冬の滋賀のデートスポットといえば？おすすめの観光名所や見どころをご紹介！

滋賀は、琵琶湖でのアクティビティが楽しめるリゾートというイメージが強いかもわかりません。しかし名所巡りや美術館、ショッピングなど、冬でも楽しめるスポットがたくさんあります。史跡・名所を訪れたり、博物館で芸術に触れたり、ショッピング、温泉やライトアップイベントなど幅広く楽しめます。冬はクリスマスなどのイベントがあり、2人の距離もぐっと近くなるチャンス！

県の6分の1を占める日本一大きな湖「琵琶湖」。アクセスがしやすく関西でも人気の観光名所です。夏にはクルージングやキャンプ、釣りなどアクティビティが豊富。冬の琵琶湖のおすすめは、澄み切った空気の中、琵琶湖八系の風光明媚な風景です。湖畔を散歩したり、撮影したりと会話もはずみます。

楽しいパフォーマンスや食事、360度の大パノラマが楽しめるクルーズ船「ミシガン」で、もっと琵琶湖を満喫しませんか？12月から3月初旬までは冬季営業になるため昼間の2便のみになりますが、それでも食事や絶景を楽しむには十分！撮影スポット「ラバーズ・ミシガン」や、船内デッキに隠されたハートを探して船内を探検するのも楽しみ方の1つ！

夜の琵琶湖もおすすめです。大津港の沖合で行われる「花噴水」は長さ440メートル、高さ40メートルの大きさで、カラフルにライトアップされた様子はおすすめの撮影スポットです。12月も18時から19時に開催されているので、港からでも十分楽しめますよ。また比叡山ドライブウェイなど高台からも見えるので、ドライブ途中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

「琵琶湖博物館」は湖に突き出した鳥丸半島にあり、400万年という長い歴史を持つ古代湖・琵琶湖について学び、体感できるミュージアムです。湖の歴史や人間とのかかわりを実物資料の展示で分かりやすく解説。また、淡水魚の水槽、琵琶湖水系に住む動植物まで紹介しています。数百年前湖岸で暮らしていたゾウの化石の展示は注目ポイントです。

ライトアップされたトンネル水槽は、まるで琵琶湖の水底にいるかのようで、おすすめの撮影スポットです。琵琶湖の深い場所に住むコイや琵琶湖の固有種・ビワコオオナマズ、ビワマスなどが見られます。野外には琵琶湖を背景に、縄文・弥生時代、ゾウがいたころの森が再現され、デートスポットとしても楽しめます。

国宝「彦根城」は別名金亀城と言い、滋賀を代表する観光名所のひとつです。1604年から20年の歳月をかけて築城され、代々井伊家の居城となった名城です。天守をはじめ、需要文化財の天秤櫓、太鼓門櫓、大名庭園・玄宮園、内堀など、当時の姿を今に伝えています。四季を通して、さまざまな風景を見ることができ、なかでも冬景色の彦根城も、なかなかの風情が感じられます。ひこにゃんにも1日3回会えますよ。

おすすめ撮影スポットは、9月13日から12月25日のクリスマスまで開催される「ひこね城あかりDramatic Legacy」です。静寂な波の中に天守や堀、多聞櫓などが浮かび上がります。11月15日から12月1日までは、佐和口多聞櫓前の中堀に200個のランタンが設置され、幻想的な風景にうっとり！

「おごと温泉」は、滋賀の観光名所・比叡山の伝教大師・最澄により開湯された1200年の歴史を持つ温泉です。京都や大阪からのアクセスが良く、日帰り入浴が楽しめる温泉地として親しまれています。また、おごと温泉は高いアルカリ性単純温泉で、いわゆる美肌の湯としても女性に人気があります。

琵琶湖と近江富士と呼ばれる三上山を一望する絶景は、おすすめの撮影スポットです。見どころは朝焼けに染まる空。日の出が楽しめる温泉にゆっくり浸かりながら癒しの時間が過ごせます。日帰り温泉が楽しめる温泉施設や無料の足湯もあり、デートスポットとしてもおすすめです。

マキノ高原に向かう県道287号線約2.4キロにわたって、道の両側に約500本のメタセコイアの木が続く「メタセコイア並木」。春の新緑、夏の深緑、秋の紅葉と四季を通して素晴らしい風景を見せてくれます。そして、冬には雪の白いトンネルになり、その景色は新日本街路樹百景に選ばれ、訪れる人々を魅了しています。

ただひたすらまっすぐ伸びるメタセコイア並木。高さ12メートルも伸びるメタセコイアの美しさと、たくましさに感動します。雪化粧した冬の姿はまた格別で、周囲の雪山と相調和し、車で走り抜けても歩いて通り抜けても吸い込まれるような美しさです。

