福岡のホタルが見られる名所＆穴場スポット7選！

福岡県は九州1の都会で、ホタルが見られるイメージがないかも知れませんが、意外なことにホタルが見られることでも有名です。街中に空港や新幹線の停車する駅があり、交通の便も非常に良いため、ホタルの見頃の時期に福岡に旅行する予定がある方は観光だけでなくホタル鑑賞もお楽しみください。

福岡には街中にもホタルが見られる有名なスポットがありますが、市内から離れた場所にある穴場的なスポットもあります。見頃の時期にはお祭りのイベントを行っている場所が多くあるので、今回は名所だけではなく田舎の方で見られる穴場スポットの詳しい場所も紹介していきます。

福岡県朝倉郡東峰村は福岡県の中南部にあり、キリンビールの工場もあるのでビールが好きな方は工場見学も合わせて楽しむことができます。

東峰村は福岡県内で一番とも言われている有名なホタルの鑑賞スポットです。毎年大勢の人が集まるホタル祭りは6月の1週目の土曜日に行われています。東峰村に住む住人自らの手でホタルの環境を整えているだけあって、とても力の入れたホタル祭りとなっています。

東峰村は福岡県の中心街からは外れているため、電車を使うより車で行くのがおすすめです。

ホタル祭りの日には、ホタル観賞が出来る場所から少し離れた宝珠山グラウンドという場所に臨時の駐車場が用意されています。そこからは無料のバスも出ているため、市内から離れてはいますがアクセスに困ることはありません。祭りの日以外は近くに駐車場が用意されています。

東峰村はたくさんのホタルが間近で見られる人気の名所スポットで、お祭りの時期は大変込み合うことでも知られています。近年は災害の影響で少しホタルが減ってしまったものの、今でもホタルが多くいて、川遊びもできるため子供連れの方にも人気です。お祭りの日以外は定休日もあるので行く前は事前に確認をしてから行ってください。

北九州市は福岡の最北の市であり中国地方の隣です。北九州市はグルメの街としても人気が高いので、ホタル鑑賞に行ったついでに美味しいご飯も楽しめます。街としてのイメージが強い北九州市でもホタル祭りが行われてますのでアクセス方法と一緒に口コミも紹介しましょう。

北九州市の香月地区の石坂橋と石園橋付近は特におすすめので、多いときには3000ものホタルの群れを見られる場所。お祭りは毎年、5月の最後の週の土日の二日間行われているのです。こちらも名所の場所であり、有名なお祭りのため毎年たくさんの人が訪れます。

こちらは交通のアクセスが非常に便利でバス・電車・車、何を使っても行けます。筑豊香月駅という駅が最寄りで小倉駅から一時間ほどで到着可能。車で行く場合は、北九州都市高速馬場山で高速を降りてそこから10分で着くので便利です。駐車場も300台は止められるスペースがあるため安心して行けるでしょう。

とても有名なお祭りなのでたくさんの口コミがありますが、このように毎年お祭りに参加している人もいるほどの人気。口コミに書いてありますが、ここのホタルは地域のホタルを守る会という集まりの方が大事に育てたものです。非常に綺麗という声がたくさん上がっているので、ぜひ一度は行ってみてください。

宗像市の山田公園もホタルの名所で、有名でこちらも福岡市から近いため非常にアクセスしやすい。自然豊かで遊ぶ場所は、あまりありませんが、宗像大社という世界文化遺産もあり、ホタル鑑賞以外の楽しみもあります。山田公園の詳しいアクセス方法も紹介しますので一度行ってみてください。

山田ホタルの里は公園なので無料で入ることができ、子供連れの家族にも人気があるスポット。名所なので、たくさんの口コミもあり数種類のホタルがいることが書かれています。ゲンジボタル、ヒメボタル、ヘイケボタルなどが見られるでしょう。おすすめはホタルの館2階展望所から公園の遊歩道を繋ぐ橋から見る景色で一度は絶対に見るべき美しさです。

最寄駅はJR赤間駅で、ここから車で10分ほどで山田ホタルの里公園に到着。JR赤間駅は博多駅から特急電車で20分で着くため、福岡市内に旅行に行ったときにも、気軽にホタルを見に行ける一押しの穴場旅行スポットです。特急以外にも電車の数が多いため非常に便利。

