横浜市金沢区ってどんなところ?
おもに関東にお住まいの方にとって金沢区といえば、神奈川県横浜市の一地区であることは認識があると思います。しかし、近辺にお住まいの方でもない限り、その詳細まで知っている方というのは限られてくるのが現状かもしれません。ここでは、そんな横浜市金沢区の魅力をお伝えするとともに、まずは街の特徴や歴史について触れていきます。
横浜市金沢区の特徴
金沢区といえば横浜市の最南端に位置し、横浜市内では唯一の海に面した行政区であることが大きな特徴のひとつとして挙げることができます。海を活かしたあの観光スポット「八景島シーパラダイス」も実はこの金沢区にあることをご存知でしょうか。金沢区が緑豊かなイメージの強い横浜市の地区のなかでも、とりわけ海のイメージが強い理由はこういったところにあるのかもしれません。
横浜市金沢区の歴史
金沢区の地名となった由来には諸説ありますが、現在の金沢区に金沢流北条氏が称名寺を建立したことが有力とされています。そこを本拠地として開発したことが金沢区の地名の由来とされており、日本最古の武家文庫で知られる金沢文庫が所在を置く地としても有名です。
横浜市金沢区の観光スポットをご紹介!
ここからは金沢区の魅力を、横浜市の誇る観光スポットを通じてお伝えしていこうと思います。誰もが知るメジャーな観光スポットはもちろん、知る人ぞ知るあのレジャーの名所までご紹介。横浜市周辺で遊ぶ際、わざわざでも足を運ぶ価値が金沢区にはあります。
横浜市金沢区のレジャー名所①:八景島シーパラダイス
まずご紹介をしたいのは、いわずと知れた横浜市のレジャー施設のひとつ八景島シーパラダイスです。「海と島といきもののテーマパーク」をコンセプトとした八景島シーパラダイスでは、季節や月ごとに異なるイベントが満載。大人から子供まで楽しめる豊富なレジャー施設の数々は一日遊んでも遊びつくせません。横浜市周辺でデートの際に、また家族とお出かけの際の鉄板観光スポットのひとつといえるでしょう。
名物・ブルーフォール
八景島シーパラダイスのレジャーの名所のひとつとして、まず挙げられるのはブルーフォールではないでしょうか。オープンから約20年という歴史を持つブルーフォールですが、「世界最高の107メートルからの未体験落下」というキャッチフレーズを武器に、テレビコマーシャルでも話題となりました。
アクアスタジアム
「海の動物たちショー」では、みんな大好きシャチやイルカが豪快なパフォーマンスで目を楽しませてくれます。海の動物たちとの触れ合いを通じた参加型の動物園としても愛され続ける、八景島シーパラダイスの名所のひとつといるでしょう。
基本情報
ご紹介中の八景島シーパラダイスは横浜シーサイドライン・八景島駅が最寄駅となります。営業時間は季節や各月によって、曜日によっても異なるため事前に公式ホームページなどで確認をしてから足を運んでみましょう。入場料金の目安としてはワンデーパスが大人1名につき5,200円となりますが、Web前売では、よりお得に購入が可能です。
横浜市金沢区のレジャー名所②:三井アウトレットパーク横浜ベイサイド
続いては金沢区の観光スポットを語るうえで欠かせない「三井アウトレットパーク横浜ベイサイド」のご紹介をします。自然豊かな環境で、買い物後は思わずゆっくりとしたくなるような空間も大きな特徴のひとつです。さまざまなレジャー施設も併設された、まさに滞在型空間といえるでしょう。
洗礼されたデザイン
海の美しい金沢区ならではの地形を活かした開放感あふれるフォルムは、まるでセレブが集う本場のアウトレットのよう。もちろん街並みだけではなく、有名ブランドが数多くランナップされたショッピングエリアでは、欲しかったあの商品をお値打ち価格で手に入れるチャンスも満載です。
84もの店舗数
今日現在の三井アウトレットパーク横浜ベイサイドの店舗数は84にもおよびます。さらに今後、店舗数を約2倍となる150に拡張すべく大規模なリニューアル中。これからの三井アウトレットパーク横浜ベイサイドからますます目が離せません。
基本情報
