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冬の長崎を楽しむ観光スポット21選!人気の名所や見どころをご紹介!

冬の長崎を楽しむ観光スポット21選!人気の名所や見どころをご紹介!

「寒い冬の長崎で、心も体も温まるような楽しい観光するためには?」。冬の長崎県を丸ごと楽しめる観光地21選を選びました。エリアごとに詳しくご紹介していきます。人気のおすすめテーマパークやツアー・ご当地グルメまで、幅広くさまざまな楽しみ方を提案した記事です。

目次 [表示]

冬の長崎を遊び尽くそう!おすすめ観光名所21選をご紹介

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九州といえば南国というイメージがありますが、冬の長崎は思いのほか寒いものです。「冬に長崎にいったらあまり楽しめないのでは?」、と思っている方もいらっしゃるかもしれません。しかし、そんなことはありません。長崎には、冬でも十分楽しめる観光地やおすすめの見どころスポットがたくさんあります。以下では、21ヶ所の冬の長崎観光名所をご紹介してまいります。

長崎の観光地エリアをご紹介

Photo byAG2016

冬の長崎を観光する際には、どのエリアを観光したいのかを決めておくことが大切です。長崎市と佐世保との間は60キロメートルほど離れており、移動には思いのほか時間がかかります。長崎市と島原の間も同様です。日帰りや1泊2日の短い旅程で、効率よく見どころを回るのであれば、どこのエリアにするか決めておきましょう。この記事では「長崎市エリア」「佐世保市エリア」「島原半島エリア」の3つに分けてご紹介していきます。

長崎の観光地にはレンタカーが必要?

冬の長崎観光をする際、レンタカーは必要なのでしょうか。長崎市エリアは、路面電車が発達しています。市街地もそこまで広くないので歩いてでも十分観光できます。長崎市エリアだけを観光するのであれば、レンタカーは不要です。しかし、佐世保市エリアでハウステンボス以外も回る場合や、島原半島などその他のエリアを回る際には、レンタカーを確保しておかないと思ったように観光できないでしょう。

冬の長崎観光:長崎市内の見どころ観光地8選

寒い冬の長崎名所めぐり、まずは長崎市の県庁所在地である長崎市エリアの名所をご紹介していきます。長崎市は県の南西に位置しています。大村市にある長崎空港から長崎駅までは、空港リムジンバスで約45分ほどです。空港から長崎市街までは思いのほか遠いことを知っておいてください。なお、長崎市の人口は約41万人で中核都市となっています。

長崎市観光地の見どころ

長崎市街は山と海が非常に近い「坂の町」です。路面電車は網の目のように発展しているわけではありませんが、細長い長崎の市街地をしっかりとフォローしています。長崎市の観光地は、「観る」のがメインとなる観光地がほとんどです。遊んだり体験したりする有名名所は少ないので、大人の冬の旅にぴったりとなっています。1か所1か所の所要時間はそこまでかからないので、数カ所をプランに組み入れるといいでしょう。

長崎市は「さるく」旅がおすすめ

長崎市内は、路面電車で移動するのが基本です。しかし、狭い範囲に市街地や観光名所が密集しているので、長崎県観光協会は歩いての観光「長崎さるく」もプッシュしています。長崎弁で「歩く」ことを「さるく」と呼びます。ゆっくりと時間をかけて長崎市内を歩くことで、異国情緒あふれる長崎の街をより楽しむことができるのです。1泊2日で長崎市内を回る場合などには、ぜひとも「さるき旅」を体験してみてください。

長崎市おすすめスポット1:世界遺産の大浦天主堂

Photo by yoppy

長崎市の南部、グラバー園の入口には、2018年に世界遺産に登録されたばかりの立派な教会「大浦天主堂」があります。現在も現役のカトリック教会として使われている祈りの場ですが、観光で入ることもできます。拝観料は1000円です。開国の直後の1865年に建立された歴史のある教会で、国宝にも指定されている貴重な建造物です。内部を観覧する際には、信仰の場であることをしっかりわきまえて、マナーを守るように注意しましょう。

長崎市おすすめスポット2:世界遺産の軍艦島

Photo by 越智まくら

長崎市には、大浦天主堂以外にも世界遺産があります。2015年に「明治日本の産業革命遺産」のひとつとして世界遺産に登録された「端島」です。この島は、遠くから見た島影が軍艦のような形にみえるため、「軍艦島」とも呼ばれています。炭鉱で栄えていた際には、小さい島に数千人もの人がひしめいて暮らしていましたが、今では廃墟の無人島となっています。軍艦島に上陸できるガイドツアーが開催されているので、ぜひ参加してみてください。

