨付鳥の発祥の店」と言われている一鶴は、夜営業が主体ですが土日祝日はランチもある有名鶏料理店となります。「ひなどり」が894円、「おやどり」が1,008円です。ひなどりはジューシーで柔らかく、おやどりは噛み応えもあって鶏肉本来の旨味もたっぷりとなっています。

骨付鳥のもも肉は塩や胡椒・ニンニクなどで独自の調味がなされて、焼きすぎと思われるほど、しっかり焼き上げて提供されます。濃い焼き色の骨付鳥に濃いタレが掛けられていて、どうしてもビールを飲み干したくなるわけです。

高松の新しい名物となりそうなのがスーツァンレストラン陳です。陳健一がプロデュースした店として有名な四川料理店になります。地上24階からの眺望を眺めながらいただくランチやディナーがおすすめです。「チョイスランチ」が1,300円で「ランチコース」は4,000円になります。人気のアラカルト「陳健一の麻婆豆腐」は1,600円です。

アラカルトで頼むと割高に感じる中華ですが、チョイスランチを活かせば人気の麻婆豆腐なども組み込めます。二人で訪れた際などには、2品を選べるチョイスランチで別々のチョイスをしてシェアすれば4品の料理を楽しめるのです。

瀬戸内に面した高松で鮨を名物から外せません。きわめてオーソドックスなスタイルの寿司店ですが、鮨舳（スシトモ）の味はたしかです。平均予算が20,000円超ですから、けっしてお安いとは言えません。しかし、地物のネタを中心にした握りはすべてがおすすめできます。まだ若い大将ですが、小魚を〆たネタや貝類を煮たネタなどには丁寧な仕事が施されていました。

ホテルの20階で味わうフレンチレストラン。高松の「フィオーレ」は瀬戸内の魚介を活かしたフレンチの食事を、おしゃれにいただくレストランになります。昼のランチが1,730円からで、夜のディナーは5,390円からです。肉や魚の料理には地物の野菜が多めに添えられています。高級感はあふれていますが、お高くとまっているという風ではなく、全体的にコスパも良くリーズナブルな印象です。

創業150年超になる天勝本店は、高松の名物べえすけ鍋をいただける魚介料理店です。「べえすけ」とは大型のアナゴになります。うどん付きの「べえすけ鍋」が3,300円です。すき焼き鍋ですが、主菜は牛肉ではなくアナゴとなっています。べえすけ鍋は、元々この天勝のオリジナル料理です。

天勝のべえすけ鍋は牛肉とアナゴが入れ替わる以外は、野菜や食べ方まで一般のすき焼き鍋とまったく同じです。火の通った具材から溶き卵につけながら食べます。煮込まれたアナゴのトロトロ感に、べえすけ鍋のトリコとなるかもしれません。

高松のとんかつグルメでおすすめは「とんかつひがさ」になります。ひがさは高松では有名な人気のとんかつ専門店です。営業は昼と夜で「ろーす定食」が1,360円になります。サクサクの衣に包まれた厚みたっぷりの肉は柔らかくジューシーです。ひがさの人気の秘密は、とんかつの美味しさもですが、ライス・味噌汁・香の物すべてお替り自由なところにあります。

高松の名物オリーブ牛を四国ではじめて扱ったのが「ステーキハウス一牛」です。昼夜の営業で食事をいただけます。ランチ価格で、その日のオリーブ牛を賞味できる「黒毛オリーブ牛ステーキ120グラム」が2,680円です。讃岐牛に小豆島のオリーブを与えて育て上げたプレミアム黒毛和牛を「1頭買い」しています。値段は少々張りますが、さまざまな部位が豊富に揃っていて絶品の肉ばかりです。

高松の名物グルメとして、うどんや正統派グルメを紹介してきました。高松の名物グルメにはスイーツやB級グルメも忘れてはなりません。郷土料理である「あんもち雑煮」や「和三盆」など、高松のスイーツやB級グルメのおすすめ店を5箇所選んでして紹介しましょう！

香川県にしかない郷土料理と言えば、白味噌の汁の中にあんこ入りの丸餅が入った「あんもち雑煮」です。高松の甘味茶屋ぶどうの木では、このあんもち雑煮が提供されています。「讃岐のあんもち雑煮」が670円です。ぶどうの木のあんもち雑煮には大根やニンジンなどの野菜も加わっています。白味噌の塩辛さとあんこの甘さが絶妙なコラボを生むあんもち雑煮です。

食事だけじゃなくスイーツにも高松名物の和三盆を使用したロールケーキがあります。高松の「菓子工房ルーヴ空港通り店」です。ルーヴはロールケーキの他にも、おいしいスイーツをバラエティー豊かに提供しています。30センチメートルの「和三盆手巻」が1,500円です。香川県産米「おいでまい」の米粉を使った生地は、しっとりもっちりと極上の舌触りになります。

カキは広島ばかりじゃありません。この高松でも、おいしいカキを食べられる店があるのです。「かき焼きわたなべ」は昼夜の営業ですが、営業期間は11月から翌3月のみという点に注意してください。メニューは「牡蠣食べ放題2時間」が3,300円とリーズナブルです。志度湾で獲れた新鮮なカキを、おろしポン酢・バター醤油・レモンパセリ・タルタルソースなどで食べ放題できます。

高松自動車道の津田前原サービスエリアにある「うどんバーガー」はB級グルメとして今や全国区の人気です。炭水化物のダブルパンチが何故？こうも人気なのか首をひねりたくなります。うどん・ネギ・鰹節・鶏肉ハンバーグ・目玉焼きなどをパンズに挟んだ「うどんバーガー」は550円です。生姜風味の醤油ダレをからめた味は、やはりおいしい！土日祝日限定の販売ということをお忘れなく。

高松に限らず全国的なB級グルメであるお好み焼き。高松のお好み焼きふみやは、メディアにも登場する有名なお好み焼き屋さんです。「きも玉・かしわ玉・肉玉・豚玉・いか玉・えび玉」が620円～650円とリーズナブルな値段になっています。B級グルメの面目躍如です。牛脂を使って焼き上げられるお好み焼きは、外側がカリカリで中はジューシーな逸品となっています。

高松でおいしい名物グルメにはいろいろなものがあります。代表的なうどんから高松の地元産食材を使用した名物グルメ・食事の数々、あるいはB級グルメといわれるものに至るまで、詳しく紹介してきました。この記事を参考にして奥が深い高松グルメを余すことなく堪能してみください！