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バイクで楽しむ龍神スカイラインの見どころ
龍神スカイラインは、バイクの醍醐味を堪能できる見どころがたくさんあります。自然と一体になり疾走する感覚を楽しむにはもってこいのスポットです。時間帯や季節に寄って景色も変わるので、何度も訪れるライダーも少なくありません。
見どころ①走り応え抜群の峠ルート
龍神スカイラインは、多数のヘアピンカーブを有する峠に沿ったワインディングが一番の見どころです。道幅も広く初心者ライダーにも走りやすいです。緩急のあるコースでワインディング技術を磨きましょう。
もちろん、腕に自信のあるライダーにとっても素晴らしく爽快なツーリングを楽しめます。走り応え抜群の山岳ルートは、バイクツーリングの醍醐味を味わえるはずです。
見どころ②ダイナミックな絶景
龍神スカイラインは、紀州の屋根と謳われる雄大な護摩壇山系を臨む山岳ロードです。一帯は和歌山県で一番標高が高く、1,000m級の山々が連なる展望は迫力があります。まさに天空を駆け抜けるような走行を楽しめるでしょう。
さらに道路周辺は雄大なブナの原生林に囲まれていて、太古にタイムスリップしたような非日常感を味わえます。
見どころ③四季折々の大自然
紅葉
龍神スカイラインは、紅葉スポットとして全国的にも有名です。秋には道路周辺が色鮮やかな木々に囲まれ、まるで絵画の中にいるような絶景を堪能できます。
一方、紅葉時期は渋滞が頻繁に起きるので、日中の走行は避け、早朝を選ぶなど対策をたてましょう。また、落葉によるスリップ事故も発生しますので、路面が見えづらい日陰などは特に注意してください。
新緑
龍神スカイラインが青々とした新緑に包まれる春には、森林浴も兼ねたツーリングがおすすめです。木漏れ日の中、自然と一体になって走る気分はとても爽やかで気持ちがいいものです。5月中旬から下旬にかけては道路沿いに群生したシャクナゲの花が咲き誇り、目にも鮮やかな景色が広がります。
見どころ④刻々と変化する空模様
龍神スカイラインは、時間帯によってさまざまな絶景を見られるスポットでもあります。特に満点の星空は標高の高い峠ならではの絶景です。山頂近くの道の駅駐車場は、開放感があり観察がしやすいので多くの天体ファンが訪れます。
一方で、夜間の走行は路面状況が目視しづらかったり、動物が飛び出してくる可能性もあるので、昼間より集中した運転が必要です。
龍神スカイラインの注意点
龍神スカイラインは無料でツーリングを楽しめる道路として人気ですが、走行時の注意点もたくさんあります。たえず路面状況の変化する山岳ロードであることを忘れずに、走行前の情報収集を念入りに行いましょう。
龍神観光協会の公式サイトではライブカメラで道路状況も配信しているので、走行前に参考にしてください。
注意点①事故多発のワインディングロード
龍神スカイラインは、ヘアピンカーブや高速ポイントなどバイカーにとってスリルに事欠かないワインディングが楽しめる一方で、大きな事故も多発しているのが現状です。例年、5月の連休から夏にかけて事故が増える傾向にあり、警察も啓発活動を行い注意を呼びかけています。
自身のバイクテクニックを過信せず、路面状況や適正なスピードを判断して無理のない走行を心がけてください。
注意点②冬季のバイク通行規制
龍神スカイラインが走る護摩壇山系は標高が高いため、路面が凍結したり、雪が積もる場合があります。冬季期間は交通規制が行われ、二輪車の走行ができなくなるので注意が必要です。
龍神スカイラインは、例年12月15日から翌年の3月25日まで4か月ほど規制されています。最新の情報を随時確認してから出かけましょう。
注意点③平地との寒暖差
龍神スカイラインは、標高約1,280mの山々を縦断する道路です。山頂付近では平地との温度差が激しく、時には10度以上違うこともあります。風をじかに受けるバイク走行の際は、服装に気を付けましょう。
麓で雨が降っている場合、山頂では霧が発生する可能性もあります。悪天候の際は、いつも以上に車間距離を空けて安全に走行してください。