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下北半島のおすすめ観光プランをご紹介!名所やグルメを楽しみつくそう!

下北半島のおすすめ観光プランをご紹介!名所やグルメを楽しみつくそう!

下北半島のおすすめしたい観光プランを紹介します。青森県の下北半島には最北端の大間をはじめ、厳しい自然とともに美しい観光名所や季節ごとの美味しい名物グルメも豊富です。そんな下北半島を楽しみつくすおすすめの観光プランがあります!

目次 [表示]

最北端下北半島おすすめ観光プランのポイント

出典: http://www.mutsuwan-ferry.jp/jikoku.html

青森県の下北半島を観光するプランを立てる時に、押さえておかねばならないポイントを紹介しておきます。下北半島に至るルートは大きく分けて2つ。1つ目は、JR野辺地駅より大湊線で下北駅まで行き、むつ市を出発点にするコース。2つ目は東北新幹線奥津軽いまべつ駅より蟹田港へ行き、むつ湾フェリーで対岸にある下北半島の脇野沢港を出発点にするコースです。

むつ市を起点の場合には、下北半島を逆時計回りに、脇野沢港を起点の場合には時計回りに名所やグルメスポットを巡ることになります。ここで大切なポイントがあって、いずれのルートでも下北半島の観光プランには車が欠かせません。ドライブ観光が必須になります。ドライブには疲労などのデメリットもありますが、ドライブでのメリットは目的地周辺の穴場を見つけやすいことや、子供連れなどでも気兼ねなく動き回れることです。

最北端下北半島おすすめ観光プラン①むつ市周辺エリアの名所とグルメ

この記事では1つ目のドライブルートで下北半島を楽しみつくすことにします。はじめに紹介するのは、むつ市周辺のスポット。下北半島の中でも、むつ市は大きな面積を占めています。むつ市周辺にある名所とグルメのスポットを10選しました。

1.釜臥山展望台

青森県むつ市の釜臥山は、下北半島一の高い山。その釜臥山の展望台からの眺望は絶景という他ありません。360度のパノラマを東西南北に眺められます。むつ市街や陸奥湾から宇曽利山湖に八甲田山など青森県の名所や、視界が良ければ北海道までもが望めるのです。ここから眺めるむつ市街の夜景は、アゲハ蝶が羽を広げたように見えて、日本夜景100選にも選ばれています。

2.田名部まつり

青森県にある田名部まつりは、田名部神社の例大祭として下北半島最大の夏祭りです。毎年8月に行われる季節限定の名物になります。京都祇園の流れをくむといわれる豪華絢爛な山車が、お囃子とともに町内を練り歩くのが見所です。祭りの日の夜、田名部神社周辺は、ごった返す人出で熱気に包まれます。3日3晩つづく祭りは、子供もふくめて観光客も必見です。

3.大湊基地艦艇見学

出典: https://simokita.org/sight/ominato/

青森県むつ市にある大湊基地艦艇見学は、4月から11月までと季節は限定されます。海上自衛隊の迫力満点な艦艇を間近に見学できる穴場の観光スポットです。実際に甲板に上がることも可能な見学は、無料。マニアや子供にとってはたまらない魅力となっています。旧海軍時代の貴重な資料が展示されているのは、基地に隣接する北洋館です。

4.斗南藩史跡

出典: https://simokita.org/sight/tonami/

むつ市内に点在する斗南藩史跡の一つが、会津藩士の上陸した大湊の「斗南藩士上陸の地」を記す記念碑。戊辰戦争に敗れ朝敵となった会津藩は廃藩となり、この下北半島に復興を賭けて移住してきました。この石碑は、会津若松城の石垣に使われてもいる岩を使用し、会津若松を向いて建てられています。むつ市には他にも藩庁を置いた円通寺など、斗南藩にまつわる史跡が数多く残されているのです。

5.早掛沼公園

出典: https://simokita.org/sight/mutu/

こちらの早掛沼公園は、春の季節に訪れたい穴場の観光スポット。早掛沼のほとりにある、むつ市民の憩いの場でもあります。春になると400本にもおよぶ桜が開花する花見の名所です。中でも珍しい緑色の花が咲くことで有名な「御衣黄」という名物桜もあります。桜の後の季節には、500株のチューリップ咲くことでも人気の観光スポットです。

6,恐山と恐山温泉

出典: https://simokita.org/sight/osore/

青森県は下北半島にある恐山は、比叡山や高野山とともに日本三大霊山の一つに数えられています。硫黄臭が立ち込める荒涼とした岩場の風景は霊山そのもの。田名部海辺三十三観音の最終札所として有名で、参拝者が絶えることはありません。中でも夏の季節の「恐山大祭」には、参詣する人々でたいへんな賑わいを見せます。