長崎市おすすめスポット3:眼鏡橋

Photo by hkflc

長崎市のランドマークの1つとなっているのが、国指定の重要文化財でもある「眼鏡橋」です。横から見ると、アーチの石橋がメガネのような形で水面にうつるのが見どころです。階段を下りた河川敷には、ハートの形をした岩もはめこまれており、恋人の聖地としても知られています。日本初となる石造りのアーチ橋で、建築史上も有名なこのスポット。見るだけですので所要時間はあまりかかりませんので、足を運んでみてください。

長崎市おすすめスポット4:グラバー園

長崎市内の観光で欠かすことができないスポットといえば、丘の上に昔の洋風建築が立ち並ぶ「グラバー園」です。海外の商人の邸宅などが保存されている施設となります。丘の上にたっているので、長崎港エリアを一望することができる絶景スポットでもあります。国の重要文化財に指定されている邸宅もあり、中に入って昔の暮らしぶりを垣間見ることもできる楽しい名所です。

長崎市おすすめスポット5:オランダ坂

グラバー園からほど近い東山手洋風住宅群のそばには、石畳で作られた急峻な坂「オランダ坂」があります。今も通路として使われている坂ですので、無料で見て登ることができます。

長崎市おすすめスポット6:長崎平和資料館

寒い冬の長崎観光で、室内・屋内を見て回れる数少ないスポットが「長崎平和資料館」です。長崎市は異国情緒あふれる街としても知られていますが、戦時中に原爆を落とされた「悲劇の街」としての側面も持ち合わせているのです。長崎平和資料館では、原爆投下の詳細や被害者の様子などが展示されています。歴史をしっかり学ぶことができる有名な場所ですので、興味がある方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

長崎市おすすめスポット7:稲佐山の夜景

Photo byAG2016

長崎の夜景は、日本三大夜景の一つとして有名です。海と山が近く、山辺までびっしりと建物が建っているので、美しい夜景が作り出されます。長崎の夜景を堪能できるスポットはいくつかありますが、中でも有名なのが「稲佐山」(いなさやま)の山頂からの景色です。山頂へは車かロープウェイでアクセスできます。冬ですと、空気がすんでいるのでよりはっきりと長崎の夜景を楽しめますよ。

長崎市おすすめスポット8:「江山楼」のちゃんぽん

長崎県が誇るご当地グルメといえば、やはり「長崎ちゃんぽん」でしょう。リンガーハットなどのチェーン店も味で定評がありますが、長崎の人がおすすめするグルメどころは、長崎新地中華街にあります。中華街の端にある「江山楼」は、本格中華料理と本格ちゃんぽんが堪能できる名店です。中華街の他の中華料理屋でもちゃんぽんグルメを堪能できますが、まずは江山楼のちゃんぽんを味わってみてください。

冬の長崎観光:佐世保市内のおすすめ名所6選

長崎市から60キロメートル離れた場所に位置するのが、長崎県第2の都市・佐世保市です。佐世保市は長崎県本土の北西部にあります。人口は約24万人で中核市となっています。長崎市に負けず劣らずの発展ぶりで、みなさまが想像する以上に都会です。以下では、佐世保市内のおすすめ観光名所を6つ紹介してまいります。

佐世保市観光地の見どころ

造船や海軍の街として栄えてきた佐世保市、現在は自衛隊の基地や米軍基地があります。昔の洋風建築や中華街が混在している長崎市と比べて、佐世保市は米軍基地の影響を受けた異国情緒があふれています。名物グルメの佐世保バーガーも、米軍基地があったからこそ生まれたグルメです。佐世保観光は、自衛隊や海軍の雰囲気を味わいながら回るのが正解です。市街地からはずれると、豊かな自然や景色も堪能できます。

佐世保市人気観光地1:ハウステンボス

全国でも屈指のテーマパークが、オランダの街並みを再現した「ハウステンボス」です。ハウステンボスでは、中を歩くだけでも海外旅行にきたかのような感覚を楽しむことができます。また、普通の遊園地と同じようにアトラクションも楽しめます。ほとんどが屋内のアトラクションなので、寒い冬でも温かく楽しめるのが特徴です。ハウステンボスに時間をかけて巡る場合、佐世保コースでもレンタカーは必要ありません。

