江ノ島ツーリングはこんな感じで楽しめば完璧！おすすめスポット15選！

江ノ島ツーリングは日帰りでシーサイドツーリングを楽しむプランが定番です。東京から神奈川県藤沢市の江ノ島までは、渋滞がなければ高速で約1時間半で、下道でも約2時間半で行けます。江ノ島は無料のバイク駐車場があり、観光地としての魅力もあり、東京や神奈川県内からの手軽な日帰りツーリングにぴったりです。

江ノ島ツーリングのメインコースは海沿いをとおる鎌倉～江ノ島間の国道134号線です。とりわけ稲村ガ崎～腰越間は必見で、南側に海が広がり、北側の道路脇を江ノ電が走ります。片側1車線で交通量も多く、土日や観光シーズンは渋滞しますが、潮風を浴びながらのんびりと走るのが人気です。

江ノ島ツーリングでは江ノ島でバイクを停めて、名物のグルメや絶景を楽しみましょう。グルメはしらす丼が有名で、島内外のおしゃれなカフェやレストランも人気があります。海の絶景やレトロな街角の景色に魅力があり、フォトツーリングに来る人も多いです。

江ノ島は小高い山状の島で、階段を上ると神社・植物園・展望灯台・洞窟などの観光施設もあります。

江ノ島ツーリングでは時間があれば鎌倉・湘南・三浦半島などに足を延ばすのもおすすめです。国道134号線の沿線にあるため、江ノ島に向かう前後で巡れます。海辺に建つおしゃれなお店や、眺めのよいスポットなどが人気です。湘南は国道134号線の先にある西湘バイパスも見どころで、海沿いを快走できます。

「カフェとびっちょ」は江ノ島で一番有名なしらす丼店「とびっちょ」が運営するカフェです。メインはファストフードですが、とびっちょ定番の釜揚げしらす丼や4～12月限定の生しらす丼も提供しています。開店時間が早く、人気店のしらす丼をほぼ並ばずに食べられるため、ツーリングでふらっと立ち寄るのにおすすめです。

「ロンカフェ」は東京や横浜にもあるフレンチトースト専門店の本店で、江ノ島で一番有名なカフェです。おいしいフレンチトーストを楽しみつつ、テラス席からは湘南の街と海が望めます。ロンカフェは江ノ島頂上にある植物園内にあり、入園料200円がかかるため、園内観光とセットでおすすめのグルメスポットです。

「イルキャンティ・ビーチェ」は島外にある新江ノ島水族館のとなりに建つ海辺のイタリアンレストランです。海鮮を使ったメニューが好評で、テラス席からは江ノ島と海を眺めながら食事を楽しめます。国道134号線沿いにあり、駐車場は2,000円以上の食事をすると無料ですのでツーリングで訪れやすいです。

「カフェーマル」は島内の入口の近くにある穴場のレトロなカフェです。看板猫がいて、店内には多くのヴィンテージ品があって雰囲気があります。おいしいコーヒーと自家製ケーキを味わいつつ、静かにゆったりと過ごせる場所です。待たずに入れてバイク駐車場からも近いため、ツーリングでふらっと立ち寄るのに向いています。

「江の島大橋」は国道134号線と江の島をつなぐ橋で、左右に海が広がる爽快なスポットです。橋長324メートルの車両専用の橋であり、晴れていれば西側に富士山も見えます。海上であるため開放感がぐっと増し、バイクで走ると潮風とあわせて高揚感も肌で感じられるような道です。

「湘南港灯台」は島内のヨットハーバーの近くにある灯台で、鎌倉方面の景色を一望できる穴場の絶景スポットです。ベンチが並んでおり、人気も少ないため、座って波音を聞きながらほっと一息つけます。ツーリングで軽くリフレッシュしたいときにおすすめのスポットです。

「片瀬西浜・鵠沼（くげぬま）海水浴場」は江ノ島の対岸西側にある浜辺で、江ノ島を望む絶景スポットです。一直線に遠浅の砂浜が広がっており、水面の近くで写真を撮ると砂浜と水面が鏡のように空を映します。西浜の周辺には有料駐車場しかないため、イルキャンティ・ビーチェで食事をするときにおすすめのスポットです。

「江の島シーキャンドル」は植物園の中にある展望灯台で、定番の観光スポットです。360度見渡せる展望台と、屋外の展望デッキがあり、海抜約100メートルの高さから相模湾や走ってきた道を一望できます。有料のエスカレーターを使って島の頂上へのぼる場合はセット券がお得で、入館・入園料とあわせて800円です。

「江の島アイランドスパ」は島内で唯一の天然温泉が楽しめる日帰り温泉・スパ施設です。相模湾を眺める開放的な大浴場で、保温保湿効果の高い「熱の湯」を楽しめます。
温泉とスパは別料金で、温泉は90分間・タオル付きの前売り券が1,500円です。

