冬の岐阜観光で見ておきたい絶景スポット15選！人気の名所をご紹介！

気温がグッと下がり、布団からなかなか出られなくなってくる冬。外に出かけるのもちょっとためらってしまいますが、冬にしか経験できないことも多々あります。今回は、そんな寒い冬を吹き飛ばすくらいの魅力がある岐阜の絶景スポットや名所をご紹介！雪が降ると道路の状況も悪く、車の運転が危ぶまれますが、そんな心配を払拭するくらいの楽しい思い出が作れますので、日帰りや宿泊で冬の岐阜観光を計画してみてくださいね。

高山市にある「飛騨の里」は、合掌造りをはじめとする古い民家や農山村の暮らし、季節の行事を展示紹介している観光地です。敷地内には里山風景が広がっており、古くからある民家や民具などを見ていると、タイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。飛騨の伝統的な民芸品である「さるぼぼづくり」などのモノづくり体験も貴重な思い出になるので、ぜひ体験していってくださいね。

どの季節に訪れてものんびりとした時間が流れているスポットですが、秋の紅葉と冬の雪の季節はより一層美しい景色となり、一見の価値があります。どちらの時期も夜間にライトアップが行われ、日中とは違う幻想的な風景となるので、大人デートをしたい方におすすめ！まるで昔話に出てくるかのような風景は、忘れられない思い出となりますので、日帰りや宿泊で楽しみましょう。

高山市にある「古い町並み」は、国の重要伝統的建造物群保存地区に選ばれているエリアで、高山観光の中でも人気の高い観光地です。格子戸や引き戸のある町家には、長年続く老舗や時代のニーズに合わせた新しいお店など、さまざまなお店が入っているので、町並みの風景と共に楽しめます。高山は飛騨牛やみたらし団子などのグルメが有名で、食べ歩きグルメも充実していますよ。

食べ歩きグルメや風景、人力車など観光地としての魅力がたくさん詰まった古い町並みを訪れるなら、冬がおすすめです。高山市は岐阜県の中でも雪が深い地域で車でお出かけするのが厳しいエリアですが、黒々とした街並みに真っ白な雪が降り積もるコントラストが美しく、古都の情緒が一層高まります。都合がつく方は、ぜひ、冬にお出かけしてみてください。高山の魅力を思う存分堪能するなら、日帰りではなく宿泊していくのがおすすめです。

高山市にある「タルマかねこおりライトアップ」は、岐阜県内でも人気の高い奥飛騨温泉郷の新平湯温泉で行われています。ライトアップが行われる「タルマの滝・親水公園一帯」は、新平湯の名所として知られており、普段は流れのやさしい滝で、滝の落ちる音やせせらぎを聞いてリフレッシュしていく方が大勢いるのです。

普段は流れ落ちる滝や水の音が楽しめるスポットですが、冬になると滝が凍り付き、いつもとは違った表情を見せてくれます。氷ついている滝を見ているだけでも自然の偉大さを知ることができますが、こちらのエリアでは毎年、凍った滝や木々にライトアップを施し、ステキな風景を披露しており、その光景はインスタ映えもバッチリ！また、ライトアップ期間中には特別イベントが開催されている時期もあり、その時期にお出かけすれば、より楽しい思い出作りができます。

下呂市にある「下呂温泉」は、日本三名泉の1つに数えられており、全国でも高い人気を誇る温泉の名所です。レトロな街並み、各地に点在する足湯スポット、食べ歩きグルメやご当地グルメなど観光地としての要素も満載で、温泉好きの方におすすめ！温泉街の周辺は豊かな自然があふれているので、温泉と自然観察でのんびりとした時間を過ごしていきましょう。

下呂温泉は1年中どの季節に訪れても楽しめる観光地ですが、1月～3月の毎週土曜日には花火を打ち上げるイベントが行われているので、冬に訪れるのがおすすめです。花火＝夏の風物詩として有名ですが、冬の花火もいいもので、レトロな温泉街との相性が堪りません。時間は10分ほどと短いですが、夕食後の、のんびりとした時間を花火鑑賞にあててみてはいかがでしょうか？日帰りでも楽しめますが、下呂温泉を満喫するなら宿泊していくのがおすすめです。

高山市にある「氷の渓谷」は、岐阜県内でも人気の高い「飛騨大鍾乳洞」の山の斜面に冬になると現れるスポットです。岐阜県には山が多いので、通常の時期ならありふれた風景となっており、鍾乳洞を見学して終わりという方が多いですが、冬になると辺りの景色が一変し、たちまち人気スポットとなります。

