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奄美大島のおすすめ旅行プランをご紹介!外せない見どころや楽しみ方のコツは?

奄美大島のおすすめ旅行プランをご紹介!外せない見どころや楽しみ方のコツは?

奄美大島に初めて旅行するけど、プランが決まらない…そんな悩みを抱えているあなたに、今回は奄美大島の魅力的なスポットや旅行を楽しみ尽くすプランを作るコツをご紹介します。思わずもう一泊したくなってしまいそうな、そんな見どころがたっぷりです。

目次 [表示]

奄美大島ってどんなところ?

奄美 ビーチ

九州の南方に浮かぶ、豊かな自然に囲まれた奄美群島。その中心となる島が奄美大島で、大島とも呼ばれています。奄美と言えば綺麗な海が真っ先に思い浮かびますが、魅力や見どころはそれだけではありません。山、マングローブ、サンゴなど手が加えられていない自然やのびのび暮らす生物との出会い、温かく穏やかな気候の中で楽しむことができる、まさに楽園と呼ぶにふさわしい島なのです。また、島全体が国から国立公園に指定されています。

国立公園は、次の世代も、私たちと同じ感動を味わい楽しむことができるように、すぐれた自然を守り、後世に伝えていくところです。

この先もずっと奄美の素晴らしい自然や文化が残されていくように、国に保護され、管理されているのです。

奄美大島に旅行するには

どうやって行くの? 予算はどのくらい?

飛行機 旅

羽田空港から直通の飛行機でいく

東京の羽田空港から約120分。大阪の伊丹空港から60〜90分。JALの直通の飛行機が飛んでいるので、乗り換えをすることなく奄美大島に到着します。かかる時間も最小限で済むので、旅行日数が少なくても島を満喫できます。また、乗り換えするより予算も抑えることができます。

成田空港からLCCを使って行く

成田空港までのアクセスがいいなら、格安航空のpeachも人気です。160〜180分で奄美大島に到着し、土日を避ければJALの半額以下の値段で奄美大島に行くことができます。予算が低めの方でも安心ですね。ただし、JALの便でいくより時間がかかり、当日の到着も夕方ごろになるため、旅行プランの日数に余裕がある方におすすめです。

鹿児島から飛行機でいく

東京や大阪から奄美大島への直通便は本数も少なく、人気なので予約が取りづらいのが現状です。そこでおすすめなのが、鹿児島からの飛行機です。好きな交通手段で鹿児島に向かい、そこからJALの飛行機で奄美大島を目指せば、朝7時台から夕方は17時台まで、便の選択肢が一気に広がります。ただ、乗り換えをすることによって、直通でいくよりも費用が少し高くなります。予算が厳しい方は、出発予定と日数が決まったら早めに飛行機を予約して、早期予約の割引を使うのが節約のコツです。

JAL 大人普通運賃検索
peach フライト検索

島での移動はどうする?

車

空港から離れたところにも、美しい自然やさまざまな観光スポットが島中に散りばめられているのが奄美大島の魅力です。できる限りたくさんの見どころを見て、遊び尽くしたいですよね。そんな時には、レンタカーを使って旅をするのがコツです。島の主な公共交通機関である路線バスと比べても、時間を気にせずに好きな時に好きな場所に移動ができて便利です。観光客に人気の地元のレンタカーなら、1日3,000〜4,000円で借りることができるので、その分遊びに使う予算を増やすこともできますね。

奄美大島への旅行プラン 立て方のコツ

プラン

2泊3日では足りない!?おすすめの日数は

基本的に奄美旅行の日数は、2泊3日以上の旅行にすることをおすすめします。予算次第ではありますが、島中の人気の観光スポットや見どころを巡り、マリンスポーツやアクティビティをするとなると、1泊2日という日数では少し名残惜しい旅行となるでしょう。初めての旅行は2泊3日にして楽しみ方を知り、まだまだ見たいものがあって再び訪れた!という方も多いようです。

旅行プランの立て方のコツ

島の最大の見どころである綺麗な海など、景色を楽しみたいスポットは、午前中〜お昼のお日様が高い時にみるとより魅力的な楽しみ方ができます。光を浴びてきらきら反射する様が、心に残ること間違いありません。美術館や体験スポットなど、屋内のスポットは日が傾き始めてから遊びに行っても、十分に楽しめます。マリンスポーツやアクティビティは、旅行の日中に体験するのがコツです。準備から最後の片付けと着替えまで、思いの外時間がかかり、また水に触れているため体力も使うので、フライトの前後や空港への移動を控えた体験は、時間と体力の面から避けたほうがいいでしょう。アクティビティをメインに据えたい方は、2泊3日という日数では少し物足りないのかもしれませんね。

