安井金比羅宮へいざ参拝!
安井金比羅宮もほかの神社と同じく、正しい参拝手順が存在します。縁切りへの思いが強ければ強いほど、縁切り祈願を先に済ませたいところですが、縁切り祈願は本殿へのお参りを済ませてからにしましょう。本殿を無視するのは非礼なことです。
参拝の手順
- 鳥居をくぐる
- 手水舎で心身を清めて、まずは本殿にお参りする
- 形代(かたしろ)というお札に願いごとを書く
- 形代を握って縁切り縁結び碑にある穴をくぐる
- 形代を碑に貼り付ける
参拝の作法は、一般的な神社と大きな違いはありません。本殿での作法は二礼二拍手一礼です。形代の代金として100円以上のお志をお賽銭箱に納めます。形代を貼る際、碑の面であれば位置は問いません。参拝は24時間可能なので、人が多い中で縁切り縁結び碑をくぐることに抵抗がある人は、早朝や夜でも御祈願できます。
絵馬の道
安井金比羅宮の参道は、絵馬の道と呼ばれていて、絵馬がたくさん掛かっています。絵馬の道では、他の人が書いた絵馬が見られますが、中には恐ろしい言葉が書かれた怖い絵馬もあるため、興味本位でジロジロ見るのはやめましょう。絵馬を読んで、気分が悪くなったという人もいます。
縁切り縁結び碑(いし)
縁切り縁結び碑は、高さ1.5メートル、幅3メートルあり、絵馬の形をしています。縁切り縁結び碑の丸い穴をくぐるときは、形代を握って願いごとを念じながらくぐりましょう。穴は表から入って悪縁を切り、裏から表に戻って良縁を結ぶとされています。
穴は小さく、ほふく前進のような姿でくぐるため、女性もできればズボンでお参りしましょう。
安井金比羅宮での注意点
安井金比羅宮に参拝したことで、不幸返しにあう人は、参拝の注意点を守らなかった人だと考えられます。呪いたいくらい嫌いな人がいる場合でも、「悪縁を切ったあとになりたい自分」を想像し、前向きな気持ちで参拝すれば、不幸返しにあうことはありません。
人の不幸を願わない
人の不幸を願うことで、呪いが生まれるといわれています。呪いは、相手の思いのほうが強いと、自分に返ることもあるため、他人を陥れるような願いは避けましょう。
「〇〇が事故にあいますように」「息子と嫁が別れますように」という絵馬はたくさんあります。もっと過激な言葉が書かれている絵馬もありますが、人の不幸を願ってはいけません。
中途半端な気持ちで参拝しない
中途半端な気持ちでお参りすると、思わぬ形で成就します。「興味本位で参拝したら、相手が事故にあったり病気になったりして怖くなった」という体験談もありました。参拝を後悔したり、怖い思いをしたりしないためにも、本当に切りたい縁があるときだけ参拝しましょう。
霊感のある人には無理強いしない
安井金比羅宮は、霊感のある人は近づけない神社だといわれています。参拝者の強い念が集まっていることと、過激な言葉がつづられた絵馬がたくさんあることで、負のエネルギーがたまりやすい場所なのです。
霊感のある人は、負のエネルギーを感じたり、見えてしまったりもします。霊感があるから行きたくないという人を、無理に誘うのはやめましょう。
出典:写真AC