香川の名物グルメはうどんだけじゃない！やみつき必死な絶品料理11選！

香川県といえばうどんで有名ですが、実はうどん以外にも様々な見逃せない絶品グルメがあります。温暖な気候で比較的雨が少ないことからオリーブやびわなどの柑橘類が豊富に取れ、瀬戸内海における魚貝類にも恵まれています。

香川県民は自らを『うどん県』と自慢するくらい、うどんに対する愛情は強いですし、讃岐うどんの知名度は高いのですが、うどん以外の名物も調べておくと香川県の旅が楽しくなりますよ。

小豆島そうめんは讃岐うどんに比べ知名度こそ低いですが、隠れた香川の名物麺料理として愛好家から高い評価を得ています。400年前からすべて手練りでそうめんを作っており、もはや伝統芸の域にあるといっていいでしょう。

手練りで作られたそうめんは讃岐うどんと同様、豊かな風味とコシが自慢。食品としてお土産にしてもいいのですが、その場で食べる生そうめんは格別ですよ。

なかぶ庵は小豆島そうめんといえばここと言われるほどの有名なお食事処です。隣にそうめん工場を構えている直営店なので、普段ではなかなか味わえない生そうめんを食べられることが最大のおすすめポイントです。ランチメニューは生そうめんのみですが、市販で販売される乾そうめんとは別次元の旨さの逸品です。ぜひ一度、味わってみて下さい。

骨付鳥は見た目はフライドチキンのように見えますが、塩とコショウとニンニクで下味付けされた焼き鶏です。ジューシーでスパイシーな味付けはビールのお供やご飯おかずにピッタリです。

ランチやディナーでは、骨付鳥に、おにぎり・キャベツ・鶏ガラスープがついたセットがとても人気があります。

骨付鳥はうどんに次ぐ香川県のB級グルメとしてすっかり定着していますが、熱心なのが丸亀市です。丸亀市にある骨付鳥のお店の中でも最も有名なお店が『骨付鳥一鶴丸亀本店』です。

創業60年で骨付鳥一筋。独自の香辛料で味付けして窯で蒸し焼きにした骨付鳥は、皮が香ばしく肉汁が溢れており、おいしい以外の言葉は見当たりません。ランチ、ディナーいずれもOKなのでいつでも味わえますね。

ぴっぴ飯はうどんを刻んで、ご飯とその他のおかずをうどんだしで炒めた、焼き飯風のグルメです。『ぴっぴ』とは地元香川で、いまでも使われるうどんの幼稚語です。

ぴっぴ飯は神戸のB級グルメ「そばめし」のうどん版といえるでしょう。坂出市が特に有名で、ランチにおすすめの名物料理です。

お食事処 明神は、ぴっぴ飯発祥の店として知られている坂出市のお店です。ご飯に刻んだうどん、もやし、豚肉、たくあんを炒めたぴっぴ飯は、隠し味にいりこだしを使用しています。うどんにうるさい地元民からも、とてもおいしいと高い評価を得ています。

価格は500円ですので、とてもリーズナブルです。貧乏旅行者の心強い味方といえますね。

オリーブ牛は、香川県が生み出したお肉通には有名な牛肉ブランドです。瀬戸内特有の温暖な気候で育まれてきた讃岐牛に、小豆島名産のオリーブのしぼり粕を配合したえさで育てられたのがオリーブ牛です。オリーブ牛の特徴はとてもやわらかで脂身に甘味と旨みが見事にマッチしていること。

ブランド牛ですのでちょっと贅沢をしたい旅行で食べるのがおすすめです。加工食品のおみやげが観光客には好評です。

オリーブ･デ･クンタッチは高松市有数の観光地、栗林公園の近くにあるおしゃれなレストランです。オリーブ牛を専門に扱っており、ステーキはもちろん、オリーブ牛をふんだんに使ったハンバーグがとてもおいしいとの評判です。

ワイン・バーを兼ねていて、ディナー時のみワインが1,000円で飲み放題。ワインを飲みながら旅路の思い出に花を咲かせてみてはいかがでしょうか。

仁尾リモーネは地元香川県産の仁尾レモンを食材にオリーブ豚パンツェッタとモッツァレラ・パルミジャーノをふんだんに使った、新感覚のピザで、若い女性の間で大人気です。

『日本のウユニ塩湖』として観光客から注目を浴びている香川県三豊市。三豊市の新しいグルメが仁尾リモーネです。

仁尾リモーネはサン･カフェが提供している名物ピザです。三豊市の『日本のウユニ塩湖』といわれる父母々浜から車で5分ほどにあるイタリアン・レストランで、地元民はもちろん、近年は観光客で常に賑わっています。

