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屋久島旅行で人気のプランやツアーご紹介!おすすめの季節や日数は?

屋久島旅行で人気のプランやツアーご紹介!おすすめの季節や日数は?

屋久島は、美しい自然に囲まれた世界遺産に登録されている島で、旅行先として人気があります。有名な縄文杉の他にも、たくさん見所がたくさんあるので、どのルートを観光するのか悩む方も多いでしょう。そこで、おすすめの屋久島旅行プランをご紹介します。

目次 [表示]

屋久島の基本情報

屋久島は世界遺産にも登録されている鹿児島の南に位置する島です。島の大きさは、車で一周するのに3時間ほどの広さです。季節感があり、年中常夏というわけではありません。そのため、訪れる季節によって、楽しめる観光プランが変わってきます。特に、屋久島旅行が初めての人は、旅行の計画をしっかりと立てることで、安心して楽しむことができます。

屋久島までの行き方

屋久島までのアクセスのルートは、飛行機かフェリーで行くことになります。いくつか移動手段があるので、旅行日数や料金、予算に合わせて計画するとよいでしょう。

飛行機の場合

屋久島までの直行便の飛行機があるのは、大阪、福岡、鹿児島からのみです。東京やその他の都市からは、鹿児島空港で乗り継ぎする必要があります。料金は、鹿児島から屋久島までの飛行機で、大人片道12,000円前後になります。お財布に余裕があり、時間を短縮したい人におすすめです。混雑時は売り切れてしまうこともあるので飛行機を利用する人は早めに計画を立てましょう。また、お得な早割チケットもあります。

フェリーの場合

フェリーは、高速船と大型客船の2種類があります。どちらも鹿児島から出航しています。1日の出航便数、出発到着港、料金、時間、などが違いますので、ご自身の旅行プランにあった選択ができます。

高速船トッピー・ロケット

高速船は鹿児島港から出発し、屋久島まで2〜3時間ほどで到着します。1日4便〜7便、運行しています。屋久島の到着港は、宮之浦港、安房港、どちらも民宿が多く集まっている地域なので便利です。料金は大人片道9,000円、往復で16,200円と割引もあります。

大型客船フェリー屋久島2

「フェリー屋久島2」は、朝8時30分発で4時間ほどで屋久島宮之浦港に到着します。料金は、大人往復9,500円〜です。自動車やバイク、自転車などの車両搬送、動物ペットも可能です。

大型客船フェリーはいびすかす

「はいびすかす」は、夕方6時発、翌朝7時到着で屋久島宮之浦港まで13時間かかります。料金は大人往復7,600円〜です。こちらも車両搬送、動物ペットも可能です。船内には売店、レストランなどもあります。旅行日数に余裕がある人は、節約のんびり船の旅を楽しむのもよいでしょう。

初めての屋久島旅行は予算や日数に合わせたプランを!

初めての屋久島旅行は、旅行日数に合わせ、詰め込みすぎず、余裕のある計画をたてましょう。また、屋久島は世界自然遺産に登録されており、その美しく雄大な自然は多くの観光客を魅了しています。屋久島の自然を楽しむのであれば、観光のルールやマナーを守って旅行しましょう。

屋久島旅行の基本的なマナー

  • ポイ捨てはしない、ゴミは持ち帰る
  • トイレは指定の場所でするか、携帯用トイレを使う
  • 野生動物に餌をあげない
  • 山は登り優先
  • 立入禁止区域には入らない

初めて屋久島旅行をする人におすすめ3泊4日プラン

屋久島旅行を楽しむのにおすすめな日数プランは、ズバリ3泊4日です。飛行機を使っても、どうしても移動に時間がかかるので、出来れば最短日数でも3泊4日あるとよいでしょう。それでも屋久島の魅力を十分に満喫するには、短い日数だと感じてしまうかもしれません。初めて屋久島旅行をする人は、自前に入念に計画を練りましょう。

それでも諦められない弾丸!屋久島旅行2泊3日プラン

2泊3日の日数での屋久島旅行は、かなり忙しくなりますが、飛行機などを上手く利用すればよいでしょう。1日目は早朝に出発しても、屋久島に到着するのはお昼頃になります。2日目に縄文杉トレッキングなど、お好きなアクティビティーを堪能。3日目の午後に屋久島を出発すれば、この日数でも、弾丸屋久島ツアーを楽しめます。

