目次 [表示]
- 石見銀山ってどんなところ?
- 島根県の世界遺産
- 石見銀山争奪戦が勃発
- 世界の銀の約3分の1を産出した
- 石見銀山観光の交通手段
- 半日で観光する人は車で観光がおすすめ
- 1日かけて観光する人は自転車で観光がおすすめ
- 石見銀山の見どころ
- 見どころ①:代官所跡
- 見どころ②:熊谷家住宅
- 見どころ③:清水谷製錬所跡
- 見どころ④:龍源寺間歩
- 見どころ⑤:石見銀山公園
- 石見銀山お急ぎ観光プラン
- 武家屋敷 河島家
- 羅漢寺 五百羅漢
- お食事処 おおもり
- 石見銀山じっくり観光プラン
- 石見銀山世界遺産センター
- レンタサイクル河村
- 大久保間歩
- 石見銀山 群言堂 本店
- 石見銀山ならではの自然も必見!
- 【春】シャガ
- 【夏】ヤブデマリ
- 【秋】アキチョウジ
- 【冬】風情ある雪景色
- 石見銀山観光を楽しもう!
石見銀山ならではの自然も必見!
石見銀山は、普通に銀山開発をすれば壊れてしまう自然がきれいに残っていることが評価され、世界遺産に登録されました。短時間の観光コースでも、鎌倉時代に採掘がはじまったころから保たれてきた自然が堪能できます。
どのコースを通っても見られる季節ごとに咲く花や、1年のうち数週間しか見られない風景は必見です。ぜひ写真に収めてください。
【春】シャガ
シャガは淡白紫色の小さな花です。幅は4~5センチ、見ごろは4~5月で、家や森林の日陰に咲いています。中国原産の花で、朝に咲いて夕方にしぼみます。シャガ以外にも、春の石見銀山には田んぼの畔に咲くキツネノボタンや、紫色で天ぷらとしても食べられるカキドオシは必見です。
【夏】ヤブデマリ
ヤブデマリは指の先ぐらいの小さな花が集まって咲く植物で、5~6月が見頃です。日本では九州・四国・本州と広い範囲で生息しています。ヤブデマリ以外にも、夏の石見銀山では白いウバユリ、黄色いヤブカンゾウなどのユリ科の植物が見頃を迎えます。
【秋】アキチョウジ
アキチョウジは9~10月ごろ、青紫色の筒状の花をつけます。名前の由来はインドネシアの植物・チョウジに似ているからだと言われています。アキチョウジ以外にも、鮮やかな紫色のゲンノショウコ、ブルーベリーのようなヨウシュヤマゴボウも必見です。
【冬】風情ある雪景色
冬の石見銀山の雪景色は必見です。石見銀山がある島根県は日本海側なので、よく雪が降ります。特に、石見銀山は山の上にあるため、石見銀山でも冬はきれな雪景色を写真に収められます。山の上から見る、雪が積もった街道沿いの建物はとても風情があります。
ただし、寒くて坂道は滑りやすいので、防寒対策と雪靴は忘れないようにしてください。
石見銀山観光を楽しもう!
石見銀山は島根県を代表する観光地です。通常銀山を開発すると破壊されるはずの自然が、現代に至るまできれいに残っていることが評価され、世界遺産に登録されました。街道から龍源寺間歩までのコースを歩くと当時の建物が残っていて、歴史を感じられます。銀の採掘がはじまった鎌倉時代から守られてきた自然とあわせて、石見銀山を堪能してください。
出典:photoAC