そうめんの里で揖保乃糸の工場見学！できたてそうめんも食べられちゃう！

そうめんの里では、春～秋限定でそうめん流しが体験できます。半分に割った竹に水を流し、上からそうめんを流すスタイルの「流しそうめん」とは違い、「そうめん流し」はドーナツ型のそうめん流し器を用いる方法のことです。

各テーブルにはそうめん流し器が設置されており、回転する水の中にそうめんを流し入れるため、家族や友人たちとテーブルを囲んで楽しめます。

1階の中庭にある会場は、レストラン「庵」の中にあります。そうめん流しの営業は期間限定で、4月上旬～10月上旬までです。流れるプールのような見た目で、楽しくそうめん流し体験ができるため、子供に人気で会場は家族連れで賑わっています。

流しそうめんにセットでついている鮎の練り物をそうめん流し器に入れると、まるで鮎が泳いでいるようで、とても可愛いしかけです。

そうめんの里の駐車場には夏季限定で、そうめん流し会場が設置されます。家族や友人たちとそうめん流しを体験すれば、盛り上がること間違いなしです。

そうめん流しは夏の風物詩であるためいつも混み合っていますが、暑い中、外で食べる冷たいそうめんはおいしさ倍増です。休日やお昼の時間帯は、1時間ほど待ち時間が発生する可能性があるので注意してください。

そうめんの里の1階には、揖保乃糸がいただけるレストラン「庵（いおり）」が併設されています。営業時間は11時〜21時で、ラストオーダーは20時です。

そうめんやにゅうめんといったオーソドックスなメニューだけでなく、茹でたそうめんを揚げた「揚げ麺」や「焼きそうめん」など普段味わえないそうめんに出会えます。

箱盛御膳は、そうめん・ご飯・刺身・惣菜・デザートなどがセットになったメニューです。そうめんは、お出汁のきいたにゅうめんか、冷やしそうめんのどちらかを選択できます。そうめんはもちろん絶品なのですが、そうめん意外のおかずも満足できる味と定評です。ボリューム満点なので、お腹も心も満たされます。

鯛そうめんは、龍野地方に伝わる郷土料理をアレンジしたもので、レストラン庵の名物メニューです。にゅうめん本来の味を楽しんだ後は、鯛の身とにゅうめんを一緒に食べ、最後に鯛の煮汁をにゅうめんの中に入れることで、1度に3つの味わいを楽しめます。

にゅうめんの優しくて素朴な味と、鯛の甘辛い味付けが合わさり豊かな味わいです。

そうめん巻き寿司は、巻き寿司のような見た目ですが、よく見るとご飯ではなくそうめんが巻かれています。そうめんは酢飯のように酢で味付けされていて、中の具材は卵・かにかま・きゅうりの3種類です。

さっぱりとした味わいで、レストラン庵でしか食べられないとても珍しいメニューなので、一度は食べておきたい一品です。

そうめんの里は兵庫県たつの市にある観光施設です。揖保川が流れ、緑の山々に囲まれた自然豊かでのどかな場所にあります。広々とした施設内は7つのゾーンにわかれており、食事処も併設されているので、半日楽しめます。

そうめんの里は、電車の場合、JR姫新線・東觜崎駅より徒歩15分ほどかかります。

車の場合は、中国自動車道「山崎インターチェンジ」より25分、山陽自動車道「姫路西インターチェンジ」、「龍野インターチェンジ」より15分、太子・龍野バイパス「福田インターチェンジ」より15分です。施設には専用駐車場があるため、車でのアクセスが便利です。

料金は、2階の展示コーナーや製造工程見学へ行く場合のみ発生します。15名以上の場合は団体割引があり、障がい者手帳をお持ちの場合は、料金が半額です。人気の観光施設にしては、とても良心的な価格で楽しめます。

そうめんの里では、揖保乃糸の歴史を学んだり、絶品のそうめんがいただけます。誰もが一度は耳にしたことがある揖保乃糸のそうめんですが、工場見学をすると、熟練した職人によっていかに手間暇かけて作られているかが理解できます。大人から子供まで楽しめる人気観光施設で、そうめんの魅力を存分に味わってください。