目次 [表示]
- 久米島の魅力って?
- 久米島の基本情報
- 各地からのアクセス
- 季節ごとのメリット・デメリット
- 飛行機の安い時期
- 久米島の観光名所
- はての浜
- ミーフガー
- シンリ浜
- 宇江城(うえぐすく)城跡
- 比屋定(ひやじょう)バンタ
- 楽天イーグルス
- 日帰りツアー
- 沖縄本島からの日帰りツアー
- 久米島発・半日ツアー
- 久米島発・一日ツアー
- 水着不要!グラスボートツアー
- 沖縄本島も楽しめるパックツアー
- 那覇前泊プラン
- 那覇後泊プラン
- 海釣り・船釣りが楽しめるツアー
- 大型魚に出会える国内でも有数の釣り場!?
- 手ぶらで楽しめる体験プラン
- 遊漁船の手配もしてくれるホテルガーデンヒルズ
- ホテルを自由に選ぶツアー
- サイプレスリゾート久米島
- リゾートホテル久米アイランド
- ラ・ティーダ久米島テラス
- 沖縄伝統の古民家に宿泊!
- レンタカー付のツアー
- 滞在中はずっとレンタカー付プラン
- 必要な時だけレンタカーを
- さいごに
久米島の魅力って?
久米島の基本情報
沖縄本島から西に100キロメートルほどの場所に位置する久米島。年間平均気温22.7度と温暖な気候で、1年を通して過ごしやすいものの、2016年には沖縄県でも2度目となる降雪があったことも。島全体が県の自然公園に指定されるほど景観に恵まれており、琉球で最も美しいという意味の「球美の島」とも呼ばれています。
各地からのアクセス
久米島への各地からのアクセス方法は飛行機とフェリーの2つ。飛行機を利用した場合の所要時間は約30分で、那覇空港から久米島への直行便が1日7便、さらに7月中旬から8月末にかけては羽田からの直行便が1日1便運航しています。フェリーを利用した場合は1日2便(月曜日を除く)、約3時間半~4時間の船旅。那覇港と兼城港を結ぶ直行便と、渡名喜島を経由する便があります。
季節ごとのメリット・デメリット
4~6月
毎年4月上旬には海開きが行われるので、春先でもマリンレジャーを楽しめます。5~6月に入ると梅雨が始まり、雨の多い日が続きます。ただし、久米島の雨は直前まで晴れていたのに、急に強い雨が降りだすスコールと呼ばれるものなので、短時間で収まります。一日中降り続くことは、ほとんどありません。この梅雨の影響で飛行機の金額も比較的安い傾向にあります。
7~9月
7~9月は気温も高く晴天に恵まれますが、反面台風の多い季節。台風の通過する直前や通過直後は、何もできません。運よく台風が過ぎたとしても、海が濁っていてマリンレジャーに向かない可能性もあります。雑誌やテレビでよく見るような青い空と青い海が美しいのもこの季節。9月の平日は台風の影響で飛行機が安いので、直前まで天候と相談しつつ旅行を計画するのもありかもしれません。
10~12月
10月に入れば気温や日差しもやわらぎ、台風の接近も少なくなります。しかし、国内でも温暖な気候とはいえ、海で海水浴を楽しめるのは10月いっぱいが限度でしょう。ただし、ダイビングなら話は別。冬ですのでハイシーズンと比較すると、より安い金額で透明度の高い海でマンタやハンマーヘッドシャークに出会えるチャンスです。
1~3月
冬でも比較的暖かく過ごせますが、夏に比べると曇りの日が増えます。冬の久米島にはクジラが回遊してきますので、ホエールウォッチングをするなら、この季節。1月中旬から2月にかけては、国内でもいち早く桜が見ごろを迎えます。
飛行機の安い時期
久米島への飛行機が安い時期は大きく分けて3つあります。成人式後の1月中旬~下旬、ゴールデンウイーク明けから夏休み前までの5月中旬~7月上旬、台風シーズンの9月。この時期であれば、比較的飛行機の金額が安い傾向にありますが、どの時期を選ぶにしても直前に予約するよりは「早めの予約がお得」なのは間違いありません。
久米島の観光名所
はての浜
久米島の東に位置する、砂浜だけでできた3つの島(マエノ浜、ナカノ浜、ハテノ浜)を総称して「はての浜」と呼んでいます。青い空と海、白い雲と砂浜が織りなす絶景は、この世のものとは思えません。海の透明度も高く、東洋一の美しさを誇るビーチです。
ミーフガー