冬のハウステンボスはイルミネーションがすごい

ハウステンボスは、全国のイルミネーションランキングで日本1となっています。電球数も、日本で類をみない世界最多の1,300万球となっています。オランダの街並みが数多くのイルミネーションで灯されるのは、幻想的でロマンチックです。冬のハウステンボスを訪れるのであれば、イルミネーションが点灯される夜まで滞在するようにしましょう。

佐世保市人気観光地2:九十九島パールシーリゾート

佐世保の近くの海には、多数の小島が浮かんでいる「九十九島」と言われるエリアがあります。「九十九島パールシーリゾート」では、そんな九十九島の間を船でめぐるツアーが開催されているのです。パールシーリゾートでは、クルーズツアー以外にも、動植物園の「森きらら」や水族館の「海きらら」などが併設されているので、冬の寒い時期にもさまざまな楽しみ方をすることができます。

佐世保市人気観光地3:佐世保バーガー

Photo by penpenpen

佐世保のグルメといえば、佐世保バーガーを思い浮かべる方が大半でしょう。佐世保バーガーには、特に決まったスタイルはありません。店によってサイズや具材などが違っているのです。

  • 佐世保市内の店であること
  • 手作りであること
  • 注文されてから作りだすこと
の3つの条件を満たせば、佐世保市内どの店でも「佐世保バーガー」と名乗れます。グルメ好きな方は、さまざまな店を食べ比べしてみるといいでしょう。

おすすめ佐世保バーガー「LOGKIT」

さまざまなお店が佐世保バーガーを提供していますが、その中でも特に有名なグルメ店が「LOGKIT(ログキット)」です。本店は米軍基地の入口前に位置しています。佐世保バーガーの中でも特に巨大で、大人の手のひらくらいのサイズがあります。これを全力で押しつぶしてから食べるのが、お店公式のおすすめの食べ方です。バーガーを潰して食べると、最後まできれいに食べられるのでおすすめですよ。

佐世保バーガー LOGKIT
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佐世保市人気観光地4:海上自衛隊佐世保史料館(セイルタワー)

米軍基地の入口・ログキット本店のすぐそばには、海上自衛隊の資料館があります。「海上自衛隊佐世保史料館」は、セイルタワーという通称でも親しまれている施設です。元々は海軍士官の集会所として建てられた建物で、入館料金はなんと無料。海軍や海上自衛隊の歴史などを分かりやすく解説している屋内施設となっています。船の模型などもありますので、子供連れの方にもおすすめです。

佐世保市人気観光地5:展海峰

佐世保市街から車で南西にいくと、九十九島を一望できる展望台「展海峰」にたどり着きます。九十九島クルーズに参加しないコースを検討している方は、ぜひとも展海峰をプランに組み込んでみてください。岬になっているので、冬は北風が強くふきつけるため、風邪を引かないよう服装に気をつけましょう。

佐世保市人気観光地6:針尾送信所

Photo by tosh!zumi

針尾送信所は、大正時代に建てられた3本の巨大な無線塔です。高さ130メートルの柱が3つ、空高くそびえている姿は圧巻としか言いようがありません。1997年に無線施設が建てられたので、現在では電波塔としての役割は終えています。が、その見事な建築と風貌から、地元の人たちが保存・保管するために努力しています。針尾送信所近くには駐車場があり、無料でガイド付きで塔の中まで見学できます。

冬の長崎観光:島原半島の人気スポット7選

長崎・佐世保などの都市部の観光に興味がない方は、レンタカーを借りて島原半島をめぐってみてはいかがでしょうか。以下では、島原半島の人気観光地を7つ紹介してまいります。

島原半島観光地の見どころ

島原半島は、農業で長崎県を支えているエリアです。円形の半島の真ん中には、噴火災害で知られる雲仙普賢岳がそびえており、各所に温泉が噴き出ています。島原半島は、特殊な地形・地質をしており「世界ジオパーク」にも選定されています。島原半島観光では、島原城付近の歴史や文化、半島全体の自然や温泉を楽しむコースがおすすめです。