こちらは福岡市の中心地・博多駅のホタル鑑賞スポット。博多駅は福岡県で1番大きな駅でビジネス街なので、観光だけでなく仕事で出張になったときでも気軽に見られます。博多駅内のイベントなのでホタル鑑賞だけでなく、ご飯や買い物も楽しめることもおすすめの点です。

ツバメの社広場とはJR博多シティ屋上にあります。ビルの屋上なので、さまざまなお店が入っているため、少し時間を潰したいときにも非常に便利です。ホタル鑑賞以外の楽しみもありデートスポットとしての人気もあり口コミの評判も高いスポット。

博多駅内にあるため新幹線で福岡県まで来たら、ちょっとついでに寄ることもできます。福岡空港からは地下鉄で2駅で行くことができる便利さ。福岡市内であればJRの駅なら電車、バスでも博多駅まで行けば到着できるので、分かりやすく行きやすい。博多駅に着いたら外に出ることなくJR博多シティ屋上まで行けます。

3月に子どもたちがホタルの幼虫を放流し、ホタルが成長して5月下旬に見頃を迎えます。見頃の時期にはホタル夜市というイベントも行われていて駄菓子屋も人気です。5月の下旬の週末にはホタル観察会という小学生以下を対象にしたイベントがあります。20名までなので少々参加するのに苦労が必要ですが、18時半から受付されているので時間が合った方は参加してみてください。

福岡県内のホタルの名所をお知らせしていきましたが、ここからは知る人ぞ知る穴場のホタル鑑賞スポットを紹介していきます。地元の人しか知らないような穴場も紹介するので福岡県に行ったら行ってみてください。まずは、うきは市という福岡県と大分県の県境の市の穴場スポットを紹介します。

うきは市の小塩川という場所がホタル鑑賞におすすめですが、その場所でも遊歩道にあるホタル灯籠付近から小塩川の道が特におすすめ。多い日ではなんと2万ものホタルが飛んでいるという福岡県屈指のスポットです。2万ものホタルが飛び交う光景は非常の幻想的でとても美しく、一度は見るべき景色でしょう。

うきは市は福岡県とは言えど大分県との県境なので福岡市内から行くと車で1時間くらい掛かります。大分道杷木インターを降りて車で30分ほど走れば到着。お祭りの日には、小塩小学校という近くの小学校の校庭を駐車場として開放していますが、50台しか停められないので注意が必要です。

夏だけではなく珍しい11月〜12月には珍しい冬ホタルというものも見られます。少々、ホタル以外の虫の鳴き声が喧しいもののホタルだけではなく、田舎ならではの素晴らしい景色と雰囲気が楽しめることも口コミで、おすすめされる要因の一つ。ホタルだけでなく田舎のまったりとした空気を楽しみたい方は、行ってみてください。

先ほど紹介した香月も北九州市でしたが、こちらの小熊野川も北九州市で、小倉駅の近く。とても綺麗なホタルを見ることができますが住宅街のため名所ではなく「知る人ぞ知る穴場」という感じになっています。閑静な住宅街で鑑賞できるため、とてもおすすめです。

今までのホタル鑑賞とは少し違い住宅街にある川が鑑賞スポット。住宅街にある川ですが、とても綺麗な川なのでたくさんのホタルがいます。夏に北九州に行くことがあれば、ゆっくりと歩きながら綺麗な川と美しいホタルの景色を満喫してください。

博多駅から新幹線で15分で行ける小倉駅という北九州で1番大きな駅からバスで15分。第一熊谷町というバス停で降りればすぐ目の前です。バスで15分ですが、住宅街なので車で行った場合には駐車場がありません。近くのコインパーキングに駐車しましょう。

八女市は福岡県ですが、端に位置していてすぐ隣には熊本県と大分県があります。ホタルの穴場スポットですが八女茶の特産としても非常に有名。ホタル祭りだけでなく特産品を広めるためにお茶が楽しめるイベントも一緒に行なっています。

