沼津でこれを食べなきゃ損しちゃう！おすすめ名物グルメ6選&食べられるお店も！

沼津は静岡県の東部に位置する、人口19万人程の大都市です。「沼津の駿河湾は全国に7か所しかない最高水質」と言われており、上質な海の幸がそろっています。水産業を中心に他にも沼津には、おいしい食べ物がいっぱいあり、現地に行ったら何を食べるか迷ってしまうほどでしょう。

そんな時のために、沼津で特におすすめの人気グルメを紹介します。

「沼津の水産業は静岡県下最大」とも言われており、主にサバ・アジ・タチウオ・マダイ・ハマチ・タカアシガニなどの海の幸の名産地としても知られています。干物の歴史は江戸時代から続き、特にアジの干物の生産量は、平成17年まで日本一を誇る土地でもありました。

静岡県と言えばお茶ですが、沼津にも茶畑がたくさんあります。皇室献上茶に2回選ばれており、「ぬまづ茶」としてブランドを確立していたり、品評会にて好成績を出したりもしました。

他にも稲作・プチヴェール・あしたか牛・生乳・ホウレンソウ・温州みかんの生産でも有名です。「寿太郎温州」という高級みかんも沼津で栽培されています。

2000年に「ぬまづ丼コンテスト」が開催され、メディア各所で取り上げられて以来、ぬまづ丼は沼津のおすすめ料理として話題になりました。主催は沼津青年会議所で、沼津で採れるおいしい食べ物が、いっきに味わえる夕食にぴったりな一品です。

ぬまづ丼には、「優勝作品をとったもの」と「準優勝作品をとったもの」の2種類あります。優勝作品はサクラエビのかき揚げがのっていて、ご飯が残り3分の1程になったら出汁を注ぎ、天茶漬けにするのが人気です。

準優勝作品は、サバの出汁で炊いたご飯にアジの干物が混ざっています。生シラス・生サクラエビ・アジのたたきが、のっていて、薬味醤油をかけると更においしいです。

さかなや千本一には「ぬまづ丼コンテスト」で優勝と準優勝をとった作品両方がメニューにあり、一店で両方を味わえます。夕食時はもちろん、お昼時にも開店しているのが人気の理由のひとつでしょう。

ぬまづ丼だけではなく、他にも沼津のおいしい食べ物も用意されており、お子様御膳もメニューにあって家族で利用したい場合にも嬉しいお店です。

かもめ丸では準優勝作品が提供されているのと、かもめ丸オリジナルの元祖ぬまづ丼の進化系バージョン「ぬまづ伊豆丼」もあります。他にも沼津の新鮮な海鮮を使った丼メニューが豊富で、各種定食や地魚寿司も人気です。夜には「酒肴メニュー」が登場し、特におすすめなのは夕食時の来店でしょう。

ぬまづ丼も欠かせませんが「生しらす丼」も沼津の人気料理です。しらす丼を食べられるお店は多いので、「どこで食べるか特に迷ってしまう料理のひとつ」と言えるでしょう。厳選しておすすめのお店を紹介していきます。

丸勘は沼津みなと新鮮館の中にあり、リーズナブルな値段で、さまざまな丼料理を味わえるお店です。生しらす丼をレジで頼む際に「大盛りヨーソロー」と伝えると無料で大盛りにしてもらえるサービスもあります。

丸勘の丼料理は海鮮だけではなく、鶏から丼・とんかつ丼など揚げ物がのった丼も、そろっているのが人気の理由でしょう。おみやげに最適な紐の6種類セットも置いてあります。

沼津港の近くには海鮮料理のお店が、たくさん並んでいます。中でも「にし与」は有名で、行列ができていることも。カウンター席があり、おひとり様でも入りやすく昔ながらの佇まいが、港の雰囲気にしっかりマッチしています。

こちらのお店はボリューム満点の生しらす丼・あじフライも人気です。夕食時はもちろん営業していますが、日曜祝日は早朝も営業しています。

ふみ野で人気の食べ物は、「生しらす」と「生桜えびの丼」です。沼津魚市場のセリに参加していた店長の、確実な目利きで仕入れられた新鮮な食材が、そろっています。早い時間から営業しているので、早朝からのお食事も可能です。人気のお店で、ネタがなくなりしだい終了してしまうのでご注意ください。

現地で、どうしても食べられないけど生しらすが気になる方は、静浦漁協漁協直売所で、おみやげとして購入するのがおすすめです。ログハウス風の店舗で、無添加の旨さを食卓におくることをモットーに、生しらすはもちろん、釜揚げしらすや干物も一緒に購入できます。

100パーセント純正の静浦しらすをお土産に持ち返ってお家で食べるなんて、とても贅沢ですよね。

テレビやメディアにも取り上げられ、一躍有名になりました「かき揚げタワー」は、見た目の迫力から写真に撮ってSNSにあげる人も多いです。かき揚げの中には野菜と、海老などの海鮮も入っています。なんと特許も取得している食べ物です。

魚河岸丸天は沼津のチェーン店で、かき揚げタワーの他に、お酒はもちろん「お刺身」や「お寿司」もあります。ひとりで行くと、かきあげタワーだけでお腹いっぱいになってしまうかもしれないので、他にも味わいたい方は複数人でのお食事がおすすめです。

小皿をもらって、かき揚げタワーを崩しながら食べましょう。タワーの中まで、しっかり具材が詰まっていて、おいしいですよ。

沼津には、深海魚を使った料理を扱ったお店が、たくさんあります。水質がいい沼津ならではで、他ではここまでバリエーション豊富な調理方法で深海魚を食べることは、なかなかできないでしょう。各料理方法で深海魚の味がどう変わるか、沼津に来た際に、食べて確認してみてください。