午後7時で閉店なので、早めのディナーを楽しみましょう。日本夕日百景にも選ばれた仁尾の夕日を眺めながらのお食事がおすすめです。

讃岐うどんバーガーはハンバーグの代わりに讃岐うどんを具材にした、香川県特有のハンバーガーです。揚げたての讃岐うどんに鶏のつくねハンバーグ、レタス、半熟たまごといった地元の食品を使用している和風スタイルです。

生姜が効いた醤油だれを味付けに半熟たまごをトッピングしたバーガーは、完売必至のランチで人気のグルメです。

讃岐うどんバーガーは津田の松原サービスエリアで食べることができます。高速道路のサービスエリアですが、高速バスの停留所でもあるので一般道からもアクセス可能です。土日祝のみの個数限定販売なので、すぐ売り切れてしまうこともあるので、早めの時間帯に来店をおすすめします。

おいりソフトは、香川県名産の米菓子食品おいりをソフトクリームにトッピングしたものです。おいりのカラフルさが、インスタ映えするとの評判で人気が急上昇しています。

香川県は隠れたソフトクリーム王国です。醤油味といった意外なテイストのものから、カラフルなお菓子をトッピングしたものまで、さまざまな味が楽しめます。

金刀比羅宮近くにあるナカノヤ琴平の『嫁入りおいりソフト』は、縁起の良いグルメとして観光客にとても人気があります。おいしいソフトを舐めながら琴平観光してみませんか。

おいりとは香川県西部の名物お菓子で、結婚式の引き出物によく使われる、縁起の良い食品です。特に、縁結び巡りの際に食べると良縁に恵まれるという言い伝えがあります。

讃岐ラーメンは讃岐うどんの影に隠れていますが、とてもおいしい名物です。香川県にも優秀なラーメン屋がありますが、やはりうどんと比べて知名度が低いため隠れたグルメになっています。

香川県のラーメンの中で、最も有名なラーメン屋がはまんどです。店主はラーメン屋でありながら、第1回讃岐うどん王選手権に優勝したという変わったキャリアの持ち主。

いりこだしを活かした黄金色のおいしいスープと、讃岐うどん同様のコシの強い麺がラーメンマニアを唸らせます。木造の古民家風の隠れ家レストランなので見つけにくいのですが、ぜひとも訪ねてみましょう。

さぬきまるごと恵方巻は近年香川県が力を入れている名物グルメです。地元産の7種類の食品が巻き寿司に使われています。

メイン食材としてオリーブ牛を使ったプレミアムタイプ、名物イイダコの煮付けを使ったマリンタイプ、オリーブ鳥とオリーブの新漬けを使ったオリーブタイプの3種類があります。期間限定で予約制ですので注意が必要です。

さぬきまるごと恵方巻は香川県内の大きな店舗で取り扱っていますが、ここでは高松三越を紹介しましょう。高松三越は高松市内中心部にあり、香川県を代表するデパートとして地元客、観光客で常に賑わっています。

さぬきまるごと恵方巻を予約するのであれば、ここであれば問題ありません。ランチ、ディナーといったレストランも充実しており、出発前の時間つぶしにも最適です。

直島バーガーは高松港より高速船で30分の位置にある直島の島グルメです。直島バーガーはハンバーグの代わりに香川県でとれる有名な魚ハマチをフライにしたものを挟んでいます。

たっぷりの野菜と特製タルタルソースで味付けしたフィッシュバーガーは、下味に直島特産の塩を使用しており味に深みがあり、おいしいと評判です。

マイマイはランチや小休憩にぴったりの空間を提供しており、民家のガレージをオープンカフェに仕立てた開放的な雰囲気が、観光客にとても人気があります。夜9時まで営業しているので、ちょっとしたディナーにもおすすめです。

直島の本村地区にある日本でも有数の建築家、安藤忠雄氏を称えたANDO MUSEUMのそばにあります。

亀の手はフジツボの一種の甲殻類です。小豆島名物の海鮮料理で、調理法は単純に塩ゆでして皮を剥いて食べるだけ。

ビールのお供として最適ですが、見た目があまりにもグロテスクなので、食べるのに抵抗がある人もいるかもしれません。食べてみるとカニやエビのような味がしておいしいと評判ですので一度チャレンジしてみてください。

大阪屋は、小豆島の坂出港近くに構える海鮮料理のお店です。昭和感が漂うノスタルジックな雰囲気がある食堂で、座席数も多く団体客にも対応してくれます。もちろん、海鮮料理以外のメニューも豊富。出港前の腹ごしらえには最適でしょう。

香川県にはうどん以外にも、肉・魚・野菜などの地元で取れる素材を活かした絶品グルメがあります。知名度が低いだけで、うどん以外にもご当地グルメがたくさんありますので、香川に訪れた際はうどんだけではなく他のグルメも探してみましょう。