神戸のB級グルメおすすめ21選！流行りの名物をご紹介！

和食・洋食・中華などさまざまなジャンルの飲食店で賑わう神戸。その中でも、今、人気が上がっているのが「B級グルメ」です。値段も安く、気軽に楽しく、美味しい食事をしたいときに便利なB級グルメは「庶民の味方」。飲食店がひしめき合う神戸の街で、一際大きな人気を誇っています。今回は、そんなB級グルメとそのお店を、神戸の数ある飲食店からピックアップしてご紹介いたしましょう。神戸を訪れたなら絶対に食べるべき有名グルメや、人気上昇中の流行りのグルメ、そして神戸の名店の数々をぜひ知ってください。

日本人が大好きな食事と言ったら、やっぱり「和食」。関西ならではのソースの濃い味や、出汁が効いた味わい深い上品な味まで、関西には美味しい和食が揃っています。神戸の和食屋さんは老舗の名店からオープンして日の浅い期待の新店まで、美味しいお店が幅広くあり、選ぶのも迷ってしまいそうです。今回はその中でも人気の6店舗のお店をピックアップしました。全国的に有名なグルメや安くて美味しいグルメ、今後流行りそうなグルメなど、神戸・和食B級グルメをご紹介します。

2016年にオープンしたばかりの「広重」。今後の伸びに期待できる、今流行りに乗ろうとしている新店です。神戸といえば神戸牛ですが、それはこの「但馬牛」から選定されているもの。つまり、日本の最高級牛肉の親戚なんです。そんな牛肉でできた牛丼ですから、美味しくないはずがありません。甘辛いたれで煮込まれたすき焼き風の味付けは絶品です。そしてこれで一杯1000円とお値段もリーズナブルなため、お店は行列を作ることも。今後、有名店になる可能性もありそうですね。

神戸の名物といえば「明石焼き」も有名。一見、たこ焼きにも見えるのですが、似て非なるものなんです。明石焼きの味付けはとてもシンプル。何もかかっていないたこ焼きを出汁に浸して食べるのです。これが、トロッとして美味しい！優しい味の出汁は味わい深く、ガツンと濃い味のたこ焼きとは、同じ関西でも真逆とも言える魅力があります。神戸にはこの明石焼きのお店がいくつもありますが、おすすめは「明石焼専門店よこ井」。400年もの歴史を持つ商店街の中にある名店で、お出汁に溶ける明石焼きの旨味が癖になります。

焼きそばとチャーハンを一緒に炒めたような見た目の神戸名物は「そばめし」。飲食店だけでなく、家庭内の食事でも登場することの多いそばめしは、長い間神戸の人々のお腹を満たしてきた「神戸人のソウルフード」です。関西圏ならではの、濃いソースの味は絶品！神戸を訪れたら絶対に食べるべきグルメのひとつです。そんな「そばめし」がおすすめなのが、「青森」。そばめし発祥の地・長田区のお店で、神戸名物ぼっかけとコラボした「すじそばめし」が人気です。

神戸のB級グルメとして人気急上昇中なのが、この「ぼっかけ」。牛すじとこんにゃくを甘辛く煮てつくった料理で、ご飯に乗せるもよし、他の食べ物と合わせてもよしの万能グルメなんです。有名店はこの「長田本庄軒」。全席カウンターの小さなお店は、いつも行列を作る人気ぶりです。遅い時間に行くと、売り切れになっていることもあるので、早めの来店がいいでしょう。名物の「ぼっかけ焼きそば」は、麺とぼっかけの美味しさだけでなく、絶妙な2つのグルメの絡み合いが魅力です。

