蕗俵の作り方
12~13個分の材料 | ||
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おにぎり | 米 | 3合 |
乾燥大豆 | 100g | |
塩 | 少々 | |
包み | 蕗の葉(葉柄付) | 12~13枚 |
蕗俵の作り方は地域や家庭によって手順・大きさ・材料などに多少の違いがあります。みえ食文化研究会のレシピを参考にすると12~13個分の材料はお米3合・大豆100グラム・塩少々・蕗の葉12~13枚です。奈良県や京都府にはきなこをまぶす地域もあり、三重県の伊賀や名張ではそら豆やいんげん豆も使います。
豆ごはんおにぎりの作り方
豆ごはんおにぎりを作るときは前日に乾燥大豆を炒って、水を吸わせ、皮をむいておき、朝を迎えて米・大豆・塩を炊きます。蕗の葉で包んでにぎるのが肝で、炊き上がってすぐの熱々のごはんでもにぎりやすいです。ごはんの熱で葉が黒く変色しているものほど、葉の香りが移っておいしいとされます。
蕗の葉での包み方
蕗の葉は豆ごはんを炊いている間に水で汚れを洗い落として水気をふき取ります。葉柄の筋を1筋葉元まで割き、葉元から1本のひもが伸びた状態にして下準備は終了です。豆ごはんを包んで俵型に整えたら、葉先をすぼめて、葉元に残しておいた葉柄の筋でしばります。
蕗俵は田植えのときの伝統料理!
蕗俵は農村の文化を今に伝える食べ物!
蕗俵は田植えにまつわる伝統的な料理で、三重県の伊賀地方や奈良県の大和高原地域などで受け継がれてきました。大きな蕗の葉で包んだ大豆ごはんのおにぎりで、米俵の形を模しています。豊作を祈って田の神さまにお供えし、田植えの合間のおやつとしても食べられていました。
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出典:写真AC