日本三大花火大会の1つ長岡まつり大花火大会
新潟県長岡市の信濃川河川敷で2日間に渡って行われる花火大会、長岡まつり大花火大会についてや会場、見どころ、楽しみ方をご紹介します!また、新潟県内で行われる花火大会の日程や見どころもご紹介します。
長岡まつりとは?
長岡まつりは、長岡空襲の翌年、昭和21年8月1日に開催された「長岡復興祭」が元となっています。8月1日22時30分(空襲が始まった時間)から一色の花火を慰霊のために打ち上げます。その後祭りが始まり、8月2日には昼から催しものがあり、夜には1日目の花火、3日も同様に昼には催しものがあり、その後2日目の花火が上がります。
大花火大会とは?
8月2日~3日の2日間行われる大花火大会は、19:20~21:10の約2時間、それぞれの日にちでプログラム内容は変わりますが、音楽に合わせ、大空に大輪の花を咲かせます。1日目か2日目のどちらかのみでも十分楽しめますが、両日行くことでより長岡まつり大花火大会を楽しむことができます。
長岡まつり大花火大会の見どころは?
10号玉の三尺玉を惜しみなく大空いっぱいに打ち上げ、迫力満点なだけでなく、直径650mの大輪、正三尺玉、ナイアガラやミュージックに合わせたスターマインなど見どころ満載です。さらに、全長2kmにも及ぶフェニックスやストーリー性のある音楽とのシンクロなど、大空が様々な色に染まる花火は圧巻です。
開催地は新潟のどの辺?
- 車の場合、予約専用の駐車場あり(車にて向かう場合は早めに予約しておくことをおすすめします。)
- 新幹線、在来線で向かう場合は、長岡にて下車(観覧席まで徒歩30分)
- シャトルバス、臨時バスあり(それぞれ徒歩20~30分)
開催日はいつ頃?
開催日は毎年、8月2日、3日の2日間大花火大会が行われます。平日や土日、祝日に関係なく毎年同じ日付となります。2019年は金曜、土曜でしたが、2020年は日曜、月曜となります。今まで土日祝日だと行けなかったという方も、2020年は平日なので花火を楽しむことができます。
例年の来客人数は?
2019年には108万人もの来場者数がありました。例年、100万人を超える来場人数となっていて、新潟県内はもちろん、県外からも来場者があり、毎年大賑わいです。2019年のランキングでは、福岡のわっしょい百万大花火、大阪の天神祭奉納花火、北海道のおたる潮まつりに並び、日本全国で第4位の来場人数となります。
長岡まつり大花火大会を観るおすすめスポットは?
多くの来場者数のある長岡まつり大花火大会で花火全体をより綺麗に楽しむためのスポットをご紹介します!公式サイトにて販売されている有料席チケットの販売開始時期や近隣ホテルの抽選予約開始時期についてまとめました。
有料席はある?
長岡花火公式サイトにてチケットが販売されます。
A会場
- マス席1マス18,000円
- ベンチ席1席3,000円
- イス席1席3,000円
- カメラマン席1マス5,000円
- 車いす席1マス5,000円
- 身体障害者席1マス4,000円
- フェニックスエリア席1席2,000円
- フェニックステーブル席1席3,000円
- マス席1マス15,000円
- カメラマン席1マス5,000席
- エリア席1枚2,000円
- 堤防上マス席1マス15,000円
- テーブル席1席4,000円
- イス席1席3,000円
近隣のホテルは予約できる?
多くのホテルが早い時期からうまり始め、近隣ホテルは抽選予約の場所もあり、専用ホームやハガキでの抽選が4~5月から応募開始となります。花火会場から近い人気のホテルほど早くうまってしまいますので、ホテル情報をチェックしておくことがおすすめです。
日本三大花火大会とは?
日本の三大花火大会
規模の大きさや歴史の深さから日本三大花火大会と呼ばれているのは、秋田県の全国花火競技大会「大曲の花火」、茨城県の土浦全国花火競技大会、新潟の長岡まつり大花火大会の3つです。秋田県と茨城県の花火は花火師の日本一を決めたり、全国の花火師達が腕を競い合ったりと色々な花火を楽しめます。新潟の長岡まつり大花火大会は3つの中で最も歴史が長い花火大会です。
長岡まつり大花火大会だけじゃない!新潟の花火大会
新潟県内では長岡まつり大花火大会だけでなく、多くの場所で花火大会が行われています。旅行の日付が長岡まつり大花火大会と合わないという方のために、人気の新潟県内の花火大会についてまとめました!
新潟県で人気の花火大会
新潟まつり花火大会
新潟のメインスポットである新潟市内の信濃川で行われる新潟まつり花火大会にも多くの来場者があります。音楽花火やナイアガラ大瀑布の他に圧巻の大型ワイドスターマインなどが新潟の夜空を彩り、さらに川面にも映り華やかさが見どころです。約57万5千人もの来場者数があり、開催日は8月3日以降の最初の金から日曜日の3日間で、大民謡流しや神輿、各種催し物が行われ、3日目に花火が上がります。
ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会
海に上がる花火を楽しめるぎおん柏崎まつり「海の大花火大会」は海の広さを利用し、幅600メートルのワイドスターマインや海中空スターマイン、尺玉100発一斉打ちなど百花繚乱の花火が見どころです。海上を埋め尽くす花火は来場者を魅了します。約21万人の来場者数があり、開催日は7月24日から7月26日の3日間です。
片貝まつり(浅原神社 秋季列大祭奉納大煙火)
400年もの伝統を誇る「片貝まつり」では、7~8割が尺玉で連発花火で尺玉段打ちなどを楽しめます。さらに、世界最大とされる四尺玉花火は迫力満点です。三尺玉の発祥地ならではの花火は9月9日と10日の2日間で、22時00分から四尺玉の打ち上げが行われ、約12万人もの来場者数があり、賑わう花火大会です。
三条夏祭り大花火大会
新潟県三条市で行われる、豪華スターマイン、尺玉の連発やナイアガラなどの4000発もの花火が夜空を彩り人々を魅了します。さらに、打ち上げ場所と観覧席が近いため、花火の大きさや音も迫力満点です。約9万人の来場者があり、8月の第1金、土日曜日に祭りが開催され、2日目の土曜日に花火が打ち上げとなります。
寺泊港まつり海上大花火大会
寺泊港(新潟県長岡市寺泊田町)で開催される海上花火大会、寺泊港まつり海上大花火大会は海水浴場の砂浜から花火を楽しめ、海上に大スターマインの花を咲かせます。約8万人の来場者数のある花火大会です。8月6日と7日に祭りが行われ、花火は7日に打ち上げられます。
おぢやまつり大花火大会
新潟県の小千谷市で開催されるおぢやまつり大花火大会は、超ワイドの大スターマインをはじめ、7000発もの花火が大空に咲き誇ります。夏の夜空を飾る花火も見どころですが、祭りで催されるからくり万灯や闘牛パレードも魅力です。さまざまなイベントが行われていて、花火だけでなく祭り全体を楽しむことができます。8月23日から25日の3日間(年度により変動あり)で、2日目に花火が上がります。約18万人もの来場者数のある新潟で人気の花火大会のひとつです。
まとめ
新潟県内で特に人気のある長岡まつり大花火大会についてご紹介しました。また、長岡まつり大花火大会だけでなく、新潟県内には多くの花火大会があります。それぞれの花火に見どころがあり、川や山、海など違ったロケーションで花火を楽しめ、魅力満載です。旅行の日程に合わせて新潟県の花火を楽しんでみてはいかがでしょうか?