石けん類は完備しており、事前予約や前売り券がなくても利用できますので、ツーリングでも気軽に立ち寄れます。

「高麗山公園（湘南平展望台）」は神奈川県の平塚市と大磯町にまたがる高台の公園で、まったりと絶景を楽しめます。無料駐車場があり、トイレやレストランもあって休憩にもおすすめです。展望台からは相模湾・富士山・周囲の山々が見渡せて、晴れた日には江ノ島のほか三浦・房総・伊豆なども見えます。

公園は西湘バイパスの無料区間から近く、あわせて楽しむのがおすすめです。

「鶴岡八幡宮」は古都鎌倉を代表する観光施設で、ツーリングにもおすすめのスポットです。バイク駐車場は限られており、鎌倉駅近くの「鎌倉とうきゅう駐輪場B」が便利ですので、観光は若宮大路から楽しみましょう。とくに朝早いツーリングにおすすめで、朝9時半ごろまでに訪れると鎌倉市街の渋滞に巻き込まれにくいです。

「逗子マリーナ」は神奈川県逗子市にあるヨットハーバーを中心とするリゾートで、湘南ツーリングでは定番のフォトスポットです。ヤシの木が両側に並ぶ道やおしゃれな建物の前にバイクを停めて写真に撮るのが人気で、カリフォルニアのような雰囲気を楽しめます。

エリア内は徐行運転をし、道路で写真を撮るときは手短に済ませましょう。

「パシフィックドライブイン」は鎌倉市七里ヶ浜海岸の駐車場横にあるハワイアンレストランです。テラス席からは海と江ノ島を一望しつつ、ハワイアンプレートやパンケーキなどが食べられます。駐車場は海を背景にバイクを撮るフォトスポットとして人気で、1,000円以上の食事で1時間無料です。

「サザンビーチカフェ」は茅ヶ崎市のサザンビーチのすぐそばにあるカフェダイニングです。ランチセットが人気で、しらすのサラダと自由におかわりできるドリンク3種が付いています。サザンビーチは無料駐車場がないため、茅ヶ崎サザンCのモニュメントを見たいときにあわせて訪れるのにもおすすめです。

「プリンショップ＆カフェ マーロウ」は神奈川県横須賀市秋谷の海沿いにあるカフェです。看板メニューは葉山土産としても有名なビーカー入りのプリンで、選べるプリンとドリンクのセットが人気があります。秋谷本店は国道134号線の沿線にあり、海沿いを走る前後の道の景色も見どころです。

江ノ島ツーリングは混雑や渋滞を想定して計画しましょう。国道134号線の鎌倉～江ノ島間や江の島大橋は週末には季節を問わず混みやすく、5月の連休や夏には大渋滞が発生します。国道134号線を通る時期や時間帯は秋～冬の午前10時までか、午後5時以降にするのがおすすめです。

夏に江ノ島ツーリングに行く場合は暑さと渋滞を覚悟しましょう。夏の国道134号線は渋滞でまったく動かないため、排ガスや熱気を浴びながら炎天下に居続けることになります。夏に出かける場合は平日の曇りの日を選ぶことがおすすめで、ツーリング中はこまめに休憩し、水分をとりましょう。

江ノ島の島内にあるバイク駐車場は出入りを慎重に行ってください。無料の西緑地駐輪スペースは土と芝の上に穴あきマットが敷かれていて地面が多少不安定です。江ノ島は風が強い日も多いため、慣れない人は転倒に注意してください。

駐輪スペースは歩道脇の1段下がった場所ですので、大型バイクは後方から入れると出すときに安心です。

江ノ島と湘南に立ち寄るプランでは国道134号線の逗子～江ノ島間を走り、江ノ島でしらす丼を食べ、湘南平で絶景を眺めます。朝が早めで下りを走るプランですので、比較的快走しやすいでしょう。湘南平に向かう際は西湘バイパスまで足を延ばし、無料区間を利用して海のそばを快走するのがおすすめです。

江ノ島と鎌倉をあわせて巡るプランでは、朝早く鎌倉市街を観光し、国道134号線を走り、江ノ島を散策しましょう。

国道134号線では沿線にある無料の「由比ガ浜 駐輪場」で相模湾を背景に写真を撮るのも人気があります。帰りは国道134号線を戻り、江ノ電の「鎌倉高校前」駅のそばの踏切に立ち寄るのも人気のコースです。

江ノ島と三浦半島をあわせて巡るプランでは横須賀市のマーロウでお茶をして、国道134号線を走り、江ノ島で夕景を眺めます。夕日は片瀬西浜がおすすめで、浜辺を軽く散策しつつ夕景を楽しんだらイルキャンティ・ビーチェで夕食をとりましょう。

江ノ島への日帰りツーリングを計画してみてはいかがでしょうか。江ノ島は東京や神奈川県内から3～5時間で往復でき、駐車場が無料で、グルメや観光スポットもそろっています。混雑は覚悟する必要がありますが、日帰りでおしゃれなシーサイドツーリングを楽しみたいときにおすすめです。