ハワイでおすすめの日焼け止め11選！使えない日焼け止めもあるので要注意！

ハワイで使用する日焼け止めは海に優しい成分を使い、日焼けを防ぐ指数が高く、耐水性のあるものがおすすめです。

ハワイではサンゴを守るため、サンゴや海洋生物全体に有害とされる紫外線吸収剤をふくむ日焼け止めの販売を州の法律で禁止しました。ハワイの海辺では、サンゴに優しい日焼け止めを使うように掲示を出して呼びかけています。

ハワイで使用する日焼け止めに欠かせない条件は、「紫外線吸収剤をふくまないこと」です。ハワイの法律では、紫外線吸収剤のうちのオキシベンゾンとオクチノキサートという成分をふくむ日焼け止めの販売を禁止しています。

日本製を買うときは「紫外線吸収剤不使用」「ノンケミカル」などのラベルを手掛かりに成分表示を確認しましょう。

よりサンゴに優しい日焼け止めを選びたい方には、「ナノ化された成分をふくまないこと」も大切です。吸収剤を使わない日焼け止めの多くは、成分の粒子をナノサイズにして使用しています。ナノ粒子は自然界にある粒子より細かいため、サンゴの体内の防御機能をすり抜けて浸透し、悪影響をおよぼすそうです。

ハワイで使うのにおすすめな日焼け止めの性能は、「防水でSPFが50以上であること」です。日本製の日焼け止めは紫外線を防ぐ効果の尺度にSPFとPAがあり、PAも「+++」または最高値の「++++」を選びましょう。

米国製はPA表示がないので、SPF・PAをあわせた「Broad Spectrum」の値が 「SPF30」以上の日焼け止めがおすすめです。

オーガニック日焼け止めが必ず環境に優しいとは限らず、原料すべてに天然素材を使う商品以外は、成分表示を見て禁止成分を使っていないことを確かめる必要があります。

「オーガニック」の意味は一般に「栽培・製造に化学物を使っていない」ことですが、認証団体の基準はそれぞれです。日本で買える日焼け止めはとくに要注意で、認証もなくオーガニックを名乗る商品もあります。

日本製の日焼け止めをハワイへ持ち込むことは、2021年5月現在ハワイの法律では一切禁止されていません。吸収剤をふくむ日焼け止めであっても法的には持ち込めますが、ハワイの環境を考えると、日本から持参する日焼け止めには吸収剤をふくまないものをおすすめします。

日本製の人気のある日焼け止めには紫外線吸収剤を使うものも多いので、買うときには成分表示の確認が必要です。「資生堂アネッサ」「ニベア」は敏感肌向けの一部商品のみ、紫外線吸収剤を使っていません。「ビオレ」は子どもや不安定肌向けの商品は吸収剤フリーですが、「ラロッシュボゼ」は全商品に吸収剤を使っています。

「ビオレUVキッズピュアミルク」は紫外線吸収剤を使わない「SPF50」の日焼け止めを、コスパよく手に入れたい人に人気があります。原料にはアルコール・香料・着色料・防腐剤が入っておらず、剤型は2層タイプの乳液です。

ビオレUVキッズピュアミルクは耐水性があり、肌がこすれても落ちにくく作られているので、屋外でアクティビティをするときにぴったりです。落とすときは普段から使っている石けんとお湯で落とせるので、お子さんの肌にも気軽に使えます。

「サンゴに優しい日焼け止め」は、沖縄のサンゴを守るために作られた日本製の日焼け止めです。海に優しい日焼け止めを探している人や、肌に優しい日焼け止めを探している人に人気で、原料に香料・防腐剤・鉱物油・合成界面活性剤をふくみません。

サンゴに優しい日焼け止めの原料は8つであり、すべて天然素材でナノ化もされていませんし、入れ物はリサイクルできる缶です。サンゴに優しい日焼け止めの剤型は固めのクリームで、全身に使えて、石けんとお湯で落とせます。

「モアニ・オーガニクス」の日焼け止めは日本製のオーガニック製品で、世界的なオーガニック認証機関エコサートの認定を受けた商品です。原料は、エコサートの基準にしたがい9.5割以上が天然素材で、合成香料・合成着色料・防腐剤・シリコン・合成界面活性剤・ナノ成分を使っていません。

モアニ・オーガニクスの日焼け止めは原料のすべてが天然由来の成分で、オイルには5つのオーガニック植物のオイルを配合しています。日焼け止めの剤型は乳液で、塗り心地はさらさらと塗りやすいため、化粧の下地として使うのもおすすめです。

「アコレル」は香水と日焼け止めをあつかうフランスのオーガニックブランドで、日焼け止めはコスメビオのオーガニック認定ラベルを得ています。コスメビオはエコサート基準を満たした製品に与えられる認証で、アコレルの日焼け止めの原料は9.9割が天然由来で、ナノ化もしていません。