日本人のソウルフードとも言える「かつ丼」。サクサクの衣に、とろりと卵が絡んだジューシーなカツがご飯の上に「どーん！」と乗った、誰もが愛してやまない美味しい料理ですよね。神戸にも有名なかつ丼のお店が多くありますが、おすすめはこのお店。「かつ丼吉兵衛・本店」です。このお店のかつ丼は、ガツンと濃い味のソースかつ丼と、卵がとろりと絡んだシンプルなかつ丼の2種類が選べます。また、このお店の特徴的なところが、その提供時間の早さ。「早い・美味しい」を兼ね備えた、まさに神戸の名店です。

関西での名物といえば「粉もん」、粉もんといえばやはり「お好み焼き」ですよね。言わずと知れたお好み焼きは全国各地で食べられるB級グルメですが、本場・関西のお好み焼きはソースが一級品！関西で食事をするなら、ぜひおすすめしたい名物グルメです。神戸でも美味しいお好み焼き屋さんがたくさんありますが、その中でも今回おすすめしたいのは、老舗の名店「美作」。このお店は、厚焼き・薄焼きの2種類のお好み焼きが選べますよ。関西圏ならではの厚焼きは生地がふんわり、外はカリッと焼き上げられ、対する薄焼きも軽い口当たりなのにもっちりしているんです。

神戸の洋食は懐かしい雰囲気の洋食ランチや、コスパ最強のフレンチなど、そのジャンルも幅広くあります。洋食の定番である濃厚なデミグラスやカレーは、関西人の好む「濃い味」に精通するものがあり、その味やこだわりもピカイチ。また神戸には、高価な洋食店にも負けない、安くて美味しい食事を楽しめる洋食店が揃っているんですよ。今回はその中から老舗のB級グルメの名店や、今後さらに人気が出そうな新店の情報まで、おすすめの5店舗をご紹介しましょう。

コロッケといえば、サクサク・ホクホクの食感で、大人から子供まで大好きな日本の洋食。神戸では、昔ながらの路面店で、コロッケを売っているお店がまだまだ残っています。その中でも、神戸のコロッケを語る上で外せないのがこの「鬼平コロッケ」。神戸で長い間愛されてきた有名なお店です。1個50円というリーズナブルな値段と、シンプルな味付けのコロッケは、何個でも食べられそうなほど美味しいんですよ。また、神戸のB級グルメ「ぼっかけ」が合わさった「ぼっかけコロッケ」も密かな流行り。軽い食事がしたいと思ったら、ぜひ訪れてみてくださいね。

「ビフカツ」とは、牛肉のカツレツのこと。カツレツといえば安価な豚肉が一般的ですが、牛肉文化な関西ではこのビフカツもポピュラーなグルメです。神戸では今、このビフカツのお店が人気急上昇中。その名も「洋食屋ゆうき」です。このお店は、2010年にオープンし比較的新しいのですが、現在では開店前から行列ができているほどの人気のお店。150グラム以上もあるビフカツは、なんとアメリカンビーフのサーロイン。それにデミグラスがたっぷりとかけられていて、B級と呼ぶには忍びないほどの豪華さです。

美味しいパティが人気の「ワントバーガー」。こちらのお店のハンバーガーは素朴な味付けで、一見普通のハンバーガーにみえるでしょう。しかし、挟まれているのはなんとあの「神戸牛」。素材の味は一級品で、それをダイレクトに味わえるハンバーガーは、神戸のB級グルメ好きにも注目されている流行りのグルメです。値段は1個2100円とハンバーガーにしてはかなり高価ですが、神戸牛を使ったハンバーガーはかなり珍しく、食べてみる価値がありますよ。神戸を訪れた際は、ぜひお試しあれ。

せっかく神戸に来たならば、おしゃれな食事もしたいところ。この「神戸パリ食堂」は、美味しいフレンチのランチが安価で食べられると有名で、今後もっと流行りそうな予感を感じるお店なんです。土日限定ですが、メイン・ライス・スープに、さらにオードブルがついたランチがなんと1000円！平日はオードブルなしで600円！プラス500円高いランチメニューもありますが、どちらも大変お得です。このお店は、実はスナックの居抜きでやっているお店なので、お店の雰囲気は期待しない人向け。ですが、コスパは最強なので安く美味しい食事をお求めの方にはおすすめです。

