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香川で有名な人気のお土産は?
香川の一番の名物は「讃岐うどん」で、「うどん県」と呼ばれるほど人気があります。瀬戸内海に浮かぶ小豆島は日本オリーブが誕生した地で、オリーブを使ったおいしいお菓子やおしゃれな化粧品などが有名です。江戸時代からの名物「和三盆」を活かした商品も人気で、かわいいスイーツに変化したお土産が売られています。
香川名物の和三盆を使ったお土産3選
人気の和三盆とはどんな名物?
和三盆は江戸時代に誕生した名物
和三盆とは、香川の一部地域で作られている高級砂糖のことです。8代将軍徳川吉宗が糖業を積極的に行ったため、高松藩主は医学者に研究させました。長年成果が出ず苦労しますが、試行錯誤の末、白色の和三盆ができたのです。サトウキビから絞り出した汁を煮た後、水を加えながら押したり研いだりを繰り返し作業。最後によく乾燥させることで、上品な味わいの砂糖になります。
おしゃれでかわいい和三盆
和三盆は、鉄分・カリウム・カルシウムなどを含む伝統的な高級砂糖です。スーっと消える口溶けと淡泊さ、独特の風味が大きな特徴。素材の持ち味を引き出す力があるので、隠し味に入れるとおいしいお菓子になります。焼菓子や干菓子に取り入れることが多く、かわいい和菓子やおしゃれな洋菓子を作るのにぴったりです。
和三盆のおすすめお菓子①:和三宝めぐり
和三盆のお菓子で一番人気のお土産
和三盆を使ったお菓子は、たくさんあります。一番のおすすめは、ばいこう堂の「和三宝めぐり」。天然色素で染められたおしゃれなお菓子で、和三盆100パーセントで作られた干菓子です。色味がとてもきれいなので、箱を開けたときにカラフルな世界が広がります。日持ちが1年と長いので、たくさん買っても困りません。
食べ比べができる4種類のセットがおすすめ
和三宝めぐりには、香川、音楽、動物、花の4種類があります。どれもおしゃれで、見て楽しめるかわいいデザインです。何をモデルにしたかを解説したしおりがあるので、香川の有名観光地、楽器や動植物を知れます。食べ比べをしたい方には、専用箱に入れられた4種類の詰め合わせがおすすめです。違いを楽しみながら味わえます。
和三盆のおすすめお菓子②:和三盆どーなっつ
手土産にしやすいおいしい洋菓子
「和三盆どーなっつ」は、株式会社マルシンの人気土産です。黒蜜の香りと和三盆の甘さがよくマッチしています。スポンジがとても柔らかく、口に入れたときの食感と上品な味わいが、老若男女問わず大好評です。5個入りで618円と、個数も価格もお手頃。ちょっとした手土産にしやすい、おすすめのおいしいお土産です。
特産品が描かれたパッケージがおしゃれ
パッケージには、香川の特産品である「讃岐かがり手まり」が描かれています。江戸時代の頃は砂糖・塩・木綿の「讃岐三白」が有名で、気候を活かした名産品が作られていました。手まりは、その1つの木綿を使って草木で染めた郷土玩具で、小さな子どもの遊び道具になっています。砂糖の和三盆を使ったドーナツ、木綿を使った手まりがコラボした、すてきなお土産です。
和三盆のおすすめお菓子③:木守
千利休の故事に由来した名物お土産
三友堂の「木守」は、和三盆と干し柿がコラボしたおいしいお土産です。木守とは「来年も柿がたくさん実るように」との思いを込め、柿の木に1つだけ残された実のこと。「千利休が赤楽茶碗に木守と銘打った」という故事から、この銘菓が生まれました。ちなみに店名は、明治時代に高松藩士の同志3人で開業したことに由来しています。
和三盆のせんべいと柿がコラボした和菓子
木守は、せんべいで羊羹を挟んだお茶に合う上品な味わいの和菓子です。麩焼きのせんべいの表面には、和三盆が贅沢に塗られています。中身は、良質な干し柿から作った自家製の柿ジャムを入れた羊羹です。ふんわりと焼き上げられた「せんべい」と風味豊かな「柿羊羹」が絶妙にマッチしています。香川の歴史と食文化が詰まった、上品な味わいの和菓子です。
香川名物のうどんを使ったお土産3選
讃岐うどんはどんな名物?
