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冬の盛岡観光でおすすめのプランは?見どころを遊び尽くすプランをご紹介!

冬の盛岡観光でおすすめのプランは?見どころを遊び尽くすプランをご紹介!

盛岡市は岩手県を代表する観光地です。閑散期となる冬場でも、盛岡市周辺におすすめの観光名所がたくさんありますが、旅行プランに迷う方も多いのではないでしょうか。今回は盛岡から日帰りで遊ぶイベント、見どころを中心に、冬の観光プランを5つ紹介します。

目次 [表示]

冬の盛岡は意外にもおすすめ!日帰りのおすすめ観光プランを案内します

フリー写真素材ぱくたそ

東北を代表する観光地、盛岡の冬はとても寒くなります。岩手県の内陸部、北上盆地に位置し、気候は典型的な内陸性気候で、本州においては最も年間平均気温が低い県庁所在地として知られています。しかし、そんな冬の盛岡ならではの魅力がたくさんあることをご存じでしょうか。今回は盛岡周辺の観光地及び名所はもちろん、日帰り可能なおすすめ観光プランについてご紹介しましょう。

冬の盛岡観光プラン① 盛岡市内

Photo by nauleyco

盛岡市といえば、宮沢賢治や石川啄木といった日本を代表する文豪作家が生活していた街と回答する人が多いでしょう。現在の盛岡は、岩手銀行赤レンガ館をはじめとした明治時代からの希少な洋館が多く残るレトロな街、そして、グルメの街といった新しい顔を見せてくれる注目の観光地でもあります。しかし、冬の盛岡は寒く、おいそれと名所を歩き回るのは正直大変です。そこで、観光客にとってありがたい交通機関が市内循環バス。盛岡市内の見どころ、名所を回れる交通手段となっています。

でんでんむし

盛岡駅を発着点として市内中心部を循環する路線バス。それが『でんでんむし』です。所要時間は35分。一日フリーパスは300円!市民の足としてはもちろんですが、県外の観光客からみて、とても利用価値のあるバスです。一般の路線バスを使用していますが、車両デザインは地元小学生にてデザインされました。でんでんむしのラッピングが施されており、誰でもすぐわかるでしょう。

高松の池

高松の池は盛岡市高松地区の公園にある池で、日露戦争の戦勝祝いとして住民が植えた桜が有名。日本さくら名所100選にも選ばれています。もちろん、春が見どころではありますが、冬が穴場であるのは意外に知られていません。何といっても魅力は、数少ない白鳥の飛来地であること。白鳥のみならず、さまざまな渡り鳥がやってきます。冬の高松公園は寒いのですが、散歩がてらに訪れてみる価値はありますよ。

フェザン

盛岡を代表するショッピングセンターです。盛岡駅に直結しているので、岩手を訪れた観光客は利用したことがあるでしょう。地元盛岡市民もよく利用しています。盛岡駅1階に、おでんせ館という土産物売り場を集中させたエリアがあり、観光客や帰省客で常に賑わっています。そして地下1階にカフェ・レストランが集まったフードコートがありますので、帰りの新幹線に乗る前の腹ごしらえには最適ですね。

盛岡市藪川 手ぶらでチャレンジ!岩洞湖氷上ワカサギ釣り

盛岡市郊外の岩洞湖周辺は本州で一、二を争う厳寒地といわれていますが、冬は家族連れも含めたワカサギ釣りを楽しむ人で賑わう観光地に変貌します。ワカサギ釣りとは凍った湖面に釣り糸を垂らして、のんびり釣りを楽しむこと。氷に穴を開けなければならないため、専用のドリルや釣り道具は、近くのレストハウスで借りることになります。冬がシーズンといっても釣れるポイントは、毎月によって異なるとのこと。詳しくはスタッフに相談してみましょう。

釣ったワカサギはその場でガブリ

釣ったワカサギは、その場で食べることもできます。調理法は小麦粉でまぶして揚げ、塩を降って食べるごくシンプルなもの。他にも天ぷらや佃煮にすることもできますし、たくさん釣れた際には真空パックで持ち帰ることもできます。盛岡旅行の際、日帰りで手軽にアクティビティを楽しみたければ、ぜひ、ワカサギ釣りを旅行プランに組み込んでみて下さい。

