九十九里の日帰り温泉おすすめ5選！貸切温泉や人気の露天風呂をご紹介！

千葉県・九十九里町は、人口1万7000人余りの町で九十九里浜のほぼ中央に位置しています。九十九里浜は、目の前に太平洋の大海原が雄大に広がっているので、マリンレジャーや海水浴などで有名な浜として知られています。

日帰り温泉と聞くとスーパー銭湯をイメージすると思いますが、九十九里では銭湯の数よりもホテルや旅館などの宿が多く日帰り利用できるところが多いのです。ホテルや旅館の日帰り利用の醍醐味は、銭湯にはない手厚いサービスや貸切のプライベートな時間があることです。銭湯とは違った温泉の楽しみ方や、その後の食事やお部屋付の日帰りプランなど楽しみ方が様々あるので、一緒に行かれる人やその日の気分に合わせることができる点が選ばれる理由に繋がっています。

また、銭湯にある大浴場や露天風呂だけではなく貸切風呂も利用できる施設があるので、お連れ様とだけの癒しの時間を作ることもできます。

温泉施設までの距離や利用料金で選びがちなのですが、ぜひ泉質に注目して選んでみてください。九十九里の温泉は豊富な泉質があることで有名で、それぞれで使用している源泉が異なれば泉質も異なり、適応症（効能）も違ってきます。

無色透明無味無臭の単純泉が日本でも数多く代表的で有名ですが、九十九里の温泉は塩化物泉中心で、なかには真っ黒なお湯もあり、湯あたりしにくいと有名です。好みの泉質を見つけて癒されてみてください。

東京からは車を利用すると、東関東自動車道か京葉道路を利用して1時間半ほどで到着します。また、電車利用の場合は特急「わかしお」「しおさい」を使うと同じく1時間半で到着できます。

大浴場に限らず展望プールや岩盤浴などがあるので、1日中すごしたとしても遊びつくせないほどの温泉施設として有名です。そういった点は、スーパー銭湯に似た部分でもあります。岩盤浴は7種類あり規模が大きいので人気を集めています。さらに、新鮮な魚介が味わえる宴会場があるので、朝から晩まで過ごすことができ、1日中楽しむことができます。

大浴場では、他の入浴している人が気にならないほど広さがあるので、ゆったりと入浴可能です。また、遠赤外線サウナでは、身体に溜まった老廃物を排出し、塩サウナでは、発汗作用で美肌効果も期待できるので心身ともに癒すことができます。

太陽の里の魅力は、なんといっても露天風呂です。4種類の露天風呂のなかで、「総ひのき風呂」と「岩風呂」は、九十九里の「長生の湯」を源泉とした、露天風呂は特に人気があります。黒色の湯は、関節痛、神経痛や女性の大敵である冷え性などに効能があり、新陳代謝をよくする効果もあるので肌がすべすべになるため、美肌の湯としても有名です。さらには、九十九里の海岸から潮風が吹いてくるので、風を感じながらゆっくりと浸かることができます。

広いお風呂を貸切で利用することもでき、自宅のお風呂とは一味違う気分が味わえます。さらには、九十九里浜を一望することができる貸切露天「天空の湯」があります。貸切展望風呂にて家族や恋人との大切な時間を過ごしてみてください。

全国でトップクラスの漁獲量を誇る伊勢海老や肉厚でプリプリとした食感と濃厚なうま味がある地はまぐりなど、千葉県の豊富な地元食材を日帰り利用でもいただくことができます。海が近いので海産物の鮮度は抜群。和洋中それぞれで調理された、新鮮な魚介を思う存分味わってみてください。

車利用の場合は、京葉道路（千葉東ジャンクション）から千葉東金道路→東金IC→国道126号線→陸橋の手前より東金九十九里道路に入りましょう。途中分岐から「大原･勝浦方面」→長生IC→すぐ右（西側）に太陽の里が見えます。電車利用の場合は、東京駅から特急わかしお号に乗り、JR茂原駅で下車（約50分）です。

ホテルである一宮シーサイドオーツカの天然温泉「古代海水の湯」は、貴重な古代海水「かん水」をくみ上げて誕生しました。そもそも、かん水というのは2,400万年から170万年もの大昔から、九十九里地域の地下1,500mから2,000mの深くに眠る古代海水のことを指します。

天然温泉は、ヨウ素をはじめとする温泉成分を豊富に含み、ヨード・ミネラルをたっぷりと含んでいるので、神経痛をはじめ、ぜんそく、アトピー性皮膚炎に効果的であることが有名です。日帰り入浴はもちろん、お食事と個室利用がセットになったプランや、エステがセットになったプランなど、日帰りの方向けの充実したプランが揃っているのも人気の理由のひとつです。

こちらのホテルの泉質はナトリウム・塩化物強塩温泉（高張性・弱アルカリ性・低温泉）となり、湯あたりしにくいお湯と言われています。また、神経痛、筋肉痛、関節痛などに効果があり、凝りがほぐれ疲れを取る効果が期待されます。

大きな窓から差し込む光がリゾートホテルにきたという満足感と安らぎや開放感を演出してくれます。 昼には日の光、夜にはライトアップにより照らしだされる清流が、目にも安らぎを感じさせる造りになっています。また、屋外に流れる滝も眺めて入浴するのも大浴場の楽しみのひとつです。

夜になり空を見上げると、南九十九里に広がる満天の星空を眺めることができます。また朝には木洩れ日を浴びながら入浴できる天然温泉露天風呂です。木々に囲まれた空間で、古代の海水に浸かりながら体の芯へとしみわたる癒やしを感じてみてください。

