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長崎を楽しみ尽くすためのおすすめプランをご紹介!どんな見どころがある?

長崎を楽しみ尽くすためのおすすめプランをご紹介!どんな見どころがある?

長崎の旅行を思いきり楽しむためのおすすめのプランを、滞在スケジュールに合わせてご紹介します。行っておきたい人気の観光スポットや、車を使うと便利なプラン、かかる費用など、長崎旅行を存分に楽しむための情報をまとめてみました。

目次 [表示]

長崎旅行を楽しむために

長崎の魅力について

Photo by Konstantin Leonov

長崎は、鎖国時代も日本で唯一西洋との交流があり、異国情緒にあふれる魅力的なまちです。世界文化遺産に選ばれた観光スポットもあり、毎年たくさんの観光客が訪れています。長崎市の夜景は日本新三大夜景にも選ばれており、その美しさは一見の価値ありです。

長崎のご当地グルメ

Photo by dreamcat115

旅行の魅力といえばご当地グルメです。長崎といえば、ちゃんぽん、皿うどん、カステラが有名ですが、地元では有名なトルコライスというものもあります。トルコライスとは、ピラフ、トンカツ、ナポリタンスパゲティーが一緒のお皿に乗っていて、ボリュームたっぷりのメニューなんですよ。費用もそれほどかからず、カジュアルにいただけます。和、洋、中の料理が並べられる長崎発祥の卓袱料理も有名です。旅行の際にはグルメもしっかり楽しみましょう。

魅力的で楽しい長崎旅行のプランを考えよう

Photo by hans-johnson

長崎、といえば県庁所在地がある長崎市がまず思い浮かびます。有名な観光スポットも長崎市内に多くあるので、短いスケジュールであればコンパクトに動ける長崎市内観光がおすすめです。長崎市内観光なら、路面電車やバスなどの公共交通機関で移動できるので費用も抑えられますよ。ほかにも長崎県にはハウステンボスがある佐世保市、雲仙普賢岳がある雲仙市など、魅力的な観光スポットが盛りだくさんです。滞在スケジュールと予算費用に合わせて行動範囲を広げ、充実したプランを立ててみましょう。

長崎のおすすめスポットの紹介

おすすめスポット1大浦天主堂

Photo by zenjiro

長崎にはたくさんの教会がありますが、一番有名な教会は国宝にも指定されている大浦天主堂です。2018年7月に世界文化遺産に登録された「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産の一つでもあります。豊臣秀吉時代に殉教した二十六聖人のために建てられたもので、外観だけでなく、内部のステンドグラスも美しく、厳かな雰囲気を持つカトリック教会です。

おすすめスポット2グラバー園

Photo by yoppy

外国人居住邸宅や歴史的建造物など古い洋館が立ち並ぶグラバー園も楽しい人気のスポットです。中でも有名なのは日本で最古の木造洋風建築であり、世界文化遺産「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つにもなっている旧グラバー住宅。坂本竜馬など、幕末の志士たちに大きな影響を与えたトーマス・ブレーク・グラバーの洋館です。長崎港が一望でき、歴史のロマンが感じられる魅力的な観光スポットで、世界中から多くの観光客が訪れています。

おすすめスポット3平和公園

Photo by nobu3withfoxy

長崎は、広島に次いで原子爆弾が投下された被爆都市です。長崎市松山町にある平和公園は、原爆の犠牲になった人々への祈りと世界の平和を願う場所で、毎年8月9日に平和祈念式典が行われています。ここに建立されている平和祈念像はとても有名です。平和公園には、毎日日本だけでなく、世界中からも多くの観光客が訪れています。平和の泉、原爆落下中心地、原爆資料館も訪れておきたいスポットです。

半日でもさくっと楽しい長崎のおすすめ旅行プラン

おすすめプラン1世界遺産を見る

Photo by yoppy

大浦天主堂→グラバー園

二つとも世界文化遺産に選ばれているので、大変人気のスポットです。半日の短いスケジュールでも長崎市に来たならば行っておくべき名所でしょう。この二つのスポットは、どちらも異国情緒あふれる南山手地区にあるので、すぐに移動することができます。大浦天主堂は外から見るだけでなく、中も見学してみましょう。南山手地区にはくつろげるカフェなどもありますが、時間があればせっかくなので長崎新地中華街まで足を延ばすのもいいですね。

