伊豆に行ったら食べたい名物13選！おいしい有名なグルメをご紹介！

伊豆には数多くある漁港で水揚げされた新鮮な魚介を使った、おいしい海鮮料理や丼、少し贅沢なB級グルメなどの名物が豊富です。雄大な自然の風景を眺めながらスイーツを楽しめるカフェもあります。

伊豆半島は、東京からアクセスのいい人気観光地です。食べ物がおいしい風光明媚な温泉地であり、観光スポットも数多く集まっています。

伊豆の名物グルメとしておすすめの食べ物といえば、海の恵みを心ゆくまで堪能できる海鮮料理です。さっぱりといただける海鮮茶漬けや、つやと旨みが際立つ金目鯛の煮付け、お酒によく合う脂ののった焼き魚など、おすすめの名物グルメが揃います。伊豆の観光旅行に欠かせない6選です。

魚季亭（ととてい）は、堂ヶ島の洞窟めぐりの遊覧船発着所前に2012年6月にリニューアルオープンしました。昔ながらの漁師小屋を思わせる、座席数120席の大きな店です。店外には20席のデッキがあり、青い海や奇岩を眺めながら鮮魚を味わう素敵なロケーションになります。

人気メニューは「ぶっかけ飯」シリーズです。3つの味が楽しめる漁師石焼ぶっかけ飯は、石焼の器にイカやホタテ、マグロなどが入り、途中で温泉卵、最後は梅風味の出汁をかけてお茶漬け風に味編していただきます。伊豆はアロエが有名で、食事の締めには人気のアロエソフトクリームが待っています。

ひもの万宝（まんぽう）は、下田市の外浦（そとうら）海岸にある、磯小屋風の小さなお店です。1974年の創業当時は鮮魚販売をしていましたが、やがて特産品の干ものを扱う専門店になりました。地元で揚がった魚をメインに素材と調味、技術にこだわり、すべて手さばきで究極の干もの作りを目指しています。

店内の3つの囲炉裏からは備長炭で炙ったアジやサバ、金目鯛などのいいにおいが漂ってきます。お客さんは、ショーケースから好みの干ものを買い求め、1枚100円で焼いてもらうスタイルです。ビール、酒、おにぎりなどは持ち込み自由のため、焼き立ての熱々の魚でお酒が楽しめます。野趣あふれるお店です。

網元料理徳造丸本店は伊豆稲取駅から徒歩10分、漁師町の稲取港に面した場所にあります。大正15年に網元として創業したのが始まりで以来、地魚をメインに郷土料理を提供し続け、今では料理店や直営販売店など16事業所を展開しています。

創業90年の老舗の人気メニューは金目鯛です。稲取名物金目鯛の煮付けから刺身、しゃぶしゃぶと美味しさが詰まった金目鯛づくし膳を、お店2階の座敷から相模湾を見渡しながら頂くのがおすすめです。

身が締まった新鮮な鯛やかに汁、サラダから至福の海の幸が味わえます。特産品の干物や海藻、練り物など魚介類全般がリーズナブルと評判です。

小川家は伊豆急下田駅から徒歩12分、店の前に梅や椿が咲く、小ぎれいな雰囲気の老舗です。うなぎの入った生簀に水が流れる音が響く店内に4人テーブル2卓と小上がり、2階に合わせて20席あります。うなぎは背開きにして背骨添いに包丁を入れて蒸し上げ、数回タレをつけて焼く関東風です。

あめ色にふっくらと焼かれたうなぎから、香ばしい香りが漂います。口にすると、甘すぎないタレがうなぎの旨味と風味を極みまで引き出している感じです。フワフワの食感に感激します。注文を受けてからうなぎをさばくので、調理には1時間ほどかかります。予約をして行くのがベストです。

地魚さくらは、伊豆の名所・長八美術館前の郷土料理店です。静岡県はところてんの原材料・天草（てんぐさ）の産地で、さくらには食事を注文するとところてんが食べ放題のサービスがあります。