香川県民はうどんがとにかく大好き
うどん発祥地といわれている香川県は、うどん消費量全国一位を誇る「うどん県」です。県民の8割以上が週1回うどんを食べていることから「讃岐うどんは香川で根強い郷土料理である」ことがわかります。1杯の値段が安く、メニューは店ごとに特徴があるので、さまざまな楽しみ方ができるのも魅力の1つ。
讃岐うどんのおいしい食べ方3選
讃岐うどんをお土産でもらったらときのために、おすすめのおいしい食べ方を紹介します。「かけうどん」は、麺を茹でた後に冷水で締め、出汁を入れて薬味をかけるだけ。茹でた麺を冷水で締め濃い出汁を直接かける「ぶっかけうどん」は、大根おろしやネギなどと豪快にかき混ぜて食べます。うどんのコシを感じたい方は、醤油を直接かける「生醤油うどん」がおすすめです。
うどんの人気お土産①:讃岐うどん
お土産用のうどんはタイプ別の3種類
讃岐うどんのお土産は、「生うどん」、「半生うどん」、「乾麺」の3種類があります。生うどんは、打ちたてで水分が多いため日持ちしません。店頭販売はほとんどなく、通信販売が中心です。そのため、おいしいうどんのお土産には、少し乾燥させた半生うどんが大人気。モチモチした食感を楽しめ、常温で1か月半は日持ちします。
おすすめの半生うどんは人気商品ばかり
おすすめは、はやし家製麺所と池上製麺所の2つ。はやし家製麺所は材料や作り方をこだわった名店で、自宅でも店のような本物の味の再現できるお土産として大好評。池上製麺所は、メディアで取り上げられた人気者の「るみおばあちゃん」が手掛けています。香川産小麦を100パーセント使った少し細めの麺で、釜玉うどんで味わうのがおすすめです。
うどんの人気お土産②:うどんさくさく
手打ちうどんをカラッと揚げたお菓子
「うどんさくさく」は、名物のうどんが生んだ病み付きになるお菓子。揚げ菓子に合わせたオリジナル麺を油で揚げることで、サクサクでカリカリの食感に仕上がります。保存料は使わず天然素材のみで作っているので、どなたでも安心です。食べたら止まらない香ばしい味と食感が話題となり、おやつにもおつまみにも合うとしてリピーターが続出しています。
バリエーション豊かな5種類の味
味は全部で5種類。定番は、胡椒のパンチがきいたスパイシーな「黒こしょう」、おふくろの味を思い出すようなやさしい「和風カレー」です。男性には青海苔の風味を強く感じる「瀬戸の海苔塩」、女性にはティータイムに合う「しなもん」が人気。甘辛フレーバーが入れられた「七味ごぼう」も好評です。
うどんの人気お土産③:讃岐うどん風グミ
香川ならではのおしゃれなお土産
「讃岐うどん風グミ」は、大正13年に創業した松浦唐立軒の有名商品。生うどんのような長細いレモン風味のグミで、モチモチでツルツルした食感になっています。噛むたびにレモンの風味が広がり、食感と味がクセになると幅広い世代に大好評です。見た目はうどんだけど食べたらレモン味のグミというギャップが、おしゃれで面白いと喜ばれています。
デザインがとてもかわいいパッケージ
パッケージがおしゃれでかわいい点も、人気の理由です。讃岐うどんを食べるときのどんぶりをデザインして、レモン味に合わせた黄色になっています。単品1箱は8本入りですぐになくなってしまうので、家族で味わいたいときは12箱のまとめ買いがおすすめです。
和三盆やうどん以外で有名なおすすめお土産4選
香川名物のお土産①:丸亀うちわせんべい
モチーフは香川で有名な伝統的工芸品
丸亀うちわせんべいは、江戸時代から受け継がれている「丸亀うちわ」をモチーフにしています。年間1億本以上の生産量日本一を誇る伝統的工芸品で、県民にとっては生活に欠かせません。料理を冷ましたり陽射しを避けたりと、涼むこと以外の使い方が多いのが特色です。目的に合わせて作られるため、さまざまな形や柄があります。