季節別!おすすめ屋久島旅行の見所

屋久島が観光客で混雑する時期は、ゴールデンウィーク、夏休み、お盆や祝日を含んだ3連休期間などです。屋久島は、どの季節も自然が美しく、良さがあります。季節によって楽しめるアクティビティーもかわってきますので、初めて屋久島を訪れる人は、チェックして旅行の計画をしましょう。

春(3月〜5月)

春は、1年でもっとも花が咲き、鳥が鳴く季節です。山桜なども咲き、白谷雲水峡の太鼓岩からの景色は、桃源郷のように美しいと人気です。お天気も安定して新緑も美しい時期なので登山など山でのアクティビティーがおすすめです。

梅雨(6月〜7月)

屋久島は梅雨は、非常に雨が多く、降り続くと島の交通機関がストップすることもあります。そのかわり、混雑がなく、飛行機の料金も下がります。雨で、幻想的な苔が美しい白谷雲水峡の景色など楽しめるでしょう。また5月〜7月中旬はウミガメの産卵時期になるので、運が良ければ産卵を観察できます。

夏(7月〜9月)

夏になると、海、川、山と大自然のアクティビティーがフルで楽しめます。屋久島では山のアクティビティーが人気ですが、海でシュノーケリングや、川でカヤックなども楽しめます。9月下旬くらいまでマリンスポーツが可能です。また、7月下旬〜8月下旬にウミガメの赤ちゃんが産まれます。

秋(9月〜11月)

屋久島は常緑樹と針葉樹の森なので、紅葉は少なめですが、淀川の紅葉など人気のスポットもあります。秋は屋久島のお祭りシーズンになります。幻想的な灯篭をたくさん灯すお祭りや、音楽祭などがあります。

冬(12月〜2月)

屋久島は南の島ですが、雪も降ります。標高の高い山は雪に覆われ、観光客も少ない季節ですので、静かで幻想的な景色が楽しめます。ただ冬の登山は中級者以上になるので気をつけましょう。また、マラソンやサイクリングのスポーツイベントなども開催されています。

人気!縄文杉ツアーのベストシーズンは?

定番で人気の縄文杉ツアーは積雪さえなければ、1年中可能です。しかし、気候もよく混雑もなく、おすすめなのは、連休、ゴールデンウィーク以外の4月、5月、お盆の後の8月下旬〜11月の連休以外の日などです。

おすすめ屋久島の人気トレッキングルート

屋久島屋久島世界遺産センターのwebサイトには、縄文杉快適登山日カレンダーというもの公開されていますので、旅行プランの参考にしてください。

縄文杉快適登山日カレンダー
http://www.env.go.jp/park/yakushima/ywhcc/tozan/kaitekic.htm

縄文杉トレッキング

縄文杉トレッキングは、初めて屋久島を訪れる人には外せない人気ルートのトレッキングです。最古にして最大の屋久杉、屋久島のシンボル縄文杉を見ることができます。歩行時間は10時間〜13時間ほどで、往復距離は19キロと長く、丸1日かかるルートです。

トロッコ道

登山開始は荒川登山口になります。縄文杉トレッキングは10時間ほどかかるので、朝7時には出発します。初めの難関がトロッコ道で、8キロほどあります。少し前まで、線路の枕木があるので歩幅が合わせづらく、歩きづらく感じることもありましたが、現在では真ん中に板が敷かれ、歩きやすくなったようです。

ウィルソン株

屋久島の切り株の中で最も大きなウィルソン株。その切り株の中は空洞になっているので人が入れます。切り株の中から、上を見上げると天井部にはハート型に見える穴が空いています。このハート型の穴を写真に撮り、携帯の待ち受けにすると恋愛が成就するなどという噂もあり、インスタ映えする人気のスポットです。

大王杉

縄文杉が発見されるまでは、大王杉が屋久島のシンボルとして有名でした。縄文杉の手前にあり、ウィルソン株から約45分ほどの場所にあります。

白谷雲水峡と太鼓岩トレッキング

こちらも屋久島旅行が初めての人におすすめルートです。この森は、ヤクシカに遭遇することも多い、苔で覆われた幻想的な太古の森です。アクセスも良く、気軽にハイキングが楽しめます。ジブリ映画「もののけ姫」の舞台地としても有名です。清流と苔のコントラストは映画ファンでなくとも息を飲む美しさです。平均歩行時間は、3時間〜5時間。白谷雲水峡には1時間〜8時間の間で、選べるルートがいくつかあります。初めて屋久島を訪れる人には外せないスポットのひとつなので、旅行日数や体力に合わせて、お好みのルートをチョイスしてみてください。

