日本にいながら中国を満喫！今こそ行きたい横浜中華街

日本三大中華街の一つである横浜中華街は、日本で一番大きな中華街です。まずは、横浜中華街のエキゾチックな魅力からご紹介しましょう。

古くから中国では、皇帝が築城するときに”東南西北”の角に門番を置き、門に守護神を据えて城内に入って来る邪気を見張っていました。同じように横浜中華街にも、東南西北の角に「朝陽門（ちょうようもん）」「朱雀門（すざくもん）」「延平門（えんぺいもん）」「玄武門（げんぶもん）」の4基の門が建てられており、街全体が守護神に見守られたパワースポットだとも言われています。

実は、横浜中華街は方向感覚が狂う場所としても有名です。なぜなら周辺の道路に対して、街全体が45度傾いて作られているから。しかし、実際に傾いているのは周辺の街路で、中華街のエリアだけが、東南西北の方位に対して忠実に作られているのです。

横浜中華街に行ったらぜひ訪れたい、人気のスポットをご紹介します。

関帝廟通りにある関帝廟には、三国志で有名な関羽が祀られています。150年前に初めて横浜中華街に建てられてから何度も焼失しており、現在の関帝廟は1990年に四代目として再建されたものです。きらびやかな構築部分のほとんどは中国から取り寄せたもので、中国出身の匠人によって作られました。商売繁盛や交通安全などのご利益があると言われています。

横浜中華街には、数多くの占いスポットがあります。手相占いや算命学、タロットや西洋占星術などジャンルも幅広く、多くの女性やカップルが訪れています。オンラインで予約をできるお店もあるので、混雑しそうな人気店はあらかじめ予約しておくのがおすすめです。

横浜中華街の楽しみ方といえば、なんといっても食べ歩きです。四川・広東・上海などさまざまな料理を楽しめます。

市場通りにある獅門酒楼は、海鮮や広東料理を楽しめるレストランです。ふかひれやあわびを使った定番メニューや、旬の食材を使った限定メニューのほか、季節ごとに変わる多彩なコースやコスパの良いランチコースも人気があります。

本格四川の味を堪能したいなら「景徳鎮」がおすすめです。人気の麻婆豆腐はただ辛いだけでなく、唐辛子や花山椒などが作り出す独特の旨みを堪能できます。お得なコースや飲茶メニューもそろっているので、家族で楽しみたい方にもおすすめです。

横浜中華街に2店舗を構える山東は、中国の家庭料理を楽しめる店です。特に、ココナッツダレで食べる水餃子は絶品。行列ができる店としてテレビやメディアでも数多く紹介されています。2015年には、「ミシュランガイド横浜・川崎・湘南2015特別版」に掲載されました。

レストランでゆっくり食事するのもよいですが、テイクアウトを買って友人同士やカップルでシェアして食べるのもおすすめです。

台湾唐揚げ「鶏排」ブームの火付け役と言われているのが、横濱炸鶏排です。顔ほどの大きさがあるビッグな唐揚げは、注文が入ってから揚げているので、外はサクサク中はジューシー。日本の唐揚げとはひと味違う、台湾独特の香辛料がおいしさのアクセントです。

小籠包の専門店の王府井は、中華街大通りに5店舗を構える、横浜中華街の名物店です。看板メニューの焼き小籠包は、コラーゲンたっぷりで女性からも大人気。1日50,000個売れている、中華街の食べ歩きグルメの名物です。

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