おすすめプラン2平和を学ぶ

Photo by othree

平和公園→原爆資料館→山王神社

平和をテーマにしたプランです。爆心地に近い山王神社には、被爆によって半分壊された一本足の鳥居が残っています。原爆の恐ろしさ、戦争の惨状、そして平和の尊さを改めて感じられるスポットです。大人と子どもが一緒になって平和について学べる長崎の大切な場所なので、平和公園に行った際には山王神社まで行くことをおすすめします。半日かけてじっくりまわってみましょう。

おすすめプラン3異国情緒を楽しむ

Photo by hkflc

出島→新地中華街→オランダ坂→グラバー園

出島とは、鎖国時代に貿易の窓口だった出島を復元してある人気の観光スポットです。現在は海の上ではなく、周りにビルが立ち並んでいますが、中に入ると異国の雰囲気が漂う楽しいスポットになっています。長崎新地中華街は、日本三大中華街として有名なグルメスポット。ちゃんぽん、皿うどんなど長崎グルメを思う存分楽しめます。時間があれば大浦天主堂の中にも入りたいところですが、半日だと少し時間が厳しいかもしれません。グラバー園に行くときに大浦天主堂の外観は見られますので、外からしっかり見ておきましょう。

1日で楽しい長崎のおすすめ旅行プラン

おすすめプラン1長崎市の有名観光地めぐり

出典:ライター撮影

大浦天主堂→グラバー園→長崎新地中華街→平和公園→原爆資料館→山王神社

長崎に来たからには、人気の観光スポットや有名な場所には行っておきたいものです。1日スケジュールがあれば、どのスポットもしっかり時間をとって観光できます。このプランに挙げているスポットすべて、長崎駅から路面電車で行けるところにあるので、1日乗車券を購入すると費用もおさえられて便利ですよ。また観光地を回る路線バスもあります。ゆっくりと街並みも味わいながら楽しい旅行にしましょう。

おすすめプラン2長崎市中心部

Photo by Konstantin Leonov

大浦天主堂→グラバー園→新地中華街→眼鏡橋

長崎市中心部の魅力を思いきり感じられるプランです。グラバー園、大浦天主堂などの異国情緒漂う南山手エリアと、新地中華街、眼鏡橋を観光します。眼鏡橋がかかる中島川の護岸にはハートストーンと言われる、ハートの形をした石がありますので、探してみてください。どのスポットも比較的近いので、1日スケジュールがあればゆとりのあるプランです。時間があれば長崎市の繁華街である浜のまちも散策してみてください。

おすすめプラン3稲佐山

Photo by hans-johnson

平和公園→大浦天主堂→グラバー園→稲佐山

長崎市の有名スポットに行った後には、長崎市が一望できる稲佐山に登ってみましょう。稲佐山山頂へはロープウェイで行くことができ、360度ガラス張りのゴンドラは大変人気があります。稲佐山へは1日のうちどの時間に行くかもポイント。日中の眺めも素敵ですが、「1000万ドルの夜景」とも言われ、日本新三大夜景にも選ばれている夜景は必見です。

2日あればもっと楽しい長崎のおすすめ旅行プラン

おすすめプラン1ハウステンボス

Photo by alberth2

2日間のスケジュールがあれば、長崎市内だけでなく佐世保市にあるハウステンボスに行ってみましょう。JR快速で長崎駅からハウステンボス駅まではおよそ1時間30分です。ヨーロッパをテーマにしたハウステンボスは、広大な敷地をつかった贅沢なテーマパークで、一度足を踏み入れると非日常の空間が広がっています。知名度も高く、リピーターも多い魅力的な人気スポットです。

おすすめプラン2九十九島パールシーリゾート

Photo by gtknj

スケジュールにゆとりがあれば、2日目には長崎県北部の佐世保市まで足を延ばしてみましょう。佐世保市には魅力たっぷりの九十九島パールシーリゾートがあります。九十九島水族館海きららや遊覧船など大人も子どもも楽しいスポットが盛りだくさんです。佐世保のご当地グルメ、佐世保バーガーもありますよ。長崎駅から佐世保市までの所要時間はJR快速でおよそ1時間50分です。

九十九島パールシーリゾート公式サイト|九十九島遊覧船・西海国立公園九十九島水族館「海きらら」
長崎県佐世保市にある九十九島パールシーリゾート。水族館、ヨットやカヤック、クルージングなど九十九島を楽しむ施設です。

