福山名物といえば？行ったら必ず食べたいおすすめグルメをご紹介！

福山名物のグルメは鯛・うずみなどの魚を中心とした料理やとんど焼き・キモテキといったB級グルメ、お土産向きの名物グルメとさまざまなものがあります。ランチにおすすめの名物グルメとディナーで人気の名物グルメを、おすすめのお店・人気のお店と一緒にチェックしましょう。

お土産にぴったりの名物グルメも購入の参考にしてください。

福山は広島県にあり、県内で第2の都市と呼ばれている場所です。福山城・バラ園といった観光スポットやばら祭り・夏祭りなどの有名なイベントがあり、多くの観光者が訪れます。瀬田内海に面している鞆の浦は、江戸時代から港町として栄えてきました。いまでも風情ある観光地として人気です。

福山駅前から続く文化ゾーンは、美術館・博物館・文学館・資料館などが立ち並んでいます。観光スポットである福山城をふくむ公園や、中世の街並みを楽しみながら散策できるルートがあるので歩いてみましょう。北口からのモデルコースがありますので参考にしてください。

福山は魚料理とB級グルメが名物です。港町である鞆の浦では鯛・海老・ねぶと・シャコなど魚が豊富にとれ、特に真鯛は良質といわれています。B級グルメはラーメン・焼き物・煮込み・お酒まで種類がたくさんあるので、観光中のランチやディナーでは食べるものに困りません。

福山は瀬戸内海に面しているため、海鮮料理やお寿司など新鮮でおいしい魚料理が楽しめると評判です。鞆の浦の真鯛は、380年以上引き継がれている伝統漁法を中心とした大きなお祭りがあるほど有名で、鞆の浦周辺には鯛料理を食べられるお店が多くあります。

福山のB級グルメは、おでん・ホルモン煮込み・カレー・お好み焼き・串焼き・丼もの・ラーメンなど種類や味がさまざまです。B級グルメという名前ではなく、ソウルフードと呼ばれているものや名物と呼ばれるものもありますが、庶民的で安くおいしいグルメという点は共通しています。

ランチにおすすめの福山名物は、唐揚げ・ラーメン・お好み焼き・丼ものとボリュームがあり、お腹いっぱいになるものがメインです。しっかりエネルギーをチャージして、午後の観光も元気に楽しく過ごせるようにしましょう。

ねぶとの唐揚げは福山名物で必ず名前があがるほど有名なグルメで、テンジクダイ（ねぶとの別名）という小魚を揚げたものです。6月～9月までが旬の魚で、唐揚げや南蛮漬けなどのねぶと料理は夏の風物詩として知られています。身は少ないのですが白身魚らしい甘みがあり、手軽に食べられるサイズとサクッとした食感を楽しめる名物です。

福山駅の駅前にある魚勝は、おいしいねぶとの唐揚げが食べられます。小魚料理やお寿司などメニューが豊富で「ディナーにおすすめ」と紹介されることが多いお店ですが、ランチのコスパがよいので、ぜひ早い時間に足を運んでください。

尾道ラーメンは、醤油ベースのスープに脂が浮いたガッツリ系の見た目が特徴です。魚介ダシがきいた茶色のスープに麺がからみ、クセになるおいしい味が地元民や観光客を魅了しています。ディナーだと重たく感じますが、ランチなら女性も安心して食べられるでしょう。

尾道ラーメン一丁はカウンターのみの小さなお店で、開店と同時に満席になります。ラーメンの味にファンが多く、福山にきたら絶対に寄るという人もいるほどです。ラーメン一杯が550円という安い価格もリピーターが多い理由でしょう。

広島焼きは広島県の周辺で作られるお好み焼きのことを指します。麺を入れるのが特徴で広島焼き専用の麺を使っています。薄い生地の上にキャベツ・豚肉などの具材をのせて焼き、別で焼いた麺・卵の上にさらにひっくり返してのせて作ります。

広島焼きのお店では、お好み焼きの王道である豚玉というメニューはなく肉玉と書かれているのが普通です。

広島焼き田吾は福山の駅前の高架下にあります。たくさん食べる人でも満足できるボリュームと1,000円以下の安い価格、テイクアウトができるといった点が人気です。キャベツが少なめという声もありますが、甘いソースのシンプルな広島焼きを楽しめます。

牛肉や豚肉を使って作る肉めしは、甘めの味付けがされた福山のソウルフードです。牛丼・豚丼と違って肉の大きさが均一になっていないのが特徴で、口に入れたときに食感のアクセントになって楽しめます。玉ねぎやゴボウなど肉と一緒に野菜もとれるので、女性にもおすすめです。

福山4大老舗食堂のひとつといわれている服部屋のメニューにはB級グルメがそろっています。そのなかでも肉めしの評価が高く、お店の看板メニューです。

甘い味付けがもっと甘くなった服部屋の味には多くのファンがいて、店内は常ににぎわっています。肉めしが一杯500円程度で食べられるので、リーズナブルなランチを楽しめるでしょう。

ディナーで人気の福山名物は、夕飯としてしっかり食べられるごはんものと、地酒とともにおつまみとして楽しめるものにわかれます。駅前はもちろん、移動中でも楽しめるサービスエリアの人気店もチェックしてください。