高さ30メートル、幅300メートルにも及ぶ氷の渓谷は、見る人すべてを圧倒する迫力があり、寒さを忘れて見入ってしまう魅力があります。寒さが厳しくなる2月にはライトアップも行われ、写真愛好家の方にも大人気。フォトコンテストも開催されているので、観光先で写真を撮るのが好きという方は参加してみるのもいいかもしれませんね。

高山市にある「新穂高ロープウェイ」は、年間300万人以上が訪れる人気観光地で、日本初の2階建てゴンドラに乗車できるのが特徴です。こちらのロープウェイは、「新穂高温泉駅」から「鍋平高原駅」を結ぶ第1ロープウェイと「しらかば平駅」から「西穂高口駅」を結ぶ第2ロープウェイの2区間があり、2階建てゴンドラは第2ロープウェイとなっています。徒歩では絶対に見られない視点から景色が眺められ、有名旅行雑誌などでもよく紹介されているので、ぜひ利用してみてください。

新穂高ロープウェイは春夏秋冬、どの季節でも気持ちの良い景色が見られることで人気が高い観光地です。人それぞれ、どの季節が良いかは変わってきますが、辺り一面が真っ白な雪に覆われる冬も見応え満点！しらかば平駅には足湯や日帰り入浴施設などが備わっているので、ロープウェイや展望台などで雪景色を堪能した後は、そちらで身体を温めていくのもおすすめです。時期によっては紅葉と雪景色のコラボレーションも見られますよ。

高山市にある「宮川中橋」は、橋の欄干が真っ赤なのが特徴の橋です。一見するとただの赤い橋ですが、周囲の風景とのコントラストが抜群に映え、人気観光スポットの多い高山市の中でも上位に食い込む人気を誇っています。「飛騨・美濃さくら33選」に選ばれており、桜の名所としても有名で、橋と桜のコラボレーション写真を撮影している人が大勢います。

テレビの中継などでも度々紹介される宮川中橋は、どの季節の風景にも絶妙にマッチし、ステキな景観を提供してくれます。その中でも、辺り一面が真っ白に覆われる中、赤色が一際赤く輝く冬が人気が高いです。雪が降る季節になると高山市の至る所でライトアップが行われますが、宮川中橋周辺も例外ではなく、白銀の世界にぽっかりと浮かび上がる赤い橋の風景は一見の価値があります。

高山市にある「平湯大滝結氷まつり」は、飛騨三大名瀑の1つに数えられる「平湯大滝」で行われているイベントです。高さ64メートル、幅6メートルの迫力ある滝は2月の厳冬期を迎えると氷瀑へと姿を変えます。普段勢いよく流れている滝が凍り付くさまは圧巻で、これはこれで迫力がある風景でしょう。滝としても氷瀑としても見応えがあるスポットです。

平湯大滝が凍り付く時期になると、ライトアップやお祭りなどのイベントが行われます。滝が凍るだけでも神秘的な光景なのに、そこにライトアップが加わると幻想的な空気も漂い、寒さを忘れていつまでも見ていられそうです。この他にも花火が上がる日があったり、温かい甘酒を提供されたりと楽しく過ごせる要素が満載ですよ。

大野郡にある「白川郷」は、世界遺産や国の重要文化財に認定されているスポットで、国内外から多くの方が訪れるスポットです。特定の地域以外ではあまり見られない「合掌造り」と呼ばれる家屋が多く見られ、昔話の世界に入り込んだような錯覚を覚えます。白川郷は豪雪地帯なので、冬に車で訪れるのは厳しいですが、各種ツアーも多く組まれていますので、運転に自信がない方はそちらを利用してお出かけしてみてください。

白川郷は晴れた日も雨の日もそれぞれに魅力があり、日帰りでも十分楽しめます。白川郷は雪が深いエリアで、多い時にはなんと2～3メートルも積もるんです。そんな中で悠然と建つ合掌造りの家屋は美しく、来てよかったと思える風景が広がっています。期間限定でライトアップも行われており、日中よりも幻想的な風景となっていますので、都合がつく方は体験してみてくださいね。（2019年から、ライトアップイベントの参加は完全予約制となりましたので、予約なしではライトアップに参加することはできません）

海津市にある「木曽三川公園センター」は、愛知、岐阜、三重の三県に13か所ある公園の1つで、春から秋にかけて季節の花々を楽しむことができる観光地です。敷地内には季節の花が植えられている花壇と広大な芝生広場、高さ65mの展望タワー、野外ステージなどがあります。季節ごとにさまざまなイベントも行われているので、ファミリーやカップルで休日のお出かけ先や日帰り旅行先におすすめです。

春から秋にかけて花の名所として有名な木曽三川公園センターは、冬にはイルミネーションスポットとして人気となります。毎年テーマを変えたイルミネーションとなっているので、毎年訪れても新鮮な気持ちで見て回れるのが魅力。イルミネーションと共にミニライブや体験コーナー、展望タワーの夜間開館などイルミネーション以外の楽しみも満載ですよ。

