伊豆大島の観光スポットおすすめ16選！東京からも近い人気観光地を解説！

伊豆というと静岡と連想する方も多く、『伊豆大島は東京都の離島なんですよ』と聞くと驚く方もいるかもしれません。島内を走る車は品川ナンバー、住所も東京都大島町。そう聞くと、伊豆大島への旅行のハードルが下がりませんか？本記事では伊豆大島への旅行の手助けとなる、伊豆大島へのアクセスや、人気・有名な観光地などをたっぷりご紹介してゆきます。

離島となるとアクセスってどうなの？と不安に感じるかもしれませんね。しかし、アクセスはとってもシンプル！定番は船（ジェットフォイル、もしくはフェリー）。価格もリーズナブルで気軽に乗船できるんです。短時間でアクセス可能な飛行機（小型機）という手段もありますが、調布発のみですのでご注意ください。

東京竹芝からのルート、横浜大さん橋からのルート、熱海からのルートと複数の航路でダイレクトに伊豆大島へ向かえます。ジェットフォイルは、ジェットで船体を水面に浮かせて滑るような船です。つまり、波の影響を受けにくく揺れが少ない構造ですので、船酔いが心配という方でも安心してご乗船いただけ、乗船時間も東京からでもたったの1時間45分で到着できます。

島内でツーリングを希望する方におすすめ。マイバイクを乗せて伊豆大島にアクセスが可能です。ただし、ジェットフォイルよりも時間はかかるため要注意。船酔いが心配な方は、ジェットフォイルで大島に渡り、現地でレンタカーなどを手配しておくとよいでしょう。大半のレンタカー会社が港までの送迎をしてくれるため、気軽にご利用いただけます。

どういうルートで回るの？何が有名？楽しい観光地ってどこ？と困った時に役に立つ、観光協会が運営するサイトもあり、事前情報を調べる際に助かるツールも万全です。観光ルートのおすすめの決め方は、港を起点に、島をレンタカーなどで一周するルート！一周することで各地の人気スポットに足を運び、楽しい思い出を作りましょう！

アクセス方法でもご説明したとおり、手荷物に関する制限も決まっており、伊豆大島へはマイカー（自動車や250ccを超える大型バイク）を運ぶ手段はありません。そのため、島内の移動は、レンタカーの利用をおすすめします。もしくは、入港時間・出航時間に合わせた観光ツアーバスも出ているので、事前申し込みをしておくとよいでしょう。

伊豆大島の観光地を要領よく回り、旅行プランのルート決めにも役に立つよう、本記事では伊豆大島を3つのエリアに分けてご紹介してゆきます。エリアを把握して、観光地を効率よくまわれば、楽しい旅行になること間違いなしです！

ジェットフォイルが発着する港の周辺のエリアです。伊豆大島と東京や神奈川県などをつなぐ島内の主要な発着港でもあり、伊豆大島の中心地でもある元町港付近も含まれます。そのため、楽しい観光スポットも目白押しのエリアです。ここでは港からも近くアクセスもよい、気軽に立ち寄れる魅力的なスポットを5つご紹介します。

岡田港から車で15分ほどの野田浜に、『バディーズ・ベル（信頼の輪）』という鐘があります。海の目の前にあるこの鐘は、もとはダイバーへの祈りを込めて造られたのですが、その祈りの意味が派生していき、今では永遠のバディー・つまりパートナーとの信頼を誓う鐘として有名になりました。大切な人と美しい大海原に向けて、鐘を鳴らしてみましょう！

生活道の確保のために、山を切り開いで作った道、それが切通し。この泉津で見られる切通しは、伊豆大島でも有名で、切り開いた両サイドにどっしりと木が生えています。人口的に切り開いた道ですが、『自然はそんな中でもしっかりと生きてゆけるものなのだ！』と、木々の生命力や昔の方の生きるための工夫、それぞれの力を感じられるスポットです。

大島と言えば、五島列島と1,2を競う椿の自生地としても有名です。1月下旬から3月上旬にかけて、椿まつりが行われ、美しく咲き競う椿が訪れる方々を魅了しています。この時期に大島へ行く方は、観光ルートに大島公園を入れておくとよいでしょう。椿の品種も豊富で、見応えも十分！椿オイルを配合した石鹸も大人気で、楽しい旅行の素敵なお土産として購入される方も多いです。

数多くある口コミサイトでも、常に高評価を得ている人気の温泉・浜の湯。なんとこの温泉は、水着を着用して入る温泉なんです。大海原を見ながら、楽しいひと時を過ごせます。ここから見る夕陽も格別で、旅の疲れを癒すにももってこいです。絶景が見られる温泉で身体を癒す、そんなプランを観光に入れてみてはいかがでしょうか？

伊豆大島で有名なものの1つに『明日葉』があります。伊豆大島の気候や土地に適した農産物なのです。ここ『ぶらっとハウス』では農産物の購入や、牧場ですくすく育ったホルスタインの生乳を使ったジェラートも楽しめます。ぜひ挑戦してみていただきたいのが、明日葉のジェラート！明日葉は栄養価も高いため、身体にもよさそうですね。

伊豆大島で一番メジャーで、一番有名な観光地エリアでもある三原山周辺。このエリアでは、山ならではの楽しいスポットも豊富です。ハイキングが好きな方はもちろん、絶景が見たい方にもぴったり！ここでは伊豆大島観光の楽しい経験や思い出作り最適な、立ち寄るべきおすすめスポットを5つご紹介します。

