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冬の金沢観光でおすすめのプランをご紹介!朝市でグルメを楽しむプランもご紹介!

冬の金沢観光でおすすめのプランをご紹介!朝市でグルメを楽しむプランもご紹介!

金沢は、多くの観光スポットや美味しいグルメが存在します。多くの魅力がある金沢ですが、夏よりも冬に訪れるべき場所でもあるのです。そこで今回は、冬の金沢の楽しみ方やおすすめの観光地、プランを8つ紹介していきます。ぜひこのプランを参考にしてみてください。

目次 [表示]

金沢の冬の魅力って何?

雪景色がきれいすぎる

Photo by Kentaro Ohno

金沢には、歴史ある建物が多く残っています。その建物が当時のまま残されており、とても趣のある雰囲気で、タイムスリップをしたかのような錯覚に陥るのです。そこに雪が舞い散り雪化粧をした姿を見ると、更に趣深いものになり、見応えを感じることでしょう。真っ青な空と雪のコントラストは、冬にしか味わえない貴重な景色なので、ぜひ一度訪れてみることをおすすめします。寒いことも忘れて、しばらく見入ってしまうほど美しいですよ。

グルメが豊富

金沢には一年中美味しいグルメがたくさんありますが、中でも冬は別格です。寒ブリやのどぐろ、牡蠣、カニなどの魚介類は、まさに冬に最盛期を迎えます。他にも美味しいグルメがありすぎて、悩んでしまうところなのですが、「加能ガニ」は絶対食べておくべきです。日本海の冬の王者と呼ばれており、身がぎっしりつまっていて甘くて、病みつきになってしまうほどの美味しさが特徴的。北陸の冬と言ったら加能ガニなので、ぜひ一度食べてみてください。1泊2日の泊まりなら、組む日程では朝市のはしごもできそうですよ。

イルミネーションが映える

金沢市は秋から冬にかけてイルミネーションが始まり、真っ白な雪化粧と共に夜空を照らします。おすすめのイルミネーションスポットが、武蔵が辻周辺で行われる、「金箔雪吊り&ツリーファンタジーイルミネーション」です。金箔でできた雪の結晶のモニュメントがキラキラと輝き、その姿はとても幻想的で思わず感動してしまうことでしょう。武蔵が辻交差点周辺にも、約27000球の黄金色の電球が設置され、金沢の街を彩ります。冬に来なきゃこんな体験はできませんよ!

金沢の冬の観光プラン①:金沢駅からスタート

世界で最も美しい駅

海外の旅行雑誌で、「世界で最も美しい駅の一つ」として金沢駅が選ばれました。日本では金沢駅しか選ばれなかったので、とても名誉あることですね。金沢駅は元々地味な駅舎で、こんな素晴らしい建物ではありませんでした。2005年3月に現在の駅舎へと生まれ変わり、その10年後に北陸新幹線が乗り入れたのです。今では金沢駅自体が観光地化されていて、電車から降りると真っ先にカメラを向ける人がたくさんいます。アートな駅はインスタ映えしそうですね。

雨傘をイメージした「もてなしドーム」

電車で金沢駅に降り立ち東口に向かうと、真っ先に見えてくるのが木でできた「鼓門」がそびえ立ち、天井を見上げるとガラスでできた「もてなしドーム」が駅を覆うような形をしています。鼓門は日本の伝統芸能「能」に使われる鼓をイメージして作られました。元々金沢は「能」が盛んな土地であったことから、歴史や文化がそのまま受け継がれているのです。また、ガラス製の巨大なドームは雨傘をイメージしていて、「雨の多い金沢で観光客が少しでも雨の滴を避けられるように」というおもてなし精神が込められています。

オブジェも忘れずに楽しもう

金沢には芸術的オブジェがたくさんある21世紀美術館が有名ですが、駅前にもオブジェがあることをご存じでしょうか。現代アートの街を象徴するかのような、駅前にはやかんが転がっているオブジェがあります。このオブジェは「やかんのオブジェ」という一つの作品で、美術作品のコンクールにて最優秀賞を獲得した、素晴らしい作品なのです。地元の人の中ではかなり有名で、「やかんのオブジェ周辺で集合ね」などと待ち合わせ場所に使われるくらい人気のスポットになっています。