盛岡市内イルミネーション&ライトアップ情報

盛岡城跡公園(岩手公園)

盛岡市内の冬の見どころとして、冬季限定の盛岡城跡公園(岩手公園)石垣のライトアップがあげられます。盛岡城は1633年に南部藩主28代目、重直の時代に完成された名所で、盛岡市内周辺を流れる北上川、雫石川、中津川に囲まれた自然の濠として発展してきました。現在も石垣や池が残されており、特に冬のライトアップは幻想的で、見どころ満載の観光スポットとして人気があります。

開運橋

冬の盛岡の見どころスポットとして、開運橋も注目です。開運倍は盛岡駅と市内中心部を結ぶ橋として、盛岡を訪れたら誰もが渡る重要な橋。冬は開運橋全体がLEDでイルミネートされ、観光客の目を楽しませてくれます。開運橋の別名は『二度泣き橋』。その由来は、首都圏からの転勤族で初めて訪れた際の寂しさと去り際における感慨さに心を動かされて泣いたことからきています。

いわて S-1 スイーツフェア

いわてS-1スイーツフェアは、2月下旬に開催されるイベントで、地元の甘党にとっては見逃せません。岩手県内で人気のスイーツやおやつ、地元グルメが出店されており、ご当地キャラクターが集合する等、アツく盛り上がる冬の遊ぶイベントとして、地元の方に親しまれています。入場無料で、臨時バスも運行されており、アクセスも充実。甘党の方は、旅行プランに取り入れてみるのはいかがでしょうか。

冬の盛岡観光プラン② 雫石・小岩井エリア

小岩井ウィンターイルミネーション 銀河鉄道の夜

岩手を代表する観光地、小岩井農場内で彩られるイルミネーションで、その規模は東北最大級。さまざまなイルミネーションが観光客を出迎えてくれます。期間限定でレストランや売店が営業していますし、遊ぶイベントも盛りだくさん。盛岡駅からイベント限定で送迎バスを出しているので、日帰りでの移動も安心です。さらに、毎週土曜日の夜には打ち上げ花火。冬の夜の花火とイルミネーションの光の競演は見どころ十分です。

雫石町 雫石スキー場 サンライズツアー

雫石プリンスホテル宿泊客限定ではありますが、東北を代表するスキーの観光地、雫石スキー場において、さまざまなツアーで遊ぶことができます。おすすめはサンライズツアー。雪上車に乗って朝日を臨む往復9kmのツアーで、小高倉山山頂から望むご来光は、まさに神秘的の一言。帰りはスキー滑走で遊ぶことができるので、アクティブな方におすすめですよ。

いわて雪まつり

いわて雪まつりは雫石町にある小岩井農場を中心として、岩手山南麓エリア8会場で行われる雪祭りです。冬の祭りとしては本州最大規模。開催期間中は30万人が訪れる、まさにビックイベントです。遊ぶのに最適な大型滑り台の雪像などが、大小あわせて16基。さらに、70基あるかまくらは圧巻で、かまくら内でジンギスカンや焼肉を楽しめます。夕方になると、雪像のライトアップやイベントの花火が毎日行われており、観光客にとても好評です。

冬の盛岡観光プラン③ 八幡平エリア

八幡平市 イーハトーヴォ安比高原自然学校 冬の自然体験プログラム

イーハトーヴォ安比高原自然学校は、生態系豊かな広葉樹が広がる安比高原を舞台に、自然と人間とのつながりをテーマにした自然体験、スポーツ体験といったプログラムを楽しめます。冬場の目玉は、安比高原の雪の中を歩いていくトレッキングでしょう。スキー、スノボが苦手な人でも、歩いていくだけなので参加できます。特に雪に縁のない外国人観光客にとても人気があります。

スノーシューコース ”あるぐぅ”

