宮島沼にマガンが飛来する時期
宮島沼にマガンが飛来する時期は春と秋です。マガンは北極圏に近い湿地で生活し、寒くなる時期に宮島沼へ飛来してきます。宮島沼に春と秋の2度滞在しますがどちらも期間は短いため、見逃さないように宮島沼のホームページで詳しい情報を確認しましょう。
春と秋に宮島沼に飛来する
マガンは春4月頃と秋9月頃に宮島沼へ飛来し、ピーク時には6万羽以上のマガンが滞在します。2015年4月には7万9千980羽のマガンが宮島沼に飛来しました。世界中に生息しているマガンが宮島沼に飛来してくるため、国内最大規模の中継地として全国の野鳥ファンに人気があります。
滞在期間は3週間
宮島沼でマガンが滞在する期間は非常に短く、3週間ほどでマガンは次の餌場へと飛び立っていきます。滞在期間は、春は4月上旬から4月下旬、秋は9月中旬から10月上旬です。ピーク時は宮島沼で希少種のマガンを一目見ようと、多くの観光客がバードウォッチングに訪れます。
宮島沼で渡り鳥を観察しよう
宮島沼では、珍しい水鳥や渡り鳥を観察することができます。多くの観光客が水鳥や渡り鳥を観察したり、写真撮影を楽しんでいます。寒い時期は、観察小屋や宮島沼水鳥・湿地センター館内から暖房のきいた暖かい部屋で鳥たちを観察できるのも魅力的です。
湿地の近くで観察しよう
宮島沼で鳥たちを近くで観察する場所は、宮島沼の駐車場から入って桟橋を渡った南側の湿地が絶好のポイントです。
大きな音を立てたり、大声で話したりするとびっくりして鳥たちが逃げてしまいますので、静かにゆっくりと湿地に近づく必要があります。写真撮影の際にはフラッシュを使わない、ごみは持ち帰るなど、最低限のルールを守って鳥たちの観察を楽しみましょう。
観察小屋も用意
宮島沼には宮島沼水鳥・湿地センター横に観察小屋があります。観察小屋は、宮島沼の駐車場から見える距離にあり、迷うことなく行けるのが魅力的です。
観察小屋には専用の小窓が用意されていますので、望遠鏡やカメラを小窓から出したりして観察や撮影を楽しみましょう。冬の寒い日や悪天候時などに鳥たちを観察するのにおすすめです。
日の出と日没がおすすめ
宮島沼で鳥たちを観察するおすすめの時間帯は日の出と日没です。朝の4時30分頃に最初の数羽が飛び立ち、他の鳥たちも鳴き声をあげながら一斉に飛び立つねぐら立ちを観察できます。
鳥たちが飛び立った後の宮島沼は、静寂とのどかな自然が皆様を包み込みます。夕陽が沈む18時頃に、飛び立った鳥たちが宮島沼に帰ってくる時に見る、夕陽と鳥たちの芸術的なコラボレーションは必見です。