ご紹介中の三井アウトレットパーク横浜ベイサイドの最寄駅は、横浜シーサイドライン「鳥浜駅」です。下車後は徒歩で約5分の所要時間で到着できます。営業時間は10時から20時までの間となりますが、併設された飲食店に関してはそれぞれ異なるのでご注意ください。
横浜市金沢区のレジャー名所③:横浜市立金沢動物園
最後にご紹介をしたい金沢区の観光スポットは「横浜市立金沢動物園」です。横浜市立金沢動物園は「かながわの公園50選」に選出された美しい金沢自然公園内にある動物園で知られます。園内園外含め見どころ満載、散策にはもってこいの観光スポットです。
約50種におよぶ希少草食動物
横浜市立金沢動物園の最大の特徴といえば、希少草食動物が多いことが挙げられます。動物園の人気者である肉食のライオンやトラは飼育をしておらず、絶滅危惧種を保護する目的から草食動物の展示に力を入れていることに由来しているのだとか。
希少!シロイワヤギとガウル
そんな横浜市立金沢動物園には、国内においては、ここでしか見ることのできない草食動物が展示されることで知られます。それは「シロイワヤギ」のペンケと、「ガウル」のイチゴ。どちらも女の子の希少草食動物とあって、とくに動物好きな方はこの2頭を一目見ようと来場することも多いそうです。
基本情報
ご紹介中の横浜市立金沢動物園のアクセスには基本的に2通りあります。金沢文庫駅の西口から京急バスの野村住宅センター行きに乗り約12分、夏山坂上のバス停留所で下車してから徒歩で6分で到着。土日祝日は金沢文庫駅の西口から急行の京急バスの金沢動物園行きに乗り約10分で到着します。横浜市立金沢動物園の入場料金の目安は大人1名につき500円とリーズナブルです。
横浜市金沢区の祭りをご紹介!
続いては金沢区の祭り情報についてご紹介をしていきます。金沢区では四季の移ろいを感じることのできる、さまざまな祭りを開催。祭りの期間中は神奈川県からはもちろん全国から多くの人が連日詰めかけ、毎年大盛況のうちに終わります。
おすすめの祭り①:金沢まつり花火大会
金沢区ならではの海に囲まれた環境のなか楽しめる花火大会「金沢まつり花火大会」は、金沢区の数ある祭りのなかでも屈指の人気を誇ります。金沢区名物のひとつ牡丹の花を由来とするマスコットキャラクター「ぼたんちゃん」の花火も見どころのひとつです。
打ち上げ数約3,500発
金沢まつり花火大会は打ち上げ数約3,500発、約60分間にも及ぶ大規模な花火大会であり、毎年30万人前後もの人が押し寄せます。ライトアップされた八景島をバックに、海の公園から望む幻想的な打ち上げ花火を味わえるのが特徴です。
基本情報
金沢まつり花火大会は基本的に、毎年8月の第4週の土曜日に行われる花火大会です。開催時間は19時から20時となり、もちろん無料で楽しむことができます。荒天時には残念ながら中止となりますので注意が必要です。開催の可否については電話で確認されることをおすすめします。
おすすめの祭り②:秋季例大祭
金沢区の歴史ある祭りのひとつといえば、「秋季例大祭」です。毎年9月の下旬に開催される金沢区の祭りであり、区内にある富岡八幡宮で多くの人と露店で賑わいます。なんでも、いまから800年以上も前に行われた行事が由来なんだとか。
秋季例大祭の由来
秋の収穫を祝う歴史ある祭りであり、獲物を山海に放つことでさらなる方策を祈る伝統儀式でもあります。京急富岡駅前に集合した大御輿が街を練り歩き、開催期間中はどこでも露店と人だかりを見受けられるのが、金沢区に古くから根付いた光景であるといえるでしょう。
基本情報
ご紹介中の秋季例大祭は、毎年9月の下旬ごろの週末10時30分から15時30分に開催される金沢区の由緒ある歴史深い祭りです。入場に関しては専用のカタログを1人1冊持つ必要があります。カタログの金額に関しては年度ごとで異なるため注意が必要です。また参加者の年齢制限などは特にありません。
まとめ
ここではさまざまな由来を持つ歴史深い街、横浜市金沢区について詳細をご紹介してきました。またお出かけの際に欠かすことのできない観光スポットや名所の数々にその魅力をお伝えできたかと思います。今度の週末は歴史と魅力にあふれた横浜市金沢で、レジャーに祭りと一日中遊びつくしましょう。