目次 [表示]
- 冬の福岡観光のおすすめプランをご紹介
- 福岡観光する際の前提
- 福岡空港は中心部からほど近い
- 福岡市内観光には地下鉄とタクシー・バスが便利
- レンタカーを借りた方がいい?
- 冬の福岡・日帰りグルメ堪能プラン
- ランチにはラーメンかうどんを選ぼう
- メインの夕食にはもつ鍋か水炊きを選ぼう
- 1泊2日の観光で冬の福岡市ランドマークを巡るプラン
- 百道エリアは福岡タワーやドーム
- 福岡市博物館で本物の金印を見よう
- 海の中道と志賀島をドライブ
- 櫛田神社周辺で博多を満喫
- 繁華街・中洲エリアで冬の博多を堪能
- 1泊2日で充実の寺社仏閣めぐりプラン
- 太宰府天満宮は外せない
- 福岡市内の有名神社を巡るプラン
- 宗像大社と宮地嶽神社はセットで回ろう
- 日帰りで行ける!牡蠣小屋堪能プラン
- 牡蠣小屋へのアクセスはレンタカーが一番
- 牡蠣小屋の楽しみ方
- 1泊2日で冬の北九州堪能コース
- 門司港レトロをメインに門司観光
- 関門海峡を歩いて渡ろう
- 皿倉山で北九州の夜景を楽しもう
- 冬の福岡観光まとめ
冬の福岡観光のおすすめプランをご紹介
「冬の福岡、どのようなコース・プランで観光するのがいいか悩んでいる」。そのような方のために、今回の記事では冬の福岡を満喫できるプランをご紹介していきます。個々で回れる観光スポットやグルメ情報なども紹介していきますので、1泊2日でも日帰りの1日だけでも役に立つ記事となっています。ぜひ最後までお読みください。
福岡観光する際の前提
冬の福岡の観光情報を紹介する前に、前提として知っておきたい知識について解説をしていきます。「どんな手段で移動すればいいのか」、「空港から市街地までは遠いのか」、「レンタカーは必要なのか」などの疑問にお答えします。
福岡空港は中心部からほど近い
福岡空港は、博多や天神などの中心地からすぐそばの距離に位置しています。飛行機で福岡に降り立つ際に、ビルとの距離が近すぎて驚く人もいるほど、市街地そばに立地しています。地下鉄の「福岡空港駅」から、博多駅まではわずか5分、経済の中心地・天神までもわずか11分となっています。空港から街まですぐそばなんだ、ということは覚えておくといいでしょう。1日だけの日帰り観光でも楽々回れるのが福岡の魅力です。
福岡市内観光には地下鉄とタクシー・バスが便利
冬の福岡市内を観光する際には、地下鉄とタクシーが便利です。地下鉄は数分おきに出ていますし、市内の要所へと楽々アクセスできます。また、福岡市内は移動距離が短いコンパクトシティとしても有名ですので、タクシーを使っても高い料金を請求されずに済みます。少し離れた場所や穴場を巡る際には、福岡市内を網の目のようにつないでいる西鉄バスを利用するといいでしょう。福岡市は日本一バスが発達している都市でもあります。
レンタカーを借りた方がいい?
冬の福岡を観光する際、レンタカーは借りた方がいいのでしょうか?自動車で移動したい方や、郊外の観光地を観光するとき以外は、基本的にはレンタカーは必要ありません。さきほど説明したように、地下鉄やバスなどの公共交通機関だけで十分観光できます。福岡市内の場合、駐車場の料金も高めですし、コースやプランによっては、ほとんどレンタカーが必要ないことも多いのです。以下、レンタカーの要否は逐一説明していきます。
冬の福岡・日帰りグルメ堪能プラン
冬の福岡は、おいしいグルメがたくさんあります。そこで、以下では冬の福岡グルメを堪能できるおすすめプランをご紹介していきます。グルメ旅の場合、よほど穴場な場所以外、レンタカーは必要ありません。博多駅近くや天神・中洲など、徒歩やバスで、1日だけでも十分回れる範囲内の移動がメインとなります。
ランチにはラーメンかうどんを選ぼう
冬の福岡は思いのほか冷え込みます。ですから、ランチにも温まれるものを選びたいですよね。おすすめは、福岡のテッパン料理の豚骨ラーメンか、地元民が愛してやまない博多うどんか、どちらかを選ぶといいでしょう。
地元民がおすすめする博多うどんとは?
