目次 [表示]
- 奄美群島の観光はどこへ行くべき?
- 奄美群島の地形は?
- 旅に人気の島はどこ?
- 奄美群島への旅:奄美大島の観光スポット3選
- 奄美大島の観光スポット①:土盛海岸
- 奄美大島の観光スポット②:ホノホシ海岸
- 奄美大島の観光スポット③:金作原原生林
- 奄美群島への旅:喜界島の観光スポット2選
- 喜界島の観光スポット①:百之台国立公園
- 喜界島の観光スポット②:手久津久集落
- 奄美群島への旅:徳之島の観光スポット2選
- 徳之島の観光スポット①:金見集落
- 徳之島の観光スポット②:千間海岸
- 奄美群島への旅:沖永良部島の観光スポット2選
- 沖永良部島の観光スポット①:昇竜洞
- 沖永良部島の観光スポット②:田皆岬
- 奄美群島への旅:与論島の観光スポット2選
- 与論島の観光スポット①:百合ヶ浜
- 与論島の観光スポット②:大金久海岸
- 奄美群島への旅:奄美大島モデルプラン
- 奄美群島へ旅に出よう!
奄美群島の観光はどこへ行くべき?
奄美群島の観光は、自然がいっぱいのスポットがおすすめです。サンゴ礁がきれいな海岸や幻の海岸、国立公園など、島の地形を活かした観光スポットが多くあります。マングローブや亜熱帯性植物も見られるため、普段の生活と違いのある旅を楽しみましょう。
奄美群島の地形は?
奄美群島の地形は、ほとんどの島がサンゴの隆起によって形成されています。奄美大島・徳之島は、高い山を持つ地形が特徴です。喜界島・沖永良部島・与論島は、高い山がない段丘地形が発達しました。
同じ亜熱帯でも、高い山を持つか、低い丘なのかで、育つ植物が違います。育つ食物も違うため、島によって、おいしい野菜や果物が変わるでしょう。
旅に人気の島はどこ?
一番、耳にする島の名前は、奄美大島ではないでしょうか。奄美群島のなかでも、面積が大きく、人口も多い島です。トレッキング・カヤック・カヌーなど、山や川を楽しめるアクティビティや、サーフィン・ダイビング・シーカヤックも盛んで、きれいな海を存分に満喫できるため人気があります。
他の島へいく経由地になっているので、観光目的ではない人も、一度は降り立つでしょう。
奄美群島への旅:奄美大島の観光スポット3選
奄美大島の地形は、ソテツやガジュマルという亜熱帯性植物が育ちます。国や県が指定する天然記念物が生息し、絶滅危惧種も目撃されました。奄美空港があり、羽田空港・成田空港・関西空港・伊丹空港など主要の空港から直通便が出ているため、自然あふれる観光スポットを求めて年間平均100万人以上の方が訪れます。
奄美大島の観光スポット①:土盛海岸
海水浴を楽しめる土盛海岸は、家族旅行におすすめの観光スポットです。浅瀬は砂地なのでお子様と一緒に、のびのびと海遊びができるでしょう。沖にはサンゴ礁が広がり、シュノーケリングに最適。トイレや水道もあるため、安心して利用できます。
見どころ:2つの顔を持った海
ブルーエンジェルと呼ばれる海は、透明度が高く美しい青い色が最大の魅力です。のんびり遊べる穏やかなポイントと、荒い波の発生ポイントがあり、簡単な海遊びだけでなく、サーフィンやマリンスポーツを楽しめる、2つの顔を持っています。
アクティブな方にもおすすめの観光スポットですが、潮の流れによっては、簡単に沖へ流されてしまうので注意しましょう。
奄美大島の観光スポット②:ホノホシ海岸
ホノホシ海岸は沿岸沿いの洞窟や、波の荒さが目立ちます。カツオ・伊勢エビ・タイの釣り場としても有名です。最寄りの駐車場から少し歩くのですが、その間に小高くなった場所があるので、のぼってみましょう。ホノホシ海岸のモニュメントと、海岸が一望できるフォトスポットになっています。
見どころ:太鼓の音色を奏でる石
ホノホシ海岸は、玉石と呼ばれる石が有名です。玉石は荒波で丸く削られた石で、海岸全体に転がっています。波が引く時に石がこすれ、太鼓のような音を出すため、聞き逃さないように耳を澄ませましょう。
玉石は、持ち出し禁止です。「夜になると動き出し、持ち帰ると災いがふりかかる」という言い伝えがある、いわくつきの石なので諦めましょう。
奄美大島の観光スポット③:金作原原生林
金作原原生林は、奄美市名瀬朝戸にあるマングローブです。約71平方キロメートルあり、林を散策する観光ツアーが出ています。観光するためのルールとして、奄美群島エコツーリズム推進協議会が認定した、専門性の高いガイドと一緒に入らなくてはなりません。ひとりや、仲間だけで入らないように気をつけましょう。