出典: https://simokita.org/sight/osore/

恐山境内には4つの霊泉が湧いていて、かつては参拝者の身を清めるために利用されていました。現在は薬湯として人気があり、参詣者は自由に入湯できます。この恐山の名物温泉は入浴すると、肌がツルツルぷるぷるになることで有名。恐山には1泊2食で12,000円という宿泊施設「恐山宿坊」もあります。

7.奥薬研修景公園

出典: https://simokita.org/sight/yagen/

青森県むつ市にある奥薬研修景公園は、さまざまな施設があって、ちょいとした穴場のテーマパークといった感があります。総ヒバ造りのレストハウスや男女別露天風呂「夫婦かっぱの湯」に足湯など。いずれもが無料で利用できます。レストハウス内の食堂でいただけるのは、名物「いかすみらぁめん」や「サーモン丼」などです。園内は小さな子供のベビーカーや車いすも大丈夫なバリアフリーとなっています。

8.宇曽利山湖

恐山の周辺にある名所に宇曽利山湖があります。恐山カルデラにある火口原湖。この湖の水の色は青緑色で強酸性にために、生物は棲息していないと思われてきたのです。ところが世界でも珍しい天然のウグイが棲息していて、にわかに人気となりました。この湖は神秘的な雰囲気をたたえていて、水の落ち口付近は三途の川と呼ばれています。

9.むつ市のグルメ・秀寿司むつ店

むつ市の秀寿司は新鮮な魚介を中心に、大人にも子供にも人気のお店。観光客にもリーズナブルな値段で、豪華な寿司をいただくことができます。ネタばかりでなくシャリも炭火で炊くほどのこだわりよう。季節によって、陸奥湾の生シャコや大間のマグロに下北産のモズクなどが揃えられています。一押しのおすすめは、ヒラメやウニにアワビなど9種類の旬のネタが握られた「おまかせ特上」3,500円。

10.むつ市のスィーツグルメ・ケーキ屋タックン

ケーキ屋タックンは同じむつ市と言っても津軽海峡に面する大畑町にあります。約100種類あるケーキの7割がオリジナルな商品です。ケーキ屋タックンはそんな個性的なケーキをリーズナブルな価格で提供しています。女性や子供だけではなく、遠方からもやって来るお客さんがいるほどの人気ケーキ店。今やむつ市の名物洋菓子店となっています。

最北端下北半島おすすめ観光プラン②東通村~風間浦村エリアの名所とグルメ

むつ市周辺の名所とグルメを楽しんだ後は、東通村から勝間浦村のエリアにドライブ移動します。尻屋崎からはじめて津軽海峡を東から西へ車でのドライブ観光です。少し長い距離になりますが、温泉やグルメで癒されながらの旅の観光グルメスポットを5選して紹介します。

1.尻屋崎

出典: https://simokita.org/sight/siriya/

尻屋崎は下北半島の東端にあって、大湊からはのドライブ距離はけっこうあります。尻屋崎での見どころは、灯台と寒立馬。この灯台は120年以上の歴史を持つ、レンガ造りの灯台ということで有名になっています。国内最大級のレンズによる明かりで、津軽海峡を行き交う船の安全を確保しているのです。灯台内の参観も可能で、128段の階段を上った所から観る眺望は絶景の一言につきます。

出典: https://simokita.org/sight/siriya/

尻屋崎でもう一つの名物は、寒立馬。かつては東北地方の厳しい環境にも耐えられる農用馬として重用されてきました。一時は激減しましたが、現在は観光用に保護されて30頭ほどとなっています。灯台や寒立馬の参観は冬の季節には行われませんので注意してください。

2.東通村のグルメ・松楽

同じ東通村で尻屋崎から、ずっと南下した太平洋に面する位置に、新鮮な魚介を堪能できる穴場の松楽があります。この松楽のグルメでドライブ疲れを癒してください。こちらでのおすすめは魚介を使用したメニューの豊富さと味の確かさ。郷土料理であるイカやイカのワタを卵でとじた「貝焼き」をはじめ、ウニやイクラをふんだんに使った定食が人気です。

3.風間浦村活イカ備蓄センター

出典: https://www.kazamaura.jp/sightseeing/spot/%e6%b4%bb%e3%82%a4%e3%82%ab%e5%82%99%e8%93%84%e3%82%bb%e3%83%b3%e3%82%bf%e3%83%bc/

東通村から大間へ向けて走るドライブの道中に風間浦村があります。この村にある「風間浦活イカ備蓄センター」で、新鮮なイカの刺身を堪能することがおすすめ。季節によってヤリイカやスルメイカなどと種類は異なりますが、新鮮さにおいては、いずれも間違いがありません。生け簀をセパレートして、そのコースでイカの速さを競争させる「元祖烏賊様レース」が、子供も喜ぶ人気のイベントです。