宿泊施設の選び方

島は思うよりも広いので、島中のスポットを巡るなら、宿は一つに決めないことです。2泊3日の間、毎日同じ場所に帰るとなると、その都度移動に時間をとられてしまいます。だいたいの旅行プランと行くエリア、予算などを決めたら、夕方以降に遊びにいきたい場所の近くに宿を借りるといいでしょう。島には人気のホテルから、知る人ぞ知るユニークな民泊も数多くあるため、日数の分だけ宿選びをするのも楽しみ方として面白いですよね。人との出会いも島の見どころの一つです。

奄美大島旅行のサンプルプラン おすすめの遊び方とは

初めて奄美大島に行く!という方はプランを決めるのに悩んでしまうかもしれません。そこでおすすめ旅行プランの1例をご紹介します。日数は、比較的低予算でも気軽に行きやすい、2泊3日に設定しています。だいたいの楽しみ方のイメージがついたら、それぞれのアクティビティや施設は、お好みでご自身の行きたい場所に置き換えて、自分だけの旅行プランをお楽しみください。

プランニング

2泊3日で主要観光スポットを楽しみ尽くす旅!!

  • 【1日目】午後:夕方に空港に到着〜車をレンタル→田中一村記念美術館で芸術鑑賞→郷土料理鶏飯を堪能→あやまる岬で天体観測
  • 【2日目】午前:ドライブ〜SUP体験 午後:加計呂麻島でウミガメと遊ぶ→サンセットを眺める→奄美文化村で文化体験・お土産作り→海鮮料理を堪能
  • 【3日目】午前:ドライブ〜マングローブ林へ→ビッグⅡでお土産を購入→車を返却〜空港へ
2泊3日でも遊び尽くせないほど、島の見どころはボリューム満点です。このプランを見て、日数が2泊3日では少し物足りないなと思った方は、予算と相談しながらぜひ3泊して、アクティビティや島の自然を満喫してください。

奄美大島 おすすめ旅行プラン①食べ物

奄美大島は食べ物の美味しさも見どころの一つです。郷土料理はリーズナブルなものも多いため、予算的にも嬉しいですね。旅行の日数を2泊3日にしても、5〜6回は島のご飯を食べられるとなると、ご飯にこだわるのも楽しみ方の一つです。

海鮮

綺麗な海に囲まれた奄美大島では、魚介の美味しさはどこにも引けをとりません。季節によって違う魚を楽しむことができます。すぐ近くの海で採れた魚は非常に鮮度が高く、弾力のある歯ごたえが大人気です。新鮮で美味しく、さらにリーズナブルとなると、滞在中に一度は食べてみたくなりますね。静かな港町で、綺麗な海を見ながら美味しい海鮮を楽しんでみてはいかがでしょうか。

鶏飯

有名な郷土料理である鶏飯。彩豊かな具材をご飯の上にのせ、鶏肉を炊いてだしを取ったスープをかけて食べます。鶏肉を茹でて食べやすい大きさにほぐしたものと錦糸卵、しいたけや漬物といった具材に、ネギや胡麻、海苔などの薬味も加わり、風味も食感も楽しめます。季節を問わず食べられるのが嬉しいですね。スープもお肉の旨味がたっぷり出ており、島の人からも観光客からも人気な理由がよくわかります。だしの取り方も、スープに使うお肉の種類もお店によってさまざまなので、自分のお気に入りの味を見つけたいものです。

油そうめん

鶏飯と並んで人気の郷土料理が油そうめんです。こちらも季節を問わず、島民の方たちから愛されています。沖縄でよく食べられるソーミンチャンプルーに似ていると言われていますが、ソーミンチャンプルーは茹でたそうめんを炒めて作るのに対して、油そうめんは茹でたそうめんに油とだしを混ぜ合わせて味付けをしてあります。油のおかげで麺がくっつかないので、つるつると食べやすいのが特徴です。上にのせる具材もお店によってさまざまで、食べ比べを楽しむことができそうです。

ジェラート

島ならではの季節の食材を使って作られたジェラートです。黒糖味は優しい甘さが大人気、島の果物の果汁を使って作られたマンゴー味は、自然に囲まれてお日様を浴びながら食べたい味です。また、ジェラートというと甘いものが多いため、島の海水を使って作られた塩のジェラートは、キリッとしょっぱさを感じる味が独特で美味しいのです。味の種類も豊富なため、2泊3日の旅行の中で全種類食べ尽くした!なんて方もいるそうです。気に入ったものを楽しみ尽くすのも、贅沢な楽しみ方ですね。