扇ぎたくなるようなかわいい小さなうちわ
この有名なうちわをモデルにして作ったお菓子が、寳月堂の「丸亀うちわせんべい」。こんがりと焼かれた卵風味のせんべいで、うちわの部分が6.5センチメートルのかわいいミニサイズです。小さいですが、つい扇ぎたくなります。1袋3枚入りで187円と安く、お土産には4袋や12袋がお得です。夏は2か月、冬は3か月日持ちします。
香川名物のお土産②:オリーブベラベッカー
瀬戸内海の小豆島は香川が誇るオリーブの産地
小豆島は、明治時代に苗木が持ち込まれて栽培が始まった日本オリーブの発祥地です。暖かく雨が少ない瀬戸内の気候を活かしたオリーブは、香川の県木と県花に指定されています。現在は、3ヘクタールあるオリーブ園で約2000本を栽培。実に傷がつかないよう手摘みし、農園近くの向上でオリジナル商品を製造しています。オリーブを使ったお土産は、どれも多種多彩で魅力的です。
おつまみやおやつに合う大人向けのパン菓子
ラム酒に漬けたドライフルーツやナッツが練り込まれた生地に、オリーブの実を加えて焼いたパン菓子です。甘さとほろ苦さを同時に感じる香ばしさがあり、お酒や紅茶にある大人向けの味覚。クラッカーやパンにのせるのがおすすめの食べ方で、おいしさがさらにアップします。
香川名物のお土産③:クアトロえびチーズ
新感覚の日本風マカロンなえびせんべい
えびせんべいを専門に販売している志満秀の名物が、日本風マカロンと呼ばれている「クアトロえびチーズ」です。えびせんべいでチーズを挟んだ新感覚の和スイーツで、女子会にぴったりなお菓子として女性に人気があります。マカロンのようにカラフルなので、おしゃれなカフェ気分を自宅で満喫できること間違いなしです。
チーズとの相性が抜群の4つの組み合わせ
クアトロえびチーズは、チーズを際立たせるために4種類が作られています。マイルドな味わいの「ブルーチーズ&ハニー」、ほどよく溶ける「チェダー&パルメジャーノ」が人気。パンチがある「カマンベール&ブラックペッパー」、爽やかな「モツァレラ&バジル」もおすすめです。青色、赤色、黄色、緑色と色とりどりで、見ても食べても楽しめます。
香川名物のお土産④:さぬき骨付鶏
うどんの名地丸亀市が生んだご当地グルメ
骨付鳥は、丸亀市にあった飲食店の店主が外国映画を参考に生み出したご当地グルメです。女優が骨付きのフライドチキンを大胆に頬張る姿から考え、店でも家でもご馳走として食べてもらいたいとの思いが込められています。真空調理というオリジナルの調理法を使い、チキンオイルをかけてじっくり焼いた絶品です。
旨さが凝縮されたパリッとジューシーなお肉
味付けは、香川産のニンニクやタマネギ、唐辛子、粗塩などを使ったスパイシーな調味料。皮はパリパリ、肉はジューシーで柔らかく食べごたえあります。噛むたびに肉汁があふれ出すので、皿に残った汁をキャベツや白米にかけて最後まで食べたくなるおいしさです。おいしい焼き方は、レンジで温めフライパンで焼く「二度焼き」。冷えたビールのお供に文句なしの一品です。
香川のお土産はもらってうれしい名物ばかり!
和三盆や讃岐うどんを中心に、お土産で嬉しい香川の名物10選を紹介しました。香川の食材を使った歴史ある特産品が多く、どれも素材や製造工程に強くこだわっています。価格や内容量、おしゃれでかわいい包装が、お土産にしたくなる人気点です。香川を訪問した際は高松空港や道の駅などのお土産売り場に立ち寄って、すてきな名物を手に入れてくださいね。