三原山は伊豆大島でも一番有名で押さえておきたい観光スポットです。ハイキングのルートもいくつか設けられており、体力に合わせてお好きなルートを選られるので、安心して楽しい散策を満喫いただけます。火口を展望塔から見られたり、火口付近を一周したりと、自然が作り出した、少し恐ろしくもあり美しくもある景色をしっかりと見ておきましょう！

三原山は周囲にこれ以上高い遮るようなものがなく、風が強く吹きつける環境ですので、寒いと感じる方が多いスポットでもあります。ハイキング中は少し汗ばむような場合であっても、しばらくすると風で体温を奪われがちです。そのため、必ず季節を問わず、脱ぎ着しやすい服装で行くようにしましょう。また岩場もあるので、歩きやすい・疲れにくい靴で向かってください。

『砂漠』としっかりと日本地図に明記されるのは裏砂漠のみ。三原山の東にあり、月と砂漠ラインからアクセスが可能です。三原山の噴火によって積もった火山灰が、長年の歳月をかけて降り積もった真っ黒な地面に、大きな岩もゴロゴロと転がっています。とても広大で、東京にいるとは思えない不思議な空間をご堪能ください。

三原山を一望できる人気の温泉です。三原山ハイキングで疲れた身体を休めるもよし、素晴らしい景観を眺めながら日頃の疲れをほぐすもよし、非日常的な空間で心と身体をリラックスさせみてはいかがでしょう？宿泊希望ならばネット予約はもちろん可能ですし、日帰り入浴もOK！気軽に立ち寄れる癒しのスポットとしても評判です。

三原山火口の南に位置する三原神社。噴火によって溶岩が近くを流れたにも関わらず、『この神殿だけは溶岩が避けて流れた』とも言われ、奇跡の神社として有名です。三原山に足を運ぶのであれば、一見の価値あり！溶岩を免れた不思議な神社を目の当たりにすると、特別感もあります。ご利益もありそうな荘厳な雰囲気を感じてみましょう。

三原山ハイキングの途中に立ち寄れる、山の上にあるお食事処です。三原山は風が吹き抜けるため、寒さから疲れも出やすくなります。そんな時にはしっかり食事をとったり一休みしたりも大切なこと。ここで食べておきたい有名なメニューは2つ！明日葉を使用した天どんと明日葉を練りこんだ蕎麦です。どちらも定評を得ており、ここへ来たら必ず食べると言う方もいるほど！

岡田港と真逆の位置にある波浮周辺エリア。以前は遠洋漁業の街として栄え、現在は港町の穏やかな風情を残し、ゆっくりと散策したい方に人気のエリアです。また、大島ならではのお食事処も多いため、昼食に合わせて人気のお食事処を観光ルートに入れておくとよいでしょう。『美味しい』と『楽しい』が入れ混じるおすすめスポットを6つご紹介します。

1万年以上の歳月をかけて、火山灰などが蓄積し作り上げた自然の地層。山を切り開いた際に、このような断層がくっきりと出てきたのです。自然が作り出したとは思えないほど素晴らしい地層の景色は、600メートル以上も続き、ドライブ中でも楽しい圧巻の景色をご堪能いただけます。歴史を感じる絶景スポットとして、足を運んだ方を虜にしている魅力の詰まった観光地です。

楽しくドライブをしていると急にポツンと海に小さな島が見えてきます。それがこの筆島。意識していないと気づかない方もいらっしゃるかもしれません。しかし、『な～んだ、そんなレベルのものか…』ということではなく、日本の渚百選にも選定されていますし、❝神の宿る岩❞とも言われています。とても神秘的な絶景ですので、しっかり目に焼き付けておきましょう。

浜や海岸と言うと、白い砂浜をイメージする方も多いかもしれませんが、こちらの砂浜は真っ黒なんです。これもやはり溶岩などの影響によって見られる黒砂で、大変珍しい光景をご堪能いただけます。また、この砂の浜は、ウミガメの産卵する浜としても有名です。もしウミガメの赤ちゃんに遭遇したら、触ったりせず、大海原へ旅に出る姿を見守ってあげてくださいね。

伊豆七島のご当地グルメとして有名な『べっこう寿司』。伊豆大島へ行くのであれば、ぜひとも食べておきたい一品です。島唐辛子と醤油に、大島近海で揚がった白身魚を漬け込んだネタ（＝べっこう）。それを握ったお寿司をべっこう寿司と呼びます。特に人気のお店が『港鮨』。新鮮な魚に、ピリッと感じる島唐辛子がくせになると評判です！

溶岩で作られた、天然プールのようなトウシキ遊泳場。溶岩で荒波がシャットオフされているので、安心して泳げる穴場スポットです。簡単なスノーケリングにも最適で、美しい海の中の景色も堪能頂けます。ただし、溶岩でできているタイドプールですので、足場には十分注意が必要です。

波浮港近辺で人気の商店兼コロッケ屋さんです。伊豆大島に来てまで、コロッケ？と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、伊豆大島に来たからこそ食べておきたいコロッケなんです。注文を受けてから揚げるコロッケはサクサクで、味も価格も大満足いただけることでしょう。散策に疲れた頃のおやつ代わりにもおすすめです。

どこか気になるスポットは見つかりましたか？伊豆大島は船の入出港時間さえ気を付けて、事前にしっかり観光ルート組んで効率よく回れば、日帰り旅行でも十分楽しい思い出を作れます。島旅となるとハードルが高いと思っていた方も、今回の記事で気軽に行けるんだ！とご納得いただけたなら、ぜひ、東京の離島旅に挑戦してみてくださいね。