「博多うどん」という言葉を聞いたことがない人は多いはずです。ラーメンやモツ鍋と違い、博多うどんは関門海峡を越えて普及することがありませんでした。博多うどんの特徴は、麺のコシがなく触感がモチモチとしていることです。福岡では、『うどんウォーカー』が販売されているほどの人気で、香川県に匹敵するほど、多くのうどん屋が展開されています。福岡でしか味わえない博多うどん、ぜひとも食してみてください。
ランチに博多天ぷらもおすすめ
うどんかラーメンかという二択を紹介しましたが、これらを食べたことがある人は、福岡方式の天ぷら屋を訪れてみるのもいいでしょう。福岡では、中央に揚げる場所があり、できた順番にカウンター席に提供していく方式の天ぷら屋が何軒もあります。特に有名なのは「天麩羅処 ひらお」です。「ひらお」は昼時の行列がすごいので、似た形式のお店の「たかお」や「だるま」などを狙って足を運ぶのもいいでしょう。
メインの夕食にはもつ鍋か水炊きを選ぼう
冬の福岡旅行のメインとなる夕食には、体の芯から温まることができる鍋料理を選ぶのがおすすめです。福岡の鍋料理といえば、モツ鍋と水炊きです。こってりした濃い味を求めるのであれば、ニラとニンニクがきいたモツ鍋がおすすめ。あっさりかつ濃厚な鶏の出汁がきいた水炊きも、本場・福岡のお店で食べると想像以上においしいですよ。
1泊2日の観光で冬の福岡市ランドマークを巡るプラン
福岡市には名所となっているランドマークが点在しています。これぞ観光地というような見どころのある名所から、観光地としては穴場な雰囲気のあるところまで、さまざまな名所がありますので順にご紹介してまいります。
百道エリアは福岡タワーやドーム
おしゃれな外観のマンションが立ち並ぶ福岡早良区の百道(ももち)エリアには、ヤフオクドームや福岡タワー、ヒルトン福岡シーホークなど見どころのある建物が多数あります。これらの建物は福岡のランドマークとなっている名所で、写真映えするスポットです。インスタに「福岡旅行に行ってきたよ」というような写真をあげたい場合、とりあえず百道にいって写真を撮るといいでしょう。
百道浜も福岡の名所
百道にある海水浴場・百道浜も福岡の見どころスポットです。「冬に海水浴場に行っても…」と思う方も多いでしょうが、百道浜には結婚式場もあり、とても写真が「映える」スポットとなっています。玄界灘から吹き付ける風が少し冷たいかもしれませんが、時間があれば福岡タワーなどとセットで回ってみるのがおすすめです。
百道へのアクセスはレンタカーで
百道浜をはじめとする百道エリアは、地下鉄でのアクセスが難しいスポットとなっています。バスもありますが、あまり便利な場所とはいえません。百道エリアを見てまわるのであれば、できればレンタカーを確保しておくのがおすすめです。
福岡市博物館で本物の金印を見よう
百道の福岡タワー近辺には「福岡市博物館」があります。ここの見どころは、常設展での本物の「金印」を展示している点です。歴史の教科書にも載っていて、国宝でもある金印を直接見られますのでおすすめです。また、シーズンごとにさまざまな企画展もやっていますので、何か目ぼしい展覧会がやってなかどうか公式サイトで確認してから足を運んでみるといいでしょう。福岡市博物館には駐車場があり無料で利用可能です。
海の中道と志賀島をドライブ
レンタカーを借りた場合、走っていて気持ちのよいところをドライブしたいですよね。福岡市エリアで格好のドライブルートといえば、福岡市東区にある「海の中道」(うみのなかみち)から志賀島(しかのしま)にかけてのルートです。海の中道は志賀島と福岡市街をつなぐように伸びている砂州で、直線の道路が延々と続いています。志賀島は金印が発見された場所で、車で海沿いをぐるりと一周ドライブできるおすすめ名所です。
海の中道には水族館が
海の中道の途中には、水族館の「マリンワールド海の中道」があります。30年以上福岡で親しまれてきている水族館で、見どころはアシカやイルカのショーです。館内で観るのがメインとなりますので、冬の時期でもぬくぬくと観光できるスポットだと言えるでしょう。
櫛田神社周辺で博多を満喫
福岡土産のテッパンといえば「通りもん」でしょう。その通りもんのコマーシャルのロケ現場となっているのが、博多区の櫛田神社。博多の総鎮守として親しまれている神社です。この神社の周辺には、博多の伝統や暮らしなどを学べる「はかた伝統工芸館」や「博多町家ふるさと館」があります。櫛田神社周辺で博多の文化に触れてみてはいかがでしょうか。
繁華街・中洲エリアで冬の博多を堪能
博多の夜といえば、通りや川沿いなどにびっしりと並んだ屋台を思い浮かべる方も多いかもしれません。特に見どころ観光地としておすすめしたいのが、中洲の川沿いに立ち並ぶ屋台街「中洲屋台街」です。10数件もの屋台が林立しており、地元民や観光客でにぎわっています。寒い冬でも、屋台の中に入ってしまえば暖かく時間を過ごすことができますよ。
1泊2日で充実の寺社仏閣めぐりプラン
福岡市やその周辺には大社級の神社がいくつもあります。九州には、初詣で複数の神社をまわる風習があるので、冬の福岡観光でそれにならって神社をめぐってみるのもおすすめの過ごし方です。以下では、観光地・観光名所となっている神社をご紹介してまいります。
