目次 [表示]
- そうめんの里で揖保乃糸の工場見学!
- 三大そうめんの一つである揖保乃糸
- そうめんの里の工場見学で体験できることは?
- 箸分け作業の実演見学・体験
- そうめんの試食
- 展示パネルで知る歴史
- 製造工程作業の見学
- シアタールームで理解を深める
- そうめんの里の売店は特産品の宝庫
- 平たい形が特徴の「そうめんバチ」
- 上質な小麦粉を使用した揖保乃糸「特級」
- 揖保乃糸の全生産量約80%を占める「上級」
- そうめんより歯ごたえの強い「ひやむぎ」
- 揖保乃糸の伝統を受け継ぐ中華麺「龍の夢」
- そうめんの里でそうめん流しをしよう!
- レストランの中庭で楽しむそうめん流し
- 夏場のみ設置されるそうめん流し特設会場
- そうめんの里のレストラン「庵」おすすめメニュー
- おすすめ①:箱盛御膳
- おすすめ②:鯛そうめん
- おすすめ③:そうめん巻き寿司
- そうめんの里の基本情報
- アクセス
- 料金
- そうめんの里で揖保乃糸を堪能しよう
そうめんの里で揖保乃糸の工場見学!
そうめんの里は、兵庫県たつの市にある観光施設で、揖保乃糸に関する資料館です。工場見学では、揖保乃糸の歴史や西播磨地域の伝統産業である手延べそうめんについて体験し、学べます。
併設するレストランでは、茹でたてで絶品の揖保乃糸が堪能でき、売店では珍しい種類の揖保乃糸が購入できます。大人から子供まで楽しく学べる観光スポットとして人気です。
三大そうめんの一つである揖保乃糸
揖保乃糸は日本三大そうめんの1つで、奈良県の「三輪そうめん」、香川県の「小豆島そうめん」と並んで全国的に親しまれています。
揖保乃糸を名乗れるのは、兵庫県手延素麺協同組合による厳しい基準にクリアしたそうめんだけです。製造時期や小麦の種類、麺の太さなどで等級が決まるので、揖保乃糸のそうめんだけで約10種類の違いを楽しめます。
そうめんの里の工場見学で体験できることは?
そうめんの里は、1階に売店・レストラン・試食・実演コーナーがあり、無料で見学できます。2階は料金がかかりますが、展示資料でそうめんの歴史を学び、加工場で製造工程が見学できます。
揖保乃糸は、一度食べれば他のそうめんでは満足できなくなるほど、多くの人が魅了されてきました。日本人なら一度はきいたことがある揖保乃糸について、工場見学を通して楽しく学べます。
箸分け作業の実演見学・体験
箸分け作業とは、50cmほどの麺をお箸を使って160cmにまで伸ばす工程のことです。11時〜15時の間に合計5回実演が行われており、体験もできます。
そうめんを伸ばすという単純な工程に見えますが、素人が簡単にできるものではなく、絶妙な力加減が必要です。せっかく観光に来たなら、一度は目にしておきたい熟練の技です。
そうめんの試食
試食コーナーでは、茹でたてのそうめんがいただけます。カップに入った一口サイズのそうめんは、つるんとしたのど越しで絶品です。日によって試食できるそうめんの種類は異なるため、どんな種類のそうめんが食べられるかは、当日のお楽しみです。
試食コーナーの営業時間は9時30分〜12時、13時〜16時30分で、お昼は営業していないので注意してください。
展示パネルで知る歴史
展示パネルコーナーでは、そうめんの起源や、播磨地方でそうめん作りが始まったきっかけ、そうめんの製造工程など歴史が詳しく学べます。
機械化される前のそうめん作りの様子が、等身大の人形で表現されたコーナーや、製造工程の一部を体験できるコーナーもあります。タッチパネルで出題されるそうめんに関するクイズは、楽しく学べるので子供でも理解しやすいです。
製造工程作業の見学
そうめんの製造工程はガラス越しで見学できます。展示パネルでそうめんの歴史や製法を学んだあとに見学すると、製造工程が時代とともに大きく発展してきたことが理解できます。
機械化される前の手間がかかる製造方法とは異なり、そうめんが次々とでき上がるので、見ていて楽しくなる光景です。時間帯によっては作業していない場合もあるので注意してください。
シアタールームで理解を深める
シアタールームでは、揖保乃糸ができるまでの製造工程を映像で学べます。そうめんはスーパーで気軽に購入できよく口にしますが、詳しい製造方法はあまり知られていません。
資料による説明だけではイメージしにくくても、映像で見ることで、手間暇かけて作られた揖保乃糸についてより理解が深まります。歴史や製造過程を知れば知るほど、そうめんの魅力が増します。
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