金沢の冬の観光プラン②:金沢21世紀美術館へ

金沢市内で有名な観光スポット

電車で金沢駅へ向かい、バスや車でおよそ10分の場所にある美術館は、金沢市内を代表する有名な観光スポットです。観光客を始め地元の人も多く訪れ、連日大賑わいを見せています。「公園のような美術館」をコンセプトに大人から子供まで楽しめて、一日いても飽きません。無料で見られる展示物が多いのも21世紀美術館の特徴で、一年を通して、さまざまな企画展や特別展を楽しめます。どこにいてもアートを感じられるので、アートに興味がなくてもおすすめしたいスポットです。じっくり見学したい方は日帰りよりも、泊まりで余裕のある日程を組むといいでしょう。

美術館の象徴作品「スイミング・プール」

見どころは、レアンドロ・エルニッヒの作品「スイミング・プール」です。美術館の中でも一番有名なスポットで、一番人気と言えるでしょう。このスイミングプールは、上からと下からの両方から眺めることができ、それぞれ違った角度から景色を楽しめます。人が展示品の中に入ることで作品が完成し、プールの底を人が歩いているように見えるのです。見る角度によっては、幻想的な一枚を写真におさめることもできるので、ぜひ探してみてください。

無料で楽しめる屋外交流ゾーン

屋外には無料で使える遊具や展示品が置かれていて、実際に触ったり遊んだりすることができます。広場の構造上、丸い形をした美術館を囲うようにできていて、建物周辺を一周するように遊具や展示品が並んでいるのです。不思議な丸い球体がいくつも連なっているもの、人気展示物「カラー・アクティビティ・ハウス」、フェルナンド・ロメロの「ラッピング」など、数多くの作品が展示されています。一つ一つが芸術的で、遊びながら芸術を堪能できるのは嬉しいポイントですね。

金沢の冬の観光プラン③:兼六園へ

金沢と言ったらここ!

金沢駅から車で10分強かかる場所にある兼六園。日帰りでも1泊2日でも、金沢市内に来たなら絶対に日程に組み込むべきスポットです。日本三大名園の一つとして数えられていて、一年中いつ訪れても美しい景色を拝めます。兼六園は金沢城の外堀として180年以上もの歳月をかけて造られており、国の特別名勝にも指定された、由緒正しき場所なのです。特に冬の景色は絶景で、美しいの一言しか出ないでしょう。この景色は国内問わず、外国人観光客からも親しまれています。

徽軫灯籠は有名な写真スポット

兼六園の、シンボル的存在でもあるスポットです。観光客が兼六園を訪れると、まずここで写真を撮る方が多いでしょう。この2本脚の灯篭は有名ですが、元々の脚の長さは同じでした。しかし原因はわかっていませんが、片脚が折れてしまい今のような形になったそうです。石の上に片脚をのせてバランスを取る姿が絶妙で、可愛らしく見えますよね。周辺との景色も相まって、趣を感じるスポットになっています。

兼六園のライトアップがきれいすぎる

金沢の雪吊りはとても有名で、この作業が始まると北陸の冬の始まりだと言われています。500人ほどの庭師さんが、約1か月かけて作業を行い、枝の種類や大きさによって吊り方が決まるそうです。作業が始まる時期の周辺に来れば、運よく見られるケースもありますよ。この雪吊りからなるライトアップがとてもきれいで、幻想的な空間が広がります。真っ白な雪化粧をした庭園とライトアップの融合は、まるでCGの世界にいるかのようです。昼間に来てもきれいですが、日程を組むならぜひ夜に訪れるプランを組むといいでしょう。

金沢の冬の観光プラン④:金沢城へ

兼六園周辺にある立地のよさ

兼六園周辺にあるため、セットで日程に組むと効率的にまわれます。金沢城は国の史跡に指定されている、貴重な建物です。江戸時代期においては前田氏の居城として使われましたが、明治に入ると軍の施設が置かれ、一部の建物は撤去という形になりました。その後公園として整備され、復元工事が行われ現在の姿に至ります。夏になると周辺は緑になり、冬になると雪化粧をしたお城は歴史を感じられて、まさに見ておくべきおすすめスポットです。

