葉山のおしゃれな観光スポット13選！おすすめの見どころをご紹介！

葉山は神奈川県の三浦半島西部にある地域です。東京から向かう場合は、日帰り旅行先として人気である鎌倉よりも先にある、逗子駅を中心にグルメや観光スポットなどの見どころが点在しています。葉山のことを「葉山女子旅きっぷ」によって初めて知った方も少なくないのではないでしょうか。女子旅として人気の観光地である葉山には、写真映えするおしゃれな女子向けスポットやグルメなどの見どころ満載です。

葉山にあるそれぞれの観光スポットは離れているため、効率よく巡るにはバスの利用が必要不可欠です。まずは、そのバスの発着駅である逗子駅を目指しましょう。都内から向かうには品川発の場合はJR横須賀線・逗子行に乗り、乗り換えなしで約53分乗ります。片道料金は730円です。

先ほどお話した通り、葉山にある観光スポットはそれぞれが離れているため、バスの乗り換えなど手間がかかります。バスの乗車時間に影響を受けないように、ドライブしながら遊ぶ方法もひとつの手です。東京ICから逗子ICまでおよそ1時間、片道料金1,510円で到着します。ドライブしながら葉山の観光スポット巡りを予定している方は、お目当ての観光スポットに駐車場があるかどうかを事前に確認しておきましょう。

逗子海岸は夏に海水浴場として盛り上がりをみせるビーチです。夏場に限らず、夕暮れ時や朝焼けの美しい絶景が見どころのスポットとして人気を集め、葉山に来たなら必ず立ち寄りたいビーチとして知られるようになりました。波打ち際を散歩しながら、落ちている貝殻拾いも楽しめますよ。よく晴れた日には鎌倉方面にある江の島だけではなく富士山も見られ、しばらく立ち尽くすほどの壮大な景色が広がります。

逗子海岸に沿うように走る道はドライブコースとしておすすめです。特によく晴れた日は、夕暮れ時の空にグラデーションがかかりやすいため、晴れた日は電車ではなくドライブに変えて行ってみてはいかがでしょうか。早朝や夕暮れ時のタイミングを狙って、車にて逗子海岸へ向かってください。

上山口の棚田は2009年に日本の里100選にも選ばれた、上山口の代表的な日本らしい風景です。翌年2000年には、上山口の棚田で収穫されたお米が皇室の新嘗祭に献上されました。道が狭くアップダウンが激しい場所のため、歩きやすい服装で行くことをおすすめします。棚田の近くにあるお蕎麦屋さん「和か菜」では、一番奥の席にて棚田の景色を眺めながらの食事を楽しんでください。海から離れた山里の雰囲気が味わえます。

上山口の棚田では、お米を使った「葉山アイス」という名の珍しいアイスが販売されています。甘酒とココナッツミルク風味のアイスは、ほんのりとした甘みとまろやかな味わいのアイスです。売上金は棚田の維持管理に使われるため、日本の里100選を守るためにも1つ購入してはいかがでしょうか。

前田川遊歩道はひと気があまりない、穴場の観光スポットです。マイナスイオンが感じられる涼し気な空間は夏場がおすすめ。木々に囲まれているため、木陰に沿って歩くと夏でもひんやりした清涼感でいやされます。大楠山へのハイキングコースの一部でもあるため、4～5月の春先と初夏、10月の秋ごろがベストシーズンです。川に配置されている飛び石はあちこちにあるので、童心にかえった気分で水あそびをしてみては。

前田川遊歩道では川遊びだけではなく、植物観賞も楽しみ方のひとつです。夏には燃え盛るようなオレンジ色をした「ヒメヒオウギズイセン」という花や、凛とした美しさと甘い香りを放つ「ヤマユリ」が見どころ。澄んだ水だからこそ周辺の草花が生き生きとしている姿が観察できます。

海を見渡せる風景は葉山のなかでも群を抜くほどの絶景で、葉山の名所として知られています。遊具がない広々とした公園なので、レジャーシートを持ち込んでちょっとしたピクニックをしてみてはいかがでしょうか。

あまり観光客がこないエリアなので騒がしくなく、ゆったりとした時間が流れる場所です。夏場には公園近くのプールが開放され、近隣に住むお子さんでにぎわいます。南国へ旅行に来たような気分が味わえる、葉山らしい夏の定番スポットです。

葉山マリーナでは神奈川県のシンボルでもある江の島を周遊する、クルージングが楽しめます。乗車時間はおよそ45分間とかなり長い時間船に揺られ、大迫力のクルージング体験です。陸からではなく、海から江の島を眺められる貴重な経験ができます。

クルージングの後は葉山マリーナにあるおしゃれなカフェや、レストランで食事のコースが定番。ドライブの途中で立ち寄るのにぴったりなスポットです。静かな場所で見晴らしも良いため、デートスポットとしても人気を集めています。女子にうれしいインスタ映えスポットもあるので、晴れた日に向かってください。

毎週日曜9時～11時にて開催されている市場は、葉山でとれた海産物をはじめとした、名物グルメが購入できる場所。市場の規模はそれほど大きくはないのですが、ほかには見られない個性的なお店が数多く出店しているため、早起きして行ってみたくなるようなスポットです。

毎回人気があるタルトやケーキの切り落としは開始からすぐに売り切れてしまうため、狙う方は早めの到着をおすすめします。ドライブの計画を立てている方は、駐車場所も確認しましょう。市場で販売されているローカルグルメも要チェックです。