アコレルの「サンプロテクションスプレー50」は独自に配合した抗酸化成分をふくみ、幅広い世代に人気です。容器はエアレスポンプなので最後まで余さずに使えて、剤型は乳液で伸びがよく、使うときは手に出して塗り広げます。

「リトル・ハンズ・ハワイ」はハワイで生まれた手作りの日焼け止めブランドで、現地で人気があるメーカーの1つです。成分はすべて天然由来で一部にはオーガニック原料やハワイ産を取り入れており、ナノ成分は使っていません。

リトル・ハンズ・ハワイの日焼け止めは包装にもこだわっていて、海洋プラスチックを増やさないためにリサイクルできる素材か、土に還る素材を使っています。オイルにもこだわり、ベースのココナッツオイルはアメリカ合衆国農務省（USDA）のオーガニック認証を得たオーガニック原料です。

• ホールフーズ、ダウントゥアース、KCCファーマーズマーケットなどで販売

「エーオー・オーガニクス・ハワイ」はハワイ島で生まれたブランドで、日焼け止めはサンゴに優しい乳液タイプを探している人におすすめです。種類はビンに入ったミルクタイプに加え、缶に入ったクリームとスティックがあります。

エーオー・オーガニクスの日焼け止めの原料は9個で、酸化亜鉛のほかはすべてUSDAの認めるオーガニック原料を使っています。原料はすべて天然由来の成分で、紫外線を防ぐ成分である酸化亜鉛はナノ化していません。

• ココズトレーディングポスト、ハウスオブマナアップなどで販売

「コクア・サンケア」はハワイの日焼け止めブランドで、ハワイ産の素材を使う日焼け止めのなかではSPF値が高いです。コクア・サンケアの取り扱う日焼け止めは1種類で、剤型はクリームなので塗り心地はしっとりとしています。

コクア・サンケアの日焼け止めの原料は、酸化亜鉛と23種類の天然由来の抗酸化物質で、抗酸化物質のうち7種類はハワイ産を使っています。コクア・サンケアではハワイ産の植物を使うことで地元の農家や企業の支援にもつなげているため、ハワイが好きな人に人気です。

• ホールフーズ、ダウントゥアース、カカアコファーマーズマーケットなどで販売

「オールグッド」はアメリカの人気ブランドで、日焼け止めは天然由来の成分のみでつくられ、「SPF50+」で耐水性もあります。日焼け止めの種類は全身用の缶・チューブ・スティックと、リップ用のスティックがあり、SPFが「50+」であるのは缶タイプのみです。

オールグッドはオーガニックハーブの持つ自然治癒力に注目しており、日焼け止めにもオーガニックハーブの成分が入っています。缶タイプの原料は6成分で、うち4成分はアメリカの国家規格である国立公衆衛生財団（NSF）のオーガニック認証を得ていて、ハワイでも「サンゴに優しい」と人気です。

• ホールフーズ、ダウントゥアースなどで販売

「ロウ・ラブ」はマウイ島で生まれた日焼け止めのブランドで、日焼け止めはサンゴに優しい製品を求めて作られました。ロウ・ラブの日焼け止めの種類は1つで、剤型はクリームでリサイクルできる缶に入っています。日焼け止めの原料はすべて天然由来の素材で、ラベンダーやミントのさわやかな香りが特徴です。

ロウ・ラブの日焼け止めは入れ物がかわいいのが特徴で、缶は使い終えたらリサイクルできますがインテリアとして飾るのもおすすめです。ロウ・ラブでは金属製のストローやガラスのボトルも取り扱っており、お土産としても人気があります。

• ホールフーズ、ダウントゥアース、マナフーズなどで販売

「ロウ・エレメンツ」は、天然素材にこだわったサンゴに優しい日焼け止めのブランドで、日焼け止めは生後6か月から使えます。日焼け止めの種類は多く、缶やチューブのクリーム・顔用やリップ用のスティック・再利用できる素材でつくられたスティックの5種類です。

ロウ・エレメンツの日焼け止めは、アメリカの代表的な自然製品の認証団体である米国自然製品協会（NPA）の認証を受けています。原料はすべて天然の再生可能資源に由来し、全11成分のうち6成分はUSDA認定のオーガニック原料です。

• ホールフーズ、ダウントゥアース、ロングスなどで販売

「ハワイアン・トロピック」は、古くから世界的に人気のある日焼け止めブランドのひとつで、コスパがよいのが特徴です。日焼け止めの種類は用途・SPFともに豊富であり、おすすめはスポーツ用の乳液タイプで軽く付けられます。

ハワイアン・トロピックの日焼け止めは香りが特徴的で、ハワイらしい香りを楽しめます。塗り心地はさらっとして伸びがよく、付け心地も軽いので、塗りやすくべたつきにくい日焼け止めを探している人におすすめです。

• ウォルマート、ロングスなどで販売

ハワイで使用する日焼け止めには、禁止されているオキシベンゾンとオクチノキサートをふくまないものを選びましょう。海に優しい日焼け止めは肌に優しいので、小さいお子さんや肌の荒れやすい人でも使いやすいです。