岐阜市にある「みんなの森 ぎふメディアコスモス」は、市立中央図書館や市民活動交流センターなどからなる複合施設です。数ある施設の中でも人気を博しているのが市立中央図書館で、一般的な図書館とは違い、斬新な建築様式を採用しているので、建築美を楽しむこともできます。本の所蔵数も多く、専門的な物からアニメなどジャンルも幅広いので、本に興味がある方は1度足を運んでみてください。

みんなの森 ぎふメディアコスモスには図書館以外に、スターバックスコーヒーやコンビニ、冬になるとイルミネーションが施される「せせらぎの並木テニテオ」など、遊びや学習以外にも楽しんだり、休憩したりできる施設があります。せせらぎの並木では10万球以上のLEDが並木道を照らし、幻想的な風景が広がるので、ムード満点なデートを楽しむことができます。晴れた日がおすすめですが、雨の日でも雪の日でもまた変わった趣があるので、いろいろな天気の時にお出かけしてみたくなりますね。

大垣市で行われる「城下町大垣イルミネーション」は、市民と企業が協力して作り上げているイベントです。水の都とも称される大垣市には、大垣城や墨俣城、奥の細道むすびの地など、歴史的な要素がたくさんあります。豊かな自然が感じられるスポットもあるので、お子さまを連れて日帰りや宿泊を楽しむのはいかがでしょうか。

大垣公園や大垣駅周辺を中心に行われる城下町大垣イルミネーションは、テーマパークのような派手さはありませんが、他のスポットでは見られないようなアイデアがいっぱい詰まっています。期間中は無休で、無料で見られるので、家族やカップル、友人とステキな夜を過ごしていってください。

中津川市にある「付知峡」は、新緑や紅葉、水色に澄んだ清流で有名な観光地です。山奥にあるため、夏場でも比較的涼しく、避暑地として人気があり、日帰りや宿泊で付知峡を満喫していく方が大勢います。付知峡を流れる清流は一般的な河川の色とは異なり、光の加減によってさまざまに色を変えるので、インスタ映えもバッチリです。

避暑地として人気が高い付知峡の冬は、何もすることがないと思いきや、他の季節とはまた変わった表情を見せてくれます。葉が枯れ落ちた木々には雪が積もり、白銀の世界にぽっかりと浮かび上がるエメラルドグリーンの清流。この風景はとても絵になります。運が良いと凍り付いた滝を見ることができるので、付知峡は冬にもおすすめですよ。チャンスを逃さないために、あえて日帰りではなく宿泊していくというのもいいかもしれません。

土岐市にある「土岐プレミアム・アウトレット」は、有名ブランドショップや雑貨屋、グルメなどさまざまなお店が軒を連ねる中部地区最大級のアウトレットモールです。コロラド州の街並みをイメージして造られたという敷地内は異国情緒が漂い、見晴らしも良いので、ショッピングをしなくても楽しめます。すぐ近くに高速道路の出入り口もあり、アクセスも良いので、日帰り旅行の寄り道にもおすすめです。

土岐プレミアム・アウトレットでは毎年趣向を変えたイルミネーションが行われています。海外の風情が漂う敷地に施されるイルミネーションは思わず見入ってしまう美しさ。陶磁器の街である土岐市らしさを感じさせる工夫や期間限定のイベントも行われるので、お買い物がてらに立ち寄ってみてくださいね。

郡上市にある「郡上八幡城」は、日本最古の木造再建城郭で、近年では「天空の城」として有名な観光地です。春の桜、夏の新緑、秋の紅葉の名所として、冬は雪景色とどの季節に訪れてもステキな風景を見ることができます。郡上八幡城の麓には城下町が広がっており、昔ながらの街並みや水路、グルメなど観光資源が豊富なので、ゆっくりと散策していきたい観光地です。

郡上市というと、水遊びや徹夜踊りが有名な観光地で、主に夏に訪れたいという方が多いのですが、冬の光景も見逃せません。お城や古い町並みが雪化粧をする姿は古都を連想させ、他の季節にはない魅力があります。冬ならではの景色やグルメもあるので、今年は思い切って冬に郡上八幡を訪れてみませんか？

冬の岐阜観光におすすめな絶景スポット・名所をご紹介しました。豊かな自然や歴史スポットの多い岐阜県はどの時期に訪れても楽しめますが、冬には冬ならではのイベントが盛りだくさんで、楽しい思い出作りができます。冬は雪が降って道路状況もあまり良くなく、車で移動するのが億劫になりますが、冬だけしか体験できないこともありますので、ぜひ、日帰りや宿泊で岐阜観光を楽しんでください。