福山の鯛料理は鯛ごはん・鯛そうめん・鯛茶漬けなどディナーの主役になるごはん系と、天ぷら・刺身・かぶと煮などのお酒が一緒に楽しめるおかず系があります。鯛づくしのご膳や定食、コース料理もあり、福山名物を存分に楽しめるでしょう。

衣笠は鞆の浦にある料亭で、鯛を味わいつくせるいろいろな鯛料理が楽しめます。店内は広く、カウンター・テーブルの他に2階にも席が用意されているため、大人数の来店も大丈夫です。鯛だけでなく郷土料理の評判もよく、海の幸・旬の野菜も味わえるので地元の人も観光者も訪れます。

うずみごはんは江戸時代から続く福山の郷土料理で、エビや鯛などの具材を白いごはんで隠し、ダシ汁をかけたものです。具材がすべて隠されているので、どんなに豪華なものが入っていても、ただのシンプルなお茶漬けに見えます。

昔は秋の収穫時期に食べられていたお祝いの料理でしたが、いまでは和食・洋食・中華・甘味とバリエーション豊かになり、いつでも食べられるようになりました。

サービスエリア内にあるはむら茶屋は、鯛うずみが人気です。白いごはんをめくると、里芋やキノコなどの煮込まれた具材が鯛と一緒にあらわれます。漬け物やとろろもついてきて1,000円程度と、味だけでなくコスパのよさもおすすめできるポイントです。24時間営業なのでいつでも気軽に郷土料理を楽しめます。

とんど焼きの鶏串は藁焼鳥（わらやきとり）とも呼ばれています。福山の伝統行事である正月飾りを燃やす火祭りをとんど焼きといい、そのお祭りがモチーフとなったグルメです。

地鶏を豪快な火であぶって食べる串焼きで、福山のB級グルメとして知られています。塩・タレ・ゆずなどお店によって味が違いますので、メニューにあったら頼んでみましょう。

瀬戸内料理たんとのとんど焼きの鶏串は、味噌・醤油・塩と味が3種類あります。特に、味噌味が燻製の香りを楽しみながら食べられると評判です。肉厚でジューシーな鶏串を楽しみながら、旬の瀬戸内料理を楽しみましょう。

キモテキは焼いて揚げたレバーとケチャップソースをあえた福山のB級グルメです。レバーはクセがあり苦手な人もいますが、キモテキは味がしっかりついているので苦手な人でも食べやすいでしょう。濃いジャンクな味を楽しみながら、さっぱりしたお酒やビールを飲むのがおすすめの食べ方です。

自由軒は地元の人や観光客で毎日にぎわっています。キモテキは、訪れた人が必ずといっていいほど頼む人気のメニューです。臭みのない豚のレバーを使用しているためクセがなく、濃いケチャップ味がついて、おかずにもおつまみにもなります。

福山には老舗のお饅頭や市の花であるバラがモチーフになったお菓子など、伝統があり古くから受け継がれている名物が多くあります。福山駅やスーパー・お土産屋さんなど、見つけたら手軽に購入できるのもうれしいですね。

柚餅は創業150年以上の老舗である大和屋が販売しています。江戸時代から銘菓として知られている羊羹のようなお菓子で、包装も長方形です。透き通った黄色が美しく、ほんのり香る柚の甘さや味がちょうどいいので、自分用のお土産にもおすすめ。

夏場は冷やして食べるともっとおいしく食べられます。日持ちしないので、気をつけて購入しましょう。

虎屋本舗から販売されているとんど饅頭は、福山城が建設された時と一緒に誕生しました。ふっくらした生地の焼き饅頭で白餡が入り、どんな人も受け入れやすいほどよい甘さが特徴です。虎屋本舗だけでなく福山駅やお土産屋さんなど、さまざまな場所で購入できます。個包装なので職場など大人数に配りやすいお土産です。

ばら一輪は福山市の市花であるバラがモチーフになり、黄身餡と栗が入ったおいしい乳菓です。第23回全国菓子博覧会では、内閣総理大臣賞を受賞したお墨付きの銘菓でもあります。このお菓子を販売している宮本屋はコープやゆめタウン内に支店があり、福山駅でも購入できるので急いで買わなくても大丈夫です。

福山らーめんは福山にしかない名物です。福山らーめん太鼓判というお店で、この福山らーめんを味わえます。サバとウルメイワシのダシと醤油味のスープがおいしいうえに、備後らしい背脂も入っているラーメン好きにはたまらないお土産です。

尾道らーめん・広島らーめん・ますやみその味噌らーめんとシリーズがあるので、お家で食べ比べるのもよいでしょう。

鯛ちくわはさまざまな場所で購入できる福山の名物で、阿藻珍味という鞆の浦の老舗のお店が販売しています。通常のちくわと比べると大きく、直径6センチほどあるので食べ応えバツグンです。鯛のすり身の繊細さと焼かれた皮の香ばしさもたまりません。

阿藻珍味は鯛匠の郷という施設を営業しており、お土産の購入はもちろん、鯛ちくわを手作りできるコーナーがありますので、ぜひ足を運んでください。

福山の名物は現地で食べられるおいしいものとお土産で持って帰れるものがありました。ランチ・ディナーでおいしい福山の名物を食べて、お饅頭やちくわをお土産にすれば、福山観光だけでなくグルメも楽しめます。ご紹介したお店にも、ぜひ足を運んでください。