見どころは、夜になると街路灯が点灯し、冬の澄み切った空気の中、並木道を幻想的に照らしています。雄大なメタセコイアと静寂に包まれた極寒な空気が伝わってくるような、この季節にしか出会えない風景を撮影できます。クリスマスシーズンに訪れると、ロマンチックなデートになりそうですね。

「びわこ大津館」は、旧琵琶湖ホテルをリニューアルし、レストラン、ウエディング、宴会場など、多目的に使用できる文化施設です。1934年に県内初の国際観光ホテルとして建築され、特徴のある和風の外観と洋風の内装は、国内外の要人を魅了し、湖国の迎賓館とも称されました。歴史を物語る観光地として人気があり、大津市有形文化財に指定されています。

びわこ大津館の大きな見どころは隣接するイングリッシュガーデンです。約5900平米の広大な敷地にバラをはじめ、四季折々の花々を楽しむことができる名所で、撮影スポットとしておすすめ。また、冬にはイルミネーションイベントが開催され、イングリッシュガーデンをメインに、毎年テーマを決めた光のアートオブジェが飾られます。

長浜市にある「黒壁スクエア」は、明治時代から続く、通称黒壁銀行を改装した黒壁ガラス館を中心に、江戸時代から明治の建物を生かしたお店が点在しています。工房やギャラリー、レストランやカフェなど、魅力的なお店ばかり。時間がゆっくり流れ、ノスタルジックでモダンな雰囲気が魅力。撮影スポットとしても人気があります。

黒壁スクエアの見どころはガラス。エリア内にはガラス工房やギャラリーが充実しており、見ているだけでも楽しくなるおすすめのスポットです。吹きガラス、ステンドグラス、とんぼ玉、デコレーションオルゴールなどの体験教室が随時開催されており、ふたりで楽しみながら作るのもおすすめです。

少しいつもと違うおしゃれなデートを楽しみたいというふたりにおすすめしたいデートスポットが、信楽町にある「ミホミュージアム」です。信楽の自然豊かな中にあり、レセプション棟から美術館棟へ向かう途中にあるトンネルは幻想的。なかなか出口が見えません。

ミュージアムは世界的に知られるI.M.ペイ氏が設計した独創的なデザインの建物が魅力的！館内外には多くの撮影スポットが存在しています。トンネルの先には視界が開け、谷を渡る吊り橋が現れます。桃源郷をイメージしたというだけあって、トンネルと吊り橋を渡る仕掛けは非日常の空間。ワクワクするアプローチに期待値が高まります。

美術館棟1階のエントランスの目の前には大パノラマが広がっています。創立者・小山美秀子氏が集めた日本の茶道具、仏教美術、陶磁器などの日本美術から、世界の古代美術まで約3000件のコレクションが所蔵されており、そのうち、常時250から500点が公開されています。自然と同化したような建物からの絶景はミホミュジアムの見どころで、おしゃれなクリスマスデートにおすすめ！

「佐川美術館」は、比叡山、比良山、琵琶湖を臨む自然に囲まれた守山市に、1998年にオープンした美術館です。敷地のほとんどが水に浮かんだような造りになっており、自然との調和に配慮した凛とした建築美は、美術館の見どころの一つと言えます。グッドデザイン賞、日本建築学会作品選奨などの受賞歴をもつ、建物自体も評価の高い観光名所です。

日本画・平山郁夫氏、彫刻家・佐藤忠良氏、陶芸家・樂吉左衛門氏らの作品を中心に所蔵・展示されています。3名の巨匠の作品を一度に見学できるのは佐野美術館ならでは。そして、京都・岩倉の大雲寺にあった国宝の梵鐘も見どころです。その他企画展も開催され、ゆったりと大人のデートを楽しみたいふたりにおすすめのスポットです。

JR能登川駅近くにある「林中央公園」で毎年12月に開催される「Lighting Bell in NOTOGAWA」は、公園を彩るイルミネーションイベント。新しいまちづくりの輪を広げ、地域の活性化を目指すイベントとして2004年からはじまり、2019年で16回目を迎えます。シンボルのベルをはじめ、15万個のLEDの灯りで公園内を美しく彩ります。

幻想的なムードに彩られた林中央公園はクリスマスムードたっぷり！高さ15メートルにもおよぶクリスマスツリーは見どころのひとつ。翌年に東京五輪を控え、五輪マークの飾りつけも登場し、公園全体が撮影スポット！ロマンチックなデートを楽しみましょう。

琵琶湖のリゾートの印象が強い滋賀県ですが、史跡・名所が多く、夏とは異なり冬は落ち着いてゆったりと滋賀を観光するにはおすすめの季節です。澄んだ空気に映える美しい風景や、クリスマスシーズンを含め、冬にはイルミネーションイベントも開催されているので、大人の雰囲気でデートを楽しんでみてはいかがでしょうか。