方言で「女岩」を意味するミーフガー。「この岩を拝むと子宝に恵まれる」という言い伝えがあり、カップルや夫婦に人気のスポットです。駐車場も整備されていてアクセスは良好。岩の裂け目の部分まで行くには、ゴツゴツとした岩場を歩いていかなければなりません。歩きやすいスニーカーがお勧めです。
シンリ浜
久米島空港から車で約3分と、空港から一番近いビーチ。飛行場の滑走路がビーチの端にあるため、飛行機の離発着を間近で見られます。海の美しさはもちろんですが、サンセットも有名。雄大な水平線に沈む太陽と、刻一刻と変わる空の色を楽しめます。
宇江城(うえぐすく)城跡
標高約310メートル、島で一番高い場所に位置する宇江城城跡からは、島内全域を見渡せます。晴れた日には沖縄本島まで見えることも。築城は15世紀頃とされていて、国内の歴史で言えば戦国時代の真っただ中。ここから出土した中国製陶磁器は、そんな時代に中国との貿易が盛んだったことを示しています。
比屋定(ひやじょう)バンタ
バンタとは沖縄の言葉で「崖のふち」をさしています。その名の通り、海抜200メートルの場所に位置する断崖絶壁から見える景色は圧巻。うっすらと丸みを帯びる水平線に、地球の丸さを実感できます。展望台や売店、トイレも完備されていますので、ドライブ途中の休憩がてら寄ってみるのもおすすめ。
楽天イーグルス
冬でも温暖な気候と日照時間の長さから、国内の多くのプロスポーツチームのキャンプ地に選ばれている沖縄。その中でも久米島をキャンプ地とするのが、楽天イーグルスです。2月初旬にキャンプインして3週間ほど、この地で汗を流すことが多い。公式サイトにスケジュールがアップされますので、お目当ての選手を見に各地からファンが訪れます。
日帰りツアー
沖縄本島からの日帰りツアー
那覇空港発着の久米島観光ツアー。飛行機を利用しますので、フェリーと比較すると移動時間が短く、久米島観光の時間を長くとれるのが魅力。自分で飛行機やレンタカーを手配するのもいいですが、意外と手続きに時間がかかるもの。日帰りツアーを利用すれば、観光タクシーでの移動になりますので効率よく久米島を周れます。
久米島発・半日ツアー
「帰りの飛行機が午後便なので午前中の時間が空いている」という方に、お勧めなのが半日ツアー。12時過ぎには解散ですので、夕方の飛行機にも十分間に合います。海水浴やシュノーケリングなど、飛行機の時間の直前まで久米島の海を堪能しましょう。ツアー会社によってはSUPを楽しめるプランもあります。
久米島発・一日ツアー
久米島の海を目いっぱい楽しむなら1日ツアーがお勧め。ランチ付きなので食事の心配もありません。パラソルの下で絶景を見ながらのんびりしたり、海水浴・シュノーケリング・マリンジェットなどのアクティビティも楽しめたりします。
水着不要!グラスボートツアー
海に入らなくても海中遊覧を楽しめるのが魅力のグラスボート。南国ならではのカラフルな魚たちを、ゆっくりと眺められます。はての浜は砂地の島で桟橋などがありません。はての浜に上陸するのが目的の場合は、足元が濡れてもいいようにサンダルを用意していきましょう。
沖縄本島も楽しめるパックツアー
全国各地から旅行者が訪れる沖縄。ですが地方からの移動だと、飛行機に乗っているだけで丸一日つぶれてしまうことも。各地からの飛行機の接続がうまくいかないのであれば、いっそ那覇泊を取り入れてみましょう。本島と離島のどちらも楽しめる欲張りプランです。
那覇前泊プラン
各地からの出発だと、朝一番に出発しても到着は午後になってしまいます。夕方、那覇に着いたなら、夜は国際通りの賑わいを楽しんで翌日久米島へ向かいましょう。那覇に前泊していれば、那覇港から出港するフェリーも、アクセス方法のひとつとして選択肢に入れられます。
那覇後泊プラン
久米島からの飛行機の便数は限られていますが、那覇空港から各地への飛行機は便数が多い。後泊すれば沖縄旅行を最大限楽しめます。大抵のツアーの場合、朝一番の便や夜遅い便は料金をプラスして変更することに。いっそビジネスホテルなどに後泊したほうがトータルの旅行代金が安い場合があります。
海釣り・船釣りが楽しめるツアー
大型魚に出会える国内でも有数の釣り場!?