カレーの有名店「サヴォイ」のカレーは、中に入っているお肉がかろうじてわかるくらいよく煮込まれたビーフカレー。メニューも1種類しかない、こだわりを感じるお店です。追加料金で生卵乗せも可能。この卵が、ドロドロ系のカレールーとよく合うので、ぜひ試してみてくださいね。このお店の凄いところはカレー1杯が650円というところ、そして卓上に置かれた彩りも綺麗なピクルスが食べ放題なところなんです。コスパが良く、お店の方の温かいサービス精神を感じますね。

神戸といえば中華料理も人気。他県とは一味違った味噌だれ餃子や、食べ歩きも可能なぶたまんは、神戸発のB級グルメの中でも人気が高いものです。また、日本国民にこよなく愛されるラーメンも、B級グルメと言えるでしょう。ボリューム満点でリーズナブル、そして美味しい人気ラーメン店の情報もありますよ。今回はそんな中華のお店を5店舗ご紹介いたしましょう。

餃子といえば宇都宮や浜松が有名ですが、神戸の餃子も負けてはいません。神戸の餃子の特徴は「たれ」。パリパリで香ばしい焼き目がついた餃子につけるのは、なんと「味噌だれ」なんです。中から溢れる肉汁と絡み合う、甘辛い味噌だれはたまりません。神戸を訪れるなら、ぜひ食べるべきです。神戸はそんな餃子のお店の激戦区ですが、その中でもおすすめのお店は「ひょうたん」。このお店のたれは特に濃厚で、ガツンと下に残る味噌の風味が衝撃的です。

こちらのお店は、神戸で親しまれているめいぶ「味噌だれ餃子」の発祥のお店。毎日、多勢のお客さんが来店し、いつも行列ができている有名店です。このお店の餃子の特徴は「お肉の旨味」。なんと隠し味にA5ランクの神戸牛を使用しているんです。そのため、他店の餃子と比べると少し高価ですが、値段以上の美味しい餃子が期待できますよ。その味は「神戸セレクション」などの賞を受賞していることからも証明されたでしょう。

食べ歩きができる中華料理といえば「ぶたまん」はいかがでしょうか？軽い食事をしたいときにも、ぴったりですよね。もちもちの生地に、ジューシーな肉汁が染み込む熱々なぶたまんは、神戸の中華には欠かせない人気グルメといえるでしょう。この「一貫樓」はテイクアウト専門のお店で、他にも焼売や餃子を買い求めることもできます。お土産探しにもおすすめなので、ぜひ訪れてみてくださいね。

京都発祥の第一旭。それを受け継いだ名店が、この「神戸ラーメン第一旭」です。神戸の名物であり、伝統の醤油ベースのスープはコクと深みがあり、ラーメン好きを唸らせます。また、どんぶりをぐるっと囲んだチャーシューも魅力的で、あまり火を通さず柔らかく仕上げてあるために、本来の肉の風味や歯応えを感じることができるでしょう。王道の醤油ラーメン好きなら、絶対に食べるべきラーメンのお店ですよ。神戸で食事をする際には、ぜひ候補に入れてください。

神戸で人気のラーメン店をもうひとつ。ここは、とんこつベースのスープが美味しい「みなと軒」です。こだわりのスープはとても丁寧に作られ、素材にもこだわりを感じます。まろやかな舌触りの濃厚なスープは、とてもクリーミーです。目玉となるラーメンは、チャーシューが花びらのように、どんぶりから垂れ下がる「花びらチャーシュー麺」。ボリューム・値段共に文句なしの美味しいラーメンのお店です。チャーシュー好きならぜひ食べるべきお店でしょう。