おすすめプラン3雲仙

Photo by gtknj

2日間の旅行ならば、長崎市内観光のほかに、車を借りて雲仙温泉の方まで行ってみましょう。硫黄の匂いが漂う雲仙地獄は、人気の観光スポットなのでぜひ散策してみてくださいね。日帰り入浴ができるところもあります。仁田峠ロープウェイで標高1333メートルの妙見岳まで登るのもおすすめです。四季折々の素晴らしい景色が広がります。

雲仙温泉観光協会 -雲仙を観る・遊ぶ-|雲仙地獄
雲仙温泉の雲仙温泉観光協会です。雲仙の見所、お食事どころ、宿泊施設等、旬な情報を提供してします。

3日でじっくり楽しい長崎のおすすめ旅行プラン

おすすめプラン1五島

フリー写真素材ぱくたそ

長崎県は数々の離島を有している県です。長崎旅行で3日間のスケジュールがあるならば、その中で日帰りもしくは1泊2日で五島列島の五島市福江島に行ってみてはいかがでしょうか。福江島は長崎市の大波止から船が出ているのでアクセスも良く、ジェットフォイルなら1時間25分で移動することができます。鬼岳や、高浜海水浴場、大瀬崎灯台など魅力的なスポットがたっぷりです。車を借りて島内をドライブしてみましょう。

五島市観光協会|ようこそ長崎県五島市へ
長崎県五島市の観光ウェブサイトです。観光される際の情報を、幅広くお知らせしています。

おすすめプラン2島原雲仙

Photo by toshifukuoka

3日間あれば、ゆっくりと雲仙温泉に1泊するプランも立てられます。その際には島原市内観光がおすすめです。島原市には島原城や、雲仙岳災害記念館、南島原市には道の駅みずなし本陣など、見どころがたくさんあります。また、雲仙温泉に近い小浜温泉まで足を延ばすのもいいですね。雲仙と小浜は近いので、スケジュールに余裕があれば、どちらにも行ってみることをおすすめします。小浜の足湯ほっとふっと105は、全長105メートルと日本で一番長い足湯で人気のスポットです。

小浜温泉観光協会 オフィシャルサイト - 小浜温泉は日本一熱量の多い温泉です。
長崎県雲仙市の小浜温泉ホームページオフィシャルサイト
雲仙岳災害記念館(がまだすドーム)ホームページ
平成の雲仙岳噴火で何が起こりどのような被害があったのか、貴重な資料と体感できる展示で伝えます。また、いかにして島原の街が復興したのか、火山との共生が学べる学習拠点です。

おすすめプラン3佐世保平戸

Photo by shunkoh

スケジュールが3日あれば、長崎県の北部の方まで行ってみるのもおすすめです。佐世保市内観光またはハウステンボスに行った後は、平戸市まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。日本最初の西洋との貿易港として栄えた平戸市は、西洋文化と日本の文化が交じり合った、歴史が感じられる魅力的なまちなんですよ。平戸城や、田平天主堂、平戸ザビエル記念教会など多くの観光スポットがあります。また、自然も豊富で素晴らしい景色が広がるドライブコースは隠れた人気スポットです。ぜひ車で行ってみてくださいね。

夢あふれる 未来のまち 平戸 | 長崎県平戸市
長崎県平戸市(ひらどし)の公式サイト。平戸市の概要・市政・くらし・入札・子育て・健康・福祉・ふるさと納税などの行政情報を紹介しています。

車で行くのが便利な長崎のおすすめスポット

半日~1日の場合

Photo by kagawa_ymg

軍艦島を眺める

長崎市を車で観光するなら、野母崎方面がおすすめです。野母崎方面に車を走らせると、東シナ海が見え、とても素晴らしい景色が広がっています。人気の観光スポットである端島、通称「軍艦島」が見えるので、見逃さないようにしてくださいね。軍艦島は、角度によって本当に軍艦に見えるのでとてもおもしろいですよ。海と山が近くに感じられて長崎の自然の魅力を存分に楽しめます。

ペンギン水族館

車で長崎市内観光をするとき、スケジュールに余裕があれば、長崎ペンギン水族館もおすすめのスポットです。長崎ペンギン水族館は日本で一番飼育種類の多い水族館で、9種類のペンギンが飼育されています。ペンギンと触れ合えるビーチもあって、大人も子どもも楽しい人気のスポットです。近くの駐車場に車を停められるので、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