見どころ:生きた化石
亜熱帯性植物のなかでも、台湾やフィリピンなどにも生息する、ヒカゲヘゴが見どころです。古生代の大型シダ植物の生き残りと考えられているため、生きた化石と呼ばれています。大きいものだと17メートルほどになり、見応えがあるでしょう。
奄美群島への旅:喜界島の観光スポット2選
喜界島の地形は、奄美大島と違い、平らです。車で一時間走れば、一周できてしまう小さな島で、鹿児島空港からは直行便がありますが、他の空港だと奄美大島を経由します。国立公園や海岸といった観光スポットはありますが、アクセスがよくないためか、観光者は少なめ。奄美群島のなかでも、狙い目の観光地でしょう。
喜界島の観光スポット①:百之台国立公園
喜界島唯一の高台地である百之台国立公園は、島の全体を見渡せる人気観光スポットです。アクセスは、車・バイク・自転車・徒歩など、自分の好きな手段とルートを選べます。蝶の道がある林道を通れば、蝶の島といわれる喜界島らしい光景に出会えるでしょう。
見どころ:南国情緒あふれる奄美十景
喜界島で一番高い場所にある展望台からは、太平洋と南シナ海の両方を一望できます。サンゴ礁が広がるエメラルドグリーンの海と、島の特産であるとうきび畑が横に広がった景色は、南国でしか見られません。奄美十景のひとつに選ばれた美しさです。
喜界島の観光スポット②:手久津久集落
手久津久集落は人口100人ほどの集落です。巨大ガジュマルが一番有名な観光スポットですが、遺跡めぐりもおすすめです。崩り遺跡・川尻遺跡・中増遺跡・川寺遺跡の4つがあり、それぞれ違いある時代を感じるでしょう。
見どころ:パワースポット・巨大ガジュマル
喜界島の宝と呼ばれ、島一番のパワースポットであるガジュマル巨木。高さが17メートル以上あり、枝や葉が腕を伸ばすように広がっているため、近くまで寄って見上げても空が見えないほどの大きさです。定番の観光スポットになっているので、さまざまな観光ツアーが組まれています。
奄美群島への旅:徳之島の観光スポット2選
生物の宝庫といわれる徳之島は、ハブが多いことで知られています。アマミノクロウサギやトクノシマトゲネズミなど、絶滅危惧種も生息しているため、観光中に出会う可能性があるでしょう。闘牛大会が有名なので、島のなかに闘牛場がいくつもあります。
飛行機の直行便は、鹿児島空港と奄美空港のみ。鹿児島港からフェリーでも渡れます。
徳之島の観光スポット①:金見集落
金見集落は、集落全体が国立公園になりました。観光地化されておらず、カナンブルーと呼ばれる海や、徳之島の方言でイノーと呼ばれるサンゴ礁など、きれいなスポットがたくさんあります。クジラや、天然記念物であるオカヤドカリも生息する、自然あふれる集落です。
見どころ:南国アーチのソテツトンネル
金見崎展望台に続くソテツトンネルは、樹齢300年以上のソテツが作るアーチです。200メートルほど続くため、冒険しているような気分を味わえます。ソテツトンネル内の草むらにはハブがいるため、道の真ん中を歩きましょう。抜けた先の展望台からは、奄美大島が望めます。
徳之島の観光スポット②:千間海岸
千間海岸は、徳之島一番のダイビングスポットとして有名です。ウミガメの遭遇率が高く、ダイビングすれば、ほぼ会えます。年間を通してダイビングを楽しめますが、海水浴ができる海岸ではありません。ダイビングをやらない方は、釣りやシュノーケリングで海を楽しみましょう。
見どころ:見えすぎるサンゴ礁
透明度の高い海が自慢なので、浅瀬からサンゴ礁や魚がよく見えます。沖の青色が濃い場所まで到達したら、さまざまな色が目に飛び込み、海中にしかない別世界を楽しめるでしょう。アーチや洞窟が多く、生態系にも変化があるため、何度も潜りたくなるダイビングスポットです。
奄美群島への旅:沖永良部島の観光スポット2選
沖永良部島は、洞窟や鍾乳洞が有名です。ケイビングツアーという洞窟探検ができたり、鍾乳洞めぐりができます。他の島とは違い、地形や生態系の印象が薄いのですが、海が青くサンゴ礁も広がっているため、ダイビング・シュノーケリングは問題なく楽しめるでしょう。
直行便は鹿児島空港と那覇空港のみ。鹿児島港と那覇港からフェリーが出ています。沖縄経由で遊びにいくのもおすすめです。
沖永良部島の観光スポット①:昇竜洞
鹿児島県の指定天然記念物で、全長3,500メートルある鍾乳洞です。一般公開されているのは600メートルで、一年中なかに入れます。入場料は、大人1,000円・小人500円・4、5歳児200円。
