自然が作り出した神秘「天橋立」
天橋立は、丹後半島の河川から海に流出した砂や石などが阿蘇海の海流とぶつかり、海中に堆積したことで形成されました。天橋立は4000年ほど前にできたとされ、複雑な潮の流れの影響を受けて形成された自然の神秘です。
「丹後風土記」には、イザナギノミコトが作った天界と下界を結ぶはしごが倒れ天橋立になった、という伝説も残されています。
天橋立を望むおすすめの絶景ポイント
天橋立は京都を代表する人気の絶景スポットで、神秘的な景色を見るために毎年多くの人が訪れます。天橋立は両岸で全く違う景色を見せるので、天橋立観光に訪れた際は両岸からの絶景を見るのがおすすめです。2つの天橋立の印象の違いを実際に見ると、自然の作り出す神秘「天橋立」が実感できるでしょう。
①文殊側「天橋立ビューランド」
天橋立を臨む絶景スポット一つ目は、天橋立駅にある文殊側の「天橋立ビューランド」です。天橋立ビューランドから見る天橋立は「飛龍観」と呼ばれています。
股のぞきの体勢で見ると、龍が天に向かってふわりと舞い上がっていくように見えるでしょう。天橋立ビューランドまでのアクセスは、「天橋立ビューランドリフト・モノレールのりば」からリフトに乗って約5分です。
天橋立観光の名物スポット「股のぞき台」
天橋立ビューランドは、天橋立観光の名物である「股のぞき台」が人気です。台の上で股のあいだから上下逆さに天橋立をのぞくことで、飛龍観の天橋立が見えます。
股のぞきをしている姿勢は天橋立ならではの体勢であり、写真撮影スポットとして人気です。股のぞき台には手すりが付いているので、想像以上に負担のかかる股のぞきの体勢も安心して行えます。
②一の宮側「天橋立傘松公園」
天橋立を望む絶景スポット二つ目は、元伊勢神社のある一の宮側の「天橋立傘松公園」です。天橋立傘松公園から見る天橋立は「昇龍観」と呼ばれており、龍が天に向かって一直線にまっすぐ昇っているように見えます。
天橋立傘松公園までのアクセスは、「天橋立ケーブルカー・リフト府中駅」からリフトで約6分・ケーブルカーなら約4分です。
「天橋立」命名の由来ともされる斜め一文字の景色
天橋立傘松公園は、天界と下界を結ぶはしごが倒れたという伝説で語られる「天橋立」の景色が望めます。斜め一文字に架かる天橋立は、天と地を結んでいたはしごに見えるでしょう。傘松公園は天橋立名物の股のぞき台のほか、手すり・一部の床がガラス張りの「スカイデッキ」も人気の写真スポットです。
出典:https://www.amano-hashidate.com/