太宰府天満宮は外せない
天満宮の総本山とされている太宰府市・太宰府天満宮は、福岡に観光しにきたのであれば外すことができないスポットです。学問の神様・菅原道真をまつっているので、受験シーズンの冬には全国から多数の祈願者が集まる場所でもあります。受験する知り合いなどがいらっしゃる場合、太宰府天満宮には必ず詣でるようにするといいでしょう。
太宰府へのアクセス
太宰府市は福岡市から10キロメートル以上離れています。しかし、私鉄の西日本鉄道を使えば30~40分ほどでアクセスできます。電車の便が良い立地なので、太宰府へ行くためだけにレンタカーを借りる必要はありません。
九州国立博物館にも足を運ぼう
太宰府天満宮のすぐ隣には、九州唯一の国立博物館「九州国立博物館」があります。九州の歴史を知れる常設展の他、季節ごとに充実した企画展を実施しています。公式サイトで最新の情報をキャッチして、足を運んでみるといいでしょう。常設展だけでも丸1日かかる、見どころいっぱいの観光地ですよ。
福岡市内の有名神社を巡るプラン
あまり観光客が訪れない福岡市内の神社も、別表神社に入っている社格のある神社が多数あります。
- 博多区の住吉神社:旧官幣小社・別表神社で、三大住吉の一つ
- 東区の箱崎宮:旧官幣大社・別表神社で、三大八幡の一つ
- 東区の香椎宮:旧官幣大社・別表神社で、全国16の勅祭社の一つ
宗像大社と宮地嶽神社はセットで回ろう
福岡市から少し離れた場所にも社格のある神社があります。宗像市の宗像大社や、福津市の宮地嶽神社です。宗像大社は世界遺産にも登録された旧官幣大社の神社で、交通安全の女神さまを祀っています。JRなどを使ってアクセスできますが、レンタカーを借りてアクセスした方が便利なスポットです。この2つの観光地は、方角が同じで比較的近い距離にあるため、セットで参るといいでしょう。車なら1日で楽々と回れますよ。
日帰りで行ける!牡蠣小屋堪能プラン
ここ数年、糸島市に冬季限定でオープンする名所「牡蠣小屋」の人気が高まっています。ビニールハウス式の小屋の中で、バーベキューのような感覚で牡蠣を焼いて食べることができる観光地です。2,000円も出せば、お腹がはちきれるほどの牡蠣を味わえる、リーズナブルで楽しい名所です。福岡市の西隣にある糸島市では、冬に30軒以上の牡蠣小屋がオープンします。牡蠣以外の海産物も味わえるスポット・名所となっています。
牡蠣小屋へのアクセスはレンタカーが一番
糸島市の牡蠣小屋は、公共交通機関ではアクセスしづらい場所にある名所なので、レンタカーを借りるといいでしょう。距離としては10キロメートル強なので、運転に自信がない方でも安心です。移動時間や食事の時間を全部足しても3~4時間くらいですので、日帰り旅行で1日だけでも安心して行けるおすすめの観光地となっています。
牡蠣小屋の楽しみ方
糸島の牡蠣小屋では、バーベキューコンロとテーブル・椅子が置かれています。席に案内されたら、キログラム単位で牡蠣などの具材を購入。あとは、セルフ方式でバーベキューの感覚で牡蠣などを焼いていき、食べていきます。キロ単位で運んでこられる牡蠣は見どころです。牡蠣だけで満腹になれる体験はなかなかできませんよね。
1泊2日で冬の北九州堪能コース
冬の福岡観光で忘れてはならないのが、福岡市から60キロメートルほど離れた場所にある政令指定都市・北九州市です。門司港レトロなど、見どころのたくさんある名所・スポットがあるので、冬の福岡観光でぜひ訪れてみましょう。以下、北九州エリアの主な観光地について紹介してまいります。
門司港レトロをメインに門司観光
「門司港レトロ」エリアは、明治建築などレトロな雰囲気の建物が見どころです。重要文化財に指定されている建物と、最新のスマートな雰囲気のビルとが織りなす雰囲気は独特です。門司には「門司港レトロ展望室」や「出光美術館」「九州鉄道記念館」など、寒い冬でも回れる室内の観光地が点在しています。見どころが多く、観光には半日以上かかると見ておくといいでしょう。レンタカーは門司港レトロエリアだけなら不要です。
関門海峡を歩いて渡ろう
本州と九州とをへだてている関門海峡は、一番狭い場所でわずか700メートルです。関門海峡を渡るルートとしては、高速道路の関門橋と、下道有料道路の関門トンネルが有名です。この2つの他に、関門トンネルの「人道」というものがあり、徒歩で九州から本州へと渡ることができます。門司に足を運んだ際には、ぜひ人道を歩いてみてください。
皿倉山で北九州の夜景を楽しもう
北九州で一泊する際には、新日本三大夜景のひとつ「皿倉山からの夜景」を体験してみてください。八幡東区にある皿倉山へは、車かケーブルカーで訪問することができます。凹凸のある北九州の美しい夜景が堪能できますよ。
冬の福岡観光まとめ
以上、福岡市内から北九州エリアまで、冬の福岡の見どころをご紹介してきました。いかがだったでしょうか。冬の寒い福岡でも、まわれるスポットはたくさんあることがお分かりいただけたかと思います。魅力あるスポットばかりですので、この記事を参考にして実際に足を運んでみてください。