4.風間浦村のグルメ・あさの食道

風間浦村周辺のほど近い距離に、活イカ備蓄センターやこのあさの食堂・下風呂温泉があります。下北半島の観光グルメスポットではめずらしく、ドライブではなく徒歩でも行き来できるほど。あさの食堂のおすすめは、透き通ったイカの刺身を堪能できる「活イカ定食」や、ウニやアワビを贅沢に盛った「ウニアワビ丼」になります。

5.下風呂温泉郷

出典: https://simokita.org/sight/simofu/

下風呂温泉郷は数百年の歴史をもつ湯治場。井上靖が「海峡」を執筆した温泉郷としても知られています。湯上りに眺めることができる、津軽海峡でのイカ釣り漁船の漁火の光景は幻想的。もちろん宿泊もできます。ドライブ旅行の疲れを温泉で癒した後は、名物の活けイカやアンコウを堪能しながら夜景を眺めるのがおすすめ。気軽に温泉を楽しむことができる、穴場の公衆温泉浴場も2個所あります。

青森県下北半島 下風呂温泉 風間浦村 - 下風呂温泉郷

6.桑畑温泉湯ん湯ん

下風呂温泉郷から大間方面へ少し寄った所にあるのが「桑畑温泉湯ん湯ん」。ここの温泉は高台にありますので、湯船につかりながら津軽海峡越しに恵山岬をはじめ北海道を眺められます。温泉の泉質はグレー色をした濁り湯です。子供が遊ぶ粘土細工の粘土のような、懐かしい香りがうっすらとします。絶景の眺めと泉質の良さで穴場的な人気温泉。村営の温泉で入湯料も400円とリーズナブルになっています。

最北端下北半島おすすめ観光プラン③大間町~佐井村エリアの名所とグルメ

下北半島はその形状からまさかり半島とも呼ばれています。まさかりの突端に当たるのが、本州の最北端でもある大間。下北半島を巡る観光プランも最後となり、大間から佐井村エリアの名所とグルメを5選して紹介します。

1.おおま温泉海峡保養センター

出典: http://cld1.worldcom.ne.jp/~omaonsen/?page_id=26

おおま温泉海峡保養センターは半周最北端にある温泉施設。温泉の泉質はナトリウムカルシウム食塩泉と塩化物泉で、万病に効能があるほか肌もツルツルすべすべになります。サウナや水風呂もあり、ちょいとしたスーパー銭湯といったところ。日帰りの入浴料金は380円とリーズナブルで、食事や宿泊もできます。9~10月の日曜日にはマグロ解体ショーのイベントが人気。

おおま温泉海峡保養センター

2.西吹付山展望台

出典: http://www.town.ooma.lg.jp/kanko/recommended

大間にある「西吹付山展望台~シーサイドキャトルパーク~」は、津軽海峡の大パノラマが眺められることで人気のビュースポット。展望台からは大間の街や津軽海峡の漁火に函館の夜景までも見渡せます。ロマンティックな眺望が人気を呼んで、穴場のデートスポットとしてもおすすめです。

3.大間崎

まさに本州の最北端である大間崎。海峡を隔ててわずか17,500メートル先には北海道が迫っています。大間は新年の初競りで知られるマグロの一本釣りでも有名な所。毎年8月と10月に行われるイベントの、マグロの解体ショーが人気を呼んでいます。大間崎の目と鼻の先にある弁天島には大間崎灯台があり、日本灯台50選にも選ばれている観光スポットです。

4.佐井村のグルメ・ぬいどう食堂

下北半島における穴場中の穴場のグルメ店が、佐井村のぬいどう食堂。高級食材のウニをこれでもか!と盛った「ウニ丼」が1,500円で出てきます。もちろん不漁の日もあるので、その日の朝に電話確認するのがベスト。けれどもウニの入荷が多少少なくても、イクラ・ウニ・アワビ・サーモンなどを盛り合わせた人気の「歌舞伎丼」を注文すれば後悔することはありません。

5.仏ケ浦

出典: https://simokita.org/sight/hotoke/

佐井村にある仏ケ浦はよくも名付けたりという感がします。さまざまな奇岩があって、その一つ一つが帆掛岩・双鶏門・蓮華岩・天龍岩・屏風岩・一ツ仏・五百羅漢・如来の首などと命名されているのです。延長が2キロメートルにもわたる景観を遊覧船から観る絶景は息をのみます。奇岩と船の足元に広がる深く澄んだエメラルドグリーンとの対比は壮観。

最北端下北半島おすすめ観光プランのまとめ

むつ市からはじめて下北半島を反時計周りにぐるりと巡り、名所やグルメスポットを21選して紹介してきました。鉄道が整備されていないため、ドライブによる観光を余儀なくされますが、それはそれで楽しい旅ともなります。この記事を参考にして下北半島を隅から隅まで満喫してみてください!

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オイラ
ライター

オイラ

美味しいもののためなら、どこまでも出かけていき、叶わぬのなら自分で作ります。趣味が高じて始めた飲食業を20年ほど続けて、今は隠居の身です。

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