目次 [表示]
- そうめんの里で揖保乃糸の工場見学!
- 三大そうめんの一つである揖保乃糸
- そうめんの里の工場見学で体験できることは?
- 箸分け作業の実演見学・体験
- そうめんの試食
- 展示パネルで知る歴史
- 製造工程作業の見学
- シアタールームで理解を深める
- そうめんの里の売店は特産品の宝庫
- 平たい形が特徴の「そうめんバチ」
- 上質な小麦粉を使用した揖保乃糸「特級」
- 揖保乃糸の全生産量約80%を占める「上級」
- そうめんより歯ごたえの強い「ひやむぎ」
- 揖保乃糸の伝統を受け継ぐ中華麺「龍の夢」
- そうめんの里でそうめん流しをしよう!
- レストランの中庭で楽しむそうめん流し
- 夏場のみ設置されるそうめん流し特設会場
- そうめんの里のレストラン「庵」おすすめメニュー
- おすすめ①:箱盛御膳
- おすすめ②:鯛そうめん
- おすすめ③:そうめん巻き寿司
- そうめんの里の基本情報
- アクセス
- 料金
- そうめんの里で揖保乃糸を堪能しよう
そうめんの里の売店は特産品の宝庫
そうめんの里の売店は、1階に2店舗あります。スーパーなど一般的なお店では目にかかれないような、珍しい種類の揖保乃糸も販売されており、自宅で食べ比べをしたり、お土産としても人気です。
揖保乃糸のそうめん・うどんなどの他にも、播磨地方の特産品である醤油・酒なども充実しているため、観光ではなく売店だけを目的に訪れる人もいます。
平たい形が特徴の「そうめんバチ」
そうめんバチは、三味線のバチのように平たい見た目であることから名付けられました。生産の過程で採れる量が少ないため、あまり知られていませんが、地元民からは長く愛されています。
そうめんバチは、一般的なそうめんに比べると長さ15cmほどで短く、粘りが強いのが特徴です。下茹でせずに使えるので、お味噌汁に入れて気軽に食べられます。
上質な小麦粉を使用した揖保乃糸「特級」
特級は、厳寒期である12月~2月に作られ、上質な小麦粉を使用しています。麺の太さは0.65〜0.7mmで黒い帯が目印です。ツルっとした喉ごしで、麺は細いですがしっかり歯ごたえがあります。特級は市場ではあまり出回らないので、売店で初めて目にする人も多いです。
組合が選抜した熟練製造者だけが製造でき、揖保乃糸の中でも高級品のため、贈答用として最も人気があります。
揖保乃糸の全生産量約80%を占める「上級」
上級は揖保乃糸の中で最も歴史があり、全生産量のおよそ80%を占めていることから、多くの人に親しまれています。麺の太さは0.7〜0.9mmで、赤い帯が目印です。特級に比べるとお手頃価格で、小分けタイプもあるため自宅で気軽に味わえます。
売店の中でも売り上げ上位を占め、お中元など贈答用としても適しています。
そうめんより歯ごたえの強い「ひやむぎ」
ひやむぎは麺の太さが1.3〜1.7mmで、そうめんよりもやや太く仕上げているため、歯ごたえがありソフトな舌触りが特徴です。赤と青の色麺が可愛らしく、涼を感じさせてくれます。
冷やして食べる以外にも、にゅうめんや、焼うどん風のアレンジにしても絶妙で癖になる味です。そうめんといえば夏のイメージですが、さまざまなアレンジが効くので季節を問わず楽しめます。
揖保乃糸の伝統を受け継ぐ中華麺「龍の夢」
龍の夢は、揖保乃糸の伝統製法を受け継いだ手延べ製法で作られています。中華麺特融の風味を求め、厳選した小麦粉が使用されています。揖保乃糸といえばそうめんのイメージが強いですが、中華麺はコシがありラーメンや冷やし中華としていただくと絶品です。
揖保乃糸はそうめんだけではないので、変わり種を求める方は売店に足を運び、中華麺の味を堪能してください。
写真AC