ニニギは農業神として信仰される
ニニギは高天原より稲穂を地上へ持ち込み稲作を広めたため、農業神として信仰されています。農耕神であるニニギの名称の由来は稲穂が豊かに実り天地が賑わうという意味があります。
ニニギを信仰してまつる神社は全国に数多く存在しますが、中心地となっているのは宮崎県と鹿児島県です。
ニニギをまつる霧島神社
霧島神社はニニギを主祭神として6世紀からまつっています。創建された場所はニニギが初めて地上に降り立ったとされる高千穂峰の麓です。格調が高い朱塗りの壮麗な社殿は国の重要文化財に指定されています。
境内を流れている御手洗川は、ニニギが高天原より持参した摩名井の水が混ざっているという言い伝えがあります。
ニニギは天孫降臨した天照大神の孫!
ニニギは高天原から葦原中国に天降りした天照大神の孫で漢字表記は瓊瓊杵命です。
地上に降りてコノハナサクヤビメと結婚をし、ホデリ、ホスセリ、ホオリの3人の息子を授かりました。ニニギは天照大神から稲穂を渡され地上に稲作を広めたため、農業神として信仰されてきました。霧島神社では、ニニギを主催神としてまつっています。
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