目次 [表示]
- “日本最古の〇〇”に溢れる街「浅草」
- 日本最古の地下商店街「浅草地下商店街」
- レトロに誘う浅草地下街入口
- 浅草地下街への地上からの出入口は計2カ所
- 地下には衝撃的な景色が広がる
- 地下街の至るところに「就寝厳禁」の張り紙
- 「就寝厳禁」の張り紙探しも楽しい
- 浅草地下商店街おすすめグルメ①:福ちゃん
- 今なお愛され続ける、商店街おすすめの名店
- アルマイト製のお皿が昭和を感じさせる
- ランチには「+トッピング」がおすすめ!
- 浅草地下商店街おすすめグルメ②:文殊 浅草店
- こだわりの立ち食い自家製蕎麦
- 時間のないときにもおすすめ
- 浅草地下商店街おすすめグルメ③:コメジルシ
- 日本各地の銘酒が地下の飲み屋に揃う
- おまかせコースは30分~180分まで計5種類
- 店主の熱い日本酒トークもおすすめ
- 浅草地下商店街おすすめグルメ④:モンティー(MONTEE)
- タイ料理の本格的な辛さが魅力
- ランチ・ディナー時には行列もできる
- 浅草地下街で愛されたおすすめグルメ
- レトロな雰囲気に誘われ「いざ!浅草地下街へ!」
“日本最古の〇〇”に溢れる街「浅草」
東京・下町の雰囲気を今なお色濃く残している「浅草」は、いくつもの日本最古にあふれています。日本最古の商店街「仲見世通り」、日本最古の遊園地「花やしき」、日本最古の地下鉄駅「浅草駅」。そんな最古にあふれる浅草の観光地には、多くの観光客が訪れます。
日本最古の地下商店街「浅草地下商店街」
今回は、日本最古の地下商店街である、浅草地下商店街の見どころや、おすすめグルメを紹介します。レトロな雰囲気を色濃く残す、最古の地下商店街「浅草地下商店街」のディープな魅力に心奪われること間違いないでしょう。
レトロに誘う浅草地下街入口
浅草地下商店街は、その出入口からすでにディープな見どころ満載です。ちょっと古くさい、だけど味のあるレトロな看板が、訪れる人を地下街へ誘います。成人男性が頭をぶつけそうになる低く狭い階段を降りていくと、時間が止まったかのようなレトロな雰囲気が漂う空間が広がります。
浅草地下街への地上からの出入口は計2カ所
地上から浅草地下商店街へ直通の出入口は、2カ所のみになります。どちらにも味のある看板がたたずみ、レトロな雰囲気を醸しています。そのほか、東京メトロ銀座線の地下改札口から、直接地下街へ訪れることも可能です。
地上からの出入口①:新仲見世商店街
浅草地下商店街への地上からの出入口、1つ目は「新仲見世商店街」にあります。商店街のアーケードを抜けて、すぐ左手側に地下街への入口階段が見つかるでしょう。階段を降りると、賑やかな新仲見世商店街から一気にレトロな雰囲気へと誘われます。
地上からの出入口②:東武浅草駅駅前
浅草地下商店街へ続く出入口、2つ目は「東武浅草駅」近くにあります。地下街へ誘う看板は大きく、地下鉄銀座線への出入口でもあるので見つけやすいでしょう。階段を降りると、昭和感が満載の派手な看板が味のある雰囲気を醸し出しています。
地下には衝撃的な景色が広がる
レトロな空間へと誘う入口に一歩入ると、昭和にタイムスリップしたかのような衝撃的な景色が広がります。配管がむき出しとなった天井は、地下の薄暗さも相まって、古めかしくレトロな雰囲気を醸し出すアクセントとなっています。
大胆な雨漏り対策もレトロを魅せる
そして所々に、開いた傘を上下逆さまにして天井に吊り下げている光景が見られます。これは雨漏り対策なのですが、その大胆な対策方法も地下のレトロな雰囲気にマッチしています。配管も傘も、すべてが地下街全体のレトロな雰囲気を創り出す重要な働きをしているのです。
地下街の至るところに「就寝厳禁」の張り紙
レトロな雰囲気に包まれる浅草地下街では、座り込み・寝込みを禁止する張り紙がいたるところで見つかるでしょう。浅草地下商店街管理委員会のほか、警察とも連携して「就寝厳禁」を呼びかけています。地下街の通りはもちろん、200円で使える激安コインロッカーの扉にも「就寝厳禁」を呼びかける張り紙があります。
「就寝厳禁」の張り紙探しも楽しい
地下商店街と警察が連携して「就寝厳禁」を呼びかける張り紙は、浅草地下街の名物・見どころといえるでしょう。いたるところにある張り紙を見つけてまわるのも、浅草地下街ならではのおすすめの楽しみ方になります。
思わぬお得スポットも見つかるかも?