ホタルの見頃の時期に毎年開催されているお祭りで、ホタルだけでなく地元のお茶も一緒に楽める人気があるのです。地元だけでなく様々な場所からたくさんの人が訪れています。ホタルと石橋の里という公園で行われているため無料で楽しめるのもおすすめのポイントです。

口コミにホタルだけではなくお祭りの写真もたくさん投稿されていて、祭りそのものが楽しいものであった様子が伺えます。太鼓やブラスバンドの演奏の様子、地元の名物料理、美しい灯籠の写真もありホタル鑑賞以外にも楽しめる祭りのようです。一度行ってみたくなるような写真の数々なので行く予定がある方はチェックしてみてください。

久留米駅から車で60分程度で辿り着くことができ、久留米駅からはバスも出ています。久留米駅は福岡市の中心街の博多駅・天神駅どちらからでも電車一本。電車で行くとなると博多駅から何回も乗り換えが必要になるため車かバスを使って行った方が分かりやすいでしょう。

ホタルを見られる場所を紹介する前に、「ホタル鑑賞をより楽しむための方法」や「ホタルの見頃の時期」を説明していきます。お祭りがある時期のホタル鑑賞スポットは、人が多く集まり混雑することもあるため、周りの人に迷惑を掛けないようにマナーを守って楽しみましょう。

美しいホタルの見頃は月の出ていない日です。月明かりが出ていると、どうしてもホタルの集まりが悪くなってしまいます。それに月明かりがない暗い日の方が、ホタルの美しい光が映えて幻想的な景色を見られるので暗い方がおすすめです。

「スポットに行けば、いつでもホタルを見られる」というわけではなく、ホタルにも見頃の時期があります。それは初夏の5月中旬から6月でこの時期がホテルの見頃です。後で紹介しますが、この時期にホタル祭りも集中しています。

ホタルの見頃の時期を解説しましたが、見頃の時間も、とても重要で20時前後の時間が一番ホタルの多い時間。21時を過ぎるとホタルの数も少なくなってしまいますので、見頃の時間に合わせてホタル鑑賞の予定を立てるのがおすすめです。

ホタルの見頃の時期をお話ししましたが、ホタル鑑賞は時期以外にも気をつけなければならない点があります。ホタル鑑賞のマナーや注意点を説明しますのでマナー良く、美しい幻想的な世界を楽しんでください。特にお祭りの日には、人がたくさん集まるのでマナーには気をつけましょう。

普段見ることのできない幻想的なホタルの光を見て、美しさに思わず騒ぎたくなってしまうかもしれませんが、騒ぐのは控えてください。周りの方の迷惑にもなってしまいますし、ホタルはとても繊細で臆病な生き物のため、あまり騒ぐと、せっかくのホタルがいなくなってしまいます。

場所によっては辿り着くまでの道が暗くてライトで照らすこともあるでしょう。道中であれば転倒防止に懐中電灯や携帯のライトで道を照らすことがおすすめです。見頃の場所に着いてからはライトは控えましょう。写真を撮るときもフラッシュは控えて、夜景モードで撮影してください。

これはホタル鑑賞だけではなくどこの観光場所に行っても当たり前のマナーですが、ゴミを放置するのは絶対にやめましょう。ホタルの穴場スポットには住宅街もあるため、ゴミの放置は非常に迷惑になります。ホタル祭りがこれからも続いていくためにもマナーはしっかり守ってください。

ホタルの寿命は、とても短く蝉とほとんど変わらない5〜15日程度です。その短い間にも交尾をして子孫を残さなければなりません。ただでさえ近年ホタルの数は減少傾向にあるため、みんながホタルを持ち帰ってしまうと子孫が残せずに絶滅してしまいます。ホタル鑑賞を末長く楽しむためにも、自宅には持ち帰らずに、ホタルがいる場所まで出向いて楽しんでください。

福岡県でおすすめのホタル鑑賞スポットとさまざまなお祭りなどのイベントを紹介していきました。福岡県は遊ぶ・食べるというイメージで人気の旅行先ですが、意外とホタル鑑賞などの自然を楽しむイベントも行われています。福岡県に旅行に行った際は都会の遊びだけでなくホタル祭りなどの自然豊かな遊びも楽しんで見てください。