パヤオと呼ばれる浮漁礁が久米島の周辺には幾つか設置されていて、そのパヤオに集まる小魚を狙って大型魚が集まってくるのです。パヤオがキハダマグロなどの回遊魚の回遊ルート上に設置されていることや、久米島近海を黒潮が流れていることが、大型魚に出会えるチャンスを後押ししています。
手ぶらで楽しめる体験プラン
釣り竿やエサなど、釣りに必要な道具はすべて用意されていて、手ぶらで楽しめるのがこのプラン。釣り方やエサのつけ方などを丁寧に教えてくれますので、初心者でも安心して参加できます。所要時間は3~4時間、午前と午後の出発を選べますので、久米島に着いたその日からカラフルな魚に触れ合うことができるんです。
遊漁船の手配もしてくれるホテルガーデンヒルズ
フェリーの発着する兼城港から、徒歩5分の場所に位置するホテルガーデンヒルズ。事前に予約をすれば空港送迎も行ってくれますので、釣りのための荷物が増えてしまっても安心です。ピーク時には、なかなか予約の取りづらい遊漁船の手配も、ホテルにお任せしてしまいましょう。ただし、漁船の数は限られていますので、直前に慌てて連絡するよりも早めの予約がベストです。
ホテルを自由に選ぶツアー
旅行会社のツアーだと、あらかじめ決められた宿泊施設の中から選ばないといけません。ほかにも魅力的な施設は、たくさんあります。国内ホテル予約サイトなどでは、自分で選んだ宿と飛行機をセットにできるパックプランが販売されています。まずは気になる宿を探してみましょう!
サイプレスリゾート久米島
久米島で最も新しいホテルがサイプレスリゾート久米島。空港からはシャトルバスで約3分の場所に位置しており、非日常の空間にすぐに飛び込めます。ホテルの目の前にはサンセットで有名なシンリ浜が、まるでプライベートビーチのように広がっています。
リゾートホテル久米アイランド
家族の一員であるワンちゃんとも一緒に宿泊できるのが魅力のホテル。お部屋の前にはドッグランと足洗い場がついています。狭いケージでの旅行に耐えたワンちゃんを、思いっきり遊ばせてあげられることも可能。レストランやラウンジにもワンちゃん同伴専用テラスが用意されています。
ラ・ティーダ久米島テラス
一人旅には嬉しいシングルルームが備えられているのが、ラ・ティーダ久米島テラス。ビジネスホテルとは違う広々とした26平方メートルの部屋は、荷物の置き場に困ることがありません。イーフビーチまでは徒歩1分、隣にはコンビニ、周辺には飲食店が立ち並んでいます。海も食べ物も存分に楽しめるホテルです。
沖縄伝統の古民家に宿泊!
赤瓦の屋根が特徴的な琉球古民家。せっかくの旅行なので古民家に宿泊してみませんか?久米島には「赤瓦家in久米島」と「ワシントン家」の、2軒の宿泊できる古民家があるんです。残念ながらどちらも旅行予約サイトなどでは予約ができません。飛行機と宿をそれぞれ別に手配する必要があります。
レンタカー付のツアー
島内の主な交通手段は町営バスや観光タクシー、レンタサイクルにレンタバイク、レンタカー。国内でも有数の景勝地を横目に、風を切って走る自転車やバイクも気持ちいいです。しかし、雨だと利用できない上に天気が良すぎても暑くて大変。メリット・デメリットを比較すると、便利なのは、やっぱりレンタカー。バスなどの時間に左右されずに、飛行機の時間の直前まで久米島を楽しみましょう。
滞在中はずっとレンタカー付プラン
何もしなくても観光名所へ連れて行ってくれるツアーもいいですが、気になる景色を見つけた時に、気軽に寄り道ができるのもレンタカーの魅力のひとつ。直前まで予定が決まらない人は、とりあえずレンタカー付のプランにしておくのがお勧めです。
必要な時だけレンタカーを
はての浜やマリンレジャーなど、比較的時間のかかるアクティビティに参加すると、どうしても1日がつぶれてしまいます。また、宿泊場所もイーフビーチ周辺などであれば、近辺に飲食店があるのでレンタカーが必要ない場合も。フリープランのツアーを選んでおいて、島内観光する日だけレンタカーを借りれば、安い予算で観光が楽しめます。
さいごに
格安航空券の台頭で、各地からの飛行機の便数も増え国内旅行へのハードルが、ぐっと下がりました。その分を旅先でのアクティビティや食に使うとか、次回の旅行資金にするのもいいですね。