こちらのホテルでは、日帰り利用でも気軽にホテルランチが楽しむことができます。写真にあるのは「南九十九里御膳」というメニューで、海の幸を贅沢に使った料理長おすすめの御膳になります。お造り・天ぷら・煮魚・小鉢・いすみ米・香物・お椀・デザートと盛りだくさんなお料理なので、このお料理だけでも、こちらのホテルに来た甲斐があります。他にも洋食やお子様向けの食事、ハマグリをコンロで焼いて食べることもできるので、大人から子どもまで人気のメニューが揃っています。

東京駅からJR外房線特急わかしお号で約60分。車では都内から約1時間30分です。上総一ノ宮駅からはタクシーで7分の場所となります。上総一ノ宮駅から無料送迎バスもあるので、迷う心配もありません。

1952年（昭和27年）に矢指ヶ浦温泉として温泉認定を受けた老舗の温泉宿です。九十九里浜がすぐそばにあるので、海で遊んだ後は一休みがてら寄ってみてはいかがでしょうか。こじんまりとした旅館なので、銭湯に行くような気分で気軽に立ち寄ってみてください。

矢指ヶ浦温泉の泉質は、含ヨウ素・食塩泉（ ナトリウム-塩化物冷鉱泉 ）であり、笹色濁り湯で湯の華が見られ、多少硫黄の香りを含むことが特徴です。主な効用は、神経痛、筋肉痛、関節痛、冷え性、関節のこわばり、打ち身、慢性消化器病、慢性皮膚病などがあげられます。

こちらの旅館の温泉はなんといっても「源泉かけ流し」であることが最大の魅力です。加水・加温をしていないので、温泉の効能を最大限に受けることができ、人気の温泉施設となっています。昭和27年に千葉県の温泉第1号に認定された歴史をもつ、源泉100％なので文句がつけがたいお湯です。温泉好きの方が好まれる含ヨウ素食塩泉の湯は、体がよく温まり湯冷めしにくいことも良さのひとつです。

JR総武本線旭駅より徒歩50分(約4Km)と距離があるので、バスかタクシー利用がおすすめです。バス利用の場合は、旭駅より旭市コミュニティバス旭地区循環右回約20分乗車し、温泉前下車となります。旅館は基本年中無休ですが、日帰り入浴の場合は、土日祝の場合含め毎月5日と20日は行っていないのでご注意ください。

昭和30年代後半から続く老舗の温泉旅館です。風情を感じる雰囲気の旅館なので、癒しを求める方はこういった旅館の日帰り利用をおすすめします。温泉が気に入った際は、空きがあればそのまま宿泊してみてはいかがでしょうか。

こちらの宿の日帰り入浴は、温泉・お食事・お部屋のセット利用となるので他の日帰り利用比べ、お値段に違いがでてきます。しかし、入浴・食後にはすぐに横になれる様、お布団を事前にご用意してくれるので1日中のんびりとくつろぐことができます。

大浴場は、男性側の浴場は｢朝凪の湯｣、女性側の浴場はが｢夕凪の湯｣という名称で、それぞれ1つずつあります。泉質はナトリウム塩化物強塩泉となり、効能としては、やけど・切り傷、慢性的な病筋肉痛、冷え性などがあげられます。

こちらのホテルの九十九里浜白子温泉は、海水に似た成分の泉質なのですが、海水に比べてマグネシウムが少なめでヨウ素が多めな点が特徴です。

日帰りプランは夕食付で、豪華な海鮮料理を味わうことができます。食事と温泉とお部屋付のプランは1泊する料金に比べ、リーズナブルなのが嬉しいポイントです。

最寄りの茂原駅から車で15分ほどで到着します。駐車場が50台あり、無料で利用できますが先着順となりますのでご注意ください。

こちらのホテルの周辺にはレジャーやスポーツ施設が数多くあるので、遊び中心で計画を立てている方におすすめです。目の前の飯岡海岸ではサーフィンが盛んなので、冷えた体を温泉にて芯まで温めてください。

黒湯という名前の通り黒い色のお湯が特徴で、琥珀色などと表現されることが多く、泉質的にはモール泉とも呼ばれます。植物が起源となる有機質をふんだんに含みますので、肌に触れるとツルツルとした感触があるのが人気の温泉の理由です。

海岸沿いに建てられているホテルなので、昇ってくる朝日を眺めながら天然温泉の露天風呂でリフレッシュすることができます。泉質はナトリウム炭酸水塩泉であり、飲用利用もできる温泉です。効能は神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、運動麻痺などがあげられます。また、飲用の効能は慢性消化器病、糖尿病、痛風、肝臓病となります。

車利用の場合、京葉道路か関越自動車道→銚子方面→飯岡バイパス終点を右折してください。電車利用の場合、JR旭駅→千葉交通路線バス銚子方面行き乗車（乗車時間は19分程度）東町バス停下車徒歩1分です。JR飯岡駅→市内循環コミ二ティバスに乗車 （乗車時間は15分程度）東町バス停下車徒歩1分で到着します。

日帰り温泉と聞くとさっと入浴してさっと帰るイメージがありますが、たまには1日使って海も温泉も満喫してみてください。ホテルや旅館での日帰り入浴は貸切温泉があったり、充実したサービスがあったりと銭湯とは違った良さがあります。九十九里の海でレジャーを楽しんだ後はゆっくり温泉に浸かり、癒されてみてはいかがでしょうか。