長崎ペンギン水族館 | 長崎市にある水族館です。ペンギンの種類は日本一です。
長崎ペンギン水族館のWebサイトです。

2日~3日の場合

Photo by toshifukuoka

雲仙、島原方面

雲仙温泉は長崎市から離れたところにあり、山の上にある温泉街なので、ぜひ車で行くことをおすすめします。車があれば、小浜、島原方面にもすぐに行けるのでとても便利です。道中は、山と海が見えて素晴らしい景色が広がっていますので、ドライブコースとして十分楽しめます。長崎市から雲仙温泉までの所要時間は車で約1時間半です。

平戸方面

平戸方面に行く場合も車の利用をおすすめします。世界遺産にも選ばれた平戸の春日集落にいくためには車での移動が必要です。また、平戸市の生月島には生月サンセットウェイと言って、水平線がきれいに見え、きれいな夕日が眺められる海沿いの道があります。車のCMにもよく使われているスポットなので、チェックしながらドライブするのも楽しいですね。

外海地区方面

外海地区というとあまり知られていないのですが、ここは世界文化遺産にも選ばれた、外海の出津集落などがある場所です。潜伏キリシタンの歴史を学ぶことができ、静かで美しく魅力的な情景が広がっています。小説「沈黙」で有名な遠藤周作文学館があり、道の駅夕陽が丘そとめからの眺めも絶景です。人気スポットが点在して範囲が広いので、車での観光をおすすめします。

遠藤周作文学館 | 長崎県長崎市東出津町
長崎市遠藤周作文学館。施設、展示物、過去の企画展や特別企画、遠藤周作と長崎の関わりをご紹介します。

長崎旅行の費用はどれぐらいかかる?

半日~1日の場合

半日~1日の長崎旅行で必要な費用は、長崎までの交通費と観光スポットでの拝観料などです。拝観料金としては、大人料金で、グラバー園520円、大浦天主堂1000円、出島520円、原爆資料館200円がかかります(2019年11月)。また、半日~1日のスケジュールであれば、長崎市内観光がメインのプランになるので、市内をどの交通機関で移動するかによって費用も変わってくるでしょう。路面電車に何度も乗る場合は、1日乗車券が500円で購入できるので、費用を抑えられてお得です。

2日~3日の場合

交通費、宿泊費

2日、3日のスケジュールで長崎旅行の費用を考えた際、交通費、宿泊費などが最低限必要となります。それぞれ予約する方法もありますが、パック旅行などのお得なプランを利用するのもおすすめです。ちなみに長崎駅からJR快速で佐世保まで行く場合には1680円の片道料金がかかります(2019年11月)。車を利用する際にはレンタカー代金もかかりますので、予算にしっかり入れておきましょう。

ハウステンボス

ハウステンボスを1日楽しめるワンデーパスポートは、大人7000円、中学・高校生6000円、小学生4600円、未就学児3500円です。その他のチケット料金の詳細は直接公式サイトでお確かめください。また長崎駅からハウステンボス駅までは、JR快速で大人片道1500円です(2019年11月)。

九十九島パールシーリゾート

九十九島パールシーリゾートで遊覧船に乗る場合には費用が必要です。例えば、パールクイーン、海賊遊覧船みらいでは、大人1500円、小人750円かかります。また九十九島水族館海きららの大人料金は1470円、小人730円です(2019年11月)。車で行った際には駐車場の費用が200円~800円必要となります。詳しくは公式ホームページでお確かめください。

九十九島パールシーリゾート公式サイト|九十九島遊覧船・西海国立公園九十九島水族館「海きらら」
長崎県佐世保市にある九十九島パールシーリゾート。水族館、ヨットやカヤック、クルージングなど九十九島を楽しむ施設です。

まとめ

楽しい長崎旅行にしよう

フリー写真素材ぱくたそ

魅力あふれる長崎を楽しむために、スケジュールに合わせたプランをご提案してみました。海と山などの自然風景、そして西洋、中国、日本の文化が交じり合ったまちを満喫して、楽しい長崎旅行にしてくださいね。世界文化遺産に選ばれた長崎の人気スポットや歴史などを、旅行の前にあらかじめ予習しておくと、より充実した旅行になりますよ。

はるかなな
ライター

はるかなな

九州在住。旅行とグルメが大好きです。最近はキャンプなどのアウトドアにもはまっています。

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