ほとんど自然のまま残されているため、しゃがんで進む場面や横歩きする経路があります。服装は動きやすく、靴はすべらない歩きやすいものにしましょう。
見どころ:最大級のフローストーン
フローストーンとは、鍾乳洞内にある流れる模様の石のことです。昇竜洞のフローストーンは、東洋最大といわれています。光を当てて、幻想的な輝きを演出しているフローストーンもあるため、楽しく見学できるでしょう。
沖永良部島の観光スポット②:田皆岬
高さ51メートルある、断崖絶壁の岬です。奄美十景のひとつで、崖から海を見下ろすと、ウミガメが水面から顔を上げる様子を見られます。夕日がきれいに見えるため、海と一緒に記念撮影するのもおすすめですが、囲いや手すりはありません。落ちないように注意しましょう。
見どころ:映画「青幻記」のロケ地
青幻記は、沖永良部島が舞台になった映画です。田皆岬でロケをして話題になりました。また、岬には白い灯台がありますが、そこは、こち亀のマンガのなかで、両津勘吉が寝転んでいた場所として知られています。芸人である、よいこのふたりが無人島生活をする番組のロケ地でもあり、さまざまな撮影に使われたスポットです。
奄美群島への旅:与論島の観光スポット2選
奄美群島のなかで、一番沖縄県に近い島です。ビーチの数が多く観光シーズン中でも分散するため、美しい海を、ひとり占めするチャンスがあります。これは、与論島が癒しの島とも呼ばれる理由のひとつでしょう。飛行機の直行便は鹿児島空港と那覇空港で、フェリーも鹿児島港と那覇港から出ています。
与論島の観光スポット①:百合ヶ浜
奄美十景のひとつ、幻の海岸といわれる百合ヶ浜は、条件がそろわないと出現しません。沖にぽっかり浮かぶ海岸は、現れた日によって姿が違います。大きさや位置など、同じ日が二度とないため、自然の神秘を感じるスポットでしょう。
見どころ:春夏限定の砂浜
だいたい、春から夏にかけて白い砂浜が現れます。大潮の干潮の時間帯が現れる条件ですが、風や波の影響を受けやすいため、ツアーを予約しても、出現しない可能性があると覚えておきましょう。
「百合ヶ浜の星の砂を年齢の数だけ持ち帰ると幸せになる」という言い伝えがありますので、幻の海岸へ行く時は小瓶を持参してください。
与論島の観光スポット②:大金久海岸
与論島で最大といわれるビーチです。約2キロの長さを誇る海岸沿いには、トイレ・シャワーなどの施設はもちろん、売店や土産屋が並び、キャンプ場まであります。百合ヶ浜は、この海岸からグラスボートに乗って向かうため、オフシーズンでも観光客がいるでしょう。
見どころ:与論ブルーの海
海の青さや美しさを称えて、与論ブルーという言葉ができました。大金久海岸の海は、この言葉がぴったりです。オンシーズンはマリンスポーツが盛んなため、与論ブルーのすばらしさを体中に感じられるでしょう。
奄美群島への旅:奄美大島モデルプラン
8:00 | 9:00 | 郷土料理 レストラン あさばなで朝食バイキング | |
9:00 | 12:45 | 移動・金作原原生林のガイド付きツアー | |
12:45 | 13:45 | 移動・おひさま 鶏飯.島cafeで鹿児島名物料理ランチ | |
13:45 | 15:00 | 移動 | |
15:00 | 15:45 | ホノホシ海岸を見学 | |
15:45 | 16:30 | 移動 | |
16:30 | 17:00 | 黒潮の森マングローブパーク 道の駅 奄美大島で休憩 | |
17:00 | 18:00 | 移動 | |
18:00 | 20:00 | AMAネシアで魚料理ディナー | |
20:00 | 23:59 | ホテルへ移動・宿泊 | |
4:45 | 6:30 | 起床・移動して土盛海岸で朝日を見る | |
6:30 | 8:00 | あやまる岬まで散策 |
レンタカーでの移動を想定した、奄美大島の1日観光モデルプランです。各スポットの所要時間や到着する時間帯は、ご自身の計画で変更してください。道の駅で休憩をやめて、海岸や公園に夕日を見にいくのもおすすめです。AMAネシアは目の前が海なので、明るいうちの利用もいいですね。
奄美群島へ旅に出よう!
奄美群島の旅の見どころをご紹介しました。奄美群島の海には、ほとんどサンゴ礁があり、ダイビングスポットとして有名な海岸がいくつもあります。その中でも、各島の特徴や違いがあるため、何度も行きたくなるでしょう。
奄美群島の旅行は自然を楽しもうっと!
奄美群島の旅行を計画しようかな!