もののけ姫の森=苔むすの森

通称「もののけ姫の森」と呼ばれ、白谷雲水峡の中でも1番人気のスポットです。深い緑の苔に覆われたこの地は、監督の宮崎駿さんも何度も訪れたといいます。今にも「こだま」や「シシ神」が出てきそうなファンタジックな景色が広がっています。入り口から苔むす森は、往復3時間ほどの散策ルートになります。

七本杉

強風で幹が折れた後に、その先端に7本の大きな枝が空に向かって手を伸ばしているような姿で生えている、ユニークな形の屋久杉です。この大きな屋久杉には、さまざまな種類の木が自生して共存しています。

太鼓岩

太鼓岩は、もののけ姫の森=苔むす森を抜けて1時間30分ほどで到着します。太鼓岩は、巨大な花崗岩で、森から突き出しているので、景色がよく、屋久島の森が一望できる絶景ポイントです。映画「もののけ姫」のヒロイン、サンの寝床のモデル地でもあります。

三神杉トレッキング

龍神、雷神、風神と名のつく杉が三神杉。かつては岳参りの歩道が、近年、登山道として整備されました。沢の音を聞きながら歩ける、比較的、静かな登山道です。特に霧がかった時に訪れる三神杉ルートは、神秘的です。

九州最高峰!宮之浦岳トレッキング

日本百名山のひとつでもある宮之浦岳は、標高11,936mです。その高さは屋久島最高峰、九州地方の最高峰です。比較的、長めのルートなので、1泊2日、2泊3日のプランでトレッキングをゆっくり楽しむ人もいます。平均的所要時間は10時間ほどです。

モッチョム岳トレッキング

モッチョム岳は、距離は短いけれど、山道が険しいです。そんなモッチョム岳の山頂にたどり着くと、海岸線を眺める雄大な絶景が広がっています。早朝出発し、山頂でお昼ご飯、夕方には下山といったプランがおすすめです。

自然休養林ヤクスギランド

ヤクスギランドの林内には、いくつもルートがあり、30分〜4時間弱でお好みに合わせて計画できます。短時間で簡単なルートであれば、小さなお子様連れでも気軽に散策できます。料金は大人500円です。

ツアーガイドはどうする?

屋久島旅行を計画するときに、ツアーガイドに参加するか、個人で観光するかと、迷うかもしれません。現地のツアーガイドはたくさんあり、グループ参加から、プライベート貸切ガイドなど、自由に選べます。個人で観光するには難しい場所へのツアーなどもあり、豊富な知識を持つ専門のガイドさんが案内してくれるので、初めて屋久島を訪れる人にはおすすめです。

トレッキングの装備は?

Photo byjackmac34

屋久島を訪れる人の中には、トレッキングも初めてという人もいるでしょう。季節によって装備もかわってきますので、揃えるのは大変ですね。そんな方には、トレッキング装備一式レンタルがおすすめです。屋久島では、多くのトレッキング、キャンプ用品などのレンタルショップがあります。

屋久島のおすすめ人気!観光スポット

屋久島には、山や森以外にも楽しめる観光スポットがあります。旅行の計画に組み込んでみてはいかがでしょう。

大川の滝

マイナスイオンたっぷりの、88メートルにもなる壮大な滝は見るものを圧巻します。場所は、西部林道の手前にあり、バス、車で行くことが可能です。

屋久島環境文化村センター

宮之浦港から徒歩3分。屋久島の自然や暮らし、文化が学べる施設です。特産品、土産品のお店もあります。全体を見るのに30分〜50分ほどです。

屋久杉自然館

屋久島と屋久杉、縄文杉について学べる施設です。安房港から車で10分ほどです。縄文杉ツアーに挑む前に、ここで予習してから行くと、より味わい深いトレッキングになりますよ。

開放感抜群!平内海中温泉

平内海中温泉は、海に面した干潮時の2時間前後にだけ入れる海中温泉です。男女混浴で、タオルや布の使用は可能ですが、水着などは使用できません。また、更衣室もありません。料金は大人100円です。

