目次 [表示]
- 伊勢神宮とは
- 伊勢神宮の神様
- 伊勢神宮の回り方
- まず参拝ですべきこと
- 外宮、内宮どちらからお参りするのか
- 伊勢神宮のまわり方:外宮編
- 伊勢神宮外宮のまわり方1:火除橋
- 外宮のパワースポットその1:清盛楠
- 伊勢神宮外宮のまわり方2:手水舎
- 伊勢神宮外宮のまわり方3:一の鳥居
- 外宮のパワースポットその2:三ツ石
- 伊勢神宮外宮のまわり方4:御正宮
- 外宮のパワースポットその3:亀石
- 外宮のパワースポットその4:地蔵石
- 伊勢神宮外宮のまわり方5:多賀宮
- 伊勢神宮外宮のまわり方6:土宮
- 伊勢神宮外宮のまわり方7:風宮
- 伊勢神宮のまわり方:内宮編
- 伊勢神宮内宮のまわり方1:宇治橋
- 伊勢神宮内宮のまわり方2:神苑
- 伊勢神宮内宮のまわり方3:五十鈴川御手洗
- 伊勢神宮内宮のまわり方4:瀧祭神
- 内宮のパワースポットその1:四至神
- 伊勢神宮内宮のまわり方5:御正宮
- 内宮のパワースポットその2:巨大な杉の木
- 内宮のパワースポットその3:踏まぬ石
- 伊勢神宮内宮のまわり方6:荒祭宮
- 伊勢神宮内宮のまわり方7:風日祈宮
- 伊勢神宮内宮のまわり方8:内御厩、外御厩
- 伊勢神宮内宮のまわり方9:子安神社
- 伊勢神宮の別宮とは
- 伊勢神宮のまとめ
伊勢神宮とは
名前を知らない方はいないというほど、有名な伊勢神宮。しかし、伊勢神宮がどんな所かと言う事を知っている方は少ないのではないでしょうか?まずは伊勢神宮がどんな所かというのをおさらいしておきましょう。
伊勢神宮の神様
伊勢神宮は内宮と外宮のふたつで構成されています。内宮に鎮座されている神様は「天照大御神」と呼ばれる神様で、外宮には「豊受大御神」と呼ばれる神様がそれぞれいらっしゃいます。
天照大御神とは
まずは、内宮に鎮座されている天照大御神から紹介していきましょう。ゲームのキャラクターなどにも出てくるほど有名な神様です。この天照大御神は日本中にいる沢山の神様の中でもとても権威が高く、太陽神と呼ばれ世界に光をもたらした神様と言い伝えられています。この神様は、生命力と成長をつかさどる神様ということもあり、プライベート、仕事、あらゆるときに力を与えてくれる神様です。
豊受大御神とは
次は外宮に鎮座されている豊受大御神の紹介です。名前も聞いたことが無い、あまり有名ではない神様ですが、すごい神様なんです。主に食物、穀物の神様と祀られており、上記で説明した天照大御神の食事を手伝う神様として外宮に鎮座されました。ご利益としては、農業、漁業の収穫、産業の復興などになります。
伊勢神宮の回り方
ここからは伊勢神宮のまわり方を解説していきたいと思います。観光で来る人も、参拝目的で来る人もまわり方を覚えて、伊勢神宮を満喫しましょう。
まず参拝ですべきこと
神社などに行くと水が溜めてあり、柄杓などが置いてある場所がありますよね?ここを手水舎と言います。初めに手と口を清め、穢れを落とした気持ちで参拝するのが正しい参拝方法です。
手と口の清め方
- 右手で柄杓を持ち、水をすくいます
- そのすくった水で左手を流し清めます(まだこの後にも水は使うので、軽くかける程度で大丈夫です)
- 水はそのままで、柄杓を左手に持ち替え右手を清めます
- 再度、右手に柄杓を持ち替え、左手で柄杓の水を少し溜めて、その水で口を漱ぎます(あまり音を立てないように清楚に行いましょう)
- 柄杓に残った水を少し左手にかけ、左手を再度清めます
- 残った水を柄杓の柄に伝わせるように流し、柄杓を清めます。
- 柄杓をもとの位置に戻します
意外と知らない参拝方法
お参りの際に、賽銭箱前などで手を合わせてお願いをしたりしますよね?これにもちゃんとしたやり方があります!正しいやり方を覚えてお参りしましょう。
- 御神前に姿勢を正した状態で立つ
- そのまま腰を90度曲げて2回お辞儀をする
- 胸の前で両手を合わせる(この時に指の節が合わないように少しずらす) ※節が合う→節合わせ→不幸せ というような解釈です
- 合わせた手を肩幅ほど開いて2回拍手します
- 節は合わせず、指先だけ合わせお祈りをする
- 再度、腰を90度曲げお辞儀を1回する
まわり方の前に
伊勢神宮は外宮と内宮の二つで構成されています。まずは外宮から参拝するのが正しい参拝方法だと言われています。観光であまり時間がないと、ほかの場所の観光ついでという感じで時間が足りなくなり、どちらか片方のみの参拝をされる方も多いかもしれませんが、これは「方参り」と言ってあまりよくない参拝方法とされています。伊勢神宮に行かれるときは、時間を確保して外宮と内宮の両方をまわりましょう。
まわり方の注意点
伊勢神宮内では、参道の中央を正中と言います。これは神様の通り道という意味なので、道が空いているからと通ってはいけません。また、外宮では左側通行、内宮では右側通行となっていますので気を付けましょう。
鳥居のくぐり方
伊勢神宮内にはたくさんの鳥居があります。神様の家に入る前の準備として正しい鳥居のくぐり方を覚えましょう!