一色海岸はほかの海岸と比べてとても静かな場所です。のんびりと観光スポット巡りをしたい方におすすめ。アメリカのニュース専門放送局であるCNNが、世界ベスト100ビーチのうち65位に選ぶほど美しい海岸です。一般的なビーチではわいわいとにぎやかな雰囲気が想像されますが、一色海岸は正反対の雰囲気が漂う静かなビーチであることが特徴のため、行かれた方はきっと驚くでしょう。

海の透明度も高くひとけの少ない開放的なビーチは、「まるで天国に来てしまったかのような美しい情景が広がっている」とうわさされています。一色海岸の景色に癒されたあとは、周辺のおしゃれなお店にも立ち寄ってください。

あじさい公園には約3000株のあじさいが植えられていて、見ごろをむかえると圧巻の景色が広がり、色鮮やかなあじさいが見どころです。階段を登って向かう頂上は、鎌倉方面まで見渡せる景色が見られるベストスポット。見晴しのいい頂上まで向かうには、かなり急な階段が続くため、ヒールは控えて行きましょう。

あじさいの見ごろは時期が短いこともあり、どこのスポットも混雑してしまいます。しかしこちらのあじさい公園は地元の方以外にはほとんど知られていないような穴場スポットのため、混雑に巻き込まれる心配もありません。

葉山しおさい公園は天皇陛下の御用邸に隣接していて、丁寧にしつらえた庭園が観賞できる穴場の公園です。園内には海の生き物に関する展示物がある博物館があり、園内の散策だけではなく楽しめるところもポイント。近くに海があることにより、公園内には潮風と潮騒が流れ込む落ち着いた雰囲気が感じられます。

公園の規模はそれほど大きなものではありませんが、日本庭園が気軽に見られる場所でもあるため、立ち寄って損はありません。日本庭園にある池にはたくさんのコイが泳いでいます。少し近づくだけで一斉に駆け寄ってくる姿はかわいらしいと感じるはずです。近くには小さな滝があり、涼し気な雰囲気が漂います。

こちらは三ツ星ホテルですが宿泊者以外でもランチ利用ができます。目の前に広がる海を見ながらの食事を求めて、遠方からもやってくる人もいるほど人気のあるおしゃれなレストランです。接客・料理・雰囲気それぞれが申し分のない素晴らしさのため、行かれた方はきっと満足することでしょう。ランチメニューは魚介のうま味がつまったアクアパッツァがおすすめです。駐車場がない点だけご注意ください。

食事が気に入った方はそのまま宿泊するのもおすすめです。スケープスザスイートの朝食はおいしいと評判で、新鮮な地元野菜が使われた料理はいい目覚めにつながります。お部屋から見える景色が1日中独り占めできる贅沢を味わってみてはいかがでしょうか。

Cafe会英楼はレトロな雰囲気がただよう店内と、気さくなマスターが特徴的な喫茶店です。ランチメニューに加えてケーキメニューも種類が豊富なので、食後にケーキも注文しましょう。Cafe会英楼のケーキを求めて来店する方も少なくありません。なかでもチーズケーキの人気が高く、その秘密は厚焼きにありました。厚みがあるチーズケーキは濃厚なコクとほどよい酸味があるため、コーヒーとの相性も抜群です。

ランチメニューであるカレーやハンバーグはどれもボリューム満点です。スタンダードなメニューから、見た目に驚かされるような個性派メニューまであるため、何度行っても新鮮な気持ちで食事ができます。もちろんコーヒーの味もピカイチです。

ブレドール葉山ではモーニングの時間帯にパンの食べ放題を実施しています。朝早くから焼きたてのパンが思う存分食べられるということで、開店時間である7時よりも前に並ぶ方もいるほどの人気ぶり。90分間の食べ放題は、ドリンクとスープorサラダが選べるセットメニューなので、かなりの満足するボリューム。おうちでリベイクしてもおいしく食べられるため、テイクアウトでも納得のいく味ですよ。

ショーケースにはずらりと豊富な種類のパンが並べられているので、どれにしようか迷ってしまうはずです。おすすめの「鎌倉野菜の焼きカレーパン」は、ブレドール葉山に来たなら1度は購入すべきパンとして知られています。2017年のカレーパングランプリにて金賞を受賞したハイクオリティのパンは、カラフルな見た目と味わい深いカレーの相性が抜群。初めて行く方にぜひ購入してほしいパンです。

アメリカンテイストのメニューを中心としたランチを、古民家カフェでいただいてみてはいかがでしょうか。肉厚でジューシーなパテが使われたハンバーガーは、おしゃれな店内の雰囲気とあいまって、おいしさ抜群です。

ドリンクには逗子のクラフトビールもあるので、お酒が苦手でなければ選ぶべきメニュー。席数はそれほど多くなく知る人ぞ知る穴場のお店です。店内に飾られているビンテージの小物が、ちょっとディープなアメリカンダイナーの雰囲気を醸し出しています。

葉山は東京からもアクセスしやすい観光地であり、まだまだ広く知られていないような魅力がつまった場所です。神奈川では横浜や鎌倉・江の島が目立つ分、葉山観光ではゆったりとくつろぎながら観光名所を巡れるところが一番のポイント。都会の喧騒から離れてのんびりとした日帰り旅行先として、葉山をおすすめします。