糸切り、サイコロ、抹茶、コーヒー、よもぎの5種類で、トッピングは黒蜜やきなこ、ミルクなどです。食事前の食べ過ぎには注意しましょう。

1番人気はアジを、たたきとお茶漬けの2通りで食べる「アジまご茶定食」です。一人前ずつ鉄釜で炊いて出されるご飯の半分を丼によそい、アジのたたきを乗せてアジ丼を味わいます。次に、残りのご飯とアジの丼にスープをかけてもらい、ニンニク醤油で味を整えます。半生状態のお茶漬けは格別です。

伊豆の名物グルメとおすすめの食べ物の中でも、おいしい丼は外せません。鮮度のいい極上の魚介をご飯と一緒にいただく丼、伊豆の湧水を利用して栽培したわさびをそのままシンプルに味わう、テレビ番組やインスタグラムでも、伊豆のおいしい食べ物として有名になった丼など2選が登場します。

伊豆の味処錦は、伊豆熱川駅から湯けむり上る坂道を海方向へ歩いて5分、「丼物」ののぼりがはためきます。カウンターと小上がり計41席の清潔な店内に、アワビやサザエ、伊勢えびが泳ぐ水槽があります。

メニューには10種類の旬の魚介を使った海の幸丼や、納豆と磯の風味をコラボした磯納豆丼など12種類の丼物が並びます。

おすすめは、一人前に4匹のアジのたたきを使ったアジのたたき丼です。地元・北川漁港で朝揚がったオアカアジを注文を受けてから調理して、高さ12センチほどのタワー状に積み上げ一品は、インスタ映えします。

味付けは、ねぎやショウガを合わせ、土佐醤油をたらしたシンプルなもので、魚介の新鮮さがやみつきになります。

わさび園かどやは、伊豆半島最大級の滝・河津大滝（おおだる）近くにある、100年以上続くわさび園です。テレビの人気番組『孤独のグルメ』が、天城山の湧き水で育てるわさびを一躍主役に押し上げたB級グルメのわさび丼は、わさび本来の味がシンプルに楽しめる、とハマる人が続出して一大ブームを引き起こしました。

わさび園かどやのわさびは、香りと辛み、甘みが豊かで、特に糖度が9度といちごに匹敵する甘さが特徴です。わさび一本をすりおろしてご飯に乗せ、おかかを置いて醤油をたらしていただきます。至福の味が楽しめるB級グルメです。

番組では、俳優の松重豊さん演じる主人公の井之頭五郎が、おいしさのあまりわさび丼をお代わりして食べて話題になりました。

伊豆の名物グルメとしておすすめの食べ物は、新鮮な魚介を海鮮料理や丼だけでなく、麺を組み合わせた究極のB級グルメ・麺料理も人気です。

海鮮卸問屋ならではの極上ネタ・伊勢海老を丸ごと使ったラーメンや、人気の店主が作るスパイスの効いた醤油ラーメン、厚みのあるジューシーな鴨肉の入った日本そばなど、おすすめの麺料理3選は、一度食べたらクセになります。

青木さざえ店は、新鮮な海鮮料理が味わえる海鮮卸問屋併設の食事処です。下田駅から車で21分ほどの、伊豆半島先端の白砂と青い海の弓ヶ浜の真ん前にあります。

卸問屋の生け簀では、特大のアワビやさざえ、伊勢海老などの新鮮な食べ物が所狭しと踊り、贈り物やお土産にも最適です。店の看板の隣に名物メニューの札がずらりと並ぶ食堂の広い店内には、100席があります。

大きめの伊勢海老の半身が入った伊勢海老ラーメンはお店の人気メニューで、遠来のお客でにぎわいます。旨みが凝縮した味噌味のスープと、柔らかい肉厚の身が絡んだラーメンは絶品です。

自宅でも楽しみたい方には、冷凍の伊勢海老ラーメンとあわびラーメンがセットになった「いせえびラーメンあわびラーメンセット」があります。

あまからやは、新横浜ラーメン博物館の「第1回ラーメン登竜門」で優勝して、各地に出店しながら閉店した店主が、復活を望むファンに応え2015年に中伊豆の古民家に開店しました。

農業を兼ねているため、営業は金・土・日・祝祭日の限定ですが、スパイスの奥深い味に魅せられた人たちでお店には行列ができます。ツーリングやドライブでの観光にもおすすめで、32席全席がお座敷です。

あまからやの人気ナンバー1はスパイス醤油ラーメンです。絶妙にブレンドされたスパイスと醤油が、鶏ガラや魚介ベースのスープと合体して中太ストレート麺によく絡みつきます。