「就寝厳禁」の張り紙探しをおすすめする理由に、地下街を細かな所まで探索できることが挙げられます。細部まで見てまわることで、200円で利用できる激安コインロッカーや隠れた名店らしきマッサージ店など、お得な隠れ家スポットに巡り合うことも可能です。
浅草地下商店街おすすめグルメ①:福ちゃん
最古の地下商店街として、昭和レトロな雰囲気を色濃く残す浅草地下商店街で、名物となっているのが「福ちゃん」の焼きそばです。味のあるレトロな空間で食べる昔ながらの焼きそばは、その雰囲気に包まれ時間を忘れ夢中になる魅力があります。
今なお愛され続ける、商店街おすすめの名店
1955年に完成した浅草地下街。そこに店を構える「福ちゃん」は、1965年に創業した地下街おすすめの老舗名店です。1964年の東京オリンピック翌年に創業した福ちゃんは、今もなお愛され続けています。絶品の牛すじ焼きそばや豊富なおつまみメニューは、常連客の心をつかんで離しません。
アルマイト製のお皿が昭和を感じさせる
福ちゃんの焼きそばでは、昭和によく使われていたアルマイト製のお皿が今もなお、使われ続けています。昭和には学校の給食皿にも利用されたアルマイト製の銀皿。それに乗った焼きそばは、昔懐かしさを感じられるおすすめグルメです。
ランチには「+トッピング」がおすすめ!
浅草地下商店街の老舗名店「福ちゃん」でランチをいただくときには、トッピングをするのがおすすめです。トッピングは生卵か目玉焼きの2つのどちらかになります。ランチに焼きそばを食べる際には、ぜひトッピングをすることをおすすめします。
たまごアレンジでより美味しく食べる
生卵を溶いて、すき焼き風につけながら食べるのもよし。焼きそばのソースとの相性抜群です。目玉焼きは黄身がトローリ半熟なので、焼きそばの上で割り混ぜれば最高に絡み合います。老舗の完成された鉄板の味にたまごが絡む、おすすめの逸品です。
浅草地下商店街おすすめグルメ②:文殊 浅草店
都内各所に店舗展開をしている、立ち食い蕎麦屋「文殊(もんじゅ)」の浅草店が、浅草の地下街にあります。東京メトロ銀座線・浅草駅の地下改札口から地下街へ入ってすぐの場所に店舗を構え、時間のないときにもサッと立ち寄れる地下街おすすめの立ち食い蕎麦屋です。
こだわりの立ち食い自家製蕎麦
文殊特製のこだわり自家製蕎麦はコシがしっかりとあり、なおかつ、やや細めでツルツルとしていて喉越しよく食べやすいのが特徴です。こだわり抜いた自家製蕎麦に合わせる出汁つゆには、鰹枯節の一番出汁を使用しています。鰹の風味と旨味が広がり、スッキリとした味わいです。
たまごのサービスも
文殊では、時間帯によってはたまごの無料トッピングをしていることがあります。基本的には朝10時までのサービスですが、たまにランチタイムでも無料サービスをすることがあるようです。ゆで卵か生卵が選べますが、スープに溶かして食べられる生卵が人気になります。
時間のないときにもおすすめ
浅草地下商店街にある「文殊 浅草店」は、東京メトロ銀座線・浅草駅地下改札口を出てすぐの場所に店を構えています。そのため、時間のないときでもサッと立ち寄れて美味しい蕎麦を楽しめるのも魅力。注文システムは、食券を購入して店員さんにオーダーをする形となっています。
約3分で料理が出てくる
メニューによって多少変動はしますが、注文から約3分で料理が出てきます。その素早さは、優雅にランチを楽しめないときや、時間のないときにも美味し蕎麦を楽しめる、嬉しいポイント!蕎麦やつゆはもちろん、提供時間までにもこだわった「文殊」の蕎麦は、チェーン系立ち食い蕎麦屋No.1と言われています。
浅草地下商店街おすすめグルメ③:コメジルシ
浅草地下商店街に店を構える日本酒バー「コメジルシ」は、日本酒好きが集まる浅草地下の隠れ家のような飲み屋です。飲み屋では珍しい、きき酒コース(店主おまかせコース)でいろいろな種類の日本酒が飲めるシステムとなっています。時間定額のコースになるので、安心して楽しめますよ。
日本各地の銘酒が地下の飲み屋に揃う
コメジルシには全国各地の銘酒たちが勢ぞろいし、冷酒・常温・お燗など、幅広い飲み方で客を楽しませています。なかなか手に入らないレアな日本酒、高価な日本酒、旬の日本酒など、きき酒コースの中でさまざまなお酒を提供してくれる、日本酒好きには堪らない飲み屋です。