- 鳥居に対して左端から入る
- 入る際は、1礼する
- 鳥居をくぐる際は左足から入り、道の中央にお尻を向けないようにする
外宮、内宮どちらからお参りするのか
正しいお参りの順番としては、外宮から参拝するのが正しい参拝方法と言われています。まずは外宮からお参りしましょう。
伊勢神宮のまわり方:外宮編
ここからは伊勢神宮外宮のまわり方とパワースポットの場所を紹介したいと思います。強力なご利益や効果があるところもたくさんあるので、お参りの人も観光で来た人も立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
伊勢神宮外宮のまわり方1:火除橋
外宮には入り口が、表参道と北御門の2つがあります。どちらから入るという決まりは無いのですが、お参りがしやすいという意味で表参道の方から参拝しましょう。入り口には橋があり、火除橋という名前の橋です。
外宮のパワースポットその1:清盛楠
この清盛楠は、平安時代の武将である平清盛が参拝した際に、枝が触れたため、部下に枝を切り落とすようにと命じたと言い伝えがある場所です。平清盛と言えば、源平合戦でも活躍した武将で、その逸話からこの清盛楠を拝むと強力なエネルギーをいただけるといわれています。
清盛楠の場所
外宮表参道からまっすぐ進み、火除橋を渡り切った先すぐにあります。1つ目の鳥居を越える前にあるので注意して進みましょう。
伊勢神宮外宮のまわり方2:手水舎
橋を越えてしばらく歩くと、手水舎がありますので上記に書いたように手と口をここで清めましょう。
伊勢神宮外宮のまわり方3:一の鳥居
その後、伊勢神宮に到着してからすぐに、1個目の鳥居が出てきますので、正しい鳥居のくぐり方で入りましょう。
外宮のパワースポットその2:三ツ石
三ツ石は式年遷宮の際にお祓いをする場所となっており、とても強力なパワースポットとされています。周りをしめ縄で囲まれており、その外側から手をかざすと力をいただけると言われています。より、効果が欲しいからといって、直接触れるようなことはしないようにしましょう。
三ツ石の場所
御正宮のそばにしめ縄に囲まれている場所があります。それほど大きい場所ではありませんが、注意して歩けば見つけられると思います。
伊勢神宮外宮のまわり方4:御正宮
鳥居を越え、順路通り進むと御正宮が見えてきます。御正宮には豊受大御神が鎮座されていますので、正しい参拝方法で参拝するようにしましょう。また、個人的なお願いはあまり良いとされていないので、日々の感謝を伝える形の参拝が好ましいです。
外宮のパワースポットその3:亀石
御正宮から多賀宮に向かう際にある水路にかかっている石橋を亀石といい、強力なパワースポットとして有名です。横から見ると亀の形をしているように見えるため、そう呼ばれています。歩いて渡るだけでなく、手で触れるとより効果があると言われており、亀は長寿の象徴ということで健康に関するご利益がいただけると伝えられています。
亀石の場所
御正宮から多賀宮までの順路の途中にあります。一見ただの石橋にしか見えないので、気を付けましょう。
外宮のパワースポットその4:地蔵石
外宮の参道が作られた当初には無かったはずの石が、いつからかお地蔵様の形をして表れたという逸話があり、そこから強力なパワースポットとして有名です。見つけられただけでも幸運が来るといわれていますが、地蔵石に対してお参りをすると、より、ご利益があると言われています。
地蔵石の場所
多賀宮へ続く参道に階段があり、その途中にあります。1つだけ飛び出しているのでわかりやすいと思いますが、気を付けて歩きましょう。
伊勢神宮外宮のまわり方5:多賀宮
御正宮から順路通りに進むと、多賀宮があります。外宮の中でも1番強力なパワースポットとされています。また、多賀宮では個人的なお願いも聞き入れてもらえるとされているので、個人的なお願いは多賀宮でするようにしましょう。観光でもお参りでもおすすめの場所です。
伊勢神宮外宮のまわり方6:土宮
外宮の土地を司り、守っている大土乃御祖神を祀っている社です。農耕にまつわるご利益がいただけると伝えられている場所です。
伊勢神宮外宮のまわり方7:風宮
今と比べ、昔は天候などが作物に及ぼす影響が大きかった為、豊作祈願のために建てられた社が「風宮」です。
伊勢神宮のまわり方:内宮編
伊勢神宮外宮もまわり、次は内宮のまわり方です。外宮より効果の強いパワースポットが多いと言われている内宮ですので、パワースポットの場所を覚えて伊勢神宮の強力な力をたくさんいただいてきましょう。
伊勢神宮内宮のまわり方1:宇治橋