菱櫓は圧巻

高さ11.7メートルある石垣の上に3重3階の建物が建っており、全部で高さが17.3メートルもある菱櫓。江戸時代に火災で全焼してしまいましたが、2001年に復元されました。中でも見ておきたいスポットが菱櫓内にある、7ヶ所に配置された石落としです。石落としとは、石垣を登ってくる敵に向かって迎撃するための設備で、とても貴重なものになっています。内部は1809年当時を再現しているため、その時代を存分に感じられることができるでしょう。

中にも入れる「五十間長屋」

元々は武器等を保管するために使用されていて、2001年に木造復元された建物です。五十間と書きますが長さはおよそ90メートルあり、明治以降の木造城郭建築物の中では、最大規模の大きさだと言われています。また、たくさんの木が使われているのに、釘やボルトは一切使用されていないのが驚きです。中に入ることも可能で、ますますその素晴らしい技術を実感できるでしょう。城壁としての役割も果たしていたそうで、時代を追うごとに違った役目を担っていました。

金沢の冬の観光プラン⑤:湯涌温泉につかる

湯涌温泉とは

Photo byLoggaWiggler

「湯涌温泉 白鷺の湯」は718年に発見されたと言われている、かなり歴史のある温泉です。大正時代には、万国鉱泉博覧会にも出展され、多くの文化人や地元の方に愛されてきました。神経痛や冷え性、リウマチなどに効果効能があり、観光客の1日の疲れを癒してくれることでしょう。内湯の他に足湯ができる場所もあるため、気軽にふらっと立ち寄って入ることも可能です。

日帰り温泉で疲れを癒す

金沢市内は日帰りでも入れる温泉がたくさんありますが、「湯涌温泉 白鷺の湯」は特に人気の温泉です。金沢市内の中心地から、車で1時間弱と観光地から離れますが、周辺は山に囲まれてとても静かな温泉地になっています。豪華なお宿なため、宿泊はできないという方でも日帰りなら手軽に利用できるでしょう。温泉街周辺には金沢湯涌江戸村や、湯涌夢二会館等もあり、プチ観光も楽しめちゃいます!ゆっくりと時間の流れを忘れたい方には、おすすめです。

1泊2日ならここに宿泊しよう!

時間とお金に余裕があるなら、ぜひ1泊2日で「湯涌温泉 白鷺の湯」に泊まってみてください。こちらの宿には雰囲気の異なるお部屋が何部屋かあり、それぞれのお部屋に趣が感じられます。ゆったりと温泉につかった後は、お部屋でのんびりと過ごすのもいいですし、お部屋から見える景色を楽しむ過ごし方もいいですね。本格的な日本料理を楽しめるレストランもあるので、かつかつの日程にしたくない方には、おすすめのホテルライフになるのではないでしょうか。

金沢の冬の観光プラン⑥:近江町市場へ

朝から贅沢に海鮮丼

1泊2日のプランなら楽しみたいのが朝市ですね!金沢のグルメを楽しみたいけれど、どれを食べようか迷っちゃう方は、まず近江町市場に行く日程を組んでみてください。ここでは市場の朝市ならではのグルメがたくさんあるので、朝からお腹も心も満タンにしてくれます。近江町市場と言ったらやはり、新鮮すぎるほどの海産物です。お皿からはみ出すほどの海鮮丼は、SNS映えすること間違いなしでしょう。海鮮丼は名物なので、朝7時オープンでも行列ができるほど人気です。

近江町コロッケも有名

海鮮丼も人気ですが、次に名物なのが近江町コロッケです。近江町コロッケは普通のコロッケとは違い、甘エビやスパゲッティ、カボチャなど種類が多く、変わり種がたくさんあります。できたてアツアツのコロッケを頬張ることはできるため、寒い冬にはまさにぴったりのグルメです。市場名物のコロッケは、1日に1000個売れるほど人気なので、絶対に食べたい方は早めに買っておくといいでしょう。朝市で食べて、またお昼に食べたくなるほど病みつきになりますよ。朝市で買ったものをホテルで食べてもいいですね。

可愛いスイーツ店がたくさん

朝市も楽しいですが、ちょっとお茶したい時におすすめなのが「堀池市場スイーツ工房」です。見た目が可愛いカップケーキや、季節グルメを取り入れたプリンなど、女性が喜びそうなものばかりがそろいます。グレープフルーツ味のプリンは不思議な食感だと、SNSや口コミでも大人気です。口に運んだ時は爽やかなグレープフルーツの味なのに、後味は濃厚なプリンの味がするため、「これ本当にプリンなの?」と驚いてしまいます。ぜひ一度食べてほしいグルメです!