おまかせコースは30分~180分まで計5種類
「コメジルシ」のきき酒コースは、最短30分の「サクッと呑み」(1,500円)から180分の「ゆったり呑み」(3,000円)まで、計5種類のコースが用意されています。それぞれのコースは時間で分けられているほか、最大◯杯までと、紹介されるおすすめのお酒の数も異なります。
コースごとに基本杯数が設定される
きき酒コースの時間(MAX杯数)区切りは、30分(3杯)・60分(6杯)・90分(9杯相当)・120分(12杯相当)・180分(15杯相当)となっています。1杯は基本50~60ml程度で、1杯30mlに減らすなど調整も可能です。
もちろん通常の飲み屋と同じく、銘柄を指定して注文することもでき、 1杯400円とワンコインで、お得に飲むこともできます。
店主の熱い日本酒トークもおすすめ
全国各地の銘酒が揃う飲み屋「コメジルシ」は、集う日本酒好きたちにも負けない店主の日本酒トークも魅力の1つです。きき酒コースで提供されるお酒についての分かりやすい説明はもちろん、客の好みを把握しておすすめのお酒を教えてくれる、その技術も、地下街の飲み屋に客が集う魅力でしょう。
唯一無二の日本酒と出会う名店
浅草の地下にある小さな飲み屋ではありますが、豊富に揃うたくさんの種類の日本酒たちは、同じ酒に出会うことがないとも評されています。飲み方・寝かせ方・製造年度の違いなどで、同じ名前の日本酒であっても味・香りの違いを楽しめます。唯一無二のお酒と出会える、そんな日本酒の名店です。
浅草地下商店街おすすめグルメ④:モンティー(MONTEE)
本格タイ料理が味わえる「モンティー(MONTEE)」は、浅草地下商店街で行列のできる人気店でした。地下街の店は閉店しており、浅草駅から徒歩5分程の地上へ移転し店舗拡大して営業しています。現在は浅草地下商店街にはありませんが、これまで多くの人が訪れた地下街の人気店としてご紹介します。
タイ料理の本格的な辛さが魅力
「モンティー(MONTEE)」で提供される料理は、超本格的なタイ料理が魅力です。本場タイ人も唸る辛さは、タイに行かなければ味わえないような本格派のグルメ。モンティーおすすめのメニューは、本場タイ並みの辛さが魅力のトムヤンクンになります。辛さが苦手な人には、パッタイやカオマンガイがおすすめです。
ランチ・ディナー時には行列もできる
日本人に合わせた辛さに妥協しない、本場の味が楽しめる「モンティー(MONTEE)」は、ランチ・ディナーの時間帯には行列ができることもある人気店です。地下街から移転した今も、時間帯によっては行列で待つ可能性が高いです。ランチやディナーに訪れる際には、前もって予約をしておくことをおすすめします。
浅草地下街で愛されたおすすめグルメ
現在は浅草地下商店街にはありませんが、長年地下で行列ができるほど愛され続けた人気店は、今現在も地上で行列のできる人気のお店となっています。最古の地下商店街・浅草地下商店街を盛り上げた一人気グルメ。ぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
住所 | 〒130-0001 東京都墨田区吾妻橋1-7-7 |
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アクセス | 都営浅草線 / 本所吾妻橋駅(A3) 徒歩4分東京メトロ銀座線 / 浅草駅(出入口4) 徒歩6分 |
営業時間 | 11時45分~14時00分 17時30分~21時00分 |
定休日 | 毎週火曜日 |
電話番号 | 03-5637-8112 |
レトロな雰囲気に誘われ「いざ!浅草地下街へ!」
日本最古の〇〇にあふれる浅草の地下には、最古の地下街・浅草地下商店街があります。そこには昭和で時間が止まっているかのような、レトロで不思議な空間が広がっています。訪れた人は昭和の昔懐かしさを思い出したり、昭和の雰囲気を初体験したりと、魅了されるでしょう。浅草観光の際に、ぜひ訪れてみてください。
出典:写真AC