五十鈴川にかかる橋で、この橋を越えると内宮に入ることが出来ます。橋からの風景も綺麗なので、観光スポットとしても有名です。
宇治橋はパワースポットとしても有名です
宇治橋から内宮に向かう際に、3つ目の木の板を踏むと運気が上がるといわれています。また、右側通行なので帰る際に出口から2つ目の疑宝珠に触れると、より、強力に運気が上がるといわれています。
伊勢神宮内宮のまわり方2:神苑
宇治橋を渡りきり、鳥居をくぐった先の左側にあります。紅葉の名所として有名な場所なので、観光の方にもおすすめです。
伊勢神宮内宮のまわり方3:五十鈴川御手洗
神苑を越えて、内宮参道を進むと五十鈴川御手洗が見えてきます。内宮ではここが手水舎としての場所なので、手と口を清めてゆきましょう。また、神苑と同様に紅葉もとても綺麗な事で有名なので観光にもお参りにもおすすめの場所です。
五十鈴川御手洗もパワースポットとして有名です
内宮の手水舎となっている五十鈴川御手洗ですが、パワースポットとしても有名です。ここでしっかり清めることで、内宮でいただけるご利益が上がる事や、運気がよくなると言われています。鳥居を渡ってすぐなので、忘れずに清めていきましょう。
伊勢神宮内宮のまわり方4:瀧祭神
内宮の手水舎である五十鈴川の守り神で水の神様が祀られています。
内宮のパワースポットその1:四至神
内宮で1番強力と言われているパワースポットです。三ツ石と同様に社が無く、しめ縄に囲まれているだけなのでわかりづらいと思いますが、手をかざすと神様からメッセージをもらえることがあるといわれています。参拝の人だけでなく、観光の人にも立ち寄ってもらいたい場所となっています。
四至神の場所
神楽殿から五条殿までの参道の途中にあります。わかりづらいながらも、とても強力なパワースポットなので見落としが無いように気を付けましょう。
伊勢神宮内宮のまわり方5:御正宮
天照大御神が鎮座されている場所です。パワースポットとしても強力で有名ですが、個人的なお願いはよろしくないとされているので、お参りの際は日々の感謝を伝えるだけにしましょう。
内宮のパワースポットその2:巨大な杉の木
荒祭宮のすぐそばにある杉の大木で、強力なご利益がいただけると有名なパワースポットです。特に、木の根元に触れると自然治癒力を高めてもらえると伝えられています。お参りの人も観光の人も、わかりやすい所にあるので、触れていくことをおすすめします。
巨大な杉の木の場所
内宮の荒祭宮のすぐそばにたたずんでいます。大きいのですぐにわかると思います。
内宮のパワースポットその3:踏まぬ石
踏まぬ石に関しては、ご利益をいただけるスポットでは無いのですが、この踏まぬ石を踏んでしまうと運気が下がるといわれています。ここまで強力なパワースポットで溜めてきた力を失わない為にも、踏まないように気を付けましょう。
踏まぬ石の場所
荒祭宮に向かう途中にある石段の中にあります。1つだけ飛び出しているのでわかりやすいと思います。気を付けて登りましょう。
伊勢神宮内宮のまわり方6:荒祭宮
荒祭宮では天照大御神の荒御魂が祀られています。内宮内では御正宮の次に大きい場所となっており、個人的なお願いも良しとされています。お参りの際はもちろん、観光で参拝されてもいいと思います。
伊勢神宮内宮のまわり方7:風日祈宮
風日祈宮には風雨の神様が祀られています。また、近くにある風日祈宮橋から見える景色もとても綺麗で、特に、紅葉がきれいに見える場所として有名です。観光、お参りの際には足を運んでみましょう。
伊勢神宮内宮のまわり方8:内御厩、外御厩
内宮内にある御厩は、神様に仕える白馬である神馬のいる場所となっています。
伊勢神宮内宮のまわり方9:子安神社
名前の通り、安産祈願、子宝などのご利益がある社となっています。強力なパワースポットとしても有名な場所で、個人的なお願い(安産や子宝に限る)も聞き入れてもらえるといわれています。
伊勢神宮の別宮とは
伊勢神宮は外宮、内宮以外にもたくさんの社で構成されています。特に、別宮と言われる場所は、外宮、内宮に深くかかわる社とされていて、離れている別宮の事を遥宮と呼びます。外宮、内宮参拝の際に寄れる別宮もあるので、そちらも伊勢神宮参拝のおすすめです。
近い位置にある別宮
- 月夜見宮
- 月読宮
- 倭姫宮
伊勢神宮のまとめ
いかがでしたでしょうか?伊勢神宮内はとても広く見どころもたくさんあるので、パワースポットだけをまわるにはもったいない気もします。この記事を参考にしてもらい、パワースポットだけではなく、伊勢神宮の見どころも堪能していただけたらと思います。また、パワースポットを重点的に紹介した記事もあるので、興味のある人は参考にしてみてください。