金沢の冬の観光プラン⑦:ひがし茶屋街へ

金箔貼り体験は金沢ならでは!

電車で金沢駅に向かい、そこからバスか車で10分ほどの距離にあるひがし茶屋街。ひがし茶屋街内にある「美かざりあさの」では、金沢市内の伝統工芸品でもある金箔を貼れる体験を行っています。事前予約が必要なため、「金沢市内で金箔貼り体験をする日程を組みたい!」と考えているなら、早めの予約がおすすめです。日本の金箔は、ほぼ金沢でしか作られていないので、とても貴重な体験になることでしょう。全くの素人や、何回も来ている人でも楽しめる体験になっています。

お茶屋美術館はおすすめ

金沢市内でもかなり珍しいお茶屋の美術館が、ひがし茶屋街で見られちゃうのです。江戸時代であった1820年に建てられたお茶屋で、昔のままの姿で残されています。1階は展示スペースになっていて、芸者さんの髪を飾るかんざしやくしなどが置いてあります。2階は広間や離れを見ることができ、風情を感じられ、どこか懐かしい雰囲気を感じ取ることでしょう。展示物の一つ一つがアートなので、大人でも子供でも楽しめる場所となっています。

「菓舗カズナカシマ」のフルーツ大福は絶品

明治14年創業の老舗店「菓舗カズナカシマ」は、金沢市内で有名な和菓子店です。1階は和菓子類のお土産を販売していて、落ち着いたカフェスペースもあります。このお店は季節ごとに違うフルーツ大福が人気で、みかんやいちじく、キウイやパインなど種類は様々です。フルーツはとてもジューシーでボリューミーなのに、大福やあんこがフルーツの味を邪魔しない、さっぱりとした大福になっています。見た目のインパクトがあることから、SNS映えすること間違いなしのグルメですね。

金沢の冬の観光プラン⑧:金沢港いきいき魚市へ

朝市のはしごをするのも楽しい!

近江町市場から車で約20分、電車と徒歩で約40分の場所にある金沢港いきいき魚市。ここの市場では、周辺にある金沢港で獲れたものだけでなく、能登や富山湾で獲れた新鮮な魚が並んでいます。金沢で獲れたお魚を、かなり厳し目にチェックして厳選しているため、お土産に買っていく人も多いそうです。水揚げされてからわずか3時間で店頭に並ぶ魚もいて、まさに新鮮中の新鮮なお魚を購入することができます。お買い物をするなら、あらかじめ日程に組んでおき、朝市に来て買うことをおすすめしますよ!

人気の一夜干しをお土産に

朝市で有名なのが「マルヤ水産」の、昔ながらの手作業で作った一夜干しです。人気ののどぐろやかれい、はたはたなどのお魚や、マルヤ水産でしか扱っていない珍しい一夜干しもあります。また金沢市内は冬になるとカニも豊作ですが、水槽で生きたままの状態で販売されているので、びっくりすることでしょう。そのままで持ち帰りも可能ですが、選んだカニをすぐに茹でてくれて配送も行ってくれているため、電車で来た人には嬉しいサービスですね。

佃煮はメディアでも紹介されたほど!

「海道物産」には干し甘エビ、丸干しいかなど、他にはない海産物を販売しています。基本的に自社生産を重視するお店ですが、他社と協力して作ったサバ、ニシン、イワシのぬか漬けは大好評で、お土産で買って行く人も多いそうです。またメディアで紹介された佃煮は、金沢市内に住む地元の人からも人気で、青のりが絶品と言われています。朝市で青のりを買って、ご飯のお供で食べたら最高においしいこと間違いなしです。余裕があったらぜひ、いきいき魚市も日程に組んでおきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。今回は冬の金沢の観光プランを8選紹介していきました。日帰りでも1泊2日でも、行きたい場所ややりたいことによって日程は変わってきますが、無理のないプランを立てるようにしましょうね。金沢市内は朝市での美味しいグルメや魅力的な観光スポット、温泉街など日程を組むのに迷ってしまいますが、おすすめの場所ばかりなのでどこへ行っても失敗はありません!ぜひ楽しい旅行にしてくださいね。

麻衣
ライター

麻衣

海外旅行が特に大好きです。 これから旅行される方のお役に 立てればと思います。

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