ホテル安比グランドに隣接したコースをトレッキングしていきます。ガイドは同行しませんが、ホテル安比グランドの周辺敷地内を歩くので安心です。マップや双眼鏡を駆使して森を散策すれば野生動物の足跡を見つけたり、雪を全身で体感して遊ぶことができるので、あらゆる世代におすすめできるアクティビティです。

ガイドと行く前森山頂「霧氷」ツアー&森の探検ミニツアー

ゴンドラを使って前森山頂周辺を、ガイド同行でトレッキングしていきます。このトレッキングツアーの魅力は、冬山を気軽に楽しめること。ふもとでは見られない霧氷の世界や山頂周辺からの眺望を散策して、白銀の世界を楽しみましょう。午前中のみの催行ですので、注意して下さい、午後は、山頂こそ行きませんが安比高原の自然豊かな森を散策できます。雪遊びをしながら冬の大自然と触れ合って、ゲレンデとは違う世界を体験してみてください。

八幡平市 八幡平・安比ゆきフェスティバル

毎年2月に八幡平市で行われる雪のお祭りです。盛岡から長距離バスで片道2時間なので、日帰り旅行も十分可能。会場はスキーの名所として知られる八幡平リゾートパノラマスキー場、安比高原スキー場、サラダファームヴィレッジです。見どころは、サラダファームで行われる雪合戦大会ですが、八幡平・安比ゆきフェスティバルでは家族連れの観光客にとって気軽に遊ぶことができるイベントがあります。どちらも参加してみてはいかがでしょうか。

冬の盛岡観光プラン④ 県北エリア

葛巻町 高原の夕べ 森のワインパーティー

葛巻町はスイスを連想させる大自然に恵まれた観光地。さらに、隠れたワインの名所として知られています。毎年2月には、しゃれたコンサートを楽しみながら各種のくずまきワインやジュース、地元料理でもてなすパーティーが開かれます。盛岡からバスで片道1時間半と日帰り圏内で訪れることができ、ワインを楽しめるということで女性に好評。人気を博しています。

二戸市は隠れた日本酒の名産地

二戸市周辺といえば銘酒『南部美人』の蔵元がある町として、日本酒が好きな人にとっては有名ですね。南部美人の由来は、所在地が江戸時代に南部藩であったこと。そして、淡麗な味わいを目指す美人に例えられたといわれています。南部美人は2007年から日本航空のファーストクラス、2013年からはUAEのエミレーツ航空、エティハド航空の機内酒として採用されており、海外でも名高い日本酒ブランドとして知られています。

冬季限定の酒蔵見学

冬季限定で酒蔵の見学ができます。見学の際の注意点が一つ。見学前日まで発酵食品、特に納豆を食するのは控えて欲しいとのこと。理由は酒の発酵に影響が出るかもしれないからです。東北新幹線で盛岡から二戸まで新幹線で20分、ローカル線でも1時間弱で移動できますので日帰りが可能です。寒い中での日本酒の味は格別ですよ。試飲もできますので、車での来場はおすすめできません。

冬の盛岡観光プラン⑤ 県南エリア

大東大原水かけ祭り

一ノ関市内で開催される『大東大原水かけ祭り』は、天下の奇祭ともいわれています。それもそのはず、2月の寒い季節に沿道で待ち構えた人たちから、容赦ない冷水を浴びせかけられるのです。近年は全国からの参加者も相次いでいるともいわれており、岩手を代表する冬の祭りとして知られるようになりました。「火防祈願」、「無病息災」、「家内安全」を祈って、勇ましく走り抜けていく男たちの勇姿は観光客を楽しませてくれます。

まとめ

今回は冬の盛岡観光をまとめてみました。岩手県は面積が広いので、いくつかのエリアに分けて紹介しましたが、お気に入りのイベント、アクティビティは見つかりましたでしょうか。確かに冬は寒いのですが、冬なりの楽しみ方が豊富にあることが、盛岡観光の魅力です。ひとあじ違う冬の盛岡観光を、ぜひ楽しんでください。

BARNET
ライター

BARNET

サッカーを巡る旅が好きで、近年はJリーグでアウェイの地を訪問することが楽しみの一つ。これからも旅行のネタを紹介していきます。

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