味の濃い関西のグルメを食べ歩いていると、最後には甘くて美味しいものが食べたくなりませんか？お洒落で美味しいものの宝庫である神戸は、スイーツもレベルの高いお店が多いんです。中でもリーズナブルで美味しい、気軽にたべられるB級グルメスイーツをピックアップしました。昔ながらの美味しい和スイーツや、他県では珍しいスイーツ、流行りのスイーツなどがおすすめです。今回はそんなスイーツのお店を5店舗ご紹介いたしましょう。

ここの鯛焼きは、餡に特徴があります。餡に使用されているのは、なんと「金時芋」。店名にもなっている「鳴門」は、鳴門金時芋という意味だったんですね。このお店は「天然鯛焼き」とも呼ばれる一丁焼きのスタイルのお店。ひとつひとつ丁寧に焼くスタイルは、時間がかかりますが、直火で香ばしく仕上がります。ぷっくり丸い、可愛らしい形の鯛焼きは、ちょうど食べきりやすいサイズで、中の芋餡もくどさが無くて美味しいですよ。小豆餡や、季節限定の桜餡もおすすめです。

「観音屋」は、創業1975年の老舗のお店。今や神戸の名物ともなっている、こちらの「デンマークチーズケーキ」は、昔から神戸人に愛されています。現在では全国的に名が知られ、遠くから食べに来る人もいるのだとか。このお店のチーズケーキは特徴的で、温かくとろりと溶けたチーズの風味と食感はたまりません。これは、チーズ好きにも、スイーツ好きにも愛されること間違いなし。神戸のスイーツを語るには、食べるべきスイーツのひとつでしょう。

こちらも神戸らしい、おしゃれなスイーツ。その名も「あんぶりゅれ」です。クリーム・抹茶・黒ごまなど、5種類の味から選べるブリュレは濃厚で、上に乗ったカラメルの苦味がちょうど良くマッチングしています。これを食べながら熱いお茶を飲み、神戸の街並みに想いを馳せる時間は、至福のひと時。兵庫県の濃厚な卵と、北海道の生クリームを使用してブリュレを作っていて、素材へのこだわりがよく生きていると感じます。これらは、テイクアウトも可能。人気のブリュレは、お土産にも喜ばれるスイーツなのでおすすめです。

まろやかなミルクティーと、大粒のプルッとしたタピオカ。流行りのタピオカミルクティーは、今や全国的なムーブメントとなっていますよね。神戸の中華街と言われる南京町にも、美味しいタピオカミルクティーのおみせがあるんです。その中でも一番のおすすめが「天仁茗茶」。本店は台湾にあるこのお店は、台湾では有名な紅茶のお店です。そのためミルクティーにも味わい深さが感じられます。

同じ南京町からもう一軒、おすすめのお店をご紹介しましょう。いろいろなB級グルメを食べ歩いた後には、甘くて美味しいデザートが食べたくなりますよね。神戸の中華街には、冷たくて美味しいかき氷のお店もいくつかあるのですが、中でも人気のお店は「ミキヤ」。このお店の「まるごと氷」は他とは一味違います。なぜなら、このお店のまるごと氷は、凍った果物をまるごと削っているから。本物の果実を削っているのですから、その味は凍ったフルーツをそのままスプーンで食べている感覚に近く、不思議な食感が癖になってしまうかも。このスイーツは、南京町に訪れたら絶対食べるべきですよ。

神戸に数多くある飲食店は、和食・洋食・中華・スイーツと幅広いジャンルに分かれていて、訪れる人々を飽きさせません。その中でもとりわけ人気なB級グルメは、「安い・早い・美味い」の関西グルメ店のポリシーを受け継いでいて、神戸の飲食店のレベルの高さを感じられました。「庶民の味方」であるB級グルメは、神戸の人々の生活や人柄をそのまま反映したかのよう。料理にもひとがらにも温かさがあり、何度も足を運びたくなります。ぜひ神戸に行った際には、B級グルメを味わってみてくださいね。