インパクトの強いそのラーメンは、多くの人に今までに食べたことのない、初めての、ナゾめいた味を印象づけます。自家栽培の米と野菜満載の野菜チキンカレーもおすすめです。

いし塚は、本格的な手打ちそばが評判の古民家風の落ち着いたそば屋です。伊豆急下田駅から徒歩3分と、駅から近い場所にあります。店内にはお座敷が40席あり、香り豊かなそばを味わう家族連れや観光客でにぎわいます。

自慢のそばをはじめ、そば豆腐にきなこをまぶしたデザートや、もずく、鴨やきなどの単品メニューもおすすめです。

いし塚の人気メニューは鴨汁そばで、肉厚の鴨とナスなどの野菜の旨みがそばとからみ合い絶品です。2代目が打つ細めの二八そばは、コシがあって香り高く、スルリとのど元を通り過ぎます。先代伝来のそばがきも外せません。閉店時間が16時と早めなので、注意が必要です。

伊豆の名物グルメとして忘れてならない食べ物はスイーツです。悠然と流れる川の景色の中で楽しむ、名水を使った抹茶と和菓子、メルヘンの世界に迷い込んだようなカフェでいただく可愛いスイーツが登場します。

伊豆産の牛乳をふんだんに使ったアイスの人気店では、おいしいシチューも評判になりました。おしゃれでセンスのいいお店で味わえるスイーツ3選です。

chakichakiは、おいしいお茶や抹茶、和菓子が味わえる和風カフェです。修善寺駅から車で18分ほどの、吉奈川のほとりにあります。

黒と白を基調としたモダンな建物で、川のせせらぎだけが聞こえるオアシスのような空間です。店内外にある20席のうち、特におすすめなのはウッドデッキ席で、川の流れが目の前に広がり、ここでしか味わえない癒しの時間が約束されます。

吉奈川のほとりのカフェでひと息つくのにおすすめの名物グルメは、四季折々の美しい手作り和菓子と抹茶のセットです。静岡の名水と香り豊かな茶葉を楽しめます。

お店の近くにある梅林で獲れた梅で作った月ヶ瀬梅ジュースも、暑い日に飲みたい清涼感あふれる1杯です。空と緑と清流の心地よさを満喫できる非日常がここにあります。

テディーズガーデンは、ケーキやスコーンなどの手作りスイーツとお茶がおいしいと人気のカフェです。伊豆高原駅高原口から歩いて9分ほどで到着します。

赤レンガの外観と、ウッドデッキの可愛いテラスが、園内の雰囲気を一層引き立てます。店内にはテーブル席やオープンテラス席を合わせて40席あり、窓からはミュージアム内の美しい庭園が一望できます。

ミュージアム内の英国風でメルヘンチックな雰囲気を壊さないおしゃれなカフェです。名物グルメのブラウニーは、くるみが入ったチョコレート生地に、テディベアの顔をデコレーションした人気スイーツです。テディベアのラテアートが可愛いカフェラテと一緒に楽しむのがおすすめです。

ケニーズハウスカフェ伊豆高原本店は、伊豆産の牛乳や卵を使ったソフトやプリン、オリジナル食パン、シチューなどを味わえる人気カフェです。伊豆高原駅から歩いて6分ほどのテディベアミュージアムの隣にあります。

おしゃれなログハウス風の店内にはテーブル席やオープンテラス席を合わせて64席あり、衣類や雑貨の販売もしています。テラス席でペットと一緒にランチも楽しめます。

名物グルメは、おすすめランチメニューのビーフシチューとミルクソフトで、メディアでもよく取り上げられます。

中でも1番人気なのは、なめらかでコクのあるプレミアムミルクソフトです。濃厚な味わいとしっとりした舌触りが絶妙です。ミルクソフトをカラッと揚げたあげパンに挟んだあげパンソフトととともに、テイクアウトもできます。

伊豆は、海と山、川などが美しい景勝地として人気の観光地でありながら、新鮮な魚介に恵まれ、食べ物がおいしいと評判の食材の宝庫でもあります。心休まる眺望と温かい温泉を楽しめる観光旅行で、伊豆ならではB級グルメや名物グルメを堪能してください。