湯泊温泉や先の湯

湯泊温泉は野外温泉で、海の目の前にあります。24時間入浴可能で、男湯と女湯に仕切りがあります。こちらは、タオルや布も使用不可です。湯泊温泉の奥に行くと、先の湯という野外温泉もあり、こちらは水着での入浴が可能です。料金は大人100円です。

志戸子ガジュマル公園

園内の歩道は整備されていて、歩きやすいです。ガジュマルをはじめ、亜熱帯地方の植物が多く楽しみながら学べるのが、志戸子ガジュマル公園です。料金は大人200円です。

一湊海水浴場

屋久島の最北端の港町にある海水浴場です。コバルトブルーの美しい海と白い砂浜、小さなお子様とも楽しめます。夏休みの期間中には、海の家やシャワー、更衣室も利用できます。

春田浜海水浴場

春田浜海水浴場は、砂浜ではありません。岩場で囲まれた入り江状の場所に、海とつながった天然のプールがあります。また、サンゴ礁の海岸で磯遊びも楽しめます。無料の更衣室、トイレ、休憩所があります。

屋久島のおすすめアクティビティーツアー

屋久島観光は山やトレッキングが人気の定番ですが、海や川も美しく、豊富なアクティビティーが楽しめます。初めて旅行する人、旅行日数が少ない人は、専門のツアーガイドなどを利用して、効率のよく遊ぶプランを組むとよいでしょう。やはり、海や川遊びにおすすめの季節は、夏です!

ウミガメ観察ツアー

屋久島ではウミガメがみられます。親ウミガメが産卵しにやってくる季節は、5月〜7月。子供が孵化して海に帰る季節は、8月〜9月。ウミガメを保護する団体や、ウミガメ観察するナイトツアーなどもあります。

カヤック

屋久島では、川、海とカヤックで探索して楽しむツアーも多くあります。初心者、お子様と一緒でも気軽に楽しめます。海も川も美しく透き通っています。

ダイビングやシュノーケリング

屋久島には、マリンスポーツ専門のガイドツアーもあります。透明度の高い屋久島の海で、ウミガメと一緒に泳いだりもできます。装備は一式レンタルできるので、手ぶらで参加できます。また、カヤックとダイビングやシュノーケリングがセットになった、お得なプランもあります。

屋久島旅行の気になる予算は?

1週間以内の短期屋久島旅行を計画するのであれば、移動に飛行機は必須かと思います。往復の飛行機代、宿代、食事代、アクティビティー料金など総合しても、1週間以内の日数でしたら、10万円ほどの予算で旅行ができます。もちろん、宿泊施設、現地のツアーガイド利用などで料金はかわってきます。上手に計画を立てれば、節約しても楽しめます。

屋久島までの飛行機料金

短期で屋久島旅行を計画している人は、移動時間を短縮できる飛行機を利用するのがおすすめです。飛行機代は、繁忙期や早割を利用するかによって料金はかわってきますが、大人1人、往復50,000円前後です。

予算節約プラン

屋久島旅行の予算は、どうしても飛行機代が高くついてしまいます。そこで、1週間ほど日数で旅行する人におすすめのプランです。鹿児島までLCC飛行機会社を利用し、鹿児島からフェリーで屋久島まで向かうルートです。LCC飛行機利用で、東京や大阪から鹿児島まで、最安値で往復16,000円〜というのもあります。そして、鹿児島から屋久島まで、フェリーを利用すれば、屋久島までの移動費を3万円以下におさえることも可能です。

屋久島の観光スポットおすすめ12選!口コミでも人気な楽しい名所をご紹介! | 暮らし~の[クラシーノ]
今回は屋久島の観光スポットのおすすめを紹介します。屋久島にも観光名所と名高いスポットは多くあり初めて旅行で訪れる人も楽しい時間を過ごす事が可能です。周りには自然も溢れていて景色も非常に良い物がありおすすめになっています。

まとめ

Photo by 8og

「屋久島旅行で人気のプランやツアーご紹介!おすすめの季節や日数は?」いかがでしたか。旅の参考にしていただければ幸いです。

キタミカ
ライター

キタミカ

世界を旅して35カ国以上。現在は、南インドにてシングルマザーで子育て中です。アジア、中米、ヨーロッパなど、子連れバックパッカーの旅もチャレンジしています。

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