島どうふ

奄美の海でとれたにがりを使って作られた、島どうふも奄美大島の魅力の一つです。豆腐ハンバーグや揚げだし豆腐など、島どうふをメインに据えたメニューが売りのお店や豆腐料理専門のお店もあります。まろやかな美味しさだけでなく、豆腐を主役にこんなにも料理が楽しめ、驚くほどのメニューの豊富さに選びきれないほど惹きつけられます。古くから続くお店で体に優しい食事を堪能するのも、島の楽しみ方の一つとしておすすめです。

奄美大島 おすすめ旅行プラン②マリンスポーツ・アクティビティ

SUP

SUP

SUPは、サーフボードの中央に立ち、一本のパドルでサーフボードの両側を漕ぎながら進んでいきます。サーフィンはできるようになるのに、かなり練習が必要な印象がありますが、SUPなら始めたその日にすぐ立てるようになります。コツをつかんでしまえば、遠くまで漕ぐこともできます。観光で訪れて体験するには嬉しいアクティビティです。バランス感覚が鍛えられたり、まっすぐ安定して進んでいくため体幹が必要なスポーツなので、綺麗な体のラインを作ることができると女性にも人気。季節を問わず楽しめるアクティビティです。

シュノーケリング

シュノーケリング

シュノーケルという道具を身につけて、海の中を覗いたり、浅めの海を泳いだりするアクティビティです。深く潜るダイビングや遠泳と比べて、泳ぎの技術も必要とされず、気軽に挑戦することができます。奄美大島の最大の見どころとも言える綺麗な海と、自然の中で暮らす魚たちやサンゴなど、はっと息を呑むような美しい光景を、ぜひご自身の目で近くで見て、思い出に残してみてください。

ヨガ

ヨガ

大自然に囲まれて綺麗な海を見ながら、お日様と海からの風を体に浴び、柔らかく気持ちのいい砂浜で体を整える、海でのヨガの人気が高まっています。砂浜でのヨガの他にも、SUPヨガも人気です。SUPで使うボードは浮力も大きく安定しているため、コツさえつかめばさまざまなポーズに挑戦できます。旅行に来たから!と体力の限りに遊び尽くすのもいいですが、日頃の疲れを癒してほっと一息ついてみてはいかがですか?

ドルフィンスイム

ドルフィンスイム

シュノーケリングや、同じような道具を用いた素潜りに近い、スキンダイビングをしながら、イルカと触れ合うことができます。スキンダイビングは酸素ボンベなどを使わず、息を止めて潜るため、海でのアクティビティに慣れ、コツをつかんでから挑戦するのが望ましいです。近くに集まってくれるか、うまく一緒に泳ぐことができるかは、季節や天候、海の様子、そしてイルカの機嫌に左右されます。時間に余裕をもって、のんびり待つことができる日がいいので、例えば2泊3日の中日にこのアクティビティを計画することをおすすめします。

パラグライダー

パラグライダー

奄美の雄大な自然を見ながら、空を飛べたら…そんな夢のような望みが叶うのが、パラグライダーです。パラシュートを開き、地面を蹴って飛び上がると、海辺の上昇気流を利用して上空を旋回することができます。風を味方につけコツさえつかんでしまえば、初めて挑戦する方でも気軽に飛ぶことができます。からっと晴れていい天気になり、気持ちのいい風が吹いてきたら、鳥になりきって空から見る絶景を楽しんでみてはいかがでしょうか。

カヌー

カヌー

奄美大島は綺麗な海だけでなく、滅多に見ることのできないマングローブのジャングルを楽しむことができます。遠くから景色として見るだけでなく、カヌーに乗って探検してみませんか?カヌー体験のツアーはたくさんあるので、思い立ったらすぐに予約するといいでしょう。カヌーに乗っていると、水の中に入るわけではなくても、思いのほか、体が濡れてしまうものです。季節によっては風邪を引きやすいので、レインウェアがあると安心して楽しむことができます。

奄美大島 おすすめ旅行プラン③絶景

サンゴ

鮮やかな色と独特な形で海の中を華やかに彩る、まさに自然の神秘ともいうべきサンゴ。ゴミや排水によって水が汚れてしまうと、簡単に死んでしまう動物なのです。いかに奄美の海が人の手の入らない状態で綺麗に保たれ、守られているのか、よくわかりますよね。ただ見て写真を撮るだけでなく、島の環境を知るのも楽しみ方の一つです。透き通るような海水から除く色彩を楽しんだり、シュノーケリングで顔を水につけてよく観察したり、この島ならではの景色をぜひ楽しんでいただきたいですね。