島原半島の人気名所1:島原城

島原半島の東部に位置する島原市は、人口5万人ほどで島原半島経済の中心地です。島原市のランドマークとなっているのが、国内3番目の高さを誇る「島原城」。コンクリートで再建された城なので、中を見ても当時の雰囲気は味わえません。しかし、天守閣からのぞむ景色は絶景で有名見どころですので、ぜひ入館料を払って頂上まで足を運んでみましょう。城の内部は、島原の歴史や文化を紹介する資料館となっています。

島原半島の人気名所2:武家屋敷群

島原城下には、江戸時代に武士が住んでいた武家屋敷が、当時の姿のまま保存されています。一般に公開されている武家屋敷もいくつかあり、中に入って実際の生活の様子を見ることもできます。武家屋敷群の真ん中には通路があり、その通路の真ん中を水路が通っており、とても写真映えする有名見どころとしておすすめです

島原半島の人気名所3:湧水めぐり

島原市は、水の都としても知られています。市内の各所には、湧き水スポットがあり、地元の人たちはここで飲料水を汲んでいます。観光で訪れた方も、空のペットボトルを準備して、湧水を汲んで飲んでみるといいでしょう。ミネラル分豊かな美味しい水ですよ。

「湧水庭園 四明荘」

水の街・島原では、市内至るところに湧水スポットがあります。町中には「鯉の泳ぐ町」と称される、水路を鯉が泳いでいるスポットもあります。湧水の景色が一番映える見どころは、鯉の泳ぐ町からほど近い「四明荘」です。ここでは、湧水をうまく使った庭園・邸宅を見て楽しむことができます。写真映えする有名な見どころですので、島原市内を観光する際には、ぜひ足を運んでみてください。

島原半島の人気名所4:イルカウォッチング

島原半島に足を運んだ際に、必ず参加しておきたいツアーが、イルカウォッチングツアーです。島原半島の南端・口之津と熊本県天草との間には、イルカが年中生息しているエリアがあります。イルカウォッチングでは、ここのエリアに船を出して、イルカの群れを間近で観測することができるのです。遭遇率は驚異の99パーセント。必ずイルカを見れますし、満足度の高いツアーなのでおすすめです。

島原半島の人気名所5:ホテルシーサイド島原の炭酸泉

島原旅行をする際に、はずしてはいけないのが温泉です。島原半島には各所に温泉が湧いています。その中でも、島原市の「ホテルシーサイド島原」にわいている高濃度炭酸泉は、ここでしか味わえない格別の温泉です。26度とやや冷たい温泉ですが、炭酸の効果で全身の血流がよくなります。サウナや温かい温泉との交互浴がおすすめですよ。

温泉|ホテルシーサイド島原【公式サイト】
日本有数の高濃度炭酸泉でリフレッシュ!島原外港駅から車で5分。シングル除く全室オーシャンビュー。レストラン、温泉、ウエディング、会議と様々な用途でご利用いただけます。

島原半島の人気名所6:「波の湯 茜」

島原半島の西側にある小浜温泉は、塩っけのある温泉を楽しむことができます。さまざまな温浴施設が立ち並ぶ小浜温泉ですが、中でも特におすすめなのが「波の湯 茜」です。わずか300円で入浴できるかけ流しの露天風呂。最大の魅力は、その立地です。なんと防波堤の真ん中に作られており、満潮時には海面すれすれに湯船があるという状況になります。夕日もきれいに見えるので、冬の夕方を狙って訪れてみましょう。

島原半島の人気名所7:島原の具雑煮「姫松屋」

島原には、白玉を甘い蜜に入れて食べる「寒ざらし」や素麺など、さまざまなご当地グルメがあります。そんな中でも特に有名なグルメが、具がたくさん入ったお雑煮「具雑煮」です。具雑煮を出すお店は島原市内に多数ありますが、中でも有名なグルメ店は「姫松屋」です。島原城や武家屋敷群のすぐそばにあるので、観光のついでに寄って味わってみましょう。冬以外でも提供されていますが、冬の寒い季節には特にぴったりなグルメです。

冬の長崎観光まとめ

Photo byccomjipp

以上、長崎県各地の観光地について、有名スポットからグルメまで幅広くご紹介してきました。冬の寒い季節でも、楽しく長崎観光ができることがお分かりいただけたでしょうか。どこか行きたい場所が1つでも発見できたのであれば幸いです。冬の長崎をぜひ堪能してみてくださいね。最後までお読みいただきありがとうございました。

sima
ライター

sima

国内の弾丸旅行が好きです。

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