白身のメギスという深海魚をバンズに挟んだ深海魚バーガーは、お店の名前と同様「沼津バーガー」として親しまれています。沼津深海水族館の隣にあり、カフェとしても人気のお店です。

サメバーガーを使ったハンバーガーもあり、珍しいもの好きに注目を浴びています。テイクアウトもでき、時間が決まっている場合は、事前に電話して準備してもらい別の場所で食べるのもよいです。

浜焼きしんちゃんのお店の外には「深海魚」と書かれた提灯があるくらい「深海魚おし」のお店です。自分で食材を焼くスタイルで、おひとり様でも充分に楽しみながらお食事できます。

豊富な深海魚がそろっており、お酒を飲みながら夕食を楽しむのもよいでしょう。

深海魚のお寿司を食べられるのが、活けいけ丸です。こちらは回転寿司で、店員さんも元気な声で迎えてくれます。耳馴染みのない名前の寿司がお食事でき、深海魚の寿司は変わった味がすると思いきや、ほとんどが淡白で癖のない味わいです。

親しみやすい店員さんばかりなので、おすすめや自分の好みの味を伝えながら握ってもらうのもよいでしょう。

沼津はおみやげにぴったりな絶品スイーツもいっぱいあります。誰かに贈るのはもちろん、自分自身にもたくさん買いたくなって、どれにするか迷ってしまうでしょう。沼津スイーツの中で、特におすすめのものを厳選して紹介します。

沼津の新しいおみやげとして定着させることを目標にできたプリン専門店で、深海プリンは「オープンしてから間もなく2万個を売り上げた」ことで知られています。

深海プリンは鮮やかな青色で、見た目もとても綺麗です。素材もすべて静岡県のものにこだわり、青色の正体であるラムネのジュレの効果で爽やかな味がします。

お店正面、入り口の上に大きく「くるくる」と書かれているお店です。特許を取得した型であるぬいぐるみのようなケーキを購入できます。クマ・イヌ・雪だるまなど見ていても飽きが来ません。

賞味期限や長距離移動の際の型崩れが気になる方は、写真を煎餅やプリンに印刷してもらえるスイーツもあるので利用してみましょう。

和菓子・生菓子・焼き菓子を取りそろえた有名店「松月」では、おひとり様限定10個までの「みかんどら焼き」がおみやげに人気です。沼津を舞台にしたアニメ「ラブライブ！サンシャイン！！」の中でみかんを使ったお菓子作りをするシーンがあったことから、アニメファンにも注目されるようになりました。

沼津といえば温州みかん。みかんのスイーツもおさえておきたいところです。

創業なんと明治34年の老舗で、当時は旭園本店として沼津御用邸へお菓子を納める名店として知られていました。ファンが多く、一時期は閉店していましたが復活した時には長蛇の列が商店街にできたそうです。

ケーキはもちろん、焼き菓子やゼリーなど種類豊富で何を買うか迷ってしまいます。シュークリームがおすすめなので、おみやげにもどうぞ。

沼津の干物は日本で、とても有名です。日持ちもする食べ物ですし、酒飲みにもたまらないおみやげとしても喜ばれます。沼津港近辺には軒先で、さまざまな種類の魚を干して干物にしているお店が多いです。

干物はかたくて食べづらいイメージかもしれませんが、干したては、ふっくらしています。苦手な人は特に沼津の干物を一度試してみましょう。

朝作り・添加物無添加の干物を作るカネキン露長商店は、沼津の干物店の中でも人気のお店です。夕食時を待たずして昼過ぎには、ほとんどの商品が売り切れてしまうことも。

あじ・さんまは、もちろん、金目鯛・キンキなどの高級魚もそろっており、白米と一緒に食べるだけでも贅沢な気分を感じられること間違いなしです。

沼津港で一番干物の種類が豊富なのがサスヨ海産市場です。時間がないけど、いろいろな干物を買いたい時には、こちらに行くことをおすすめします。

日本で、ここにしかない桜えびの乾物があったり、わさびを使った加工品もあったり、種類が豊富すぎて何を買うか迷ってしまうほどです。農林水産大臣賞を受賞したアジもあります。

お食事を堪能してお腹いっぱいになったら、沼津のお茶を飲んで、ひとやすみしましょう。ランチの後、夕食前のお腹休めとしてお茶を飲むのもいいですね。沼津のお茶は「ぬまづ茶」としてブランドを確立しています。現地に行ったからには飲まない手はないでしょう。

沼津みなと新鮮館にあるマルニ茶業は、玄米茶・冷やし抹茶入玄米茶・深蒸し茶など、豊富な種類のお茶を飲めます。沼津にきたからには、お食事の合間やお食事を堪能した後に飲んでみてください。もちろん、おみやげも販売しています。

こちらは抹茶カフェとして有名です。店内は風情がありおしゃれで、内観の雰囲気だけでも充分に楽しめるでしょう。夕食前くらいの時間までやっているので、こちらのカフェ近くでお食事を考えている際には、特に立ち寄ってみてください。

沼津は、他では味わえない食べ物がいっぱいあるグルメな街です。美味しい料理を食べたりおみやげを買ったりして、心もお腹も満たせること間違いなしの観光スポットでもあります。

沼津へ行った際には、以上のおすすめ店へ立ち寄ってみてくださいね。