ウミガメの見える港

アニメなどで見て、ウミガメの存在を知っている方も非常に多いのではないでしょうか。綺麗な水に浮かびゆらゆらと泳いでいる様は、可愛くも美しいものです。基本的には水族館でみることもできますが、非常に水質のいい奄美大島では、季節や天候などの条件によっては野生のウミガメを見ることができます。見つけるだけでなく、運が良ければ一緒に泳ぐこともできるでしょう。その時はぜひ、驚かせないように、一定の距離を保って一緒に遊んでください。

魚の群れ

ダイビングやスキンダイビングができるようになったら、ぜひ出会いたいのが魚群です。水質が綺麗な奄美の海には、当然魚もたくさん生息しており、日の光を浴びてきらきらと光る様が非常に魅力的です。水深のそこまで深くないところにも魚が群れをなしているため、比較的出会いやすいでしょう。群れが散ってしまわないようにゆっくりと近づけば、魚になったように一緒に泳ぐこともできます。綺麗な自然に恵まれた島ならではの遊び方です。

星空

お日様の高い時間には、明るい中で絶景を楽しむことができますが、奄美の景色の見どころはそれだけではありません。お日様が沈みあたりが暗くなると、今度は満天の星空が見られるのです。海と天の川が視界に共存している様子や、季節の星座がくっきりと見える様子、そして流星がいくつも流れる様子は、空気が綺麗で視界を遮るものがない、そして空が高く広い、奄美の大自然の中でこそ鑑賞できるものです。朝から夜まで見どころを余すところなく楽しみつくす、贅沢な楽しみ方です。

奄美大島 おすすめ旅行プラン④文化

祭り・踊り

奄美大島には、旧暦の8月を一年の始まりととらえて、一年の幸福と五穀豊穣を祈る文化があります。それぞれの集落に古くから伝わる八月踊りは、その集落の人なら誰でも踊ることができるといいます。こうした季節ならではの祭りや踊りを見に出かけることは、島の歴史の深さや一体感を知るのにぴったりです。せっかく島に遊びにきたのなら、観光や食事、遊びを楽しむだけでなく、島の文化をいっぱいに浴びるのが、島を最大限に満喫する楽しみ方のコツです。より島を好きになることができたら素敵ですね。

奄美民俗村

笠利エリアにある、奄美の文化体験施設です。海水から塩を作ったり、黒糖を使った素朴なお菓子を作ったりと、さまざまな体験ができます。陶芸の体験では、自分が作った作品を島のお土産として持ち帰ることもできるのです。きっと素敵な思い出になります。伝統的な建物や、人々が黒糖を作るための作業場など、島の生活がうかがえる建築物も敷地内で見ることもできます。島の歴史を知ったり、この島での暮らしをより身近なものにしてみませんか?

美術館

奄美の自然をテーマに描く日本人画家、田中一村さんの作品を展示した美術館です。奄美の動物や植物にこだわった作品の一つひとつに、奄美への愛が溢れており、ただの美術作品を見るにとどまらない感動があります。美術館の外観も高倉の形を採用した見ごたえのあるものです。また周りの公園も静かで美しく、季節を感じることができるので、美術館と合わせて楽しむことができます。空港からも近いので、ぜひ訪れていただきたいスポットです。

土産物

親しい友人にも、自分のためにも、忘れずにチェックしたいのが奄美ならではのお土産です。奄美で一番のおすすめは、奄美でしか製造することが許されていない黒糖焼酎です。この地に訪れたからこそのお土産といえます。また、何を買ったらいいか決めかねている方は、島の大きなディスカウントショップである、ビッグⅡを訪れてみてはいかがでしょうか。予算が低くても大丈夫。種類豊富なお土産が、リーズナブルな価格で並んでいます。旅の思い出に、お気に入りの奄美土産を見つけてみてください。

奄美大島 おすすめ旅行プラン⑤宿泊

ホテル

遊び疲れたら、泊まる場所にもこだわりたいですよね。島の雰囲気をより深く感じるなら、民泊がおすすめです。民泊を営んでいる方々は、愛情深く、楽しい旅行にしてあげたい、と親身になってくださる方ばかりです。島の郷土料理をいただいたり、島ならではの遊び方を教わったり、人との縁が嬉しい宿泊になります。その日ごとに違う民泊に泊まり、お気に入りの宿を見つけたり、また島に帰りたくなる第二の家族に出会えるかもしれませんね。

まとめ

サンゴ

奄美大島の魅力たっぷりの見どころや、楽しみ方のコツをご紹介してきました。奄美大島なら、どの季節に訪れても、どんな日数や予算で計画をたてても、楽しめること間違いありません。お気に入りのスポットやアクティビティを選び取って、自分だけの旅行プランを作ってみてください。また訪れたくなる、そして一生の思い出に残る、そんな旅行になりますように。

tomo
ライター

tomo

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